ハサウェイがアムロやシャアに影響される前に機械オタクになった世界線のお話 作:陸奥九十九
感想で色んな考察や意見をいただけて大変うれしいです。ありがとうございます。
自分の中になかった視点や、自分が知らない情報なども知ることができて、とても楽しいです。
ラー・カイラムで、僕やクェスが出来ることはそう多くない。というかファンネルの調整以外はほぼない。
そのファンネルの調整に手間を食っているのだから暇など無いだろ、と言われればその通りなのだが、この調整は使用者の感性に依る部分がかなり大きいのだ。
僕がダルだと思ったマップが、アムロさんにとってはシンプルでわかりやすく、逆に僕がきびきび動くと思ったマップが、アムロさんにとっては挙動がナイーブすぎる、といった風に。
アムロさんの時間もそう多く取れなく、かといって僕好みに調整しても意味が無い、そんな状況で選んだ手段が、学習コンピューターに虱潰しに学習させよう、である。
僕が100パターンのマップを作り、それをすべて学習コンピューターに記憶させ、アムロさんの1回のテストで、アムロさんが良いと思った設定だけをピックアップさせる。
その良い部分のデータを継ぎ接ぎし、再度マップを組み直して、またパターンを虱潰しで学習、アムロさんにテストしてもらう。これを時間の許す限り続ける。
結果、アムロさんが実戦で用いても、まあ問題ないレベルまでファンネルの制御が完成した。
ラー・カイラムがロンデニオンから出港して3日目のことである。
そして同日、ルナ2の艦隊が、ネオジオン艦隊との戦闘によって壊滅したことが判明した。
ボロボロの戦艦とその直掩に当たるジェガンがラー・カイラムに合流し、情報がもたらされた。
ルナ2の連邦艦隊は壊滅。アデナウアーさんを乗せた旗艦と、その直掩はかろうじて戦場から逃げられたが、三々五々に別れ消息不明。合流は不可能と断じて独自にラー・カイラムへの合流を試みたらしい。
予想はしていた。アムロさんはそう冷たく言った。あのシャアが、せっかく集めたネオジオン艦隊を解散させるわけがない。あの男の狂気は、すでに常識から逸脱したところにある、と。
そうだ、会えばわかる。あの人は普通じゃない。可笑しなことを言っているのに、ありえない狂気を口にしているのに、相対するとなぜか異様な説得力が生まれる。異様な力が生まれる。
父さんもそう言っていた。シャアはそういう魔性を持っていると。そうだ、だからクェスはああも苦しんだ。シャアのあの力は、ニュータイプだからとか、そう言う血統だからとかでなく、多分本人の素養なのだろう。最悪だなと思う。
ラー・カイラムは変わらずアクシズへ進路を取る。
とある筋から入手した核ミサイルを使ってアクシズを攻撃。アクシズの動力源を破壊し、地球への落下を防ぐ。そういう作戦らしい。
決戦が近い。艦内の空気がピリピリしてる。息苦しささえ感じる。
そんな状況で、僕はシミュレーターをひたすらやりこんでいた。
当然、僕が戦闘に参加する、なんて話ではなく、もしもの時、そう言う時が来たら、クェスを連れて逃げられるように、とのことらしい。
これも半分くらい嘘だと思う。クェスは立場が立場だ。何があっても逃げてもらわねば困る。でも、それは僕でなくてもいい。むしろ民間人が軍用機に乗って、地球連邦高官の娘を連れて戦場から逃げてきたなんて、どこから突っ込めばいいか分からない状況を作り出す方が問題だと思う。
多分、僕たちの手持ち無沙汰を解消させる為だろう。何かしてないと不安になる。緊迫する空気の中で、何もしないのは却ってストレスになる。そういう配慮なのかもしれない。
買って貰ったばかりのゲームをする子供のように、僕はひたすらシミュレーションをやりこむ。時折クェスとも交代して、飽きたら二人でロンデニオンの話をする。
