遅くなってしまって申し訳ありません。
今回はセッシーとバトル。
BT兵器の描写が難しい気がする……。
数日が過ぎて、今日はクラス代表を決めるための試合の日。そして、僕のリハビリの日。
いや、リハビリは織斑先生がふざけただけだ。うん、きっとそう。
この一週間、僕は特にこれといって準備はしていない。ISの練習をしようにも、アリーナは先輩方が予約していて使えなかったからね。まぁ、何もしなかったわけじゃない。クラリッサや、山田先生にセシリアさんのISの情報を聞いたりしていた。まぁ、山田先生は不公平だからと教えてくれなかったけど。
一夏は箒さんと剣道をしていたようだ。アリーナも訓練機も使えなかっただろうし、体を鍛えるのはいいことだ。今度、僕も剣道したいな。
僕は織斑先生、山田先生、一夏、箒さんと一緒にアリーナのピットにいた。ピットには、ISが一体鎮座している。そうか、これが一夏の……
「一夏、当日になってしまったが、これがお前のIS『白式』だ」
「これが、俺の……」
「すぐに初期化と最適化を行う。すぐにISに乗るんだ」
「あ、ああ」
試合直前で初期化と最適化か……一夏には不利な戦いになりそうだな。
となると、僕が先にセシリアさんと試合したほうがいいのかな?
「織斑先生、一夏の準備がまだなら、僕が先に試合をしたほうがいいですか?」
「ああ。将冴の準備ができているなら、そうしてくれると助かる」
「わかりました」
アリーナの方に目を向けると、すでにセシリアさんがISを纏い待っている。
僕も行こう。バーチャロンを展開する。フルスキン型のバーチャロンが、僕の体を覆う。フォームはテムジン。
ISを展開したのは久しぶりだ。今まで普通の生活をしていたから、まともに展開してなかったけど……うん、問題ない。
「準備できました」
織斑先生達の方を向き、いつでも出れると伝える。
「これが将冴のIS……」
「柳川君頑張ってくださいね」
「お前には物足りない相手かもしれないが、油断はするなよ。将冴」
上から箒さん、山田先生、織斑先生の順で声をかけてくれた。
「頑張れよ、将冴」
「言われなくても。では行ってきます」
僕はカタパルトに乗り、アリーナに飛び出した。
すでに待機していたセシリアさんが、僕の方に目をやる。
「あら、柳川さんが最初の相手ですの?」
「うん、一夏は準備に手間取っていてね。先に出ることになったよ」
「そうですの。ま、相手が誰であれ、私は本気で行きますわ」
「そうしてください。僕も本気で行きますから」
お互いに武器を構える。
それと同時に、試合開始のブザーがなった。
「行きますわよ!」
セシリアさんが構えていたレーザーライフルを一発撃ってくる。情報通り、セシリアさんのIS『ブルー・ティアーズ』は遠距離攻撃を得意としているようだ。
とりあえず、一発程度なら当たることもない。体を逸らし、レーザーを躱す。
「さすがに、これくらいは避けますわね」
「まぁね」
「では、これならいかがです?」
一発、二発、三発……まだ撃つ。数えてる場合じゃないかな。放たれるレーザーを躱し、時にセイバーで受け流しながら、攻撃を見極める。
狙いは正確。確実にダメージの入る場所を狙っている。さすがはエリートを豪語するだけはある。
でも、彼女はまだ本気じゃない……。クラリッサが教えてくれた情報だと……
「なかなかやりますわね」
「お褒めに預かり光栄です」
「本当に最近ISを動かしたばかりの人か疑わしくなりますわね」
二年前から動かしてました……。
「まぁ、いいですわ。私も本気を出させていただきます」
セシリアさんのISから4つのビットが飛び出す。あれがBT兵器。第三世代の自立稼働兵器か。クラリッサの情報通りといったところかな?まぁ、BT兵器を積んでるということしかわからなかったみたいだけど、それを知ってるのと知らないのとでは戦況は変わる。
「舞いなさい、ブルー・ティアーズ!」
4つのビットがバラバラの動きをする。
結構動き回るみたいだ。
「これは……捌くのが大変そうだね」
「軽口を叩いてる余裕がおありで?」
「余裕はないかな。どうやって切り抜けようか悩んでるところだよ」
「あら、まだ攻撃をしていませんわよ?さぁ、華麗なワルツを踊ってくださいまし!」
ビットが一斉に攻撃を始めた。
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私……織斑千冬は、ピットのモニターから、将冴とオルコットの試合を見ていた。オルコットが積極的に攻め、将冴は攻撃を避けるだけだ。
だが、この光景はドイツで何度も見た。将冴とラウラの試合運びと全く同じだからだ。
「柳川君、反撃しませんね。攻撃を躱すので精一杯なのでしょうか?」
「いや、見極めている。相手の動きを」
「千冬姉!あれ大丈夫なのかよ!?将冴押されてるんじゃ……」
「将冴は大丈夫だ。外から見れば、防戦一方のように見えるが……」
まだ将冴は本気を出していない。
「織斑先生、将冴の動き……とても最近ISを動かした者の動きとは思えないのですが」
篠ノ之でもわかるか。
まぁ、あいつは二年前からISを動かしている。開発者である束の元でな。素人からかけ離れているのも当然だ。
口外はできんがな。
「それだけ、将冴のセンスが高いのだろう。剣道で全国に出場するほどの運動神経を持っているんだ。動けても不思議ではない」
「そう……ですね」
「見てろ。そろそろ将冴が動くぞ」
私の言葉と同時に、将冴の動きが一段階速さを増した。
セシリアが書きたいんじゃない!クラリッサが書きたいんだ!
いや、わかってます。さっさとセシリアを潰せばいいんですよね?(ゲス顔