IS 〜偽りの腕に抱くもの〜【本編完結】   作:sha-yu

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私のTwitterをフォローしていただいてる方はお分かりだと思いますが、艦これに今更ながらがっつりはまりました、

まぁ、今住んでるところにはネットに繋がったパソコンがないので、家ではできないんですが……大学のパソコンでできるからいいもんね←

鳥海が尊い。天龍可愛い。木曾来ない。


195話

 

「これでラスト!」

 

「やぁぁ!」

 

 

私とスコールで、最後のオーブを破壊する。海には大量のオーブ残骸が浮かんでいる。途中まで何体倒したか数えていたが、こんだけの量だったから途中で数えるのをやめた。

 

 

「はぁ、さすがにこれだけの敵と戦うと疲れるわね。エネルギーも残り少ないわ」

 

「休んでる場合じゃねぇぞ!早く将冴のところには行かねねぇと!」

 

 

ダイモンのやつが何考えてるかしらねぇが……将冴が危ないことは確かだ。くそっ、本当にイラつかせやがる!

 

 

「オータム、バーチャロンの反応があったわ。……けど」

 

「なんだよ、含みある言い方して」

 

「反応が歪というか……とにかく普通じゃないのは確かね」

 

「だったら急ぐぞ。多分、あいつ……」

 

 

スペシネフ……あれを使ったんだろう。うさ耳博士から前もって将冴がスペシネフを使った際のことは聞いたし、対処法も教えてもらったが……正直、今の私とスコールでなんとかできるとは思えねぇ。

 

将冴のクラスメイトに任せるという手もあるが、できるだけ私たちであいつを止めないと……。

 

うさ耳博士がいうには、スペシネフは負の感情を増幅して操縦者を支配するらしい。でも、見知った相手なら攻撃はしてこない……かもしれないと、まぁなんとも頼りない助言をもらったが……どうなっていても、あいつを止めるだけだ。

 

 

「そろそろ見えてくるわ。もう一つ反応がある……識別確認、IS学園の生徒会長様よ」

 

「チッ、面倒だな……だが、一人で対処できるとも思えねぇ」

 

「そうね。……見えた、スペシネフよ」

 

 

ようやく視認できる距離に来たか。

 

……なんだあれ、スペシネフはあんなカラーリングしていたか?あんな禍々しい黒に……それに、なんで生徒会長の首を掴んでるんだよ。

 

 

「スコール!私があいつのこと止めるから、生徒会長のほう頼んだ!」

 

「1人で大丈夫なの?」

 

「誰に言ってんだよ」

 

「そうね。頑張って愛しの人を止めてあげなさい」

 

「いらんこと言うな!」

 

 

余計な口叩いてる暇なんかないだろうが……。

 

ああ、もう!スコールが余計なこと言うから意識しちまうじゃねぇか!

 

 

「もうやけくそだ!うぉぉぉ!」

 

 

瞬時加速で将冴の背後から接近し、激突気味に将冴を羽交い締めにする。その瞬間、生徒会長を掴んでいた手が離れ、スコールが生徒会長を引っ張り将冴から引き離してくれる。

 

 

「おい、将冴!目を覚ませ!スペシネフに飲まれるな!」

 

「……」

 

「黙ってんなよ……何か言いやがれ!クラリッサが……クラリッサがこんなこと望んでるわけないだろ!」

 

「……っ!」

 

 

突然、将冴がもがき始めた?

どうしたってんだよ、こいつ!

 

 

「おい!暴れるな!」

 

「ゔぅっ!ぐゔ!!」

 

 

なんだよこの声……獣みたいな、とても人の声じゃねぇ。

 

うさ耳博士、あんたの思ってる以上に事態は深刻だぞ、

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

「ここまで離れれば大丈夫かしら」

 

 

私を引っ張って将冴君から引き剥がしたのは、やっぱりマドカちゃんと同じ……いや少し形状が違うISを纏った人だった。将冴君を捕まえていた人といい、この人といい……一体何者なの。

 

……いえ、なんとなく予想はついたわね。

 

 

「あなたたち、篠ノ之束博士の協力者ね?」

 

「だったら、どうだというのかしら?」

 

「……特に何もしないわよ。今は篠ノ之博士がどうのこうの言ってる場合じゃないし……。将冴君をどうするつもり?」

 

「助けるつもりよ。あなたと目的は一緒だと思うけど?」

 

「じゃあ、なんで将冴君から離れたの?目的が一緒なら、そのまま将冴君を……」

 

「いいえ、あなたたちでは無理よ」

 

 

この人……なんでそんなことを言い切れるの?篠ノ之博士から何か言われたから?

 

それとも何か別の……

 

 

「ねぇ、すぐに学校と連絡とれるかしら?クラリッサ・ハルフォーフを出して欲しいんだけど」

 

「っ!……クラリッサ先生は……」

 

「……何かあったの?」

 

 

私は、今クラリッサ先生が安否不明の状態であることを話した。すると、篠ノ之博士の協力者は頭を抱えた。クラリッサ先生がそんなに重要だというの?

 

 

「あの、何が起こってるのか説明してもらえるかしら?」

 

「ごめんなさい、今は話せないわ。私は将冴君の元へ向かう。あなたは他の生徒と一緒に学園に戻りなさい」

 

「そんなこと、できるわけないでしょ!」

 

「いいから言う通りにしなさい!」

 

 

ゾクリと、この私が寒気を感じるほどの覇気がこの人から伝わってきた。

 

 

「いい?絶対に将冴君に近寄らないで」

 

 

その言葉を残し、彼女は将冴君の元へ向かっていった。

動けない……この私が……!

 

 

 

 

 

 

 

 

「篠ノ之博士、不測の事態が……」

 

『うん、わかってる』

 

「どうします?バーチャロンから彼を引きずり出して……」

 

『ダメだよ、そんなことしちゃ』

 

「ではどうすれば」

 

『……おーちゃんに伝えて、拘束を解いて離脱。ラボに帰還して』

 

「いいんですか!?」

 

『うん。どのみち、マイザーΔじゃスペシネフは抑えられないよ。それに……』

 

「博士?」

 

『……なんでもない。すぐに帰ってくること、いいね?』

 

「……了解、しました……」




展開は浮かんでるから、書けるはず。書けるはずっ……
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