IS 〜偽りの腕に抱くもの〜【本編完結】   作:sha-yu

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寒いですね。

私の住んでる北海道では札幌雪まつりが開催されてますね。ま、行きませんがね。

クラリッサの雪像があったら行きますけど←


44話

鈴に今まであったことを話した昼休みから時間がとんで放課後。僕はアリーナでテムジンを纏って立っていた。向かいには白式を纏った一夏。

 

観客席には箒さんとセシリアさんがいる。

みんな過保護だからISの練習に全く参加できなかったから、練習は楽しみだ。

 

 

「一夏、準備は大丈夫?」

 

「おう、いつでも!」

 

「それじゃ、行くよ!」

 

 

同時に駆け出す。

一夏の手には白式唯一の武装『雪片二型』。遠距離武器のないISもどうかと思うけど……多分、束さんが開発に携わってるんだろうな。零落白夜といいそうとしか思えない。

 

っと、考え事をしている暇はないな。

一夏は雪片二型を振りかぶり、まっすぐ斬りかかってくる。

 

 

「うおぉ!!」

 

「おっと」

 

 

振り下ろされた雪片二型をセイバーで受け止める。ズシリと攻撃の重さが伝わった。さすがは近接特化型。ラウラでもここまで重い攻撃は無かったよ。

 

鍔迫り合いになり、距離が近くなった一夏が話しかけてくる。

 

 

「簡単に受けるな。結構本気で斬りかかったんだけど

 

「腕にジーンときた」

 

「お前、今義手つけてないだろ」

 

「ISの腕を通して、衝撃は伝わるからね」

 

「そうか、よ!」

 

 

鍔迫り合いの状態から、一夏が僕を押し出し距離を取る。僕はすぐにセイバーの切っ先を一夏に向け引き金を引く。放たれたエネルギー弾は一夏に向けてまっすぐ飛んでいく。

 

 

「あぶねっ!?」

 

 

なんとか体を捻り躱す一夏。僕が遠距離武器持ってるの知ってるのに距離取るからだよ。

 

 

「遠距離武器、羨ましいな」

 

「一夏は向いてないと思うけどね。正しい姿勢だったりとか、照準の決定とか」

 

「やってみなくちゃわからないだろ!」

 

「その時はセシリアさんに教わってね。教えるの苦手だから」

 

 

そう言いながら、ボムを手にし一夏に投げつける。一夏はすぐにブーストし、その場から離れる。一夏が離れたところでボムは爆発。流石に見え見えか。

 

僕は追撃と言わんばかりにエネルギー弾を連射する。

 

 

「遠距離卑怯だぞ!」

 

「使えるものは使わないと」

 

「ならこっちだって!」

 

 

雪片二型の刀身が光る。あれはセシリアさんとの試合で使っていた零落白夜?

 

その瞬間、一夏がこっちに向かってくる。飛んでくるエネルギー弾を切り裂きながら。あれってエネルギー切り裂くみたいな能力だったっけ?

 

そっちが近接戦をご所望なら……

 

 

「真正面から受け止める!」

 

 

瞬時加速し、一夏との距離が縮まる。

零落白夜は自身のエネルギーを大幅に消費する技。早期決着というわけだ。

 

 

「くらえぇ!!」

 

 

零落白夜が振り下ろされる。が、僕はその直前でバーティカルターンで直角に右に曲がる。

 

 

「なっ!?」

 

「隙だらけだよ!」

 

 

さらにターンして連続してエネルギー弾を三発放つ。

動けなくなっていた一夏は躱す事もままならず、全弾命中。そこから距離を詰め、セイバーで一夏のシールドエネルギーを0にした。

 

零落白夜にエネルギーをごっそり持って行かれたみたいだね。

 

 

「チクショー!負けたぁ……」

 

 

エネルギーがなくなった白式を待機状態にし、一夏は地面に座り込んだ。

僕が負けたら束さんやクロエさん、ラウラに申し訳ないよ。3人に鍛えられたようなものだし。

 

僕もISを待機状態にして、手足に義肢をつけた。

 

 

「零落白夜の使い方、もう少し考えないとね」

 

 

そう言って手を差し伸べる。一夏はその手を取り立ち上がる。

 

 

「ああ……エネルギー系の武器は無力化できるけど、俺自身のエネルギー消費が半端な……」

 

 

そこで改めて僕の姿を確認した一夏が言葉を止めた。

 

 

「ん?一夏?」

 

「おま、それ……」

 

 

一夏が僕の足を指差す。

 

 

「ああ、そういえば見せてなかったね。これは……」

 

「一夏!将冴!大丈夫……か?」

 

「お二人共、良い試合でした……わ?」

 

 

箒さんとセシリアさんが観客席から降りて来たみたい。で、僕の姿を見て一夏同様に言葉を止める。

 

 

「「「将冴(さん)が立った!?」」」

 

 

某名作劇場みたいな言い方やめようよ。




めちゃくちゃ短いです。申し訳ないです。今日は書く時間があまり取れず……。

そしてあっさりやられる一夏。どうしてこうなった……
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