私の住んでる北海道では札幌雪まつりが開催されてますね。ま、行きませんがね。
クラリッサの雪像があったら行きますけど←
鈴に今まであったことを話した昼休みから時間がとんで放課後。僕はアリーナでテムジンを纏って立っていた。向かいには白式を纏った一夏。
観客席には箒さんとセシリアさんがいる。
みんな過保護だからISの練習に全く参加できなかったから、練習は楽しみだ。
「一夏、準備は大丈夫?」
「おう、いつでも!」
「それじゃ、行くよ!」
同時に駆け出す。
一夏の手には白式唯一の武装『雪片二型』。遠距離武器のないISもどうかと思うけど……多分、束さんが開発に携わってるんだろうな。零落白夜といいそうとしか思えない。
っと、考え事をしている暇はないな。
一夏は雪片二型を振りかぶり、まっすぐ斬りかかってくる。
「うおぉ!!」
「おっと」
振り下ろされた雪片二型をセイバーで受け止める。ズシリと攻撃の重さが伝わった。さすがは近接特化型。ラウラでもここまで重い攻撃は無かったよ。
鍔迫り合いになり、距離が近くなった一夏が話しかけてくる。
「簡単に受けるな。結構本気で斬りかかったんだけど
「腕にジーンときた」
「お前、今義手つけてないだろ」
「ISの腕を通して、衝撃は伝わるからね」
「そうか、よ!」
鍔迫り合いの状態から、一夏が僕を押し出し距離を取る。僕はすぐにセイバーの切っ先を一夏に向け引き金を引く。放たれたエネルギー弾は一夏に向けてまっすぐ飛んでいく。
「あぶねっ!?」
なんとか体を捻り躱す一夏。僕が遠距離武器持ってるの知ってるのに距離取るからだよ。
「遠距離武器、羨ましいな」
「一夏は向いてないと思うけどね。正しい姿勢だったりとか、照準の決定とか」
「やってみなくちゃわからないだろ!」
「その時はセシリアさんに教わってね。教えるの苦手だから」
そう言いながら、ボムを手にし一夏に投げつける。一夏はすぐにブーストし、その場から離れる。一夏が離れたところでボムは爆発。流石に見え見えか。
僕は追撃と言わんばかりにエネルギー弾を連射する。
「遠距離卑怯だぞ!」
「使えるものは使わないと」
「ならこっちだって!」
雪片二型の刀身が光る。あれはセシリアさんとの試合で使っていた零落白夜?
その瞬間、一夏がこっちに向かってくる。飛んでくるエネルギー弾を切り裂きながら。あれってエネルギー切り裂くみたいな能力だったっけ?
そっちが近接戦をご所望なら……
「真正面から受け止める!」
瞬時加速し、一夏との距離が縮まる。
零落白夜は自身のエネルギーを大幅に消費する技。早期決着というわけだ。
「くらえぇ!!」
零落白夜が振り下ろされる。が、僕はその直前でバーティカルターンで直角に右に曲がる。
「なっ!?」
「隙だらけだよ!」
さらにターンして連続してエネルギー弾を三発放つ。
動けなくなっていた一夏は躱す事もままならず、全弾命中。そこから距離を詰め、セイバーで一夏のシールドエネルギーを0にした。
零落白夜にエネルギーをごっそり持って行かれたみたいだね。
「チクショー!負けたぁ……」
エネルギーがなくなった白式を待機状態にし、一夏は地面に座り込んだ。
僕が負けたら束さんやクロエさん、ラウラに申し訳ないよ。3人に鍛えられたようなものだし。
僕もISを待機状態にして、手足に義肢をつけた。
「零落白夜の使い方、もう少し考えないとね」
そう言って手を差し伸べる。一夏はその手を取り立ち上がる。
「ああ……エネルギー系の武器は無力化できるけど、俺自身のエネルギー消費が半端な……」
そこで改めて僕の姿を確認した一夏が言葉を止めた。
「ん?一夏?」
「おま、それ……」
一夏が僕の足を指差す。
「ああ、そういえば見せてなかったね。これは……」
「一夏!将冴!大丈夫……か?」
「お二人共、良い試合でした……わ?」
箒さんとセシリアさんが観客席から降りて来たみたい。で、僕の姿を見て一夏同様に言葉を止める。
「「「将冴(さん)が立った!?」」」
某名作劇場みたいな言い方やめようよ。
めちゃくちゃ短いです。申し訳ないです。今日は書く時間があまり取れず……。
そしてあっさりやられる一夏。どうしてこうなった……