この戦闘が終わったらロンデニオンでショッピングをしよう。夏物の服が欲しい、ワンピースを新調したい、サンダルも欲しい、海にも行きたい、なら水着も必要だ。
クェスはたくさんの予定を考えてくれる。たくさん話して、たくさんの予定を立てて。ロンデニオンだけじゃなく、地球に降りてからどうしようなんて話もして。
僕の故郷はどんなところだとか、クェスの故郷はどんなところだとか、そこで何をしたいか、とか。
そして怖くなる。まるで死出の花道を飾るかのような明るい会話に。怖くなって、その怖さを紛らわせるように二人でシミュレーターをやりこむ。
難易度はどんどん上がって行って、いつの間にかアムロさんやケーラさんが実際に練習する難易度まで上がっていた。アムロさん曰く、一流半とのことだ。そのレベルを散歩するようにこなせると、エースの足元が見えてくる、らしい。いっぱしのパイロットとしてはまあまあだが、まだまだ努力が必要だぞ、と。でも頑張ればパイロットとして連邦宇宙軍で10番以内に入れる素質があると。アムロさんは、やはり口がよく回る。
そんな冗談を真に受けたように、僕たちはシミュレーターをやりこんで、時折アムロさんや父さんと休憩するようにお話をして、またやりこむ。
多分、シャアと出会ってからずっと、僕もクェスも、精神が異様に消耗している。何か恐ろしいものが纏わりついている。これが戦場の恐怖なのか、シャアという存在へ感応したが故の恐怖なのか。
戦場が近づき、戦争が近づき、そして、僕たちはそこへ至った。
ラー・カイラム、アクシズを確認。戦闘行動へ移る。総員、第一種戦闘配置。
メラン副長の艦内放送が、戦争の始まりを教えてくれた。
僕とクェスは、部屋で手を繋いで沈黙していた。恐ろしい何かが始まった。嫌な気配がそこら中から感じられる。その恐怖に、耐えていた。
アムロさんが言っていた。それは人の死念だと。直視しては引きずり込まれる。受け流せと。
でも、泥のようにまとわりつくんだ。冷たく、重く、恐ろしい泥が、僕たちの心を覆おうとしているんだ。
クェスの手が震えていた。
「ハサウェイ……」
クェスの瞳が揺れている。大丈夫だよ。そう言って僕は肩を寄せる。
ああ、地獄の黙示録ってこういうものか。戦争が始まった。そう思った。
※
ミサイルでのアクシズへの攻撃を始めてから数十分。モビルスーツ隊を出撃させての攻撃を始めてから十数分。状況は極まりつつあった。
正念場だな。アムロはそう感じていた。ニューガンダムのセッティングが出切っていないが、ファンネルはかなりのものになった。それに、その使い方のアイディアも。ハサウェイにはやはりセンスがある。アムロはそう感じていた。
ケーラのリ・ガズィがその突破力を用いて敵艦隊をかく乱し、アムロが敵モビルスーツ部隊を遊撃、状況を混乱させ、ブライトが機を見て核ミサイルをアクシズへ叩きこむ。
そういう作戦だった。
「(機を失したか……?)」
アムロはそう感じていた。
この作戦は、言ってしまえば少数での城攻めである。少数のロンドベルで、核ミサイルという奇策を用いて、アクシズという城を攻める。
少数で大軍の囲う城を攻めるには正攻法ではうまくいかない。敵は待ち構えられて、こちらはそこへ攻撃せねばならないからだ。しかもアクシズという大きな城は、モビルスーツ程度の攻撃で破壊されることが無い強固な城だ。それを、敵艦隊とモビルスーツ部隊がさらに守る。しかも、時間がかかればスイートウォーターから来る敵の増援がアクシズに到着してしまう。
そうなれば当然じり貧になる。その戦力差を吸収するための奇策が、核ミサイルであったのだが、それも撃ち墜とされた。ロンドベルの艦隊に未だ大きなダメージはないが、それは敵も同じ状況だ。
せめて敵モビルスーツ部隊に打撃を与えておきたい。だが深追いしすぎれば退却の機さえ失う。絶妙な状況であった。
