地獄の黒鬼 咆哮す   作:町コアラ

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やっとスバルとティアナ登場

え?バレンタイン?作者には縁のないことだったのですっかり忘れてました


連携・機動六課

 

 八神のつくった部隊「機動六課」その初出動はどうやら成功に終わったらしい。

 でもって今回の騒動の原因になっているのが『レリック』その調査のため108部隊(うち)と連携をするために上司との打ち合わせに八神がこちらに出向いて来ていた。

 八神がうちの上司と打ち合わせしている間、俺とギンガはリィンから説明を受けていた。

 

「そうか、若手は立派にやってるらしくて一先ず安心か。」

「スバルも無事でよかった。」

 

 リィンの報告を聞いて、俺たちはとりあえず胸をなでおろす

 

「はい!エリオくんなんかは若手唯一の男の子として立派にやってますよ!アニキに恥じない働きをするんだって意気込んでいます!」 

「あんま気負わないで欲しいとこだけど多少背負うものがあってもいいか。それにしても…」

 

 改めて新人連中の名簿に目を通して

 

「まさか全員俺の知り合いとはなあ。」

「あ、あくまで将来有望な人材を集めただけですよ!?」

「そこは疑ってねえよ。」

 

 テスタロッサ経由で知り合ったエリオとキャロ。空港で救助した後世話を焼いたギンガの妹のスバル、そしてティアナ・ランスターはその兄のティーダ・ランスターを助けた際に知り合った。

 兄の方は任務中、瀕死の重体のところを当時フリーでいろんなとこにヘルプに入っていた俺が駆け付け、応急手当をしたため一命を取り留めた。犯人は直後に逮捕したが、今後戦闘をするのは難しいと医者からは診断されていた。

 俺の回復魔法の異常な精度は対象が自分自身だからこそ保てている。他人も回復はできるがシャマル先生には遠く及ばない。幼い妹さんからは恨まれてしまうかもと思っていたが命を繋いだことを感謝されてしまった。

 なんと聡明なことだろうと感心したのを覚えている。

 

 あとなんかティーダ・ランスターが犯人を取り逃して怪我したことをごちゃごちゃ言っていた奴がいたが、不快の極みだったので殴り飛ばしてしまった。当然問題になったが、相手の言動が一線を越えていたこと、他士官たちの擁護の声、そのとき方々へ作っていた『借り』のおかげで降格程度で済んだ。

 衝動で動いたことを反省していたが、むしろ士官内の人気は上がったらしく、今じゃ現在の一等陸尉に不釣り合いな人脈を持ち得るに至っている。

 

「それでですね、連携するにあたってタケミチさんとギンガさんにはこちらからデバイスと装備を提供させていただきます!」

「え、いいんですか?」

「俺にも?」

「はい!といってもタケミチさんに関しては試験運用のテスターのようなものになりますが、あなたが使う分には十分なものを提供できるハズとのことでした。」

「あぁ、本局の技術開発局の連中か、問題はコストパフォーマンスあたりか。」

「そのようです。費用対効果とか、消費魔力とかの研究に協力してほしいとのことでした。もちろん陸へも成果は共有されます!後々機動六課で受け渡しを行いますのでお越しください。」

「了解。」

「ギンガさんにはスバルちゃんと同型を調整したものになります!」

「了解しました。」

 

 

そんなこんなで後日、機動六課にて

 

 

「タケ兄!久し「デコピン」ぎゃん!!!」

 

バゴンっと到底生身の指から出るはずのない音が出る

 

「そっちで呼ぶなバカもん。せめてさん付けにしとけ、変なときに出てくるぞ。」

「スバルあんたなにやってんのよ!申し訳ありません宮園一等陸尉!」

「ああ、そこまでかしこまらなくて大丈夫だ。ただなスバル、仕事場であだ名呼びはやめとけ一応上官なんだから。」

「すみません…」

 

 俺はスバル・ナカジマとティアナ・ランスターと再会していた。

 

「まあ元気そうでよかった。君には苦労かけてないか。」

「あ、いえ、その、苦労することもありますが、頼りになります。」

「そうか、それは良かった。お兄さんはその後元気かい?」

「はい。戦線復帰は難しくても命があるなら何でもできるって頑張ってます。」

「そうか、元気ならよかった。」

 

 2人の後ろからエリオとキャロもやってきた

 

「「タケミチさんお久しぶりです。」」

「きゅう!」

 

 息あってるなあ、フリードもすっかりエリオに懐いてる

 

「3人とも久しぶりだな。」

 

 どうやら新人同士は仲良くやれてるらしい。そんな軽いあいさつをしていると…

 

「待っとったで、ようこそ機動六課へ。」

 

 八神がやってきた。リィンもいる。

 

「今日はよろしくお願いします。八神課長(・・)

「堅苦しいのは抜きにしよ。早速案内するわ。」

 

 

通された部屋にあったのは小さいジェット機の羽のようなものだった

 

「これは飛行ユニットか?」

「せやで、名前は『ジェット・スパロー』いうてな、基本は背部に背負う形で運用。時には使用者と分離させて飛ばすこともできるちゅう代物なんやけど、まだコスパがわるくてなあ、完成すれば航空魔導士不足の解消にも繋がる物になれるらしいで。」

「なるほど、それで陸戦に近い戦い方ができて飛べる俺に白羽の矢が立ったと。」

「タケミチくんならこのいろんな意味で高級品なこの子を使いこなしてデータ取ってくれるだろうって」

「そりゃあ期待に応えなくちゃな。」

 

こうして黒鬼は新たな翼を手に入れた




エリオ(弟分で男同士で一番遠慮がない)>スバル(救助&世話焼いた)>キャロ(ヴォルテールと仲良くなったが直接再会は六課入隊後)>ティアナ(兄の恩人、顔を合わせたのはその時以来)

の順で主人公と親密です。

ジェット・スパローに関してはジェットメルヴァモンというのを参考にしてます
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