とある科学の重力操作(グラビトン)   作:クロモコッチ

7 / 9
第7話 拷問の末に

東光太は拷問サイクルを受け続けていた。

最後に黒潮は人間粉砕機を出す。逃げ場が無い東光太は睦月の重力で無理やり人間粉砕機に投入され人肉にハンバーグにされた。

黒潮「これで仕舞いやな」

 

美琴「ウッ、、、、」

黒子「ウプッ、、、、」

その光景に御坂美琴と白井黒子は思わず吐き気を催し目を背けるが依頼者の明石は違っていた

 

明石「有里、見てるか。こいつが苦しんで死んだのを見て少しだけ、楽になれた気がするんだ。俺が弱いから有里を守れなかったんだ。本当にごめん。有里」

 

明石「本当にありがとう「正義の拷問師さん」有里のために、俺のためにやってくれて。少しだけ前に進めるよ」

と明石は崩れ落ちるように膝をつき泣きながら何度も何度も「正義の拷問師」に頭を下げた。

 

睦月「御坂美琴とそこのジャッジメントの正義の方が正しいと思うよ。社会的にも道徳的にも」

 

黒潮「でもなぁ、明石さんのこの姿を見てや。復讐でしか前に進めん人間もいるんやで。ウチらは、そういう人の代わりに、復讐を請け負ってるだけや」

 

陽炎「大切な人が殺されて、そのショックで、心を壊して、自殺してしまう人もいるんだよ。アンチスキルもジャッジメントも救ってくれない現実があるんだよ」

 

沈黙の中、不知火が御坂美琴に対して、淡々と、 それでいて強く挑発的に語りかける。

 

不知火「3位の正義は大多数の正義感だと思う。だから、これからも私たちの依頼者を説得してくれていいし復讐を止めたいなら勝手にしたらいい。復讐を止められるなら止めていいよ」

 

ひと呼吸置いて、真っ直ぐに御坂美琴の目を見て言い放つ。

不知火「でも3位が明石さんを救えたの? 貴女の正義感で本当に彼を救えたの」

 

その言葉は鋭く美琴の胸に突き刺さった。 言葉を探しながら何とか話す。

 

美琴「明石さんが救われたみたいに見えるのは分かるよ。だけど、こんな血塗れの方法でしか前に進めないなんて。私は絶対に受け入れないし認めたくない」

 

黒子「明石さんが前に進めるたのは、 私も否定しませんわ。でもこのやり方は野蛮で、冷酷で、決して正義なんかじゃありませわ。命を奪う権利なんて誰にもないはずですわ」

白井黒子「お姉様が決めたなら、私も全力で支えますわ。私達が正しい道を示して、この悪循環を断ち切ってみせますわ」

 

不知火「あなた達が思っている以上に依頼者の怨念や怨恨の闇は深いのよ。3位がそれを受け止められるとは思わないけどね」

と「正義の拷問師」達は闇に消えていった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。