マシュ・キリエライトしか分からない   作:ats376

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フランシス・ドレイク(アーチャー)

 

【挿絵表示】

 

 

【基本データ】

真名:フランシス・ドレイク

(開拓の獣 / Beast of Expansion)

クラス:アーチャー

属性:混沌・中庸

出典:史実

地域:イギリス

性別:女性

身長・体重:162cm・55kg

 

特技:航海、略奪、拠点構築、資産運用、兵站管理

好きなもの:利益、契約、新天地、資源、マスターの利得

嫌いなもの:赤字、契約違反、非効率、無価値な消耗

 

 

【ステータス】

筋力:B++

耐久:A

敏捷:A

魔力:S

幸運:D

宝具:A++

 

【クラススキル】

○対魔力 B

魔術発動に対する抵抗力。

高位魔術に対しても一定の耐性を持つが、神秘の深度そのものを覆すほどではない。

 

○単独行動 A

本来のアーチャークラスとしての性質に加え、獣冠英霊としての自己完結型霊基によって強化されている。

外部からの魔力供給が極端に少ない状況であっても超長時間の自立行動が可能。

 

○疑似単独顕現 EX

アルテミット・ワン由来の霊基固定機構。

本来はビーストのみが有する単独顕現を模倣した劣化機能であり、魔力を自己循環させることで現界を維持する。

マスターへの負担は極小。反面、英霊としての成長性や外部補助との親和性は著しく低い。

 

○自己魔力炉心

霊基内部に組み込まれた人工魔力循環機構。

通常サーヴァントのような継続的な魔力供給を必要とせず、単独で高出力戦闘を維持できる。

カルデア基準では極めて低燃費かつ高効率。

一方で出力制御を誤った場合、局地的制圧に留まらず広域戦力投射へ移行する危険性を孕む。

 

 

【保有スキル】

○嵐の如き略奪者 A

海賊、私掠船長、探検家としての逸話を昇華したスキル。

敵性領域へ踏み込み、そこにある戦力・資源・優位性そのものを奪取する“侵入と簒奪”の権能。

戦闘中に得た戦果はそのまま自己強化や次段階の戦術行動へ転用される。

この個体において略奪は蛮行ではなく、拡張と獲得のための合理的手段である。

 

○罪上げられし黄金 A+

積み上げられた財貨、戦利品、鹵獲物、交易利益を戦闘資源へ変換する能力。

本来ならば人類史の繁栄と暴力の双方を背負う富の象徴であるが、この個体はその負債を一切の躊躇なく力へ変える。

魔力補充、攻撃性能上昇、継戦能力補助など多面的に機能する。

 

 

○星の開拓者 EX

未知の海域、未踏の領域、閉ざされた局面を突破する者に与えられる特権。

本来のドレイクが持つ“人類史の先へ踏み出す力”が、獣冠英霊化によってより露悪的な形で変質したもの。

この個体は未開地を夢見るのではなく、未開地を利益化する。

いかなる戦場、土地、海域においても足場を築き、補給線を通し、支配圏へ変える侵略者の一面。

 

 

 

【宝具】

『無敵艦隊』

(インペリウム・オーケアノス)

ランク:A++

種別:対軍宝具

 

スペイン無敵艦隊撃破の逸話、及び海洋覇権国家の成立そのものを昇華した宝具。

発動と同時に周囲海域、あるいは戦場上空へ無数の亡霊戦艦を召喚。巨大な幽霊艦隊を編成し、一斉砲撃による飽和殲滅を行う。

 

召喚される艦隊は木造帆船の姿を取るが、実態は“海洋支配”という概念武装に近い。

一隻一隻が砲台であり、補給拠点であり、支配の楔でもある。

規模を抑制した場合は移動拠点、宿営地、兵站基地、物流船団としても運用可能。

亡霊船員も呼び出すことができ、戦闘員に限らず色んな役割がある。

すなわちこの宝具の本質は単なる砲撃ではなく、戦場を交易路へ、交易路を征服圏へ変えることにある。

 

 

【人物・性格】

一見すると非常に礼儀正しく有能な女船長。

物腰は柔らかく常に冷静で口調も丁寧。粗暴な海賊の印象は薄い。

だがその本質は極めて洗練された略奪者である。

 

彼女にとって世界とは価値ある資源の眠る未開市場に過ぎない。

踏み込み、測量し、確保し、搬出し、利益へ変える。その一連の行為に善悪の観念はほぼ介在しない。

ただし、契約に対しては異様なまでに誠実。彼女が従うのは道徳ではなく契約であり、秩序ではなく収支である。

マスターである藤丸立香に対しては最優先顧客、あるいは最大出資者のような態度を取る。

敬意も忠誠も本物だが、それは彼女なりの投資価値の最大化でもある。

 

