「それで、自分の悪癖を仁王に過去回想して解説までされた感想をどうぞ。タケくん」
「いっそ殺してくれえええ!!」
黒鬼は恥辱のあまり咆哮した
私、高町なのは。今目の前で絶叫している
「今回ばかりはホントに反省してタケミチ。」
いつも優しいファイトちゃんも、いや、だからこそ怒っている。
「シャマルに細かく検査もしてもらったけど、ホンマに綺麗に治してるわ、尚更たちがわるいんよ。ウチも今回は味方できんよタケミチくん。シャマルもこんな使い方してるなんてって泣いてたで。」
はやてちゃんも呆れた様子だ。
「タケくんのことだから必要でもないのにやるってことは無いんだよね?でもね出来るからでやっちゃいけないことが人間にはあると思うよ。F1カーを走らせながらメンテと修理こなすとか想像できる?」
「うぐぅ。」
「とにかく怪我したんなら後方に下がってから治して。部隊の人が信用できないわけじゃないでしょう?」
「っスぅー」
目をそらしやがった
「え?何?どういうこと?」
「オフレコなんだけどぉ、実はぁ断定はできないけどぉスパイぽいっていうかぁ鉄火場で弱みみせるとぉこう、まずい感じのぉ”匂い”がしててぇ」
「「「………」」」
「…」
「「「そんなとこ辞めろぉー!!!」」」
「大半は真面目な職員だし、今は”休暇”だからいいけどホントに辞めたりダウンした日にゃもう...ね?」
「...つまり何?タケくんが”地獄の黒鬼”を体現してないとマズイ場所に送り返せっていうの?」
「あっそれももう知ってるのね...」
「わたし嫌だよ、危なすぎるよ!」
「あ、いやたぶん直接命をどうこうとかじゃあ...」
「わたしも反対そんなとこに置いとけない」
「ちょま」
「ウチもや、恩人がそんな状況でほっとけるわけないやろ!」
2人も自分もヒートアップしていくのが分かる。でも抑えられない。そうだ、いっそこのまま地球で監き...
バシィン
「オイ、落ち着けおまえら」
タケくんが手を打ち鳴らし、その場の空気が一変する。そうだこれ戦場でのタケくんの空気、しかも見ないうちに一層研ぎ澄まされた
「まず、心配かけたのは本当に申し訳ない。だが場所は違えど同じ管理局で働く身。お前らだって安全圏じゃあないだろう。出世コースの八神なんかは特にも分かってるはずだ。」
「それは...」
はやてちゃんがたじろぐ
「陸でなにかあれば海にも影響がでる。それに向こうでもそれなりに背負うものができたんだ。絶対に無茶しないなんて確約はできないけど自分の身を第一にするしほんとに必要なことに限る。俺だって死にたいわけじゃあない。だから任せてくれないか。」
私たちを正面からタケくんが見てくる。彼は元々黒髪黒目だった。それがPT事件で目が自身の魔力光と同じ赤紫となり、闇の書事件で瀕死となったとき一部髪の色が抜け黒と白になっている。覚醒といえば聞こえはいい。だけどわたしはこわいんだ。このままだと、外見だけじゃなく何かが致命的に変わってしまう気がした。
「そんなに心配なら後で模擬戦でもするか?なんなら高町とテスタロッサと八神の三人がかりでもいいぞ?多罪に無勢はいつものことだし、
ん?んんんん?????
ひとりで?わたしたちを?さんにんまとめて?
それは許されない侮りじゃないかな?????
「あははははっ、いくらなんでも冗談キツいよ?タケくん?」
「あっ、なのは」
「スイッチはいってもうた」
「冗談なもんかよ、俺が負けたらなんでもいうこと聞くぜ?」
「「「なんでも?」」」
それじゃあ仕方がない、ワカラセテヤル。
私たち三人の心は一致した。
この場はいったん切り上げられ、クロノの艦長就任祝いを含めた「穏やかな同窓会」のその後。確かなことは、地獄の釜の蓋が開いたことである。
オリ主という反面教師がいるためなのはさんの無茶による撃墜事件は起きません。無茶の仕方に一層気を付けるのでティアナへの教育はちゃんとできます。
この後のオリ主?簡単なお願いは叶えることになったけど、いろいろ証明できたので陸へ元気に帰っていったよ。
それはそれとして、シャマル先生には土下座していきました。