マシュ・キリエライトしか分からない   作:ats376

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第3話 「皇帝ネロ」

カペーナ門の騒ぎから数刻が過ぎた頃。

 

太陽はまだローマの真上にある。路面から跳ね返る熱が肌を焼くように照りつける中、門前で反乱兵を制圧した直後の熱気はもう藤丸たちの周囲から引いていた。

代わりに残るのは監視の気配。

 

一行が案内されたのは、パラティーノ丘へ上がる手前に設けられた控えの一室。

牢よりは上等で、客間よりは質素な空間。

 

白く塗られた壁。

冷たい石の床。

窓から見える都市の屋根と遠くの列柱。水差しと簡単な食事も置かれている。

 

扉の外には兵が二人。窓の下にも巡回の足音がある。

マシュが声を落とす。

 

「拘束はされていませんが、監視はされていますね……」

 

盾を壁に立てかけながらも、彼女は座らない。

扉と窓の両方が見える位置で、いつでも動ける姿勢を保っていた。

 

「まあ当然と言えば当然だよな。いきなり現れて反乱兵を倒して、モルガンの魔術まで見せたんだから。これで歓迎されたら、逆にローマ側の警備を心配するところだった」

「はい。礼は失していませんが、警戒も解いていない様子です。おそらく私たちの扱いについて、上層部で判断が分かれているのだと思います」

 

藤丸は窓の外へ目を向ける。

パラティーノ丘の下、キルクス・マクシムスへ続く空間に兵の動きが見える。

市内の喧騒。

パンを売る声。荷車の車輪。神殿からの祈りの気配。

 

その中へ、甲冑の擦れる音や伝令の足音が何度も混じる。

ローマは普段通りに動いている。巨体が止まらないために、無理をしながら。

 

モルガンは窓辺には近づかず、部屋の中央で静かに立っている。

椅子は用意されているが座るつもりはないようだ。

 

「随分と時間をかけますね。こちらを危険視しているのなら隔離すればよい。利用価値を測るつもりならば、もっと早く呼び出すべきです。判断の遅さは支配構造の疲労を示します。悪手ですね」

「モルガン、そこで口に出すと外に聞こえるから」

「聞かれたから何だと? 待たせるならば、相応しい礼の尽くし方があって然りです」

「そういう問題じゃなくて……」

「あなたを待たせているのです。不満を示す程度は許されるでしょう」

 

「たぶん向こうも余裕がないんだよ。報告が来たからすぐ会います、とはならないんだと思う。反乱兵の尋問とか、市内の確認とか、俺たちを呼ぶ前にやることが多いはずだし。ほらあれだよ。お昼時の料理屋さんとか、どこも混むじゃん?」

 

扉の向こうで足音が止まる。

案内役を務めていた下士官が入ってきた。

カペーナ門で藤丸たちを誰何した男だ。疲れた顔に、態度の崩れはない。

 

「待たせたな(CV:大塚明夫)。皇帝陛下が会うと仰せだ」

「……えっ!? 今からですか? いきなりそんな偉い人に?」

「ああ。門で捕らえた反乱兵から、いくつか証言が出た。お前たちをあの襲撃の仲間と見るには、少なくとも辻褄が合わんらしい。だからといって信用されたわけではないがな」

「そこは分かっています。俺たちも、いきなり信じてもらえるとは思ってません」

「ならいい」

 

下士官が短く息を吐く。

 

「皇帝陛下の御前だ。言葉には気をつけろよ。俺個人としては感謝しているが、ここから先はローマそのものを相手に話すことになる。俺たちみたいな末端とは違うってことを、肝に銘じておけ」

 

藤丸は頷き、マシュは盾を持ち直す。

 

扉を出ると空気が変わる。

控え室の停滞が消え、宮殿の中枢へ向かう緊張が肌を撫でた。

 

