IS 〜偽りの腕に抱くもの〜【本編完結】   作:sha-yu

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どうも。

今朝、無性にゴッドイーター書きたくなって書いてた作者です。

やっぱりね。ジーナ一番だよ。
もちろんクラリッサもいいけれども、作者はジーナが一番好きです。

そして、本音を言うなら……


ISの小説がこんなにお気に入り増えたり、ランキングに上がったりするとは夢にも思わなかった。

皆様に感謝です。

では、本編どうぞ。


128話

 

「さ、ここが私の家よ!」

 

 

基地を出てから20分ほど歩いたところに、ちょっと大きめの一軒家が。これがナターシャさんの……

 

 

「思ったより普通ですね」

 

「ちょっ、それってどういう意味?」

 

「あ、いや、もっと豪勢な家かなって思ってて……」

 

「私、普段は各地を飛び回ってるから。モデルとかパーティとか色々ね。あ、でも車の中でも言ったけど、ショウゴがいる間はずっと付き添うから、安心して」

 

 

僕は安心できない……。

 

ナターシャさんは家の鍵を開けて、中に入っていった。僕もナターシャさんに続き、家に入る。

 

……ふむ、なんだか豪華な家具なんかがあるわけじゃなさそうだ。

 

 

「ショウゴ、部屋に案内するわね」

 

「あ、はい」

 

 

そう言って家の奥へ進んでいくナターシャさん。

 

ついていくと、一つの部屋へたどり着く。中は……うん、普通の部屋だ。

 

 

「ここは好きに使って。隣の部屋が私の部屋よ。トイレが部屋を出て右。シャワールームはトイレの隣ね」

 

「わかりました」

 

「それじゃあ、ゆっくりくつろいでいて。夕食ができたら呼ぶわ」

 

「あ、僕も手伝います」

 

 

何もかも世話になるわけにはいかない。

料理ならそれなりにできるし。

 

 

「だーめ。今日は疲れてるんだから、部屋で休んでいなさい。いい?」

 

 

ツン、と額を指で押される。

……しょうがないか。今日はお言葉に甘えよう。

 

 

「……わかりました」

 

「いいこね。夕食できたら呼ぶわね」

 

 

ナターシャさんは、そのままリビングの方へ言ってしまった。

 

さて……夕飯ができるまで何してようか。IS学園やドイツならクラリッサがいたから暇とかはしなかったんだけど……そうだ、クラリッサに電話しよう。

 

今は夕方の5時。あっちは夜中の11時くらいかな。まだ起きてるかな。

 

携帯でクラリッサの番号を呼び出す。

2コール後、電話がつながった。

 

 

「あ、クラリッサ?夜遅くにごめんね」

 

『将冴。気にするな。なかなか寝付けれないところだったんだ』

 

「そっか。こっちは無事にアメリカに着いたよ。一緒に訓練する人達と顔合わせしてきた」

 

『大丈夫か?いじめられたりとか……』

 

「大丈夫。一緒に訓練するの、アメリカの代表候補生だよ?そんな子供みたいなことしないさ」

 

『それならいいが……』

 

「あ、でも模擬戦は挑まれた。なんでも、僕が車椅子で貧弱そうな男だから気に食わなかったみたいで」

 

『なっ!?将冴のどこが貧弱だと言うのだ!今から私がその代表候補生を……』

 

「大丈夫だよ。ちゃんと模擬戦で勝ってきたから」

 

『そ、そうか……流石だな、将冴」

 

「クラリッサに恥ずかしい報告はできないからね」

 

『わ、私のことは気にしなくても……』

 

「僕は気にするの。恋人にはいい格好見せたいし」

 

『こっ……はっきり言われると照れるぞ』

 

「ふふ、照れてるクラリッサも可愛いよ」

 

『なっ!?』

 

 

ああ、クラリッサが向こうで顔を真っ赤にしているのが手に取るようにわかる。

 

 

『あまりからかうな……』

 

「ごめんごめん」

 

『……帰ってきたら、甘えるからな』

 

「うん、僕も甘えさせてね」

 

『ああ、もちろん』

 

 

と、ここで部屋の扉をノックする音が聞こえた。

 

 

「ショウゴ?夕食できたわよ」

 

「はーい、今行きます。……ごめんクラリッサ、これから夕食だから、切るね」

 

『ああ。無理はするな、何かあればいつでも連絡してくれ』

 

「うん。また明日」

 

 

名残惜しいけど、通話を切る。

 

ふぅ……明日が待ち遠しくなる……。

 

義肢をつけて、リビングに歩いて行った。

 

 

「あ、ショウゴ!ほら、美味しそうでしょ?」

 

 

リビングのテーブルには、綺麗に盛り付けられた料理が並んでいる。大量に……

 

 

「わぁ、すごいですね……」

 

「フェレ肉のステーキに、サラダ、パスタにピザ。お腹空いてると思って、いっぱい作ったわ!」

 

「作りすぎでは……」

 

 

これを全部食べきる事はできるのか……。ていうか、よくあんな短時間でこんだけ用意できるなぁ……。

 

 

「さ、席に座って食べましょう」

 

「あ、はい……」

 

 

これは黙々と食べなければ食べきれない……。

 

ステーキをナイフで細かく切り口に運ぶ。美味しい。とても美味しいけど、量を見ると気が重くなる……。

 

 

「どう?美味しい?」

 

「はい、とっても美味しいです」

 

「本当に!良かった。それじゃあ、私も」

 

 

ナターシャさんも料理を口に運ぶ。美味しそうに笑みをこぼしている。

 

 

「あ、ショウゴ。今日は一緒に寝る?」

 

「寝ません」

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

「ねぇ、ジェニー」

 

「何よ、ステフ」

 

 

二段ベッドの上から、ステフが上半身を乗り出し、下で本を読んでいるジェニファーに話しかけるが、ジェニファーは素っ気ない返事を返す。

 

 

「明日、ショウに謝るの?」

 

「……なんで私が謝らなきゃならないのよ」

 

「なんでって、かなり失礼なこと言ってたよ?ナターシャ少尉が連れてきた人なのに、あんな事……」

 

「そうかもしれないけど……」

 

「だったら謝んなきゃ」

 

「……」

 

 

ジェニファーは乱暴に本を閉じ、布団を頭から被った。

 

 

「ちょっ、ジェニー!」

 

「うるさい!あんたもさっさと寝なさいよ!」

 

「もう、ちゃんと謝るんだよ!絶対だからね!」

 

 

ステフは電気を消し、ベッドに横になった。

 

 

「……なんであんな奴に……」




ナターシャさんに慣れない。
頑張ろう……。


突然ですが、明日は更新お休みさせていただきます。予定が立て込んでいて、書く時間が取れなさそうなので。

感想は返していくので、いつでもお待ちしています。
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