マシュ・キリエライトしか分からない   作:ats376

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とある掲示板で書き連ねたものに満足できず執筆することにしました。
自分の胸の中のものを吐き出すためのものなのでクオリティには期待しないで下さい。




導入
0.始まってしまう話


~アフタータイム開始後しばらく~

 

オルガマリーは頭を抱えていた。情報としては知っている。

カルデアの職員、数々のサーヴァント、人類最後のマスター、そしてそれを支えてきた盾の少女。

彼ら彼女らの働きをオルガマリーはデータベースから学び直していた。

 

膨大な数。深刻なものからそうでないもの、頭が理解を拒むようなヘンテコなものまで。

 

「はぁ....。所長として相応しく務めるために重要そうなものから目を通してるけど、流石に疲れるわね...。実際に対応してきた人達に比べれば楽なものなのでしょうけれど、それでも疲れが溜まってくるわ....」

 

目元を押さえながらイスに座ったまま身体を反らして筋をほぐす。

 

「しっかりしなきゃ。今度は私がみんなを助けるのよ。現地で戦う藤丸達も、このカルデアで支える職員達も。.....何より、カルデアがしてしまったことを私は背負わなくちゃ....」

 

他の職員達がまだ休んでいる時間。

彼女は所長たらんとするために一人努力を怠らなかった。

 

 

□□□

 

いつもの朝のミーティング、サーヴァントとのやりとりや自室での作業を終えた少年、否。

青年となったカルデアのマスター「藤丸立香」はサーヴァントとのマニュアルを読みこんでいた。

これまでの旅からみんなを信頼してはいる。しかし、新たな旅となる以上はこれまでの旅と縁を振り替えるためにもゆっくりと眺めていた。

 

その場にいるのはもう一人。ずっと彼を側で助け、ともに歩んだ彼の始めてのサーヴァント。

 

「先輩、こちらの記録もおすすめですよ。それともこちらの──」

 

彼女の名は「マシュ・キリエライト」。

ことさら特殊な生い立ちながらも、数多くの出会いに恵まれ、様々な思いに触れ、必死に自分の思いで歩いてきたサーヴァント。

少し、そうほんの少し、自身のマスターへの思いが強い女性である。

 

「ありがとう、マシュ。コーヒー飲もうかなって思うんだけどマシュも飲む?」

「私が入れますよ。先輩はゆっくりしていただければ...」

「コーヒーが旨いパン屋を志してるからね。練習に付き合ってほしいんだ。最近結構上達してきたんだよ。ナポレオンも最近じゃ満足してくれるようになってね。」

「本当ですか!?あのナポレオンさんをうならせるとは...。是非!飲んでみたいです。」

 

「あぁ、ちょっと待っててね。」

 

藤丸が支度のために立ち上がった時。

マシュは唐突にめまいと浮遊感に襲われ、椅子から倒れてしまう。

 

「マシュ!?大丈夫!?」

「っ...!?こ、これは....!」

 

その時マシュの脳内に蘇るかつてのの旅の記憶達。

 

(燃えさかるカルデアで自分に手を差し出してくれた先輩....。たくさんのサーヴァントと縁を結びながら7つの特異点を超えて時間神殿で勝利し、世界を取り戻した旅。私が力を失っている間に発生した特異点をもう一度駆け抜けた先輩...。カルデアが壊滅しても決して諦めず、苦しみを、悲しみを受け入れて7つの異聞帯を踏み越えた先輩。

マリスビリー・アニムスフィアの企みを超えてあるべき世界を取り戻した先輩。

 

それだけじゃない。

私とパン屋を開店後に地球規模の大企業を作ったり、たくさんの女性英霊の方と縁(意味深)を結んだりしたこともあった。たくさんの英霊の方達を力を継承して平成を背負って世界を取り戻したことも。銀河帝国皇帝になって機械英霊の方達とサーヴァント・ユニヴァースを統治したこともありましたっけ。

その時も私は側でお支えしてきました....。これはまぁ、家臣だから当然ですね。

グランドフォーリナーのORTさんやビーストの皆さんと一緒に特異点をいくつも攻略したり、私が特異点冬木の時点で宝具レベル5でレベル120フォウマのパラディーンでアルトリアさんとレフ教授を瞬殺したこともあった。

先輩を巡って(本人の知らないところで)リリスさんや湿気た家、卑しい皆さんとの聖杯戦争にも勝利したことだって。他にもたくさん、本当にたくさんの思い出を....。そうです。全て思い出しました。私こそが先輩のファーストサーヴァントにしてグランドシールダー兼最高の後輩。マシュ・キリエライトであるという事実を。)

 

「...大丈夫そうですね、これからもよろしくお願いしますね! 先輩!」

「う、うん? まぁ大丈夫なら良いけど...。」

 

「それと先輩。私はどうしてもしなくてはいけないことが出来てしまいました...。私の作成している『ファーストサーヴァントは譲れない』を一気に書き上げていきたいと思います。あ、もちろん先輩とのお時間は作らせていただきますし、鍛錬や学びも欠かしませんが。」

 

「コーヒーは?」

「あ、それはいただきます。」

 

 

オルガマリーは知らない。

かつてないほどの(割とどうでも良い)脅威の数々が突然生えてきていることに。

藤丸も知らない。身に覚えがないから。

カルデア職員も知らない。本当に知らないから。

 

ここで紡がれるお話は、ファーストサーヴァントにしてグランドシールダー兼最高の後輩しか知り得ない、いつかの話。




高熱になったときにfgoのwiki見て寝落ちしてから、魘されたときに思いついた奴。
本当に何で書いたんだろう。
某スレサイトにて書いてたけど、消化不良にて再考
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