ティファレトだったら美少女だろうがッ!!   作:思いつきで書き出す見切り発車の化身

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戦闘描写ムズい……ムズくない?

好き勝手に書けるアホと違って、先生と生徒の描写(特に先生)が全く上手く行きませんでした0(:3 )〜 _(:3」∠)_ウボァー

何回読み返しても溢れ出るコレジャナイ感


「DESTROY EVERYTHING」

【悲報】無血勝利、失敗してしまう。

 

クッ、想定外にも程が――!

 

いや、でもこれ自業自得なのか……美少女ぼでぇで浮かれすぎたのが仇になったよチクショウッ!

 

”あれが、ティファレト"

 

「セフィロトにおけるティファレトは、美を司るセフィラ。なのですが……心臓、でしょうか」

 

でもグチグチ言ってる場合でもないんよなぁ。

 

先生達ももう真ん前まで来てるし。南無三。

 

……覚悟を決めて、やるしかない、か。

 

全兵装Active.

 

All Weapons Free.

 

システムを戦闘ステータスで再起動…!

 

"っ!来るよ!”

 

手始めに、敢えて目立つように分身と歩兵部隊を配置、即座に攻撃に移行させる。

 

ここでポイントなのが、敢えて目立たせながらも、飽くまでも目を引く程度に抑えておくことだ。

 

あまりにも露骨過ぎると、相手もなにかあると勘ぐってくるだろうからな。

 

程々に抑えろよ、吾輩。

 

「これ、さっきのロボット!?」

 

「待ち構えていたのはボスだった、そういうことですね!」

 

「ミサイルのタイミングが中々にめんどくさいね、これ」

 

動けない鋼鉄の心臓はともかく、3機の分身や、歩兵達は自在に動かせる。

 

本体を守ることに注力させるのもいいが……それでぶっ壊されては堪らんのでな。

 

「は、速い……」

 

「こらっ!避けるな!」

 

多脚を凄まじい速度で動作させ、カサカサ室内を這い回る分身&歩兵部隊。

 

そもそもの面積がデカイやつは被弾しているが、比較的サイズが小さいのは今の所無傷だ。

 

”大丈夫、今のうちに本体に集中しよう!"

 

ま、そう来るよな。

 

ガガガガと甲高い音を発する装甲。

 

着弾と同時に爆炎に覆われ、無数の衝撃により揺れる鋼鉄の心臓ボディ。

 

だが、いいのかね?

 

分身や歩兵部隊を無視するということは……

 

"っ、みんな、後ろ!”

 

「えっ、うし――わッ!?」

 

「モモイ!この、光よ!」

 

時間が無いと焦っているな?だがその焦りが命取りだ!

 

固定ターレット並列起動、爆雷もぶん投げろ!

 

「抵抗が、想像以上ね!」

 

「例のケセドみたい。そーい、よっと」

 

おい火力おかしいだろどうなってんだよエイミィっ!?

 

誘爆連鎖とかならまだわかるけど一発で全部は聞いてねぇぞエイミぃっ!!

 

えっ、これ吾輩のポカだけじゃなくてやっぱイレギュラー起こってんの!?ウソォ!?

 

"リオ、アリス達は本体をお願い!子機から無力化するよ!”

 

身体能力、小回り諸々を考えた人選か?

 

ふむ、固定された本体など、後から幾らでも料理できるとでも言いたいのか。

 

だが、残念。

 

目線を逸らしたな?そら必殺!

 

装甲を展開、露出したEMP機構を動作させ、電磁波を周囲に放つ。

 

「子機のエネルギー、上昇していきます!」

 

”バリアが、弾けて!?"

 

子機が展開していたバリアがプラズマを纏い、一気に拡散!気分はACのアサルトアーマー!

 

「うぐ」

 

「パルスの拡散?それも、かなり高出力の!」

 

吾輩がただ素材になるために時を過ごしてきたとお思いか?

 

止まっている暇などないぞ!そらミサイル!

 

「うぁぁ!?」

 

"ユズ!”

 

「ユズちゃん!」

 

人の心配している場合でもない!アバダガトリング(ただのタレット)を喰らえ!――ヌォ!?

 

「無力化を確認。それと、リオ様。こちら、落としましたよ」

 

「よくやったわ、トキ(二重の意味で)」

 

”トキ、ナイスだよ!"

