とあるライダーオタクが絶望の世界に来てしまった件   作:キラトマト

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第53章 神も見放す、禁断の力。

 

 ────わたしはね、守られるだけじゃ足りないの。だから躊躇いなく、わたしはベルトを手に取るの。あなたの矛に、なるために。

 

 広島。かつてコールサイレンの本拠地だった廃都市は、今や完全な静寂に包まれていた。瓦礫の街に、ひとりの男が立っている。竜瀧友輔。彼は足元に転がる瓦礫を見下ろし、小さく笑った。

 

「……結局、こうなりましたか」

 

 彼の視線の先には、先ほどまで戦いが行われていた痕跡が残っていた。

 地面に刻まれた爆発跡、崩れた建物、そして怪物たちの消滅した残滓。

 コールサイレン。人類を滅ぼすために生み出された狂気の集団。だが────。

 

「所詮は実験体でしたが」

 

 竜瀧は冷たい声で呟く。

 

「よく働いてくれましたよ。えぇ、本当に。そして、舞台は整った」

 

 彼はポケットから一つのスタンプを取り出す。それは禍々しい紋様が刻まれた黒いバイスタンプだった。

 竜瀧はもう一つの装置を取り出す。それはリバイスドライバーとは似ても似つかない異形の装置だった。血管のような管がうねり、まるで生き物のように脈動している。

 

『バイラスドライバー』

 

 竜瀧はそれを腰に装着し、スタンプを握る。

 

「この世界は……俺のもの」

『グラナトファ!』

 

 彼はスタンプを倒す。

 

「変身」

『GRANATFA! VIRUS BREAK!』

 

 異様な音が響く。肉が裂けるような不快な音と共に、黒い装甲が彼の身体を覆っていく。背中から棘が伸び、胸部には禍々しい紋章が浮かび上がる。

 

『仮面ライダー……グラナトファ』

 

 竜瀧友輔 仮面ライダーグラナトファは、ゆっくりと空を見上げる。

 

「さぁ」

 

 彼は足元に転がっていた一冊の本を拾い上げた。それは、あの黒いブックだった。ページを開く。

 

「さぁ来い」

 

 闇が溢れる。

 

「この世界を終わらせるための神を」

『神はギフ様』

 

 空間が裂けた。そこから現れたのは、巨大な影。金色の装束に歪んだ体表、ギフ。

 そしてもう一体。赤黒い炎を纏った悪魔。その姿はまるで地獄そのもの。ディアボロ。

 

「さぁ、この俺の血肉となれ」

 

 グラナトファは満足そうに笑い、2体の身体を取り込んだ。

 

「これで世界は完成する」

 

 2体の力、悪魔が世に解き放たれる。仮面ライダーグラナトファは満足そうに呟いた。

 

「世界が壊れていく音が聞こえます」

 

 その頃、福岡市内の出版社ビル。

 

「……いやいやいやいや」

 

 真実は机に突っ伏していた。

 

「なんでこんなことになってるんですか!?」

 

 彼女の勤務する出版社では、現在も残ったスタッフが必死に仕事をしていた。世界が崩壊しかけている状況でも、情報は必要なのだ。

 

「真実さん! 原稿まだですか!?」

「無理ですって! 都市伝説の記事なんて今それどころじゃ────」

 

 その時だった。窓ガラスが砕ける。

 

 ドガァン!! 