案内される道すがら、眼下のキルクス・マクシムスを見下ろす。

巨大な競技場に人影はまばらで、歓声の代わりに兵の移動する音が響く。

進むにつれて露店や荷車の騒がしさは遠ざかり、石造りの邸宅や柱廊や警備兵の姿が増えていく。

 

壁には神々の意匠。

床には磨かれた石。

外に見える庭の華麗さ。

 

だが、美しい通路を走る伝令の顔に余裕はない。

すれ違う側近たちの会話に、地名や兵数や税や補給や属州といった単語が断続的に混じる。

 

「先輩。ここまでの移動中だけでも、複数方面の報告が行き来しています。ローマ全体で対応が追いついていない可能性があります」

「うん、会う前からもう分かる気がする。たぶんかなり厳しいんだろうな……」

 

モルガンが、通路の先を見たまま淡々と続ける。

 

「都市の中枢に入るほど、指示と報告の密度が上がっています。本来ならば組織が回っている証拠です。ですが今は別ですね。あちこちから問題が流れ込み、処理の順番が詰まっている。統治者が倒れるまで、机上の仕事が蓄積し続ける典型です」

「本人の前で言わないでくれよ」

「どうしましょう。あなたを待たせたことの意趣返しにでも使いましょうか」

 

やめてくれよ(絶望)。

この人だと本当にやりかねないのが困る。じんwなりと胃に染みこむ痛みを藤丸が感じていると、やがて案内役が大きな扉の前で立ち止まった。

 

「皇帝陛下の御前だ」

 

扉の中に拡がる光景が、そこがただ威厳を見せるための空間ではないことを告げている。

 

高い天井を支える白い柱。

磨かれた大理石の床。

壁際に置かれた彫像と赤い布。

正面には玉座。

 

部屋の中央には大きな地図卓。

その上には、ローマ市や南方街道や属州やガリアへ伸びる線が、駒と紐で示されている。

 

周囲に積まれた羊皮紙と粘土板。伝令が出入りするたび、紙片が別の卓へ運ばれていく。

その中心に彼女はいた。赤い外套をまとった一人の少女。

 

姿だけを見れば、藤丸とそう年が離れているようには見えない。

真っ直ぐに伸びた背筋。立つ位置ひとつで、自分こそが部屋の中心であると証明する覇気。

 

翠の瞳がこちらを向く。口元には笑み。

 

「よく来たな、異邦の者たち。余がローマ皇帝ネロ・クラウディウスである!」

「カペーナ門での働きは聞いている。まずは礼を言おう。余の都と民を守ったこと、その功は皇帝として見過ごさぬ」

 

堂々とした声。

だが、真正面から向き合った藤丸は、その目元にある薄い影に気づく。

化粧と表情の奥にある明らかな疲労。机の上に積まれた報告書と地図の上の駒が、その理由を無言で語っていた。

 

「……藤丸立香です。こちらはマシュ。俺たちはあなた方の敵ではありません。さっきの戦いも、街の人たちが巻き込まれそうだったから止めました」

「マシュ・キリエライトです。突然の来訪となってしまい申し訳ありません。私たちはこのローマに起きている異常を調査し、可能であれば修復するために行動しています」

 

ネロの視線がマシュの盾へ移る。

一度だけ満足そうに頷いた。

 

「ふむ。そなたが大盾の少女か。報告では市民と兵をまとめて守ったと聞く。その盾は見事なものだ。ローマの兵装ではないが、守るために振るわれる力であることは伺える。よくやったな」

「ありがとうございます。私は先輩を、あ、いえ。失礼しました。藤丸立香さん、そして必要な人々を守るためにここにいます」

「先輩か。つまり、その少年がそなたらの中心であると」

 

ネロの目が藤丸へ戻り、続いてモルガンへ向けられる。

 

部屋の中の側近たちがわずかに身構えた。

モルガンは扉の近くで静かに立っているだけだ。

 

「そして、そちらが門前で反乱兵を制圧した魔術師か。余の兵が、そなたをどう呼ぶべきか迷っておったぞ。魔女か、女王か、あるいは神の使いかとな」

「どれも不正確です。我が名はモルガン。マスターに仕える者です。あなたの都での行動はすべて、マスターの命に基づくものとご理解ください」

「ほう。そちらの少年に仕えると?」

「はい。彼が私の王ですので」

 

部屋の温度が少しだけ下がる。

 

藤丸は思わずモルガンを見た。

彼女はまったく表情を変えずに、ちらりと目線を返してくる。

 

何か変なことでも言いましたか?

