他のISの小説を読んでると、こんな風に展開するんだ〜とか勉強になりますよね。特にオリ主とかのを読んでると、「うちの将冴と絡んだらどうなるのかな……」とか妄想します。
二次創作からさらに妄想するという……私はもうダメかもしれない←
翌日、教室に行くと僕の義肢が戻っているということで一組で一騒動あったが、概ねいつも通りに授業を受けていた。
義肢がない間、先生方やクラスメイトのみんなが優遇してくれたノートや補講のおかげで授業にもついていける。学年別トーナメント後のテストも、自信を持って臨めそうだ。
さて、そんな感じ授業を終えて放課後。
「将冴、今日の放課後は?」
介助のためにずっと一緒にいるクラリッサが放課後の予定を聞いてくる。
今日は確か……。
「将冴」
「あ、箒。今日は箒とISの練習の日、だったよね?」
「ああ。次の学年別トーナメントまでに強くなりたいからな。指導、よろしく頼む」
学年別トーナメントまでに……明確な目標を作ることにしたのかな?ちょっと急ぎ過ぎな気がするけど……まぁ、目標があるのはいいことだ。
「うん。クラリッサ、今日はアリーナで箒と特訓の日だ」
「わかった。ではアリーナまで行こう」
クラリッサに車椅子を押してもらうのが当たり前のようになってしまった。僕も少し耳にした程度なんだけど、僕とクラリッサはセットということになっているらしい。まぁ、四六時中一緒にいるし、そんな話が流れるのはしょうがないか。
「そういえば、ハルフォーフ先生は将冴がアリーナで練習している間は何をしているんですか?」
「私か?管制室の方で監督の教師の人と勉強をな。IS学園の教師は、普通の教師と違う一面もある。その辺りを教わっているんだ」
「いつも一緒にいるからわかるけど、十分先生できてると思うけどね。僕は。人一倍頑張ってるもん」
「そ、そう言われると照れる……」
顔を赤くするクラリッサ。いつものこといつものこと。
「とても先生と生徒という間柄には見えないな……」
箒が何か言ってるけど、気にしないでおこう。
その時、バーチャロンが網膜投影で何か伝えてきた。
「ん?これは……」
データファイルが送られてきたみたいだ。束さんからだね。さすが、もう出来たのか。まぁ午後に送るって言ってたし、束さんなら確実だろう。
「ごめん、二人とも。先にアリーナに行っててくれるかな?」
「何かあったのか?」
「僕の所属企業から、ちょっとね。2人には話せない話なんだ」
クラリッサはすぐに納得したようで、頷いてくれる。箒もよくわかってはいないようだけど、外部に漏らしてはいけない事だというのは理解してくれたらしい。
「わかった。篠ノ之、行くぞ」
「は、はい!将冴、アリーナで待ってるぞ」
「うん、自主練習してて」
クラリッサと箒を見送り、バーチャロンに届いたデータファイルを開く。
……なるほどね。要約すると、デュノア社は現在社長であるアラン・デュノアではなくその妻……つまりはシャルルの義母が裏で手を引いていたのか。アラン・デュノアも被害者ってわけだ。フランス政府と不正な金の取引。会社の金を横領……これは世界3位の企業でも危なくなるわけだ。身内の不正による資金不足で、第三世代機の開発ができない……それでシャルルの性別偽り日本へ送り、一夏か僕のデータを集めようなんて……
「少し、勝手が過ぎるね」
仮にも親がすることではない。
これはキツイお灸をすえる必要がありそうだ。
僕は携帯を取り出し、束さんに電話をかける。
「あ、束さん。データありがとうございます。ついてはもう一つお願いが……」
その地位から叩き落としてあげるよ。
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「ごめん、待たせちゃったかな?」
束さんとの電話を終えた後、バーチャロンを纏ってアリーナで飛行の練習をしている箒のところへ向かった。
箒は僕を見つけると、すぐに向かってきてくれる。
「いや、そんなに待っていないぞ。将冴の方は用事は済んだのか?」
「うん、問題ないよ。それじゃ、始めようか」
「ああ、今日は何をするんだ?」
今日は、そうだな……
「瞬時加速でも練習してみる?」
「してみるってそんな簡単にできるものなのか?」
「イメージとエネルギー配分さえできれば難しくないと思うよ?」
「そ、そうか……」
「今回は最初だし、エネルギー配分を細かく考えなくてもいいけど、そこまで大きなエネルギーを使わないように気をつけてね。で、イメージだけど……スラスターにエネルギーを貯めて一気に放出する感じって言ってもわからないよね?」
箒は小さく頷く。
んー、もっと噛み砕いた言い方ないかな……そうだ。
「カー◯ィのエ◯ライドのロケッ◯スターみたいな感じ」
「えっ……なんだそれは……」
むしろ混乱させてしまった。いい例えだと思ったんだけど……。
それよりも、あの名作を知らないとは……。
「うーん……わかった。今日はISを使わない特訓をしよう!」
「ISを使わないって、どういうことだ?剣道でもするのか?」
「いや、ゲームするんだよ」
「……は?」
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アリーナを出て、僕と箒はは真っ直ぐ整備室の方に向かった。途中、クラリッサが慌てて追ってきた。
「ふ、二人とも!突然アリーナを出てどうしたんだ?」
「ちょっと特訓にね」
「特訓?篠ノ之、どういうことだ?」
「わ、私にもさっぱり」
整備室に着き、中に入ると案の定彼女がいた。
「簪さん」
「え?将冴君……どうしたの?」
「今大丈夫かな?」
「うん。弐式の調整も終わったから、今日はもう部屋に戻るところだけど……」
「エ◯ライド持ってる?」
「好きなスターは?」
「ル◯ンズスター」
グッと握手をする僕と簪さん。
「ついてきて」
「うん。ほら二人とも、置いていくよ」
やけにウキウキした様子の簪さんについていく。
「なんなんだ、あの二人は……」
「エア◯イド……まさか、最強(物理)と言われたあのハードの伝説のゲームか?」
「ハルフォーフ先生?」
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「おっけー!任せておいて、しょーくん!」
しょーくんから来た電話を切り、すぐにパソコンに向かった。
むっふふ、しょーくんもすごいこと考えるねぇ。束さんもやりがいがあるからいいけど!
「束様。お食事の用意ができました」
「ああ、そこに置いておいて!すぐに食べるから!」
「何かあったんですか?」
「しょーくんからお願い事。あんなに可愛い顔してこんなに黒いこと考えるんだから、しょーくんも隅に置けないねぇ!」
「はぁ……」
さすがは束さんが見込んだしょーくんだよ!ふふ、お礼は何にしようかなぁ。
しょーくんの体?いやいや、それよりもしょーくんに褒めてもらう方がゾクゾクして楽しそうかなぁ。
「むっはぁ!束さんノッてきたぁ!濡れ濡れだ!」
「束様……」
謎テンションで書き上げました。書いてて楽しかったです。
そして簪さんのキャラが崩壊した気がしてならない。