【基本データ】
真名:マシュ・キリエライト
クラス:シールダー
属性:秩序・善
出典:郢晁シ斐郢ァ?、郢晏現?郢ァ?ー郢晢スゥ郢晢スウ郢晏ウィ縺檎ケ晢スシ郢?郢晢ス
地域:カルデア
性別:女性
身長・体重:158cm・46kg
好きなもの:穏やかな日常、誰かと過ごす時間、空の色、地面の匂い、明日を夢見ること、大切な人、読書
嫌いなもの:理不尽な犠牲、無意味な死、自分だけが守られる状況、不変の旅
【ステータス】
筋力:B+
耐久:EX
敏捷:C+
魔力:A+
幸運:A+
宝具:EX
【クラススキル】
○対魔力:S
シールダークラスに備わる基礎防御能力。
加えて、かつてその身に宿していた英霊ギャラハッドの霊基の名残が強固な安定剤となっており、魔術的干渉に対して極めて高い抵抗力を誇る。彼女自身の武装と宝具の恩恵も合わさることで、神秘・物理に限らず攻撃のほぼ全てを無力化せしめる。
○騎乗:C
円卓の騎士に由来する最低限の適性。
使い道は移動の脚の確保となることが多い。
○自陣防衛機構:A+
肉体、精神、そして霊基という三層すべてにおいて常時駆動する、異常とも言える自己保全能力。
護るべき者の前で、自分は絶対に倒れてはならないという強烈な意志が、そのまま概念的な防衛システムとして昇華されたもの。
どれほどの致命的な損傷、疲労、精神的重圧を受けようとも、彼女が即座に膝を屈することはない。
○霊基固定:A
厳密にはビーストが持つ「単独顕現」に似て非なる特性。
境界記録帯として果てのない時間軸を反復した経験と、ORTの介入による強引な因果収束の結果、本来の仕様から大きく外れた現界の安定性を獲得した。ギャラハッドが退去した現在も霊基が瓦解せず、“英霊マシュ・キリエライト”という一個の存在として自立し得る最大の根幹要素。ついでのように精神的な干渉にも免疫と言えるほどの耐性を得た。
【保有スキル】
○誉れ高き雪花の盾:B
シールダーとして。また、サーヴァントとしての基礎技能を詰め込んだもの。
…のハズだが、付与される攻防バフや魔力の加速などに留まらず、手に持つ大盾を自身の霊基へ自在に格納したり召喚できるようになる。
これにより、圧倒的膂力と装甲を転用したパワフルな迫撃戦や残像を残すほどの超高速戦闘を行うことが可能になっており、そのさまはシールダーかどうか疑いたくなるほど。
○時に煙る白亜の壁:A / ○時を測る紫弾の薪:B
境界記録帯という時間軸のループによって骨の髄まで刻み込まれた、未来予測すら凌駕する防衛感覚。
敵対者の攻撃の気配や僅かな危険の兆候を直感的な速度で捉え、最適解の防衛行動を瞬時に構築する。
また、宝具を攻性運用する際には自身の魔力炉心をフル回転させ、必中かつ一撃必殺の弾丸の軌道計算と威力を底上げする演算スキルへと転用される。
○奮い立つ決意の盾:A
負の負荷をそのまま自身の防御性能へと変換するスキル。
限界が近づき傷つくほどに、彼女の防御精度と迎撃の意志は鋭く研ぎ澄まされ、自身の魔力と精神力を引き上げる。
持久戦の中核やタンク役を担う集団戦、強敵への確実な一撃を狙うために自身のスペックを向上させつつ回復も行う。
【宝具】
『
ランク: A 種別: 対人宝具
人理を護りたいという少女の祈りが形を成した宝具。
本来の歴史において、マシュはギャラハッドに由来する『いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)』を獲得する。しかしこの世界線において、彼女の理念はさらなる変質と拡張を迎え、“カルデア”、そして“己の護りたいマスターの専属騎士”としての力として、自らの手でこの宝具を現出させた。
