ISと関係ないですが、GE2RBの体験版が配信されました。いやぁ、楽しいですね。
ゲームにかまけすぎないように気をつけます。
泣き出してしまった鈴の頭を撫で、落ち着くのを待った。
1組の生徒が来ると邪魔になってしまうので、一夏の席に座らせている。
クラスの皆、察してくれたのか遠巻きにこちらを見ている。鈴の周りにいるのは僕と一夏、箒さん、セシリアさんだ。
「うっ……ひっく……」
「鈴、落ち着いた?」
「うん……」
目を真っ赤にしているけど、落ち着いたみたい。2年ぶりか……何も言わずに、だったからね。心配させちゃったね。
「本当にびっくりしたんだからね。一夏がISを動かしたってニュースで見た後、将冴まで動かしたって……。本当に2年間心配したんだから!」
「ごめんね。いろいろと事情が重なって、連絡も取れなくて……」
「ちゃんと説明してよ。ドイツで何があったのか」
「うん。でも、もうすぐでホームルーム始まるし……お昼休みでいいかな?昼食食べながらでも」
「今じゃダメなの?少しくらい……」
いやぁ、そういうわけにもいかないんだよね。
なんてったって……
「このクラスの担任、織斑先生だよ」
「あ……」
鈴の顔から血の気が引く。こういう決まりごとには厳しいからね。織斑先生。
「早く自分のクラス戻ったほうがいいよ?」
「そうするわ……昼休み迎えに来るから!待ってなさいよ!」
「うん、待ってるね」
そう言って走り去っていく鈴。朝から慌ただしかった。でも、鈴と久しぶりに会えて嬉しいかな。
などと考えていると、鈴が走って戻ってきた。
「あんたなんで車椅子なの!?」
「それ聞くためにもどってきたの?」
「教室出たら無性に気になったのよ!」
「気になるのはいいんだけど……」
僕は鈴の後ろに指を指す。
「後ろ」
「へ?」
そこには出席簿を構えた織斑先生がオーラ全開で立っていた。
「……慈悲は」
「ない」
スッパーン!!
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「ああ、まだジンジンする……将冴、来たわよ」
お昼休みになって、鈴が織斑先生に叩かれた頭を未だにさすりながら1組の教室に入ってきた。
僕は叩かれたことないからわからないけど、そんなに痛いの?
「お疲れ様。じゃあ、学食行こうか」
「うん。車椅子押すわね」
「ありがとう」
鈴が車椅子を押してくれる。なんか手馴れてるような……気のせいかな。
「一夏とかは?」
「箒さんとセシリアさんに連行された」
「ああ、あのポニーテールと金髪?」
「そうそう。箒さんはファースト幼馴染らしいよ。一夏曰く」
「そんな話前に聞いたわね……」
「ライバル多いね。鈴」
「な!?ライバルって何よ!?」
ああ、気付かれてないと思ってたのかな?知ってるよ、鈴も一夏にぞっこんだってこと。鈴ってわかりやすいし。
まぁ、あまり突っ込むと鈴がテンパっちゃうから、これ以上は何も言わないけど。
っと、階段まで来てしまった。
「あ、階段か……エレベーターとかないものね。どうやって降りればいいかな……」
「大丈夫だよ。少し離れてくれる?」
「え……?」
鈴はよくわかってない様子だけど、言われた通りに離れてくれる。
離れたのを確認してから義足をつけて車椅子を拡張領域にしまう。
「さ、行こうか。……鈴?」
何やらキョトンとした顔の鈴。
なんだろ?
「何よそれ!?」
「あぁ……うん、それも食堂で説明するよ」
鈴が初めてかもなぁ。僕が義足つけてるところを見る生徒。
とりあえず、階段下りようか。
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食堂でお互い食事を取りに行き、いつもの車椅子専用の席に座る。僕は焼き魚定食。鈴はラーメンだ。
「で、話してもらえる?」
「うん、モンドグロッソの時の話からでいいかな……」
この学園に来てから2回目の説明。
改めて話すと、結構素っ頓狂な話だなぁ……。
「そうなんだ……」
話し終えると、鈴が食事の手を止めた。早く食べないと、ラーメン伸びるよ?
「大変だったんだ……」
「織斑先生や、ドイツ軍の人たちがいたから、そんなに辛くは感じなかったけどね」
「……何かあったら、私に言ってよね。手伝うから」
「うん。その時は頼むよ、代表候補生さん」
そう言って食事を再開する。
んー、なんかお互いに黙ってしまったな。何か聞くことないかな……そうだ。
「それにしても、鈴が代表候補生なんて。想像つかないね」
「あんた、失礼じゃない?こっちは1年間頑張って上り詰めたってのに」
「そうだね……でも、1年間で代表候補生になるなんて本当にすごいね。僕にはできなさそうだ」
「そんなこと言って、あんた企業所属なんでしょ?それだって異例よ。IS動かして、まだそんなに経ってないでしょ?」
「両親の知り合いの企業だから。融通が利いただけだよ」
嘘はいってない。多分……。
二年前から動かしてたなんて言えないしね。
その辺、本当に面倒だなぁ……。
「ふぅん……なんか隠してる気がするけど、深くは聞かないでおくわ。あんたも聞かれたくないんでしょ?」
「そうしてくれると助かるかな」
「OK、じゃあこの話はこれで終わり。さ、早く食べよう?午後の授業遅れるわよ。それとも、介助してほしい?」
「遠慮するよ」
焼き魚の身をほぐしながら、そう答えた。
今回短いですがご了承ください。
結構難産でした。駄文で申し訳ないです。
次回から原作一巻の後半になるのかな?原作がどうなっていたか覚えてないので、あやふやです。