 

そう言いたげな視線。

皇帝はその言葉を流さない。数秒の沈黙のあと、ネロはふっと笑みを浮かべる。

 

「面白い。余の前で別の王を立てるとは、なかなか肝が据わっておる。だがよい。そのような不遜さは悪くないぞ。だからこそ話は早い」

「まず聞こう、藤丸立香。そなたは話に聞く魔術師か? それとも軍勢を従える者か? そちらの者たちが何であるにせよ、そなたの命令は通じるようだ。間違いないな?」

 

「魔術師……とは少し違います。詳しく説明すると長くなりますけど、ここにいる皆は俺の仲間で、俺の指示で動いてくれます」

「仲間と来たか。兵でも従者でもなく、仲間。ならばそなたは、その仲間を御する責任も持つということだな」

「まあ、そうなりますかね……?」

 

答えを聞き、ネロは満足そうに目を細める。

 

その視線がさらに後方へ流れる。

この部屋へ入る前、藤丸は残る三名にも霊体化を解くよう頼んでいた。

ブーディカ。ドレイク。リチャード。

彼らもまた、皇帝を見返している。

 

「なるほど、そなたの仲間は実に濃い。余の宮廷にも変わり者は多いが、ここまで揃うといっそ清々しいな」

「その評価は否定できないです」

「正直でよろしい。だが今は奇妙さを笑って楽しむ時間はない」

 

ネロは地図の上へ手を置いた。

 

ローマ市。外側へ伸びる街道。属州方面を示す線。ガリアへ置かれた駒。

赤い駒がローマを守るように置かれ、別の駒がじわじわと外側から圧をかけてきているらしい。

 

「今のローマには余の命に従う兵がいる。民もいる。余を皇帝と認める者もまだ多い。だが母上――アグリッピナは、ガリアを中心に兵を集め、新しき皇帝の名を掲げ、余に不満を持つ貴族や属州へ手を伸ばしている」

 

ネロの声は明るさを保っている。

だが、地図の上を滑る指先は止まらない。点と線をなぞる動きに、何度も思考を巡らせた跡が残る。

 

「正面から軍をぶつけるだけなら、まだやりやすかっただろう。だが母上はそうしない。税を封鎖し、兵を迷わせ、貴族に沈黙を選ばせる。余がこのまま動けぬと見れば、様子見をしている者どもは一斉に勝ち馬へ乗るであろうな」

 

「アグリッピナという人が、直接反乱軍の先頭に立っているんですか?」

 

マシュの問いに、ネロが小さく頷く。

 

「形式的にではあるがな。母上は新たな皇帝を立てようとしている。その名はヘリオガバルス。神官皇帝、太陽神の使徒、色々な肩書きがついて回るらしいが、要するに母上が担ぎ上げた余の代わりだ」

 

言葉にわずかな苦味が混じる。

 

「余を皇帝にしたのも母上だ。ローマの権力争いの中で、余を玉座へ押し上げた。だが今、その母上がローマを割っている。余を退け、別の皇帝を立て、別のローマを作ろうとしている」

「つまり、ローマには今二人の皇帝がいる?」

「そのとおりだ藤丸とやら。余とヘリオガバルス。そして母上はあちら側。これがただの親子喧嘩なら、余ももう少し気楽に笑えたのであろうがな」

 