 

【キャラクター詳細】

フランシス・ドレイクの霊基を基に、アルテミット・ワンによって再構築された獣冠英霊。

この個体は海賊、探検家、私掠船長としての側面から、とりわけ「奪う」「拡げる」「利益へ変える」という要素のみを抽出・増幅されている。

 

人類史における開拓とは未知への憧れだけで成り立つものではない。

そこには略奪、侵略、交易、権力による暴力といった血塗られた現実は切り離せない。

この個体は、その汚泥ごと“開拓”として引き受ける存在である。

 

本来のドレイクが持つ豪放磊落さ、浪漫、快活な冒険者気質はかなり薄れ、その代わりに前面へ出ているのは契約と利益を基準に世界を切り分ける冷徹な経営者としての側面。

敬語口調もその一端であり、礼節とは彼女にとって支配と交渉を円滑に進めるための洗練された武器である。

 

なお、彼女はマスターの利益を最優先するがその解釈が非常に危険。地上げ、密輸、鹵獲、違法交易、奴隷売買まがいの手段すら「明示的に禁じられていないなら検討可能」と判断する傾向がある。そのため事前に“やってはいけないことリスト”を提示しておく必要がある。

本人は契約を破らない。破らないだけで契約文の隙間は徹底的に突く。

カルデア視点では、制御さえできるならば兵站・拠点構築・艦隊戦・殲滅戦のいずれにも対応する極めて優秀な戦力。

制御できないならば、文明圏そのものを収益対象へ変えかねない危険物である。

 

艦隊による戦闘だけでなく、各用途に応じた銃を召喚してのアーチャーらしい戦闘も可能。

だが一番使用するのはクラシックな二丁拳銃。実弾ではなく魔力の弾丸を装填することでリロードなしで大爆発を伴う実銃口径からの砲撃や超速度の連射や追尾弾も使ってくる。

 

 

【能力設定】

この個体の強みは単なる火力にあらず。

侵攻、確保、再編、支配の全工程を一騎で回せることにある。

 

艦隊宝具による面制圧能力。略奪・鹵獲・資源化による戦場内自己拡張能力。

そして未知の領域であっても即座に補給線と足場を確保する開拓能力。

マスター防衛に関しても優秀。

必要と判断すれば藤丸の退路確保、移送、戦線離脱、臨時要塞化までを極短時間で整える。

これは彼女にとって、重要資産の保全という極めて合理的な判断である。

 

反面、倫理的なブレーキは薄い。

相手が敵対者であればその生活圏や財産、共同体の基盤ごと奪い去る選択に躊躇がない。

彼女にとってはそれもまた、海の掟ではなく市場原理の一部なのだろう。

 

 

【関連人物】

藤丸立香

彼女にとっての最優先顧客にして、利益を預けるに値する契約主。

保護対象であると同時に、最も将来性の高い投資先でもある。

そのため非常に丁寧に接するが、実のところ契約云々に関係なく自身を藤丸の奴隷と考えている節がある。

 

マシュ・キリエライト

比較的話が通じる相手。

ただし価値観の根底が異なるため、藤丸の安全確保という一点を除くと意見衝突の余地は大きい。

特に“手段の清潔さ”を重視する場面では対立しやすい。

 

ブーディカ

戦場における蹂躙と報復という意味では噛み合う部分もあるが、ブーディカの怒りは感情駆動であり、ドレイクのそれは利益駆動である。

似ているようでいて、燃料が違う。

 

ジャンヌ・ダルク〔ランサー〕

互いにマスター最優先という点では一致する。

ただしジャンヌが愛によって排他的であるのに対し、ドレイクは契約と支配によって排他的。

理解はできても共感は薄い。

 

(通常の)フランシス・ドレイク

並び立てば最も分かりやすい比較対象。

本来のドレイクが持つ豪胆さ、快活さ、海のロマンが失われているぶん、この個体の異様さは際立つ。

黒髭のような海賊からすれば、むしろこちらの方が不気味に映るだろう。

 

 

【制作メモ風補足】

“開拓”という言葉に含まれる明るさではなく、その裏側にある侵略性と収奪性を前面へ押し出した個体。

サーヴァントとしての差分は、「冒険家」ではなく「拡張者」。「海賊」ではなく「契約を守る略奪者」「ロマン」ではなく「利益」という三点に集約。

 

礼儀正しい敬語口調は、暴力性を隠すための仮面であると同時に洗練された支配者の記号でもある。

粗野でないからこそ怖い。

笑って取引を持ちかけ、その実、世界の切り売りを当然の前提としている。

普通に犯罪者。聖者でも相手にしているつもりか?

 

 




もうちょっとで出し終わるんじゃ
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