羂索?ああ、さっき蟲の餌にしたよ。   作:童慈

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 いいですか?落ち着いて聞いてください。貴方が寝ている間に貴方の頭から溢れ出した存在しない作品の評価が8⭐︎を超えランキング223位になりました。何を言っているのかわからねえと思うが俺にもわからねぇ。そんな期待をかけるなんて人の心とかないんか?(ドブカス)

 期待が!期待が重いよバーニー!えぇい冗談ではない!アンタ(読者)みたいなのがいるから戦争(作者の執筆)が終わらないんだ!

 高評価及び感想ありがとうございます!励みになっております。後、誤字脱字警察の皆様ありがとうございました。自分で設定練っといて呪液の量をミスる大ポカをやらかしたアホが私です。

 寝起きに啓蒙を得る事が多いため、青ざめた血の空を眺めながら獣達(社畜達)の死に様(死んだ顔)を愉悦と共に眺める事で脳に瞳を得ているので、見える物(誤字)が見えないのだ!!(言い訳)誰かブラボ産の鎮静薬プリーズ!!血に酔うんだよ!頭カレルかな?


蟲の遁走

 ヤァ、みんな!小学5年生になった蟲蔵創夜だよ!メランコリアが仲間に加わってから約1年。今現在私は死ぬほど行きたくなかった京都に来ております。

 

 何故行きたくなかったかと言うと、御三家がいる上にこの時代には最強故に強者を求めるアンチェイン五条ジュニアがいるのだ。奴の六眼に見られたら俺の術式がバレるし、秘蔵している呪蟲達がバレると計画に支障が出るのだ。

 

 五条は気にしないだろうが、俺の強さと術式が五条家にバレ、上層部に伝わるとメロンパンが俺と言う異分子(イレギュラー)を明確に認識してしまう。最近になってメロンパンらしき人物を捕捉したのだ。今バレると警戒されてぶち殺し難くなってしまう。

 

 そして何より圧倒的不確定要素にして呪術廻戦きっての最強ボスゴリラこと禪院甚爾がどこで何してるかわからんのである。2003年に恵が生まれることからもしかしたら伏黒マミーといちゃついてんのかもしれないが、あのゴリラの事だ、付き合って1年以内に恵を作るぐらいの下半身をしているはず。

 

 そう、下手すると術師殺し全盛期にかち合うのである。原作でおそらく40代ぐらいであんだけ強いのである。そら経験値とか違うだろうけどあれの若い頃とか絶対戦いたくない。ランダムエンカウントで索敵不可とかどんなクソボスだよ……あ、ゴリラか。

 

 

 だが、だがだ!それを分かって京都に来たのだ。今の京都にはその価値があるのだ!

 

 何故って?なんとあの黒沐死と蝗GUYっぽいのが今京都にいるのである!!原作時点で生まれが日本の為準1級レベルだった蝗GUY。天災を起こす生物である蝗の具現が準1級。対してゴキブリである黒沐死は特級。被害と規模を考えれば圧倒的に蝗GUYの方が特級に相応しいはずなのにだ。

 

 この差は明確に土地が関係している。蝗害、それは主にアフリカで大規模なモノが観測される。日本において蝗害とはバッタによる農作物への被害だが、ことアフリカにおいてはあらゆるモノを喰らい尽くす災害である。

 

 そう、世界と日本とで蝗害の認識が違う。恐れが違う。故に日本ならばどこにでもいる嫌悪の対象たるゴキブリの方が等級が上なのだ。

 

 この世界に転生して少し経った時に俺は思った。

 

 (黒沐死と蝗GUY混ぜたら最強になんじゃね?)と。

 

 そこから苦節4年、ようやく奴らを見つけたのである!!コイツら好んで人を食う為呪術師に見つかると速攻で祓われるため発生から討伐までのサイクルがクソ早いのだ。その上どこで湧くか分かったもんじゃないのだ。

 

 そんな奴らがあろうことか京都に雁首揃えてほぼ同時期にポップしたのだ。ドライが発見して即報告してくれたからフンフの術式で千葉からすっ飛んできたのである。

 