 

「きゃあああ!!」

 

 オフィスに飛び込んできたのは、異形の怪物だった。黒い翼を持つ悪魔。

 

「な、なんですかこれ!?」

 

 社員たちが悲鳴を上げる。そこに悪魔がゆっくりと近づく。

 

「いやいやいやいやいや!!」

 

 真実は椅子ごと後ろに下がった。

 

「今度は何!?」

 

 悪魔が腕を振り上げる。

 その瞬間。閃光が走った。悪魔の身体が真っ二つになり、爆発は抑えられる。

 その背後に立っていたのは白い装甲、角を持つ剣士。ヴァルキュア。

 

「……大丈夫ですか真実さん」

 

 静かな声。

 

「え」

 

 真実は目を丸くした。

 

「仮面ライダー!?」

 

 ヴァルキュアは剣を収める。

 

「ここは危険です。すぐに避難を」

 

 真実は慌てて立ち上がった。

 

「ちょ、ちょっと待ってください! 今の怪物なんですか!?」

 

 賢人は一瞬、沈黙し、そして静かに答えた。

 

「……新しい敵です」

「新しい!?」

「多分悪魔です。俺も詳しいことは分かりません」

 

 リバイスが放送される前に、彼は死んでしまったから。しかしその言葉に、真実は固まる。

 

「え」

「それを召喚した者がいる」

 

 ヴァルキュアは窓の外を見る。遠くの空。黒い雲が渦を巻いていた。真実は震える声で言った。彼は小さく頷く。

 

「また元通りには、させません」

 

 せっかくグラナトファを人に戻す方法があるかもしれないのにと、そう言外に含めて。

 

「ありがとうなストボロス」

 

 スペリオルユニコーンに潜むかつての敵のお陰で、レイジングユニコーンは封印できた。だから黒剣士として今は人々を救っていた。

 

 外では、遠くから怪物の咆哮が響く。戦いは、終わっていない。むしろここからが本当の地獄だった。

 新東響上空。黒い雲の裂け目から、次々と影が落ちてくる。翼を持つ悪魔、骨のような怪物、歪んだ肉体のクローン。グラナトファが召喚した怪物たちだった。

 瓦礫の街の中、生存部隊、及び天芽達はすでに展開している。

 

「数が……洒落にならないな」

 

 セカイが呟く。視界の先、ビルの屋上から地上まで、悪魔の群れが埋め尽くしていた。

 

「だけどやるしかない」

 

 彼は言う。

 

「ここで止めなきゃ、街どころか世界が終わる」

 

 その言葉に、周囲の治癒姫たちは静かに頷いた。

 

「作戦開始だ!!」

 

 セカイの号令が響く。次の瞬間、空から影が降り立った。

 

「遊んでいる暇はない。不絵、毛糸、ほたる、ミカ、灯里、クシュナ。避難は任せる」

「は、はい!!」

「開幕からハイライトだ。様子見無しで一気に決める」

 

 彼は腰のデザイアドライバーに、九尾のバックルを装填する。

 

「変身」

『DYNAMITE BOOST ギーツIX!』

 

 白に覆われた神様。仮面ライダーギーツIX。同時に、ジムペイン、ポートラルの少女たちも武器を構えた。

 

「行くよ!」

『READY FIGHT!!!!!』

 

 トルペードが突撃する。

 

「オラァァ!!」

 

 巨大な鎌が振り抜かれ、クローン悪魔をまとめて吹き飛ばす。ゆっこがバットを振るう。

 

「悪魔祓いはバットやろがい!!」

「それもっ、違うと思いますがねゆっこさんっ! やぁっ!」

 

 鈍い音と共に悪魔の頭部が砕ける。水守のメイスが怪物の腹部に叩き込まれ、内部で炸裂する。

 

 しかし──。

 

「まだ来るぞ!!」

 

 セカイが叫び、空間が歪む。そこから現れたのは、さらに巨大な悪魔だった。ディアボロの炎から生まれたクローン。

 

「ちっ……」

 

 セカイが言う。

 

「ダイナモ、前へ!!」

「応!!」

 

 戦香を先頭に少女たちが突撃する。巨大な怪物の腕が振り下ろされ、地面が砕ける。

 

「させるか!!」

 

 ギーツが跳ぶ。9本の白い尾から青い炎が噴き出す。加速した次の瞬間、怪物の首が飛んだ。

 

「神様を舐めてもらったら困るな」

 

