親戚などに新年の挨拶したり、熱出したりしてしまいまして、更新が滞ってしまいました。
感想へのお返事はできたのですが、書くとなると体力が……。
10日くらいまでは滞るかもしれませんが、ご了承ください。
今回短いです。
「はぁ……」
デスクで書類を書いているが、溜息が止まらない。
と言うのも、将冴が居なくなって今日で5日。なんというか……こう、何か喪失感というか、足りないのだ。
「……はぁ」
「ちょっとクラリッサ。あんたそれ何回目の溜息よ」
隣のデスクで別の書類を書きながらルカがぼやいてくる。しょうがないだろう。最近、何か物足りないのだ。
いや、何が物足りないかは分かってる。
分かっているからこそ、この溜息は厄介なのだ。
「まったく、将冴君と会えないのがそんなにあんたを思い詰めるとは……こりゃもう乙女だね」
「お、乙女ってなんだ!」
「もうそうじゃないのさ。日本の少女漫画やらアニメやら見てるときのあんたの顔、もう恋する乙女そのものだよ?」
「な!?わ、私は軍人だぞ!こ、恋など浮ついたものは……」
「なぁにが軍人よ。今のあんた見たら、誰だってそんなこと思わないわよ」
顔が熱くなるのがわかる。わ、私はそんなことは……。
『クラリッサさん』
※クラリッサのフィルターにかけられた将冴
な、なんで今将冴の顔が!?
だ、ダメだダメだ!大体、7歳も違うし!彼はまだ子供だし!そんな……そんな……
「……リッサ……クラリッサ。クラリッサ!」
「はっ!?」
ルカの声で正気に戻る。
「頬抑えて体くねくねさせて……あんたどうしたの?」
「なんでもない!別に将冴の事を考えていたわけでは……」
「ほぉー?私は将冴君のことは何も言ってないんだけどなぁー」
「貴様!図ったな!?」
ルカの襟首を掴み、前後に揺さぶる。
ルカの首ががっくんがっくん揺れている。
「るぅーかぁー!」
「ちょ、あんた、やめ、苦し……」
「うーるーさーい!」
「うるさいのはお前達だ」
ゾッとした。寒気がした。
後ろを振り返ることができない。ルカは汗をダラダラとかいている。
その顔は恐怖に染まっている。
ゆっくりと後ろを振り向くと、そこには仁王立ちしている世界最強……織斑教官が立っていた。
「言い残すことは?」
「慈悲は……」
「ない」
スコォーンと、分厚いクリップボードで殴られた。
ーーーーーー
ーーーー
ーー
殴られた頭をさすりながら、また書類に手をつけ始める。後ろには監視目的なのか織斑教官私が立っている。
しかし、大尉というのは、大変面倒なものだ。こういった書類も片付けなければならない。
その時、一枚の書類に目がいった。
「ん?これは……」
よく読んでみると、新しいIS部隊の設立。そして、副隊長任命の書類だった。
「新しいIS部隊……」
「ああ、それは私が申請したものだ」
「織斑教官が?」
「ああ。お前達はISの適合性向上のためにナノマシンを移植されていると聞いた」
「
ドイツ軍のIS乗りのほとんどが、この移植処置を受けている。織斑教官の言う適合性の向上以外にも、視覚能力も上がっている。肉眼に直接移植するため、100%安全とは言えない。現に、ラウラの左目は拒絶反応で金色になっている。
まぁ、ラウラはそれを自らはねのけ、力をつけている。
「ドイツ軍のISの扱いは、私から見ていいとは言えなかったから、上層部に進言した。隊長はラウラにと考えている」
「ラウラ・ボーデヴィッヒですか?」
「ああ。彼女は強い。ISの操縦能力もそうだが、心もな。隊長に向いてると判断した」
その通りだと、瞬間に感じた。
試験管ベイビーだと聞いたが、それをおくびにも出さず、ヴォーダン・オージェの拒絶反応にも負けない強さがある。彼女にならついていけると、直感的に感じたのだ。
だが……
「織斑教官、私が副隊長というのは、どういうことなのでしょうか?私よりも向いているものが……」
「私はそうは思わない」
そう断言した織斑教官の目は、まるで私の全てを見抜くかのような目だった。
「まぁ、私情も挟んでいるがな。お前の副隊長任命は」
「え、それはどういう……」
「なんでもない。さっさと書類を片付けろ。私が夕食を食べるのが遅くなってしまう」
「……はい!」
織斑教官の真意はわからない。だが、なんとなく……この人の言う通りにすれば大丈夫だと。そんな安心感を受けた。
「そうだ、お前にこれをあげよう」
織斑教官が懐から一枚の写真を取り出した。
「織斑教官?これ……は……なっ!?」
上半身裸の将冴の写真だった。
「初めて見たときに、この肉体を見て思わずな」
「お、おお織斑教官!?こ、こここ!?」
「ふっ、うまく使え」
う、うまく使えって……そ、そんなことは!?
「クラリッサ……鼻血が出てるぞ」
クラリッサかわいい。
乙女クラリッサかわいい。
振袖クラリッサを妄想して、その後にそれを着崩して肩とかはだけてるの想像したら捗った←