沈む空気を、モルガンが破る。

 

「王位争い。権力闘争。人間の歴史では、掃いて捨てるほどある話です。ですが、その女のやり方は悪くない。兵をぶつける前に正統性を削り、支配構造に網を張る。玉座を奪うことを第一とせずに、支配の移し替えを描くのはよく考えられています」

 

「そうだ。母上は有能だ。なにせ余を皇帝にしたのだからな! そこを見誤るほど余は愚かではない。あの人は余がどこで強がり、どこで動かねばならぬかを知っている。だからこそ厄介なのだ」

 

藤丸はネロの目元へ視線を戻す。

化粧で隠しきれないクマ。虚勢の鎧。

 

「……ネロ陛下は、俺たちに何を望みますか」

「単刀直入でよいな。ならばこちらも正直に言おう」

「余はそなたたちを、ローマの指揮系統の下に置くつもりはない。どこの者とも知れぬ一団を、いきなり組み込むほど愚かではないのでな」

「だが、ローマを守るために力を貸す意思があるならば、余はその力を借りたい。そなたらを客将として迎えよう。余の軍列に加わり、余と共にこの内戦を鎮めよ」

 

側近たちが息を呑む。

客将。臣下でも配下でもなく、ローマ皇帝の名において、異邦の戦力に席を与える特例。

 

藤丸はマシュを見る。

彼女は小さく頷いた。

英霊たちは無言のまま、その視線を藤丸へ向けている。決めるのは自分だ。

 

藤丸は迷いを捨てて前を向く。

 

「分かりました。俺たちはローマを守るために協力します。俺たちの目的は、このローマの異常を修復することです。ネロ陛下と協力することでそれができるなら、力を貸します」

「十分だ。先ほど同じようなことを言ったが、余もそなたらにローマの民になれと強要はせぬ。だが余の都を守り、余の敵と戦うならば、余はそなたらを客人として遇する。働きには報いるし、無礼な扱いもさせぬ」

 

「もっとも、余の客将となる以上は退屈はさせぬぞ。ローマは広く、敵は多い。母上はガリアで余を待っておるだろうし、余もいつまでもこの丘に座っているつもりはない」

「ご自身も動くつもりなんですか?」

「当然だ!」

 

ネロは地図上のローマの駒を指で押さえ、そこからガリアへ向けて道をなぞった。

 

「余がローマに籠もれば、都は守れるかもしれぬ。だが、属州は余が動けぬと見る。貴族は迷い、兵は勝つ方へ流れ、母上の掲げる新しき皇帝に正統性が生まれる。ならば余が進むしかない。皇帝がここにいると、余自身の足で示さねばならぬのだ。もはや猶予はない」

 

藤丸は最初に気づいた目元の影を思い出す。

第一特異点で恐怖を抱えたまま、前へ進むしかなかった時の自分と重なる。ただ、彼女が背負うのは巨大な帝国であり、皇帝という名そのものである。

 

そのようにして協力関係について話すこと暫く、謁見室の扉が弾け飛ぶように開く。

息を切らした伝令。

部屋にいる者たちに驚愕はない。警戒していた情報がついに形を持って届いたという硬さが、空気に走る。

 

「陛下、南方街道の続報です!」

「朝の斥候報告にあった影か。先遣隊まで出したか?」

「はい。規模は大きくありませんが、隊列が報告されました。周辺の小集落にも火の手が上がっており、このままでは街道の補給線の一つが寸断されます!」

 

空気が一瞬で戦時へ切り替わる。

ネロは地図上の一点を見据えた。カペーナ門から続く道の先へ置かれた、小さな駒。

 

「やはり来たか。母上は余を都に縛るつもりだ。だが、街道を焼かれて黙っていれば、余は都すら守れぬ皇帝に堕ちる」

 

声が一段低く落ちる。

芝居がかった明るさの奥から、皇帝としての刃が覗いた。

 

