イヤァ、どうやって決着つけようか悩みました。
そこらへんも楽しんでいただけたらと思います。
一夏と剣を交わし、自分のエネルギー残量を確認する。
残りは300程度か。まだ余裕はあるが、一夏が零落白夜を使えばあっという間に0になってしまうだろう。
剣に関してはこちらが有利。おそらく、エネルギー残量も私が上だろう。
「まさかここまで追い詰められるとは思わなかったぞ、箒」
「将冴に鍛えられたんだ。負けたら将冴に顔向けできない」
「そうか。だけど俺も負けるわけにはいかないんだ」
一夏の剣、雪片二型の刀身が青白く光り輝く。
零落白夜。ここで勝負をつけるつもりか……。
「これで決めさせてもらうぞ」
「ああ。これが最後だ、一夏」
私も刀を構える。
一夏の零落白夜をまともにくらえば私の負け。
零落白夜をかいくぐり、一夏に一撃を入れれば私の勝ち。
「行くぞ一夏!」
「うおぉ!!」
同時に瞬時加速。もうすぐ間合いに入るという時に、将冴とシャルルの方から強烈な炸裂音が響いた。
一瞬、そちらに意識が向いそうになるが、試合前に将冴に言われたことを思い出す。
『何があっても、一夏と戦ってる間は僕のことを気にしちゃダメだからね。箒は一夏に集中、OK?』
将冴は私より強い。今は……
「これで……」
一夏の剣を、私の刀で受ける。
「終わりだぁ!」
すぐに切り返し、そのまま一夏の胴を切り抜ける。
『織斑、シールドエネルギー0』
アナウンスとともに、私は膝から崩れ落ちた。
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「うそ……」
「っく……危なかった……」
「そんな……シールドピアーズを掴むなんて!?」
僕は目の前で放たれたバンカー、咄嗟に右手でつかんだのだ。いや、まさかできるとは思わなかったけど、手の衝撃が半端ない。まともに食らっていたら危なかった……!
『織斑、シールドエネルギー0』
一夏がリタイアした……ということは
「一夏が負けたの!?」
「箒やったんだね」
バンカーを掴んだまま箒のほうへ目を向けると、箒は地面に座り込み僕に向けて親指を立てた。
「箒が頑張ったんだ、僕も頑張らないとね!」
空いてる左手にサブマシンガンを展開し、バンカーを掴まれて身動きが取れていないシャルルにサブマシンガンを向けた。
「至近距離からなら、逃げられないでしょ?」
「まず……」
ガガガとサブマシンガンから弾が吐き出される。
逃げられないシャルルは全弾受けるしかない。
「ぐぐっ!まだぁ!」
シャルルがショットガンを僕の顔面に向ける。
「あっぶない!?」
上体を後ろに逸らし、散弾を避ける。
さっきのパイルバンカーは、すんでのところで止めることはできたけど、無傷というわけにはいかない。あれだけでエネルギーをかなり持って行かれている。
残りは200といったところか……。
あれだけでどんだけの威力があるんだか……直撃したら完全に負けていた。
「はぁ、はぁ……さすがだね、将冴。一夏達が揃って強いって言っていたのがよくわかるよ」
「シャルルこそ、こんなに追い詰められたのは、ドイツでラウラと戦った時以来だよ」
思い出すなぁ、一回目の時は顔面にパンチくらったっけ。
「もう僕のシールドエネルギーは僅か……でも、勝たせてもらうよ将冴」
「勝つのは僕の方だよ。箒が頑張って一夏に勝ったんだ。僕が負けるわけにはいかないんだ!」
ビームトンファーを展開し、瞬時加速でシャルルと距離を詰める。シャルルは近接ブレードを展開。
ビームトンファーを振り下ろすが、ブレードに阻まれる。
「近接武器は僕も持ってるんだよ!」
「わかってたさ!でも、お腹ががら空きだよ!」
体をひねり、シャルルのお腹を蹴り飛ばした。シャルルはそのまま後ろに弾き飛ばされるが、倒れない。
「くぅ!?まだ……」
「これで……」
僕は飛び上がり、空中で瞬時加速。
そのまま、地上にいるシャルルに向かって……
「フィニィィィィッシュ!!」
さながら某特撮ライダーの如くキックを決めた。
『デュノア、シールドエネルギー0。勝者、柳川・篠ノ之ペア!』
NA☆N☆ZA☆N
ストレスが溜まりすぎて、将冴にハッターが混じってます。
作者の頭が溶けそうだゼェ……