 時間は深夜の1時。季節は秋、今日は日曜日幾らでも夜更かしできるぜ!ぶっちゃけ俺の術式の能力で蟲型であるあいつらの調伏はチョロい。てか実際蝗GUYの調伏は一瞬で終わったんだけどなぁ。

 

 困ったことになった。

 

 『私ハ、鉄ノ味ガ、』

 

 「うっせぇよ雑魚。ゴキブリが人の言葉喋んじゃねえよ。」

 

 某火山頭のように頭だけにされて転がされている黒沐死とそれを行った五条(最強)

 

 マッズイな。黒沐死は単為生殖で増える事で、親が死んでも子が新たな黒沐死になるが多分あいつ生まれてまもないから子がいない。そんな状態で祓われたら何処にいつポップするかわからない黒沐死を探し回らなきゃ行けない。

 

 ならどうするか?簡単だ。強奪すんだよ!!

 

 「ヴァニティ、メランコリア。」

 

 『御前に。』

 

 『さて……仕事だ。』

 

 五条の視界に入らず黒沐死を回収するにはこの2体が適任。

 

 『灰色の終末(ソドム)

 

 季節外れの雪が降る。灰雪はゆらりゆらりと鬼火の様に舞い散り辺りに降り注ぐ。

 

 「っ!?順転・蒼!」

 

 澄み渡る空色の球体が五条の前方に出現し、灰雪を吸い込み集めようとする。それが悪手だと分かっていてもそうするしかないのだから。

 

 「ちっ!タチの悪い術式だな!!」

 

 灰雪を吸い込んだ蒼が五条の周辺を一周回って消失する。ひらりひらひらと舞い散る雪の大半を残して。

 

 メランコリア術式『灰色の終末(ソドム)』は呪霊だった頃は憂鬱を氷として出力していた術式を雪だけに限定する事で術式効果と範囲を強化したものだ。

 

 呪霊だった頃は一定以上の呪力を持つ物にしか効果がなかったが、今はありとあらゆる事象に術式効果が適応される。

 

 蒼の引き込む力自体を減衰させ、更にそこに込められた呪力すら減衰させる事で消滅させたのだ。この雪が人に触れた場合、呪力、体温、生命、気力を奪う死の術式。この雪が奪ったエネルギーは新たな灰雪の原料になる。敵が強ければ強いほど、敵が多ければ多いほどこの術式は本領を発揮する。

 

 『ん?……そうくるか。だが……無駄。』

 

 一瞬で消滅する蒼を何度も繰り出しこちらへの直線上から雪を排除しきり真っ直ぐ突っ込んで来る五条。六眼でこちらの位置を大雑把に掴んだか、なるべく呪力を抑えているが六眼相手じゃ意味ないか。蒼の引力も合わさる事で高速移動しているがその辺も予想済みだ。

 

 『『『この場において五条悟は空を翔けれず、地を駆けれない。』』』

 

 五条の高速移動が止まり必死の形相で小走りする五条が出来上がる。

 

 「嘘を真にする術式か!?俺に効果を通すとかどんな出力してんだ!!」

 

 いや、それはこっちのセリフ。ヴァニティが口三つを使って唱えたのに、なんで小走りできんだよ。攻撃的な言葉じゃなけりゃ特級呪霊にも口一つで十分なんだぞ化け物め。

 

 だがおかげで完全に黒沐死から気が逸れたな。

 

 「フンフ、回収。」

 

 『はーい、お父様。』

 

 『私ハ、鉄ノ味ガ』

 

 頭だけだった為繭玉になった黒沐死が回収されたのを見届け俺達も歪曲に入る。

 

 「待て!!お前ら!!もっと俺と遊んでいけ!!」

 

 うわぁ、もう全力ダッシュでこっち来てるよ。もう『虚言神託(アンチ・クライスト)』の効果の半分を無効化しやがった。声だけでもガンギまってんのがわかる。

 

 そろそろ視界に入っちゃうな。さっさと逃げよ。

 

 「じゃあな、五条悟。5年後に会おう。」

 

 「待てぇぇぇぇ!!」

 

 お〜怖い怖い。やっぱ夜蛾センに教育されてないからガチの狂犬だな。その場を後にした俺達は、秘密基地にしている千葉の山に来た。

 

