IS 〜偽りの腕に抱くもの〜【本編完結】   作:sha-yu

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ようやくラウラ戦。

戦闘苦手なのでホワホワするかもしれませんが、生暖かく見守ってください←


76話

 

「来たな」

 

 

すでにアリーナで待っていたラウラから少し離れたところに降り立つ。

 

ラウラの声の様子から、この時を楽しみにしていたことがわかる。

 

 

「こうやって相対するのは久しぶりだね」

 

「ああ。一勝リードしたまま、お前は日本に帰ってしまったからな。今日、お前に勝って勝率を同じにしてやろう」

 

「そう簡単に負けるつもりはないよ。ここで引き離すからね。本気で行くよ」

 

「当たり前だ。本気でなくては意味がない!」

 

 

お互いに武器を構える。

 

それを見計らって山田先生のアナウンスが入る。

 

 

『タッグトーナメント一年生の部決勝、柳川将冴対ラウラ・ボーデヴィッヒ。試合、開始!』

 

 

開始コールとともに僕はブーストを点火。ラウラと肉迫する。

 

 

「まっすぐの攻撃は簡単に見切れるぞ!」

 

「くっ!」

 

 

ラウラはワイヤーブレードを射出。それを体を捻りギリギリで躱すが、この体勢は無防備だ!

 

ラウラはこちらにレールカノンを向けている。

 

 

「いけ!」

 

 

レールカノンが火を吹き、僕に向かってエネルギー弾が迫ってくる。

 

この状態から退避するのは無理……なら、セイバーで受ける。

 

セイバーを盾にしてエネルギー弾を防御する。くっ、衝撃が強い。さすがに、1年前とは性能が……。

 

 

「くぅ……あぁぁぁ!」

 

 

無理やりセイバーを振るいエネルギー弾を弾く。

 

性能の上がり方が半端ではない。技術は日々進歩しているということかな……。

 

 

「動きがきごちないのではないか?将冴」

 

「かもね。少し甘く見すぎていたかも。でも……」

 

 

スラスターにエネルギーを溜める。

 

 

「これならどうかな!」

 

 

瞬時加速。しかし、まっすぐではラウラに捉えられる。

でも僕にはバーティカルターンがある。

 

連続してターンを超高速繰り返し、狙いを拡散する。

 

 

「なっ!?これは」

 

 

ラウラには何度も使っているけど……連続では使ったことはないよね?連続してのバーティカルターン。瞬時加速の速度を落とさずに行うこの技は、撹乱にはもってこいだ。

 

その反面、僕自身へのダメージが半端ない。一度や二度なら問題ないけど、こんなに連続すれば、エネルギーより先に僕の体力がそこをつく。

 

だけど……短期で決着をつけるなら……。

 

 

「くぅっ……これでぇ!!」

 

 

完全に死角から突撃することができた。

セイバーを振りかぶり、ラウラへ振おうとすると、ピタッと体が止まった。

 

 

「ぐ、これはAIC!?1年前よりも性能が……」

 

「お前なら狙ってくると思ったぞ。どうだ、完成したAICは。完全にお前を止めることができるぞ」

 

「みたい、だね……」

 

「そのまま一発喰らってもらおう」

 

 

至近距離でラウラがレールカノンを向けてくる。

 

マズイ……

 

一瞬、レールカノンが光、閃光が僕を包んだ。

 

 

「があぁぁぁ!?」

 

 

まともにレールカノンをもらってしまった。シールドエネルギーがごっそり持っていかれ、そのまま吹き飛ばされ壁に激突する、

 

1000あったエネルギーが、すでに600まで削られた。

 

 

「どうした将冴!そんなものか!」

 

 

ラウラの反応速度がここまで上がっているとは思わなかった。

 

 

「ゲホッ……どうだろうね。今のは結構本気だったけど……」

 

 

口が鉄臭い……さっきのバーティカルターンでここまでダメージが……。

 

 

「随分と無理な操作をしたようだな。だが、容赦はしないぞ!」

 

 

ラウラが急接近してくる。近接戦で決めるつもりか。

 

 

「フォームチェンジ『アファームド』」

 

 

アファームドを展開して、ビームトンファーでラウラのプラズマ手刀を受ける。

 

しかし、完全にラウラのペースだ。力で押し負けている……。

 

ラウラがプラズマ手刀で何度も斬りつけてくる。

受けるので精一杯で、反撃できない……接近戦は不利だ。

 

手刀を受け流しつつ右手にサブマシンガンを展開し、ラウラに向けて掃射。

 

 

「くっ、昨日使っていた武器か!」

 

 

ラウラは後退。よし、距離が開いたなら次は弾の数より質で。

 

サブマシンガンを粒子化し、拡張領域からビームライフルを取り出す。

 

 

「テムジンでもエネルギー弾が撃てたからあまり使ったことないけど、アファームドだって遠距離装備はあるんだよ!」

 

「ビームライフルだと!?」

 

 

ラウラをロックオンし、引き金を引く。

放たれたビームがまっすぐラウラに向かうが、ラウラは腕を交差し防御する。

 

さすがに、戦闘慣れしている。

 

 

「少しびっくりしたぞ」

 

「そりゃどうも」

 

「いいぞ、楽しくなってきた。さぁ、もう一度いくぞ!」




次に続きます。

やっぱり戦闘がホヤァーっとしてるなぁ。
もう少し勉強しないと。
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