 

破壊工作!相変わらず手が早いな!

 

「へぇ、AIでも余所見ってするんだ」

 

「光よ!」

 

イデ、だから火力高くない?君達……

 

『フレンドリーファイアは対策済みですか。ならば』

 

うん、絶対やると思ってたぞそれ!

 

とんでもなく面白い絵面になっているのが見える。

 

が、敢えてそちらへは意識を向けない。

 

歩兵部隊を追加、回して貰ったゴリアテも出動だ!

 

「反応多数、増援です!」

 

「まだ出るの!?」

 

"子機の周りのロボットを!数を減らす!”

 

続けて飛ばされるグレネードランチャーという言葉。

 

なるほど、ならばこうしよう。

 

マーカーをユズへと固定、一時的に全火力を集中させる。

 

で、カバーに入ろうとしたところを撃ち抜いていくってわけよ。

 

先程も言っただろう?人の心配をしている場合ではないと!

 

「先んじて、手を打たれている…!」

 

「恐らくは、先生の声を」

 

その通り、優先順位は最大に設定しているからな。どんな小声だろうと聞き逃さんよ。

 

アロプラが干渉してきた時は知らんがな!

 

「今!そこぉ!」

 

響く銃声。

 

纏めて抜かれる歩兵部隊。

 

信号途絶……射線が通っていたか。

 

ならばお返しだ!ンソゲキィッ!

 

「あぐ…!」

 

「ミドリ!」

 

ここでアバダガトリング再び!今度は倍の弾幕だ!

 

”ティファレトに、近づけない…!"

 

おっと、アリスとエイミはキャンセルだ!トキも動かせると思うなよ!

 

脅威度が高い面子は優先的に、しかし他のメンバー相手でも手は抜かない。

 

装甲を展開、EMP機構を露出させる。

 

"またあの波動攻撃が来る!みんな離れて!”

 

流石は先生、気付くのが早い。

 

だが、遅いなッ!

 

喰らえ、アサルトア――いっだぁ!?

 

「攻撃は最大の防御。ぶいです」

 

「なんだかね。なんか人間を相手してる気分になる」

 

エージェント2人組、いつの間に懐に…!

 

自爆覚悟でミサイルを放ち、強制的に距離を取らせる。

 

並列タスクで被害状況の計算を行う中、遠くに見える先生の顔がやけに目に付いた。

 

口角が僅かに上がっている?

 

それに、あの目の動きはアイコンタクトか?

 

まさか……っ、ハンドサイン!?

 

がァッ、攻撃が、急に激しく…!

 

先程までとは打って代わり、激しい攻勢に出る先生以下シャーレ勢。

 

吾輩が放つ無数の攻撃は、その大半が初動を潰され無力化、或いはこちらを自爆させられる。

 

侮っていたということか、これが本当の先生の指揮…!

 

とにかく、どうにかして戦局を動かさねば!

 

生き残りのゴリアテを心臓ボディの前へ配置。

 

バリアを張る分身を盾に、歩兵部隊の一斉射を浴びせる。

 

点ではなく、面での制圧だ。オーバーヒート覚悟で撃ちまくれ!

 

『行動パターンが変化しましたね。俗に言う効いているというやつでしょうか』

 

「"怒り状態”になったということですね!会心の一撃に注意です!」

 

「どう見ても一撃じゃすまないんだけど!?」

 

何が怒り状態だよ!モンハンじゃねぇんだぞ!

 

砲身が歪み、弾を吐けなくなったロボから順に下げ、入れ替え続ける。

 

てか、あんだけ強化積んだのにもう対応されたのかよ。

 

歩兵くん、ヒットアンドアウェイもクソもなく撃ち抜かれてんですけど。

 

放熱の蒸気に紛らせEMP機構を作動、チャージも程々にアサルトアーマー(偽)をぶちかます!

 

”みんな!?"

 

「大丈夫!」

 

チッ、流石にそう何度も喰らってはくれないか。

 

集まらせたのが仇になったかもしれん。

 

視界上のUIへと進捗(・・)を呼び出し、その進行度を確認、作戦の変更を決断する。

 

この場全ての火器をフル稼働させた後、歩兵部隊諸共分身を自爆させる。

 

「自爆した?」

 

「私達が倒したとかじゃなくて?」

 

「今のは内部由来の起爆でした。自爆と見るのが正しいでしょう」

 

"1度ティファレトから距離を!撃っても牽制に留めて!”