「(ハサウェイの言う通り、背中に核ミサイルを背負ってくればよかったかな?)」
苦笑しながら思い出す。とても単純な、それでいて納得できそうな作戦だったのだ。
『アムロさんが被弾する場面って、あんまり想像できないんですけど、アムロさんって墜とされたことあるんですか?』
『あったらこうして生きてはいないな』
『じゃあ、被弾は?それも想像できないんですけど』
『一年戦争の頃はよくあったよ。今更ながらに思うが、ルナチタニウムの装甲でなかったら、俺はとうに死んでいたと思う』
『最近はどうなんです?』
『大規模戦闘自体少なかったのもあるが、まあ多くは無いな。シャアと戦った時くらいかな?』
『じゃあ、アムロさんが核ミサイル背負って、アクシズ直接攻撃すればいい気もしますけどね。アムロさんに弾当たらなそうだし』
そんな会話だった。結局、モビルスーツが搭載可能な核ミサイルを射出できるランチャーが無かったため、絵に描いた餅だったが、一瞬有りかもとアムロは思ってしまった。
それがだめなら、次はファンネルに核ミサイルを括り付けて思考誘導する、なんて案を出してくるものだから、ハサウェイには驚かされたものだ。
いや、とアムロは思う。どれもこれも損耗を減らすためのハサウェイなりのアイディアだったんだろう。死んでほしくない、傷ついてほしくない。そんな思いがハサウェイからは漏れ出ていた。
ふと、アムロは思念を感じた。
「何?ケーラ?」
瞬時に転進する。ニューガンダムが加速する。ミノフスキー粒子展開下において一切のレーダーは使用できないが、その感応波でもって、アムロは一切の迷いなくガンダムを行くべき場所へと進められる。
「なんだ?撃墜する気配が無い?」
ケーラの死の気配は感じない。が、恐怖と困惑の念を感じる。そして、右手足を失ったリ・ガズィと、それを取り囲む4機のモビルスーツが見える。
「それ以上動くな。抵抗すれば、このモビルスーツのパイロットを殺すぞ!」
光音声での通信を確認する。なんだ?何のつもりだ?アムロに困惑の色が走る。
「アムロ!敵の動きは止まっています、狙撃してください!」
「ケーラ……」
脱出機構さえ作動しないのか、コクピットハッチを開放し、生身をさらしてケーラが叫ぶ。が、それを嘲笑するかのように、黄色い兜のモビルスーツ、ヤクト・ドーガのパイロット、ギュネイ・ガスは、リ・ガズィの肩部を叩き、反作用に寄って放り出されたケーラを、ヤクト・ドーガの手で見せしめるように捕まえる。
「アムロ・レイだろう?ガンダムのパイロット」
「光音声?」
「ガンダムを放棄すれば、このパイロットを返してやる!」
アムロに困惑と緊張が走る。目的が見えない。何より選択肢もない。ニューガンダムを渡せば無事に済む保証などないのだから。
いや、この状況で敵が求めるところは、自分との戦闘を避け、生身になった自分を殺し、その後にケーラも殺し、ニューガンダムを鹵獲することだろう。
どうする?アムロは思考する。この状況をクリティカルに突破できる方法を。
そしてギュネイも思考していた。何とかしてこの怪物と戦闘を避け撃退できる状況を。かつ成果を持ち帰る方法を。
アムロ・レイは人間ではない。人間と同じ形をした怪物だ。
当時訓練も無しに戦争に参加し、高性能とはいえ、たった1機のモビルスーツに乗り続け、大きな損害も無しに一年戦争を戦い抜いた怪物。その撃墜数は100を優に超え、150に迫るとも聞く。10年パイロットをつづけた歴戦の猛者ではない。初めてモビルスーツに乗り、初めて戦争に参加した、当時弱冠15歳の少年がだ。
それが最新鋭のモビルスーツに乗り、ガンダムに乗り、同じ戦場にいる。
冗談じゃない。ギュネイはそう吐き捨てた。
だが成果を出さねばならない。ニュータイプ研究所からやっと出られた。あの地獄から。人を人とも思わない、サンプルとしか見ない地獄から。あんな場所に戻るなんざ、二度とごめんだ。