「藤丸立香よ」

「はい!」

「事情のすべては聞いておらぬ。そなたらの底もまだ見えぬ。だが一つだけ確かな事実がある。そなたたちは強く、先ほど余の兵と民を守った」

 

ネロが藤丸を真っ直ぐに見据える。

 

「ならば改めて問う。カルデアのマスター。そなたたちは余と共に戦うか?」

「……俺たちのこと、まだ信用してもらえてないのに?」

「当然だ。正体も分からぬ一団を、皇帝が無条件に信用すると思うか?」

「だが今、ローマは戦っている。そして余は皇帝だ。ならば使える力は使う。危険であろうと、手が届く場所にローマを守る力があるなら、余はそれを掴む。それだけのことよ」

 

藤丸は短く息を吐き返す。

 

「分かりました。客将として、ローマに協力します」

「うむ。よろしい」

 

ネロが一歩前へ出て、謁見室全体へ響く声を張り上げる。

 

「聞け! カルデアのマスター、藤丸立香とその仲間たちは、ローマ皇帝ネロ・クラウディウスの客将となった! 余の臣に非ず! だが我らの戦列に立つ者である! 無礼は許さぬ! 軽んじることも許さぬ! 彼らの力は余が見定め、余が用いる!」

 

兵士たちが一斉に膝をつく。

金属音の響きの中で、リチャードが愉快そうに笑った。

 

「いいぞ皇帝! 戦の前に言葉で兵を立たせる。王とはそうでなくてはな!」

「戦そのものを喜びすぎないでくださいね、リチャードさん。ここはローマ市内に近い。被害を広げるのは論外ですよ!」

 

マシュの釘を刺す声に、リチャードが肩をすくめる。

 

「分かっているとも。マスターの戦だ。やりたい放題する場所は選ぶさ」

 

……もう若干駄目な気配がする。

ドレイクは地図へ視線を落として、頭の中で計算を始めている。

 

「南方街道を押さえられるのは、確かに困るでしょうね。補給線と交通の入口を握られれば、都市は値上がりがさらに加速します。敵方は、なかなか収支感覚に優れているようです」

「商売の話みたいに言うな」

「戦争とは大規模な経済活動ですよ、マスター。勝てば回収できる資産は少なくありません。まあ場合によりますが。あ、報酬金についてはしっかり話す必要がありますね」

「空気読むって知らない?」

 

ブーディカがすかさず二人の間へ割って入った。

 

「今はやることがあるんでしょ? なら早く行きましょ。貴方の敵になり得る連中なら、止める理由は十分にあるもの。それでいいでしょ? マスター」

「実に物騒で、実に頼もしい客将たちだな。よい。余も負けてはおれぬ」

 

「軍を整えよ! 南門から出る! 反乱軍の先遣隊を迎え撃ち、街道を押さえ直す! これは単なる防衛ではない! 余がローマに籠もるだけの皇帝ではないと、属州にも貴族にも見せつける、最初の一手である!」

 

謁見室の外で兵が走り出す。

甲冑の擦れる音。剣帯の金具が鳴る音。伝令の声が通路を満たし、宮殿全体が一つの軍へ変わっていく。

 

ネロは地図の上へ新しい駒を置く。ローマからガリアへ伸びる道の始点へ。

 

「では始めよう、藤丸立香。余のローマを裂こうとする者たちへ、皇帝がまだ膝を折っておらぬことを教えてやる時間だ。共に楽しもうではないか」

 

堂々とした皇帝の声。

だからこそ藤丸は気づかない。その言葉の裏側で、彼女の心が盛大に悲鳴を上げていたことに。

 

 

 

 

(うわぁぁぁぁ……言っちゃった余……客将がビジュアル系すぎる余! これで勝てるのか!? もうどーにでもな~れ!!)




マシュ「なんか違う気がしますが、まぁいいでしょう」
   「世界を先輩に染める、そう。フジマリズムです」
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