 別の場所では、ユゥリザたちが戦っていた。

 

「仮面ライダー、一緒に行くぞ!!」

「僕達も行こう!」

「あぁ、もう何の気後れもない。天芽、芽舞。悪魔祓いだ!!」

 

 グラナトファサイドはヴァルキュアに加勢する。白い羽と黒い剣士。周囲に拡がる蜘蛛の糸。そして響き渡る3つの遠吠え。

 

「もっと早く出会いたかったよ天芽!!」

「同感だ! なんか僕たちの姿すげぇ対照的じゃない!?」

「実は真っ白の形態もあるんだぜ!?」

「天芽と仮面ライダー! 無駄口を叩くな!!」

 

 ユゥリザの三つ首が同時に唸る。喝を入れ直された彼らは目の前の悪魔を屠る。初めての共闘、しかしどこか妙にウマがあったのか息ぴったりの連携だった。

 

「悪い天芽! ……竜瀧友輔が来たらしい。行ってくる」

「……そうか」

 

 それから数時間が経ち、悪魔も一通り片付いた頃、ヴァルキュアの耳に声が届く。天芽達は息も絶え絶えの中、彼を見送るのだった。

 瓦礫の街の中央。そこにはどす黒い空気が漂っていた。黒い装甲、仮面ライダーグラナトファ。

 

「……ふむ」

 

 竜瀧は周囲を見回す。

 

「随分と騒がしくなりましたね」

 

 その前に立つのは、白い装甲の剣士。仮面ライダーヴァルキュア。

 

「お前の計画はここで終わりだ」

「貴方が、ですよ?」

 

 グラナトファは笑う。

 

「これは計画なんて生温いものではありませんよ」

 

 彼は腕を広げる。

 

「世界の進化です」

 

 黒い衝撃波が放たれる。ヴァルキュアはそれを剣で受け止める。

 

「ッ!!」

「1人でやるつもりですか? 俺には悪魔が2体もついてる。それで勝てると思っているのっ、ですかぁっ!?」

 

 ウイルスが撒き散らされ、グラナトファのその踏み込みで地面が砕ける。

 

 

 一方その頃、ギーツが元の世界に戻ってしまったポートラルの戦場。有象無象の悪魔、そしてギフは彼によって倒されたものの、まだ一体残っていた。それはディアブロ。ギフと対を成す原初の悪魔。

 

「強すぎます……!」

 

 技のギフと、力のディアブロ。そう、ディアボロは目立った特殊能力こそないものの、圧倒的な膂力を誇っていた。少女たちの武器とぶつかる衝撃波だけで辺りの建造物が破壊されていく。

 

「だったらアド!! 毒手をアイツに!!」

「もうやってるよモグッチ!! でも通用しない……!!」

 

 並のグラナトファなら核を溶かし尽くし、特記個体であったとしても動きを止められるその劇毒ですらディアブロには通じなかった。

 

「ってことは、久しぶりにあたしらの出番ってことだよなぁやちる!!」

「何カッコつけてんの栗子」

 

 大鎌を振り回し、やちるとともに宙を翔る姫片。しかし、彼女の業火ですら、ディアブロの装甲は焦げひとつつかない。更に動体視力も異常発達しているのか、やちるの∞マカブルもあっという間に捉えられてしまう。

 

「みっともないじゃない片栗粉!!」

 

 怪人騒ぎのせいで、近頃実践経験が乏しかった来栖崎は、姫片を煽りながらディアブロに切りかかる。愛刀である楸刀は、鈍く赤く光る。それは相手の装甲に傷をつけることには成功した。……が。

 

「ごふぅッ!?」

 

 手痛い反撃。悪魔が、黙って攻撃を受けているだけなわけがない。

 

「人間共の力、100年経っても変わらないようだな。……あぁいや、"女"だからか」

 

 人語を話すディアブロ。沈黙が響く。明らかに見下したその態度、まさに驕り高ぶったその様子に、ポートラルの青筋がビキビキと立つ。

 