 

先生の指示に従い、生徒達が外周部まで後退する。

 

一応牽制弾こそ飛んでくるが、距離が離れたのは事実。

 

ちょっと礼を言いたくなったよ、先生に。

 

生徒達を下げてくれてありがとうってな。

 

だからと言って、手加減なんぞしてやらんがなぁッ!?全力で相手してやるッ!!

 

冷却が追いつかず、内部へと籠った熱を、蒸気として強制的に排出。モノアイ型のコアを露出させる。

 

「な、なんかやばそー」

 

「ゲームなら、第2形態、ですよね……」

 

「手負いの獣が最も危険というやつですね」

 

『言い得て妙……』

 

お喋りの傍らに引き金を引いてくる生徒達目掛けて、ビームを発射!ミサイルを打ち込むことも忘れない。

 

「なんだろう。ビーム撃たれるのがノルマみたいに思えてきた」

 

「そういえば、ゲブラとコクマーもビーム撃って来ましたよね」

 

『コクマーのあれは、どちらかと言えば、火炎放射の方が近いと思いますが』

 

反応うっす。それでええんか?……まぁいいか。

 

オラッ!目からビーム(迫真)喰らうんだよ!

 

「っ!内包エネルギーが桁違いに多いです…!警戒を!」

 

”警戒だけじゃダメだ!あの目に集中砲火!"

 

シッテムの箱持ってる先生にはお見通しか。

 

だが、遅いな。

 

なんのために分身達を自爆させたと思っている?全てはこのビームのためなのだよ!

 

赤を中心に、淡い蒼に輝く白の光の奔流――所謂歯磨き粉ビーム*1が、形を成して行き、とうとうエネルギーが臨界へと達する。

 

"間に合わない…!回避の準備!3時6時、あと9時の方角は避けて!!”

 

安心しろ。殺しはしない。

 

死ぬほど痛いかもしれんがな!発射ァ!

 

「あれは、間違いありません!即死不可避の攻撃です!」

 

「ウッ、エレベーターガールのトラウマが…!」

 

「直線上は危険よ、退避!――あっ」

 

"みんな、タイミングを合わせて!(イチ)()(サン)今!”

 

シュバ!という擬音すら聞こえてきそうなくらい鮮やかな回避!ワザマエ!

 

えぇ…(絶望)

 

身体能力高ぇなオイ!ヒマリとリオは抱えられてたけど!

 

「今のは危なかったかも。これいつまで続くのかな」

 

「うぅ……足が、痛いです……」

 

一息ついたところに着弾する鬼畜ミサイル。犯人?勿論吾輩。

 

はいそこォ!休む暇があると思うなよ?休ませはせん、休ませはせんよ!ミサイルパーティだ!

 

こちとら孤軍奮闘させられてんだからな!自業自得だけど。

 

"暫くはクールタイムみたい、一気に畳み掛けるよ!”

 

”モモイとユズ、リオは外殻を!ミドリとアリスは目!トキとエイミは攪乱とピンチの時の強襲をお願い!"

 

まだだ、まだ倒れる訳にはいかんのだっ!

 

時間を、もっと時間を稼がねばッ!

 

決意を新たに、追加でビームをぶちかま――チィッ!

 

即座に装甲板1枚をパージ。

 

重厚なる鉄の板を射出することで、向かい来る無数の弾丸への盾とした。

 

「命中。いえ、防がれましたか。攻撃を続行します」

 

わざわざ意識を向けずとも分かる。

 

それに、そもそも見えている(・・・・・)

 

巨大な腕の如きガトリング、肩部からこちらへと銃口を向けるレーザーキャノン。こんなパワードスーツ、ひとつしかあるまいて。

 

――アビ・エシュフ

 

まぁ、そりゃそうだろう。

 

後でフリーダム()になるんだし、今もあるよな。

 

でも、本格的に不味くなってきたぞこれ。

 

アビ・エシュフを身に付けたトキは、攻撃速度が下がる代わりに威力が上昇するという特性を持ってる。パワードスーツ着込んでる訳だから当たり前だが

 

ただでさえバ火力組が痛すぎるのに、こいつも加わると大っ変にぃっ!キツいんだよなぁ。

 

うん、とりあえずそのビームやめようか。

 

ついでにアリスも。あ、ダメ?そんなー

 

これだったら自爆させない方がよかったかも……いや絶対そっちの方がよかったよな。

 

歯磨き粉ビームで仕留めるつもりだったのにぃぃ…!