 『くっ。』

 

 到着と同時、ヴァニティが声を出した三つの口が弾け飛んだ。

 

 「すまないヴァニティ。無理をさせた。」

 

 ヴァニティの術式は呪言に近く、唱えた内容を無効化されると使用した口が弾け飛ぶのだ。呪蟲のため治癒は容易だが、一度無効化された対象に

術式をかける場合、二度目は一度目の倍、三度目は二度目の倍の口を要求される上に効果が下がっていく。その上直接的な干渉を無効化された場合帰ってくる反動は倍になるクソ仕様。

 

 『いえいえ、我等が神よ。これもまた試練。我等が神が与えた苦難を血にまみれ、身を削り、身命を賭して成し遂げてこそ我が信仰は証明されるのです。この程度些事も些事。しかして神の御慈悲は私にとって甘露のごとし。苦労も報われるというもの。』

 

 体中の口が笑みを浮かべ吹き飛んだ口が再生する。呪蟲は呪霊と同じく反転術式を使わずとも呪力で体を再生できる。ヴァニティの場合俺が褒めるか労うと呪力が増大し傷が瞬時に治る。

 

 俺の知らない所で縛りを結んでいたらしく『神の為に邁進する』とか言う訳のわからない縛りを結んでた。この場合の神は俺。どうやら俺が褒めるか労うと、神に邁進が認められたとなり呪力が跳ね上がるのだ。

 

 『生粋の……社畜だな……ヴァニティ。』

 

 『神のためであれば私は何にでもなりましょう。貴方もそうなのでは?』

 

 『社長は……労働に対し……正しい評価をくれる。得難い……資質だ。有能な……上司は……支えてやるべきだ。』

 

 『私は、鉄の味ガ、好キダ。』

 

 「あ、黒沐死忘れてた。」

 

 やっべ、黒沐死消滅しかけとる。

 

 「俺はレベル2蝗GUYとレベル3黒沐死をチューニング!」

 

 蟲型呪霊に限り、俺は呪液にせずとも調伏しリソース化、又は構築の素体にできる。

 

 「集いし蟲が新たな終わりを指し示す!光飲み込む闇となれ!」

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 特級呪霊:黒沐死の取り込みに成功。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 特級呪霊:黒沐死、準1級呪霊:蝗GUYを素体とし構築を開始。

 術式を最適化。リソースを最適化

 術師の意思を反映……反映……

 構築完了。

 名称:界喰蟲 個体名:暴食(グラ) 術式『第五のラッパ(アバドン)

 ロールアウトします。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「シンクロ召喚!現れろ、グラ!うーん、名前の文字数が少ない!!」

 

 蝗が集まり人となる。煤けた王冠を被り枯れ枝色の外套を纏う美少年が膝をつく。

 

 『我が名は『暴食(グラ)』全てを喰らう災害なり。よろしく頼もうぞ我等が王よ。』

 

 背から長大な翅を伸ばし、何千もの目の集合体である複眼を納めた両目でこちらを見据えている。その目から感じ取れる感情は飢餓。何を喰らおうと、どれだけ喰らおうと決して満たされぬ虚。

 

 「よろしくグラ、お前の特性はわかってる。オラ食ってけ泥棒!!」

 

 見かけ上は何もないが、俺の術式に溜め込んでいたリソースが半分持っていかれた。転生して約5年溜め込んできたリソースの半分を一瞬で食われた。

 

 『ギギギギギギ!満足!満足したぞ!我等が王よ!まさか我が飢餓をこうも容易く満たすとは!!』

 

 「それで、持って何年ぐらい?」

 

 『1年だな。術式を使わずにいるなら倍は持つが、そうもいかんだろう?』

 

 「うん。お前がヒモになるとリソース足りんからある程度自給自足してくれると助かる。」

 

 『了解した。』

 

 これで特級は8体。戦力的にはかなり集まったけど領域対策しないときついよなぁ〜。どないかして領域覚えるか。それかシンカゲの奴攫うしかないな。後は野となれ山となれ。

 

 




 超有能索敵マンである故に初期組なのに存在感空気のドライに敬礼。

 
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