IS 〜偽りの腕に抱くもの〜【本編完結】   作:sha-yu

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感想で皆さんに励ましてもらいました。

元気出ました。更新頑張ります。

そして、昨日は弱音吐いてすみません。


126話

 

IS訓練場のピットでテムジンを展開し、動作確認のために手を握ったり開いたりしていた。

 

さすがというかなんというか、IS学園に引けを取らないほどの設備だ。

 

 

「ねぇ、ショウゴ……」

 

 

心配そうな顔をしたナターシャさんが話しかけてくる。

 

 

「はい?」

 

「本当によかったの?模擬戦なんて受けて……飛行機で長い時間移動して疲れてるはずなのに……」

 

「時差調整して寝ましたし、大丈夫ですよ」

 

「でも、しっかり休んだわけじゃないんだし……」

 

 

ふむ、ナターシャさんが心配してくれるのはわかるけど……

 

 

「僕もやってみたかったし、問題ないですよ。あ、あっちも準備できたみたいなので、行きますね」

 

「あ、ショウゴ!」

 

 

ナターシャさんの声が聞こえたけど、僕はそのままピットを飛び出した。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

訓練場に出ると、既にジェニファーが待っていた。

使ってるISは……まるで蜘蛛のように8本の装甲脚が背中にある機体だ。

 

専用機、なのかな?

 

 

「お待たせしちゃったかな?」

 

「いえ、別に」

 

 

んー、そうそっけなく返されるとなかなか傷つくものが……

 

 

「それ、専用機?随分と変わった形だけど」

 

「戦う前に機体のこと話すと思う?」

 

「確かに、そうだね」

 

「それに、あんたの機体だって変わってる。その辺で売ってるコミックの安いヒーローみたいだわ」

 

「はっきり言ってくれるね……」

 

 

バカにされた気分。ちょっとカチンときた。両親がデザインしたんだから、怒ってもいいよね。

 

 

「ナターシャ少尉がわざわざ日本から呼んだから、どんな人かと思ったら、とても強そうには見えない車椅子の男子……正直、あなたが私たちの訓練についていけるとは思えない」

 

「まぁ、普通はそういう反応か」

 

 

誰も車椅子に乗った人が強いなんて思わないのはわかっていたんだけどね……。

IS学園の人達って、そういうの感じさせないからこの反応は、僕としても新鮮だ。

 

 

「私、あんたみたい貧弱な男は嫌いなの。だから、ここであんたに勝って、留学の必要がないことをナターシャ少尉やチーフに知ってもらう」

 

「僕としても、留学が無くなっちゃうのは嫌だし、そんなにボロクソ言われて黙っていられるほどいい子ちゃんじゃないんだ。悪いけど、勝たせてもらうよ」

 

『二人とも、熱くなるのはいいが、そろそろ始めてもいいか?』

 

「「すいません……」」

 

 

チーフさんに注意されてしまった。

 

 

『制限はない。建物を壊さなければ、何をしても構わない、先に相手のシールドエネルギーを無くした方が勝ちだ。存分に戦え。では、始めろ!』

 

 

え、もう!?

 

 

「行くわよ!」

 

「うわっと!?」

 

 

ジェニファーは一気に距離を詰めて、その特徴的な8本の装甲脚が一斉に襲いかかってくる。

 

うわ、おもったより大きいな、このIS!

 

 

「ボーッとしてるんじゃないわよ」

 

「突然っ、始まったから……びっくりしてねっ!」

 

 

スライプナーで装甲脚をいなすけど、手数が多い……。

 

近接戦は不利だ。

 

 

「このっ!」

 

 

装甲脚を弾き、銃口をジェニファーに向け引き金を引いた。

 

 

「銃剣!?」

 

 

装甲脚で体を守った。反応速度も凄い。

 

今のうちに、距離を取る。

 

 

「てっきり近接一辺倒かと思ったけど、違うみたいね」

 

「それは褒めてるのかな?」

 

「どうかしらね?」

 

 

装甲脚をこちらに向けてきた。何を……って、あれ砲門?

 

 

「8門同時の射撃はどう躱す?」

 

「あー……どうしようか」

 

「自分で考えなさい」

 

 

その言葉とともに8つの砲門から同時にビームが放たれた。




次回に続きます。

短くてすいません……。ほら、あれですよ、す、す、す、スランプっていうの?それですよ(汗

……いやあの……すいません。本当に浮かばなかった……


お気付きの方もいると思いますが、ジェニファーが使っている機体は、原作でオータムが使っていたアラクネです。

アメリカ編やろうと思っている時から、アラクネは使おうと思っていました。

デザイン、結構好きなんですよね。
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