護るべき者が背後に存在する限り、防衛圏は幾重にも再展開され、あらゆる理不尽な破壊を遮断する障壁となる。これは盾としてのひとつの到達点であり、「マシュ・キリエライト」という存在理由そのものが宝具へ昇華された形と言える。
その盾の重厚さは、彼女が繰り返してきた旅の重荷と試練の証。己の出自が何者かの悪意によって造られたものであったとしても、彼女が愛した人々の善性と「その人が護りたいと願った世界」を信じる想いがこの盾を支えている。
造り物の命でしかなかった少女が、人間としての決断と選択の果てに勝ち取った力。
なお、宝具効果の展開中はあえて盾を一瞬手放し、超高速で接近からの苛烈な殴打を手足から繰り出すカウンターを叩き込む離れ業も可能となった。護ることはただ耐え凌ぐことと同義ではない。
敵の殺意を真っ向から喰らい、その勢いごと粉砕することもまた、彼女が辿り着いた戦いの形である。
攻撃の性質を宿した防御の力。
『
ランク: EX 種別: 対界宝具
守護の極致が反転して「攻勢」へと転じたもう一つの到達形態。
手にするラウンドシールドが重機動的な砲身へと展開・変形し、極大の一撃を放つ。
本来、マシュの本質はあくまで防御。だが彼女は、ただ防ぐだけでは決して届かない規格外の敵性存在に対し、己の防御の力そのものを“押し返す刃”へと変位させる術を獲得した。
強力な外部兵装を増設するのではなく、シールダーというクラスの理念そのものから生じた攻性化である点こそが、今の彼女を象徴している。
境界記録帯という歪んだ歴史から生還した経験と、あるべきでない捻れから解放された新たな霊基の性質により、「道から外れた歴史」「あるべきでない未来」を物理的・概念的に撃ち抜き、修復する力を得た。
もちろん、単純に魔力を打ち出す砲撃としても運用できる。
防御の性質を宿した攻撃の力。
【人物・性格】
生真面目で誠実、そして礼儀正しい。誰もがよく知るキリエライト。
自身の
ただし、この世界線の彼女はその精神性が常とは少々異なる。
境界記録帯として、第一特異点から冠位時間神殿に至るまでの過酷な時間軸を数えきれないほど反復し続け、人間の輝かしい可能性も、目を背けたくなる絶望も、世界の美しさも、そして終わりのなさも、そのすべてを見つめ続けてきた。
途方のない経験の蓄積によって彼女の優しさはより深く、静かなものとなった。
普段は柔らかく穏やかな空気を崩さない。しかし、一度戦場に足を踏み入れれば、そこから迷いというノイズは完全に消失する。
状況判断は冷徹なまでに早く、その戦闘能力は圧倒的。幾度となく結末を経験してきた者の拭い去れない執念が、そのまま容赦のない戦闘行動として顕現している。
マスターである藤丸立香へ向ける感情は極めて重い。
敬愛、信頼、憧憬、そして運命共同体としての絶対的な帰属意識。それらが何層にも複雑に絡み合っており、もはや恋慕という一語で括れる次元をとうに超えている。本人はあくまで理性を保ち抑え込んでいるつもりだが、端々から漏れ出る深い執着は隠しきれていない。
自身が繰り返しの存在であることを打ち明けるタイミングを逃してしまったうえに、苦手な嘘をつくのにも苦労した結果、如何にも初見っぽい振る舞いを頑張ってしていることもある。嘘ではなく演技ならばなんとか成立する。
それはそれとして、自分も知らない展開が徐々に増えてきているせいで内心困惑しているが、大切な人達との新たな旅路が過ごせることを楽しんでもいる。
【キャラクター詳細】
カルデアに所属する元マスター候補生。
致命傷を負った際、英霊ギャラハッドと融合し、デミ・サーヴァントとして主人公と共に人理修復の旅へ身を投じる。第六特異点においてギャラハッドの真名と宝具を解放し、主人公を護る真の盾として完成していく――本来ならば。
この世界線において、彼女の歩みは決定的な逸脱を見せている。