だからこそ成果を出し、エースとして戦場に立ち続けるのだ。いつでも壊して良いサンプルでなく、有能なパイロットとして、軽々しく消費されない存在として。
そのために成果がいる。核ミサイルを落とした程度では足りない。アムロ・レイという怪物を倒した、ないしそれに勝るとも劣らない大戦果が。
「やれ!」
ギュネイが僚機に指示を出す。3機は同時に電磁ワイヤーを射出し、ニューガンダムに巻き付ける。
「曳航しようというのか?」
「投降サインを出してライフルを捨てろ!ガンダムを渡せば命までは取らない!」
状況は極まっていた。アムロも、そしてギュネイも。
そして、アムロが決断する。
「分かった、武装を解除する」
ビームライフルを捨て、すべてのファンネルをパージした。それを武装解除と敵は認識したようで、ほんの少し緊張感が緩んだのを、アムロは感じた。
「(本当に、君に助けられているな、ハサウェイ)」
『ファンネルって全部同じ形状何ですかね?』
『なんだ?藪から棒に』
『いや、折り畳み式って構造複雑じゃありません?もっと単純な形状ならもっとたくさん装備できるのにって』
『ジオンで使われている奴はもっと単純な形だよ。円筒状の本体に、ビーム一門とスラスターが付いているような感じだ。確かアクシズ製も同じような形だよ』
『へえ、じゃあぱっと見ファンネルって相手は分からないかもですね?』
『そう、か?』
『ニューガンダムのファンネルって、まるっきり板っ切れじゃないですか。だから、外してもそれが自立稼働兵器だって気付けないかもなって』
『それは、あるかもしれないな』
『そうすれば、置きファンネルができますよね』
『置きファンネル?』
『戦闘中にパージして、完全に意識の外から、狙い撃つ、みたいな?』
『それなら普通に稼働してもできるんじゃないか?』
『あーー……確かに。今のボツで』
「こちらは武装を解除した。先に人質を解放していただきたい」
「……いいだろう。だがおかしな挙動を見せれば、その瞬間に殺す、分かっているな」
「ああ、こちらのコクピットで人質を回収した後、ガンダムを渡す」
ギュネイがケーラをゆっくりとニューガンダムめがけて放出する。
ケーラがヤクト・ドーガから離れる。
「(まだ近い……まだ……まだ……)」
今。
その思考に、寸分の狂いなくファンネルは起動し、寸分の狂いなく4機のモビルスーツのコクピットを打ち抜いた、かに見えた。
「ぐうっ!」
3機のギラ・ドーガはコクピットを撃ち抜かれ、完全に沈黙した。
ギュネイはそれをかろうじて免れたが、致命に近い一撃をもらう。右手足の損傷、さらに、融合炉にまでダメージが入っているかもしれない。ギュネイはその瞬間に勘が働いたのだ。何を感じるでもなく、一歩引けた。それが生死を分けた。
が、アムロの追撃も止まらない。6基のファンネルが、その命を刈り取ろうと展開する。
「(引け、引け、引け!逃げるんだよ!!)」
もはやケーラの存在など頭にない。アムロ・レイのキリングレンジから逃げる。それ以外は頭になかった。そして、アムロも深追いをするつもりはなかった。
残ったのは、融合炉に損傷を与えることさえなく、音も無く散った、3機のギラ・ドーガの残骸だけ。
ニューガンダムのコクピットへゆっくりと移ってくるケーラを、アムロは受け止める。
「ケーラ!」
「アムロ!すみません、面倒をおかけしました」
「4対1は仕方がないよ。無事でよかった」
周囲の状況が落ち着き始めているのを、アムロは感じていた。
「(痛み分けか?いや、こちらの負けか……)」
状況は、依然として不利にあるように感じた。
※
終わったのか?いや、一時的な小康状態か。何となくそう感じた。
「終わった……の?」
