IS 〜偽りの腕に抱くもの〜【本編完結】   作:sha-yu

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1日おやすみしてしまいました、どうも作者です。

リアルが込み入ってきまして、時間が取れませんでした。

しばらく書き溜めとかしたほうがいいのかなぁとか考えていますが、毎日更新を念頭に置いて活動しているので、まだこの調子で続けていこうと思います。

1日空くことはあるかもしれませんが、2日以上は空けないようにしていきますので、よろしくお願いします。


現れる負の片鱗
82話


 

「シャルロット・デュノアです。今まで男と偽っていましたが、その必要がなくなったので、女として再転入することになりました。今まで騙していてすいませんでした」

 

『……』

 

「というわけで、デュノア君はデュノアさんでした〜……」

 

 

明らかに無理している笑みを浮かべながら、山田先生がシャルルのことを改めて紹介した。

 

タッグトーナメントが終わり、週末明けた月曜日のホームルーム。シャルル……いや、シャルロットが女の子として再度転入という形で、このようなことになっている。

 

僕と一夏は前から知っていたけど、クラスのみんなはそういうわけではない。動揺を隠しきれていないが、各々受け入れることができているみたい。

 

 

「まぁ、前から男にしては女々しすぎるかなとは思っていたし……」

「男の子が2人っていうだけでも役得だしね」

「そうそう、だからデュノアさんは気にしないで」

 

 

うんうん、うまく馴染めているみたいだね。

これでシャルロットの問題は全て解決……

 

 

「ちょっと待て!確か一夏とシャルロットは同じ部屋だったな!?」

 

 

箒がそう言って立ち上がる。

 

ここで一夏の疫病神が仕事を始めたようだ……。

 

 

「そ、そうですわ!それにトーナメントが終わった日は男子の方が大浴場を使える日になっていましたわ!」

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ!確かに一緒の部屋ではあったけど、大浴場は入ってなくて……」

 

 

大浴場……

 

 

「やなしー、なんか顔赤いよぉ〜?だいじょぶ?」

 

「だ、大丈夫!なんでもないから……」

 

 

前の席の布仏さんに心配されたけど、大浴場であったことを思い出してしまった。考えないようにしなきゃ……。

 

 

ガラッバンッ!

 

「一夏ぁ!!」

 

 

ここで隣の二組からセカンド幼馴染である鈴が乱入。

 

 

「あんた、今まで女と過ごしていたって!?」

 

「り、鈴まで、なんなんだよ!?」

 

「うるさいこの鈍感!唐変木!スケベ大魔王!」

 

「げふぅぅ!?」

 

 

鈴の華麗な右ストレートが、一夏の左頬に炸裂。一夏はそのまま吹っ飛ぶが、その先には右手を振り上げているセシリアさんが……

 

 

「不潔ですわっ!」

 

「べふぅ!?」

 

 

さっき殴られた同じ場所に、セシリアさんのビンタがかまされる。痛そ……。

 

もちろんこれで終わるわけがなく、ビンタで吹っ飛んだ一夏は、竹刀を野球のバットのように構える箒の方へ。

 

 

「歯を食いしばれ!」

 

「ぬぐぅ!?」

 

 

顔面ヒット。

 

そしてまた吹っ飛ばされた一夏はまっすぐ僕の方へと向かってくる。

 

これは……僕も一発いれるべき?

 

 

「危ない、兄様!」

 

「えぐぅ!?」

 

 

一夏に一発いれようと拳を構えると、一夏は僕のところに来る前に地面に叩き落された。誰がどうやってって?

 

ラウラがかかと落としで。

 

一夏再起不能かな。

 

でも僕はそんなことよりも気になることが……

 

 

「大丈夫か、兄様」

 

「うん、大丈夫じゃないね。ラウラが」

 

 

何、兄様って。おかしいよね?

 

週末は確かに会わなかったけど、その短い間で何があったの?どういう心境の変化?

 

 

「ま、まさかどこか怪我を!?」

 

「してないから、僕は大丈夫だから。大丈夫じゃないのはラウラだから」

 

「?何か変ですか?」

 

「なんで敬語なの?今までタメ口だったよね!?本当に何が……」

 

 

視界の端にニヤニヤしているクラリッサの姿が映った。

 

……なるほど……。

 

 

「クラリッサ、ラウラに何を吹き込んだの?」

 

「えっ!?いや、私はラウラ隊長から相談を受けて、それについて答えただけで……」

 

「クラリッサ」

 

「は、はい……」

 

「後で全部聞かせてもらうから。お仕置きの後で、ね」

 

「ヒッ!?」

 

 

クラリッサのお仕置きが決定したところで、織斑先生が教室に入ってきて、一夏、箒、セシリアさん、鈴が出席簿をくらった。

 

一夏はそれでとどめを刺されたのか気を失い、そのまま保健室に連れて行かれた。

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

「そう、そんなことがね……」

 

「は、はひぃ……」

 

 

昼休み。クラリッサとラウラを連れて屋上にいき、クラリッサにお仕置きしてから話を全て聞き出した。なるほど、それで僕のことを……

 

あ、ちなみに今回は半分手加減した。

 

 

「ラウラがそう思うのはいいけど、僕は同じ歳なんだから、兄と呼ばなくても……」

 

「しかし、私が調べたところによると、包容力があって大きな存在は兄だと……」

 

「そういうことを言いたいんじゃなくて……」

 

 

困ったなぁ……。

 

 

「私は初めて会った時から将冴のことを尊敬している。兄は尊敬されるものというのも聞いた。全部ぴったりではないか」

 

「んー、そう言われても……」

 

「いいではないか」

 

 

いつの間にか復活したクラリッサが、そう言った。

いいではないかって、簡単に言うけど……。

 

 

「ラウラ隊長は将冴のことを思って言っているんだ。それに……」

 

 

クラリッサが僕の耳元で、ラウラに聞こえないように話してくる。

 

 

「ラウラ隊長は家族がいない。代わりというわけではないが、将冴が兄として接してやれば、ラウラ隊長は喜んでくれる」

 

「クラリッサ……」

 

 

そうだ、ラウラは人工的に作られたというのを前に聞いた。

 

家族がいない……今の僕と同じか……。

 

 

「……わかった。本当の家族というわけじゃないけど、そういう役目くらいなら受けるよ」

 

「将冴……」

 

「兄様……」

 

「ただし様はやめて」

 

「では、兄さんと」

 

「まぁ……いいか……」

 

 

はぁ……面倒事というのは、付いて回るようだ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「隊長が将冴の妹ということは、私が将冴と結婚したら……」

 

『クラリッサお姉様〜!』

 

「ぐ、ぐふっ……ぐふふふふふ」




迷子。なにが書きたかったのかワカンネ←

ていうか、これは前の章に入る話ですよね。

いや、コレデイインダ……
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