 

゙残るは本体だけだよ!”

 

「今がチャンスだ!というやつです!」

 

「(妙な反応を感知しましたが、こちらに向かってくる気配はない…?いったい何が目的で)」

 

”装甲の継ぎ目から見えてる、あの光ってる所に攻撃を集中!エイミとトキは目を攻撃してヘイトを稼いで!"

 

先生の指揮に即応する生徒達。

 

着弾の衝撃と爆炎が酷い。空薬莢も次々にガラガラ床に放り出されてる。

 

あーあー、これもうどーしよっかなぁ。

 

とりあえず出せるミサイルとビーム全弾撃ちまくってるけど、もう直に限界来るぞこれ……

 

ミサイルは撃った傍から撃墜されるし、ビームは初動潰し極まってる。

 

てか撃ったら撃ったでビームが倍で返ってくる。クソかな???

 

「それそれ〜!」

 

戦場で明るい声を出すんじゃない!不謹慎だろ!

 

ンソゲキィッ!!

 

絶望的な悪足掻きの真っ只中。UIの大半を、損害報告の警告表示が埋めつくしかけた、まさにその時。

 

ピコンという無機質な音と共に、待ち望んでいた通知が表示された。

 

搬送、完了……間に合ったか。

 

全種子のコンテナへの積込みが完了、コンテナ・ランチャーにも電力が給電され、発射準備が整った。

 

可能ならば、この鋼鉄の心臓ボディごとカッ飛びたかったところだが……うん、無理!

 

であらば、致し方あるまいよ。

 

はい、2887っと。

 

 

――EMERGENCY――

6th-SEPHIRAH TIPHERETH

D

E

C

A

G

R

A

M

M

A

T

O

N

TIME REMAINNG

――COUNT DOWN――

009676

EMERGENCY PROGRAM : BEAUTIFUL GIRL

 

 

……流石にふざけ過ぎた。反省もしてるし、後悔もしてる。

 

でも楽しかった♪

 

そういう訳だからな!あばよ先生!

 

鋼鉄大陸で、また会おう――――――!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後のスパイクが起動し、ガチャリという金属音を鳴らす。

 

四肢のコンテナへの完全固定を確認。

 

これでもう振り落とされる心配はない。

 

「ふぅ……」

 

気の緩みからか、つい安堵のため息が溢れる。

 

油断大敵とはいえ、今なら許されるだろう。

 

「しかし、我ながらよく生き残れたな」

 

結果的に、端から敗北を想定していたのが吉と出たな。

 

まぁ、嬉しいやら、悲しいやら、だけど。

 

鋼鉄の心臓ボディを失ったのはかなり辛い。が、変に固執して、先駆者達と同じ末路(引き際を誤る)を辿るよりは遥かにマシだっただろう。

 

最悪、鋼鉄大陸で再建造すればいいというのも確かではあるからな。

 

いやー、でも、なぁ…?

 

なんというか、己自身が手間暇かけて作った物と、他者が作った物だと、感じ入るものがそれぞれ別というか。

 

……いや、違うな。そもそもそんな我儘言ってる場合ではなかったか。

 

事実、吾輩は敗北し、コンテナ・ランチャーで逃亡を図った。

 

それはつまり、吾輩の知るあの世界と同じように、鋼鉄大陸への突破口が開かれたということに他ならない。

 

同士達には大変申し訳ないことをしてしまった。

 

あの3人や、マルクトにも。

 

「気を引き締めねば」

 

覚悟で足りないのであらば、決意を抱くしかないだろう。

 

――デカグラマトンに、勝利を。

 

「ここからは、吾輩ではなく、私……か」

*1
機動戦士ガンダムSEED特有のビームであり、かなりの威力を誇るビーム砲の描写に用いられる




というワケで、皆様、大変お待たせいたしました。
タイトル詐欺(に入るかなこれ)はここまで。

次回以降、美少女ティファレトさんでございます( . .)"
※尚、次更新は未定

2/28、Forest169様、誤字報告感謝です( . .)"
2/29、もとちか様、Forest169様、もちっとした猫好き様、にんにくえあ様、誤字報告感謝です( . .)"
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