とうとう三月も終わり。
明日から新学期、新生活ですね。
フレッシュな若い学生が大学に溢れる……
ラウラが僕の妹のようになった日の放課後。
クラリッサ、ラウラ、シャルロットが僕の周りに集まった。
「将冴、もうすぐで臨海学校だけど、準備してる?」
「ああ、そういえばテスト明けにあるんだったね」
来週のテスト明けに、臨海学校で海に行くことになっているのをすっかり忘れていた。
準備という準備をほとんどしていなかった。シャルロットの問題や、トーナメントがあったから、すっかり忘れてたよ……。
「全然準備してないね。水着とか必要なんだっけ……」
「みたいだね。1日目は海で遊べるらしいから」
水着なんて……この体になってから着てないなぁ。買いに行かなきゃいけないかな。
「まだ準備していないなら、テスト終わった後の休日に買い物に行かない?ラウラとハルフォーフ先生も」
「兄さんと買い物か……うん、行く」
ラウラが目を輝かせて頷いた。
すっかり隊長の威厳がなくなってしまったな……。
「テスト後の休日……すまない。私は別の用事があるんだ」
「え?そうだったの?」
初耳だった。
「ああ、だからその日は将冴の介助ができないんだ。すまない」
「謝ることじゃないよ。普段一緒にいてくれてるだけで、感謝しているんだから」
「そう言ってもらえると嬉しいな……」
「そっか、用事があるなら仕方ないですね」
シャルロットが残念そうに言う。
まぁ、僕がいないところで羽を伸ばすのも必要だと思うし、今回はしょうがない。
「しかし、買い物となると、街に出なければいけないのではないか?私とシャルロットは店の場所なんてわからないが……」
「ああ、それなら大丈夫だよ。僕がいい場所を知ってるから」
「本当?将冴」
「さすが兄さんだ!」
ラウラの雰囲気が未だに慣れない……。
「近くにレゾナンスっていう大型のショッピングセンターがあるんだ。あそこならなんでも揃うし、丁度いいんじゃないかな?」
「いいね!それじゃ、テスト後の休日はレゾナンスでお買い物だね」
「うむ、兄さんと買い物。楽しみだぞ」
そうだ、一夏たちも買い物に行くなら誘ってみようかな。
チラリと一夏の方へ目を向けると……
「一夏!一緒に買い物に行くぞ!」
「箒さん!抜け駆けはいけませんわ!一夏さん、私もご一緒に……」
「一夏、箒とセシリアを連れて行くなら、私も連れて行きなさいよ!」
「いや、その……あはは……」
……触らぬ神に祟りなし。一夏のご冥福を祈る。
「将冴、どうしたの?手を合わせて……」
「いや、なんでもないよ。買い物の予定が決まったなら、これから勉強でもしようか。テストすぐだし」
「兄さん、国語を教えて欲しいのだが!」
「あ、僕も教えてくれるかな?漢字がまだ完璧じゃなくて……」
「いいよ。僕もIS基礎理論で教えて欲しいところあったから」
「将冴、私には聞いてくれないのか……」
短いですが、繋ぎ回ということで。
次回はレゾナンスでお買い物。
楽しみ楽しみ。
またあのゲス女が……(未定