特殊な英霊召喚の依り代という不安定な成り立ちゆえに、彼女自身が「境界記録帯」へと変質。特異点冬木前の時間軸から時間神殿における死亡までの事象をひたすらにループする終わりのない現象へと取り込まれてしまった。
その牢獄の中で彼女は、人類史の苦難、人の強さ、世界の美しさと醜さを永遠にも等しい時間の中で反復し、その内面に膨大な経験則と感情の地層を堆積させていく。
だが、外的要因であるORTの介入により、その永遠の反復から遂に解放される。
冬木において因果と可能性が収束した結果、役目を終えたギャラハッドは退去。通常であれば依り代としての力を失ったマシュは大きく弱体化するか、最悪の場合は存在が消滅してもおかしくない。
しかし、彼女は“英霊マシュ・キリエライト”という一個の完成された存在として、堂々たる自立を果たした。
果てのない絶望の中で護る経験を繰り返し、人類史の痛みを魂に刻み込み、それでもなお未来を選び取り続けた結果として、彼女は自らの足で『シールダー・パラディーン』の座へと到達し、降り積もったいくつもの色彩で己自身を描き上げたのである。
【能力設定】
このマシュは規格外の強さを誇る。それがまず最大の特徴である。
それは「耐久値のパラメーターが高い」「宝具の火力が高い」といった単純な数値の話ではない。
色々とおかしい。
精神的な強靭さも桁外れであり、今の彼女の心を折ることは容易ではない。
基礎能力の高さを活かして積極的に攻めつつ、必要に応じて宝具によるカウンターや突貫を狙う。
心には勇気を。魂には愛を。盾には祈りを。鎧には誇りを。
己が信じ抜いたマスターは、唯の一度たりとも自分を見捨てず、どれほど過酷な運命の前でも決して諦めて逃げることはしなかった。
その不屈の意志は確かな熱量を持って彼女の中にも宿っている。
【関連人物】
藤丸立香
先輩であり、自身のマスター。そして、何よりも護るべき人。
強い信頼を寄せる相手であることは本来の歴史と変わらないが、この世界線においてはその重みの質が決定的に異なる。
果てのない反復した旅路の果てに、藤丸という存在は彼女にとって自己の存在理由に限りなく近い位置に至っている。
敬っている。信じている。護りたいと渇望している。
そして――絶対に、何があっても失いたくないと執着している。
あと、そろそろ手を出されてもいい頃合いではないか、とも密かに考えている。
獣冠英霊たち
当初はカルデアに対する脅威としての警戒対象。
だが、彼らもまた藤丸立香を護るという意志を持っていると理解したため、関係は次第に安定へと向かった。
もっとも、マシュ自身は「ファーストサーヴァント」としての揺るぎない地位も、先輩の「最側近」という物理的な特等席も彼らに譲るつもりは毛頭ない。
表面上は理性的に接していても、そのあたりの縄張り意識に関する内心は非常に強情。
ORT
自分を永遠に等しい境界記録帯の牢獄から解放した特異な存在。
そして同時に、藤丸に対して常軌を逸した執着を向ける未知の外的存在でもある。
決して完全には信用していないが、藤丸を護るというただ一点においてのみ利害が一致している。
そのため、明確な敵視と打算的な共闘の境界線にある、極めて微妙でヒリついた距離感を保っている。
ギャラハッド
本来の歴史において彼女の盾の核であった存在。
は既に退去しているが、マシュにとってそれは喪失ではなく、超えるべき通過点となった。
他者からの借り物の守護ではなく、自分自身の真なる守護へと至るために必要だった、大切な前段階。今のマシュはギャラハッドの精神を経たうえで成立した、唯一無二の“英霊マシュ・キリエライト”そのもの。
通常の霊基の姿にはなれないというデメリットがあるぞ!
獣冠英霊達と違って伸びしろもある様子のおかしい人だ