毎日5,000文字書いてる人はスゲェなぁ、と尊敬する毎日になります。
「ぅん……」
あれ、僕何してたんだっけ……。
ここは……僕の部屋?
義手つけてない……ちょっと体起こそうかな。
拡張領域から義手を展開して、ゆっくりと体を起こす。
寝ぼけ眼で周り見る。すでに陽は落ちていて、もう夜更けだ。……そうだ、クラリッサ。
ベッドから降りようと体を動かした時、ベッドの縁に突っ伏するように寝ているクラリッサに気づいた。
……思い出した。V.ドライブのデータを取ってる時に気を失って……あれ、なんだろう……何か忘れているような……。
「ん……将冴!?目を覚ましたのか!?」
クラリッサが飛び起き、僕の体中をペタペタと触り始めた。くすぐったいよ……。
「体は大丈夫か!?体調は、どこか痛いところとかは……」
「大丈夫だよ。どこも悪くない、心配かけちゃったみたいだね」
僕の様子を見て、クラリッサは安心したように息を漏らした。ずっと付きっ切りでいてくれたんだね。仕事とかあったはずなのに。
「よかった……将冴に何かあったらと思ったら……」
「ごめんね。えっと、束さんは?」
「ラボに戻った。いろいろと将冴の容態を見ていったが、唯寝ているだけだって言ってな……」
「そっか……」
寝ているだけ、ね……。なんだろう、何か忘れているような気がするんだよなぁ。
「どうした?難しい顔をして……」
「うん、何か忘れてる気がして……なんだか、長い夢を見ていた気がするんだ」
「長い夢?」
「うん。……なんか、すごく大きな狼と一緒にいたような気がする」
「狼?」
「……ごめん、変なこと言ったね」
うぅん……寝ぼけているのかなぁ?
どうもはっきりしないや。
まぁ、ただの夢だったんだろう。あまり深く気にしないでおこう。
と、少し気を抜いたところで、ぐぅ〜と僕のお腹が鳴った。
「ふふ、お腹が空いたか?」
「み、みたいだね……はは」
クラリッサ相手とはいえ、これはどうも気恥ずかしい……。
「少し待っててくれ。簡単なものを作ってくる」
「うん、ありがとう」
その後、クラリッサが作ってくれた白粥を見て、また不思議な気分になった。
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翌日、教室に行くと一夏、箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラが僕の元に集まってきた。
「将冴!昨日倒れたって本当か!?」
「学校に来て大丈夫なのか!?」
「やはり、まだ本調子ではないのではありませんか!?」
「あんたもうずっとベッドで寝てなさいよ!」
「いつもみたいに無理したの!?」
「兄さん死んではダメだ!」
一斉に話されても、僕聖徳太子じゃないからわからないよ?
あと、ラウラ。あまり縁起でもないこと言わないでほしいよ。
「とりあえず落ち着いて。僕は大丈夫だから」
そう言って宥めて、ようやく落ち着いて話せるようになった。ふぅ……。
「心配してくれたのは嬉しいけどね。僕だって、そんなにヤワじゃないから」
「ヤワじゃないならそもそも倒れないだろう」
と、僕の背後から声が。この声は……
「マドカ」
「倒れた経緯は束から聞いた。随分と無茶したようだな」
「したくてしたわけじゃないんだけどね……」
「やっぱり無茶したんだ……」
シャルがジト目で僕のことを見てくる。
しょうがないじゃないか!V.ドライブをフル稼働させなきゃいけなかったんだから!
「シャル、そんな目で見ないでよ……」
「だが兄さん。兄さんは少々無茶をしすぎだ」
「そうですわ。将冴さんはただでさえ、障害を抱えているんですから」
セシリアの言うとおりだけど……むぅ、無茶してるつもりはないんだけどなぁ。まぁ、とりあえずここは口答えせずにいよう。
「うん、今後は気をつけるよ」
僕の言葉に、ほとんどの人は納得したような顔をするけど、シャルとラウラ、あとマドカは信じていないようだった。
ハハ、疑り深いなぁ、まったくぅ。
と、そういえば……
「みんな、昨日マドカと訓練してたんだよね?どうだった?」
僕がそう口にすると、マドカ以外の専用機持ちの表情が暗くなった。
「いや、なんだ……ラウラが転入してきたときのこと思い出したよ」
マドカ強いもんねぇ。僕も引き分けたことしかないし。
「学生にしては、みんなかなり上位を行っていた。落ち込むことはない」
「マドカ、その言葉はとどめを刺しかねないよ」
昨日の反動か、あまり書けなかったです。
そろそろ本格的に話を進めないと、と思っています(進むとは言っていない←