マジで放置しすぎてすいません……。
土日はほとんど死んだように寝てる作者です。
もっと頻繁に更新していきたいですが……本当に申し訳ありません。
「将冴が生徒会長に?」
今日唐突に突きつけられた楯無さんの無茶振りをクラリッサに報告すると、コーヒーを作る手を止めて僕の方へ目を向けた。
まぁ、本当に突然だったから……しかも、次やるイベントは僕に任せるとかいう命令も降ってしまった。今日だけで僕の胃がかなり弱ったのではないだろうか……。
「それはまた……突然だな……」
「やっぱりそういう言葉しか浮かばないよね……」
何の前触れもなかったからね。楯無さんがロシアの国家代表でなかなかに忙しい(の割にはいろんな人にちょっかいかけてる)のは知っていたから、生徒会長という役職は負担だったんだろうけど、それにしたって……。
「将冴はそれを受けるつもりなのか?」
「まだ決めてない。受けるなら他の役員とかも決めないといけないし、早めに楯無さんにはどうするか伝えなきゃなんだけど……」
「そうか……だがまぁ、いいのではないか?ダイモンの一件も片付いたし、今までやっていた生徒会活動の延長と考えれば」
「うん……仕事自体には特に不安はないんだけど……」
僕が懸念しているのは、違うことなのだ。
「男である僕が、生徒会長となることをよく思わない人がいるだろうなってさ。最近は女尊男卑の考え方が変わってきたとはいえ、IS学園の中にも少なからず僕や一夏をよく思ってない人がいるのは確かだし」
それに、世間的に僕はIS侵食事件の際の原因とされている。IS委員会に拘束されている間に、世界的に報道されていたらしいからね。まぁ、後からIS委員会から僕も被害者であるっていう情報が流れたから、事態は収束したものの、僕が加担したのは事実だ。
未だに女性権利団体から色々と脅しめいた言葉が届く。
「全員が全員、その人を認めるのは難しいものだ。1人や2人は、よく思わないものもいる。だが、将冴はそれ以上に多くの人から信頼されている。将冴がやってきたことを認めているからな。全員にすぐに認められようと考えず、できることをやっていって認められていったほうがいい」
「クラリッサ……」
「将冴には頼れる仲間がたくさんいるだろう?」
僕にコーヒーを手渡しながらクラリッサは微笑みかけてくれる。さすが、僕より人生経験が豊富な人が言うことは違う。
僕の悩みは、本当に些細なことだったのかもしれない。
「そうだね……ありがとう、クラリッサ。少しすっきりしたよ」
「助けになったなら良かった。……その、だな……」
「ん?どうしたの?」
「いや、何でもない……」
顔を少し赤くしてそっぽ向いてしまった。
……ああ、そういうことか。
「クラリッサ、相談に乗ってくれてありがとう」
そう言いながら、僕はクラリッサの頬にキスをする。
最近色々と忙しくてあまりかまってあげられなかったからね。
「……もっと……」
「かしこまりました、甘えん坊のお姉さん」
クラリッサは今日も可愛い。
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「楯無さん。生徒会長の件、受けることにしました」
翌日、僕は楯無さんに生徒会長を引き受ける旨を伝えた。楯無さんは分かっていたかのように笑うと、計画通りと書かれた扇子を開いた。
「さすが将冴君。そう言ってくれると思ったわ」
「すいません、将冴さん。突然こんな……」
「僕自身、やってみたいと思うところはありましたから。しっかり務めさせていただきます」
受けると決めてしまえば、あとはやることをやるだけだ。とりあえずは、目の前のイベント……昨日楯無さんがやると決めた『IS学園クリスマスパーティ』の準備を始めなければならない。
「私と虚ちゃんは、これが生徒会最後のお仕事になるわ。年が明けたら、正式に将冴君が生徒会長よ。その他の役員は、将冴君が自由に指名していいわ」
お二人の最後の仕事……何としてもいいものに仕上げたい。とはいえ、生徒会でやることは各所へ諸々の手配がほとんどである。
しかし、それだけでは味気ない気も……
「ふふ、将冴君やる気満々ね」
「ええ。きっと、私がいなくなった後でも、しっかりと務めてくれます。会長と違って」
「本当に最近私に対する棘が鋭いわね、虚ちゃん……」
ぬあぁ……短い……だがここが1番区切りが……続きは早めに……早めに書きます!