「風見野言ってくる」
「鍛治やってる」
「おう、たまにはお前も橋渡ししろよ」
「俺が出来るわけないだろ」
「喉怪我してるのに、やらせんな、」
「喋れんだから関係ねぇ」
軽口を叩きながら、廻喪は風見野へ、捌咎は鍛治をやりに向かう。廻喪の手には弁当があった。
『ふむ、あのときは、偶然だったが、何処にいるのかねぇ』「……」『ああ、ここの魔女の結界内に入れば見つかるのか』
佐倉杏子を探しに風見野に来た廻喪だったが、もともと偶然での出会いだった為に何処にいるかわからずただの散歩とかしていた。
「…おっ……」
「ん?なんだ、アンタかよ」
「ああ、一応聞いておきたいことが、あるんだが、佐倉杏子、何を願ったんだ?」
「アンタに言うつもりはない」
「そうか、まぁ、インキュベータ……悪い魔法少女の間では、キュゥべぇ、だったな、アレの言葉は、誤解をうむ、気をつけろよ?」
「……何が言いたいんだよ、」
廻喪は手遅れと感じながら佐倉杏子にインキュベータの危険性、未知性を伝えた。
「いや、頭の片隅にでも、おいてくれ、それと、お前、家あるのか?」
「っ?!名前すら名乗らないやつに教える気はねぇ」
「銀憑廻喪、前回も言った通り、専門家だ、そして、見滝原と、風見野、この二つの怪異性の対処を任されている」
「ここはアタシの縄張りだぞ」
「それはあくまで、魔法少女の話だろう、僕達は、専門家だ、魔法少女ではない、それと、家が無く、盗みを働く、そんな生活、続くようなものじゃないぞ」
わざわざ聞いたはずの言葉を、確信めいたように言う廻喪である。
「なんで知ってる……」
「わざわざ、否定するからだ、家に対しての
言葉、専門家が注視するもの。現地の仕事は現地の言葉で、そう言った専門家もいるくらいには言葉を重要視する。今回廻喪が行ったのは、家
「ああ、そうだよ、アタシに家なんかないよ」
「やっぱりか、お土産だ、食え、あと、それが終われば、仕事だ、」
「仕事?」
持ってきた弁当箱を佐倉杏子に渡し己は南東の方を睨む。
「ここから南東に魔女の気配だ、どうする?魔女を專門とする、専門家は魔法少女だ、俺達が專門とすることは、怪異であるか否かだ、」
「ごちそうさま、アタシが行く、美味かったよ」
「そうか、一つ言っておこう、今魔法少女を救うために専門家が総出で動いている、何かあれば頼るといい、俺は君達を尊敬するよ」
「……勝手にいってろ」
短いですが
あと杏子の解像度が低いので喋り方が変だったらすいません