「どうだろう?分からない」
クェスはとても辛そうにしている。おそらくクェスは、僕よりずっと感受性が強い。あの時もそうだった。僕が頭痛程度に感じていた感応を、クェスは意識が塗り替えられるほどの不快感に感じていた。
今もそうなのだろう。脳の瞳を閉じたとしても、光を遮ったとしても、その窓をずっとノックされている。ドンドンドンドンと、強く無遠慮に。それに気を取られれば黒い感情が流れ込んでくる。
瞬きをせずに、呼吸をせずに、それが不可能であるように、クェスも全てを無視できずにいた。
クェスの頭を胸に寄せて、ずっと心臓の音を聴かせている。心臓の音だけに集中して、あんなに話したロンデニオンの予定を思い出して。そんな誤魔化しをずっと続けていた。
だが、それも一旦必要なくなったようだ。
「みんな帰ってきたね」
もう何が無くとも気付けるようになった。クェスも同じなのか、僕の胸の中で小さく頷く。大丈夫だよ、そう言う様にクェスの背中をポンポンと叩く。そういえば、母さんがよくこうしてくれたな。
クェスは体勢が疲れたのか、僕の肩にあごを乗せてハグしてくる。スンスンと息の切れる呼吸をする。クェスはどれほどの死を感じているんだろう。どれほど苦しんでいるんだろう。
大丈夫だよ。それしか言える言葉がなく、また僕はクェスの背中をポンポンと叩く。
クェスは疲れてしまったためか、倒れるように眠ってしまった。いや、眠れるだけマシかもしれない。でも、眠った先が本当に安全かも、また分からない。
ベッドで眠るクェスの頭を撫でていると、ドアがウィンと開いた。
「ハサウェイ」
「アムロさん」
部屋に入ってくるアムロさんに、思わず口前に人差し指を当てて、シーっと合図を送る。アムロさんもそれに頷き、小さな声で話だす。
「クェスは、辛そうだな。ハサウェイは大丈夫か?」
「クェスほどじゃないですけど、ちょっとキてます。怖いですね、戦場って」
「ああ、本当に」
「戦闘は、状況としてはどうなんでしょう?」
「……難しいな。正直、状況はあまり良くない」
「……アクシズは、止められそうですか?」
「止めるさ。そのために、次の作戦に打って出る。最終決戦だ」
ゲームで聞くようなその名称が、酷く重く聞こえた。
「アクシズは止める。必ずな。そのために命を懸ける。だがもしもの時は、分かっているな?」
「……クェスを連れて逃げろ、ですよね。分かってます。でもそんな時は来ないって、そう信じてますから」
「……ああ」
アムロさんの返事は重い。分かっている、そう言う状況なんだ。
「難しいですね」
「?何がだ?」
「信頼してます、きっと上手くいきますよって伝えたいのに、大丈夫ですよって伝えたいのに、あんまり伝わってないなあって」
「……そう、かもな」
「やっぱり、ニュータイプって、ちょっとナンセンスですよ。僕たちはニュータイプだっていうけど、こうして全部の思いなんて伝わってない。なら、やっぱり言葉を尽くさなきゃ」
僕はそう言って笑顔を作る。目元が引き攣るし、口元は歪んでいる気がする。ああ、こういうところがダメだよな、僕は。
「大丈夫ですよ。だから、その、大丈夫なんです」
言葉も出ない。どうしようもないな。でも、そんな僕を、アムロさんは笑ってくれた。
「そうだな、大丈夫だ。だから安心して待っていてくれ。全部終わったら、ロンデニオンで美味い飯でも食おう。その時はブライトも一緒にな」
「ですね」
決戦が来る。地球の存亡をかけた決戦が。死が、僕たちの前に現れたようだった。
読了ありがとうございました。
さあどうしよう!次回か次々回で逆シャアが終わると思うのですが、展開は未定です!なーに、明日の私が閃いてくれるさ!
いつも誤字報告、感想、高評価ありがとうございます!めっちゃ感想読んでますし、とても励みになります!
引き続き感想、高評価頂けると嬉しいです!