艦長!作者が体調悪いとか言い訳を!!
ドリンク剤飲ませろ!早急に書かせるのだ!
……はい、体調は良いです。頭の方が手遅れです。
「兄さん!」
学園の上空で敵の増援がないかをレーダーで確認していると、ISを展開したシャル、ラウラ、簪さん、マドカが僕の元まで飛んできた。
「ごめん、将冴。少し遅れて……」
「ううん、大丈夫。敵は先輩方が足止めしてくれてるから、すぐに加勢に行ってくれるかな」
「敵はオーブか?」
「どうやら違うみたい。フォルテ先輩や、ダリル先輩が言うには大きなISみたいなやつだって言っていたけど……」
「ダイモンが新しく作った戦力のようだな。警戒は怠るべきではない」
「うん。先輩にも、足止めしてくれって頼んである。ラウラとマドカは東側のフォルテ先輩のところに行って。シャルと簪さんは南側に。僕はまずはシャルたちと一緒に行く。状況に合わせて両方行き来するから、何かあったらすぐに連絡を……」
ゾクッと、背筋が寒くなる感覚を覚えた。……来たか。この感じからして、本気だというのがわかったよ……。
「将冴君、どうかした……?」
「ううん、なんでもない。四人は先に行ってて」
「え、将冴も行くんじゃ……」
「少しやらなきゃいけないことがあるから、それを済ませてから追いかけるよ」
嘘としては、少し苦しかったかな……。
「……わかった。すぐに来てね。行こう、簪さん」
「う、うん!」
「ラウラ・ボーデヴィッヒ。私たちも行くぞ」
「さ、指図するな!」
四人は、僕が指示した通りの方向に向かってくれる。
深く突っ込まれずにすんだか……ダイモン本人は、僕が相手しなければ……。
と、マドカが僕とすれ違った時、小さく呟きてきた。
「無理はするな。何かあればすぐに呼べ」
「っ!」
マドカはそのまま東側に向かっていく。バレてたか、マドカには……。
「……いるんだろう、ダイモン。出てきたらどうなんだ」
自分でもびっくりするくらい冷たい声だ。
僕の声に応えるかのように、ダイモンが僕の目の前に突然現れた。ステルスか、転移か……ダイモンがかなりの技術力を持っているのは知っているから、驚きはしないが。
「おかしいな。完全にバレないようにしていたのだが」
「お前が近くに来たらわかるくらいに、僕はお前のことを許せないと思っているからだよ。今すぐ学園への襲撃をやめろ」
「もう少し話でもしないか。久しぶりの再会だぞ?」
「話すことはないし、お前と会うことも望んでいない。さっさと学園に向かっているのを止めるんだ」
「喜んでそうさせてもらうとでも思っているのか?それくらいは自分でもわかっているだろう」
「そうだね。だったら……」
僕はスライプナーダイモンに向けた。
「力ずくで止める」
躊躇なく引き金を引いた。
しかし、ダイモンはまるで知っていたかのようにエネルギー弾を避ける。
「不意打ち気味に撃ってくるとはな。君は、そんなことをするような性格だったか?」
「多くの人が危険に晒されているんだ。どんな手を使ってでも、お前を止めてやる」
「怖い怖い。だが、いい塩梅だ。その調子で、私にお前の闇を見せてくれ」
「悪いけど、今の僕は前の様にはいかない。そんな挑発にも乗らない。ここで、お前との因縁は終わりだ!」
瞬時加速で一気にダイモンに接近し、スライプナーを振り下ろした。相手が生身だろうと関係ない。手足の一つくらい奪う覚悟でダイモンを捕まえる!
「怖い顔をする割に、殺気はそれほど出していないな。初めて会った時の方が、強い殺気を出していたぞ」
「お前を殺すつもりはない。捕まえて、正当な罰を受けてもらう」
ダイモンは、先ほどの攻撃同様に軽く僕の攻撃を避ける。凡そ人間の動きではないが……まずこれが空を飛んでいること自体がおかしいんだ。何かしらの装置を使っているんだろうけど、そんなものが意味ないことを教えてやる。
僕は攻撃の手を緩めない。
「正当な罰か……フフ、ハァーハッハッハッ!この私に罰か。面白い冗談だ」
気色の悪い……何を笑っているんだ。
「笑わせてもらったお返しにいいことを教えてやろう」
ダイモンが僕の振るったスライプナーを左手で掴んだ。
こいつ、生身の体じゃない!?
「お前に私は倒せない。捕まえることもできない。殺す覚悟のないものに、私は捕まえられない!」
次の瞬間、ダイモンは僕の懐に飛び込み、強烈なアッパーが僕の顎に入った。
「ぐぶぅっ!?」
「私を捕まえる?何を生半可なことを。そんな覚悟で、私を捕まえられるとでも思っているのか!笑わせる、実に愉快だ!そんなぬるま湯に浸かった様な考えで、よくもまぁ今まで生き残ったものだ!」
「うっ、く……」
「痛いだろう?ISの絶対防御は衝撃までは消しきれない!頭がフラフラするはずだ。たった一撃で、お前は私に敗れるのだよ!」
「そんなつもりはないよ……」
くそっ、重いの一撃もらった……
「そんな攻撃で……倒れてたまるか……」
「存外耐えるな。どれ、次はもう一段階強くしてみるか」
「やられたら……やり返さないとね」
ヒカルノさん……使わせてもらいます。
書いてるうちに眠気が襲ってくるっていうの、結構あるあるだと思っているのですが、みなさんはいかがですかな?
こういう時は、豆を挽いてから作ったコーヒーが私のオススメです。