「……黙れ」

「……?」

「私らはね、女だから、男だからで戦ってるんじゃないのよ。……私の人生、強さが全てだった。だけど! それだけじゃないってことを教えてもらった」

「えぇ、私たちは自分の意思でここに立っている。規則だとか、正義のためじゃない。ただ貴方たちの暴虐を黙って見過ごせないだけです」

 

 来栖崎は、手に握る愛刀を見やる。そして百喰はメガネを上げ、ディアブロの弱点を探す。

 

「それにね知ってる悪魔さん? チミみたいな悪はね、絶対に倒される運命なんだよ!」

 

 以前のアドなら、絶望の世界にいたアドからは出なかったであろうその言葉は、確かに本心であった。

 

「……ほぉ、仮面ライダーにもなれんただの人間が啖呵を切るか。なら一思いに────」

 

 

 

「ひさぎ!! これを使え!!」

「……え?」

 

 来栖崎の足元に、青の刀が突き刺さる。投げたであろう方向には、愛しの恋人、その姿があった。

 

「……悪いひさぎ。今は動けない。だから俺の刀を使ってくれ!!」

「真司……!!」

 

 来栖崎は一瞬、涙を滲ませるがすぐに押さえ込み、ニヤリと笑う。

 

「上等……!」

「来栖崎さん! 奴が固い理由、分かりました!」

「早く言って!」

「角です! そこがバリアのような役割を果たしているのだと思われます!」

 

 ────楸刀、別名、日の刃。そして真司の愛刀、月の刃。天と地の刀。しかし来栖崎に二刀流の心得はない。

 

「はぁッ!!」

「なんだァ? 届いてないぞ?」

 

 乱雑に日の刃を投擲する。それはディアブロの足元に突き刺さる。そして月の刃を携え、来栖崎は走る。狙いは一点、ディアブロの角。

 

「はッ、それが狙いか! だがなぜ角などという目立った箇所を弱点にしたと思う? ……それすらも砕けない貴様らを嘲笑うため────なにッ!?」

 

 バリアが張られた状態でも傷をつけられた来栖崎のその膂力。そして、月の刃は相手の防御を砕く事に特化した刀。

 

「まだわからんようだな。バリアが剥がれたところで我の力は止まらん!!」

 

 ディアブロの腕が来栖崎を捉える。直撃すれば、骨など原型を留めない一撃。来栖崎はそれを────避けない。

 

「ぐッ……!!」

 

 肩口を抉られ、鮮血が舞う。だが、些事だ。治癒姫になったことによる身体性能の向上。更に、彼女の踏み込む足は止まらない。

 

「力だけで全部壊せると思ってるアンタに────教えてあげる」

 

 足元に突き刺した日の刃へと、蹴りを叩き込む。跳ね上がる刃。回転しながら宙を裂く鈍い赤。その軌道の先に、ディアブロの視線が一瞬だけ引き寄せられた。

 

「ッ!?」

 

 その隙を、逃さない。

 

「私たちはね……一人じゃないッ!!」

 

 月の刃を握り締め、真正面から踏み込む。防御を砕く刃が、再び角へと食い込む。砕けきらなかった最後の抵抗ごと、ねじ伏せるように。そして宙から落ちてきた日の刃を、逆手で掴み取る。

 

「見てて真司……!!」

 

 交差する、二つの軌跡。月が道を切り開き、太陽がすべてを焼き切る。

 その一閃は、装甲も、肉も、誇りも、何もかもを両断した。

 

「ば……かな……」

 

 崩れ落ちる巨体を一瞥すらせず、来栖崎は血を拭う。次の瞬間、ディアブロの身体は爆発をもって終焉を迎えた。

 

「別世界に侵略するんだったらね、せいぜい予習しときなさい」

 

 現時刻を持って、竜瀧が召喚した悪魔は全滅したのだった。

 

「ひさぎ……強くなったな」

 

 

 そして、ヴァルキュアは竜瀧の変身する仮面ライダーグラナトファに苦戦していた。理由は単純、脅威の再生能力のせいである。だがしかし────!

 

「一人じゃありませんわ!!」

 

 新しい声が響き、竜瀧が振り向く。そこに立っていたのは、綴だった。彼女の手には、黒いベルト。デザイアドライバー。

 

「不絵さんから預かりましたの」

 

 綴は静かに装着する。

 

「そしてこれは浮世英寿さんから。使わせてもらいますわ」

『デザイアドライバー 』『Set.』

「変身!!」

『ブーストMark II!』

 

 黒い装甲が展開する。しかし次の瞬間、別の光が重なった。真っ赤な装甲が加速する。

 仮面ライダーグロディス ブーストマークII。

 

「……面白い」

 

 グラナトファが呟く。

 

「二対一ですか」

「えぇ」

 

 綴は笑った。

 次の瞬間。二人は同時に動いた。ヴァルキュアの剣。グロディスの蹴りを同時に喰らい、その装甲に衝撃が走る。グラナトファが後退する。

 

「ほう……」

 

 竜瀧は笑った。

 

「やりますね」

 

 だが彼は腕を振るう。黒い棘が地面から噴き出す。

 

「ですが、無駄です」

 

 その瞬間。ヴァルキュアが跳ぶ。

 

「綴!!」

「分かっていますわ!!」

 

 2人の必殺技が重なる。しかし威力は2倍ではない。息のあった連携、それは二乗といえるほどのものだ。

 

『スペリオル必殺斬り!!』

『BOOST GRAND STRIKE』

 

 光が炸裂する。

 

「終わりだ!!」

 

 ヴァルキュアの剣が振り下ろされる。同時にグロディスの蹴りが炸裂する。

 爆発四散。そして────。仮面ライダーグラナトファの装甲が砕けた。

 

「……なるほど」

 

 竜瀧は膝をつく。

 

「ここまでですか」

 

 装甲が崩れ、彼は地面へ倒れた。戦場に静寂が戻る。だがその時、拍手が聞こえた。

 

「……よくやってくれた。神川賢人」

 

 振り向くと、そこに立っていたのは────妃崎だった。

 

「長官……?!」

 

 賢人が警戒する。妃崎はゆっくり歩いてくる。

 

「……ありがとう。そしてもういい」

 

 彼女は地面に落ちた装置を拾う。バイラスドライバー。そしてグラナトファバイスタンプ。

 

「なるほど」

 

 彼女は静かに呟く。その声は、どこか冷たかった。

 

「次は私……ということか」

 

 賢人が叫ぶ。

 

「待ってください!!」

 

 しかし遅かった。妃崎はベルトを装着する。

 

「この世界は腐っている」

 

 彼女はスタンプを握る。

 

「グラナトファを人間に戻────」

 

 賢人の言葉も聞かずに。

 

「私一人で支配しなければならない────変身」

『GRANATFA! VIRUS BREAK!』

 

 闇が広がる。黒い装甲が展開する。竜瀧とは違う、強い信念があるが故のより禍々しい力。妃崎はゆっくり顔を上げた。

 

「……これでいい」

 

 狂気ではない。信念と歪んだ正義。妃崎はゆっくり顔を上げる。仮面ライダーエクスト。新たな支配者が、今ここに誕生した。

 

「神川賢人、まずは腕試しだ」

『ザ・アナザーライダー』




妃崎は、アナザーライダーのアルターブックでグラナトファを絶滅させようとしていたのでした。ですがそれを完成させる為には歴代アルターブックが必要。そしてそれを作り出せるのは竜瀧だけなので協力していた。しかし竜瀧は演技上手なので、妃崎の前では終盤までぼろは出さず、世界平和のため、と嘘をついていたのでした。
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