実はレゾナンスの話はなくても良かったのではないかと思い始めてますが、書いてしまったものは仕方ないので、このまま行きます。
あと、もうすぐで100話ということで、何かしようと企んでいます。何をするかは……まぁ、100話をお楽しみにということで。
シャルロットとラウラに合流すると、2人は僕の後ろにいる3人を見て驚いた表情を見せた。まぁ、当たり前だよね……。
「な、なんで先生方が……」
「クラリッサに織斑教官……山田先生も……」
ラウラが突然のことで織斑先生のことを教官って言ってる。見てるぶんには楽しいんだけどねぇ……。
「さっきそこで会ってね。あはは……」
「将冴、顔が疲れてるけど大丈夫?」
「大丈夫じゃないかも……。シャルロット、服決めたんだよね?会計してくるからカゴ貸して」
「あ、僕も払うから一緒に行くよ」
「兄さん!わ、私も……」
「ラウラ、ここは僕が払うから、そこで待っててね」
シャルロットと一緒にレジに向かう。あの場にラウラを置いてきてしまったが……まぁ、大丈夫だろう。織斑先生に弄られると思うけど。
「お会計お願いします」
シャルロットがレジにカゴを置き、店員さんに会計を頼む。
カゴ満杯に買うかと思ったけど、案外少ない。少し遠慮したということかな?
「お会計、28,000円になります」
「じゃあ、これで」
財布から諭吉3枚を取り出し店員さんに渡す。高校生がポンと3万円出すのは普通ではないかもしれないけど、MARZ所属ということで給料が発生している。束さんはお小遣いと言ってるけど、僕の中では給料だ。
それに……お小遣いで片付くような額ではないからだ。今日、久しぶりに口座を見たけど……まぁ、さすがは大天災と言ったところだったね。桁がおかしかった。
「え、将冴。僕も払うよ!」
「妹のものだからね。シャルロットに払わせるわけにはいかないよ」
「でも……」
「僕にはラウラに似合う服は選べなかったと思うからね。それでいいよ」
「……わかったよ。でも今度お返しさせてね」
「それじゃあ、今度夕飯でもおごってもらおうかな」
シャルロットはそれでは納得いかない様子。さて、どうしたものか。
「それじゃあ、これからシャルって呼んでいい?」
「え?」
「ご飯奢ってもらうのと、シャルロットのことをシャルって呼ぶのでこの件はおしまい。OK?」
「う、うん……」
突然のことでまだ飲み込みきれていないところを押し切った。相手を納得させるのはゴリ押しに限る。
そのあと、服はそこそこ量があったので郵送にしてもらい、ラウラ達の元へ戻る。
「すいません、お待たせしました」
「兄さん。すまない、服を買ってもらって……」
「気にしない気にしない。一応、ラウラは妹なんだからね」
ラウラの頭をポンポンと撫でる。
気持ちよさそうに目を細めるラウラに、小動物的な何かを感じた。
「ぶふっ!?」
「クラリッサ、どうした?」
「クラリッサ先生!?」
少し離れたところでクラリッサが鼻血を流し、織斑先生と山田先生が驚いている。
「す、すいません……ちょっと妄想が……」
「妄想?」
「いえ、なんでも……」
最近、クラリッサのことがわからなくなってきた。
……放っておこうか。
「さ、次はシャルとラウラの水着だっけ?」
「うん。ラウラに可愛いの選んであげてね、お兄さん」
「期待はしないで」
「ふ、不束者ですが、よろしくお願いします!」
「ラウラ、それは間違ってるからね」
先生方のも選ばなくちゃいけないのか……大変そうだ。
ーーーーーー
ーーーー
ーー
女性ものの水着を売ってる店というのは、なんでこんなに入りづらいものなのか。
当然だ。水着はほとんど女性用の下着と変わらないからだ。そんなところに男が一人連れてこられるのは、気まずい以外の何者でもない。
しかも、女性を5人連れて。
「はぁ……」
「兄さん、大丈夫か?」
「うん、大丈夫。ラウラのやつを選ぼうか」
他の四人はそれぞれ水着を選びに行った。
シャルは自分で選ぶからいいとして、問題先生方だな……。大人の人が着る水着ってどんなのだろうか……。
そんなことを考えながら、ラウラに似合いそうな水着を探す。
「うーんと……こんなのはどうかな?」
手に取ったのは黒いビキニタイプの水着。ラウラは黒が似合うと思うから。
「こ、これを着るのか……?」
「あ、ごめん嫌だったよね?」
「いや!兄さんが、選んでくれたんだ。それにする!」
「決めちゃっていいの?」
「ああ、これがいい」
「そっか。一応試着したほうがいいよ?サイズあってるか見ないとね」
「了解した」
そう言って、ラウラは試着室に入っていった。さて……
「シャルー?」
「ん?どうしたの、将冴」
「ラウラの水着、サイズあってるか見てあげて。僕が見てあげるわけにはいかないし」
「兄妹だからいいんじゃない?」
「正式な兄妹じゃないからアウトです」
シャルはこういうことをサラッと言うやつだったのか……気をつけよう。
「まぁ、ラウラの水着見てあげるのは全然構わないよ。でもその前に、こっち水着とこっちの水着。どっちがいいと思う?」
シャルが水色の水着とオレンジの水着を僕に見せてくる。
シャルも僕に選ばせるのか……まぁ、選択肢があるだけいいか。
「そうだな……こっちのオレンジの水着かな?シャルのISと同じ色だし、そっちの方が似合ってると思う」
「そっか。それじゃ、これにするね」
ラウラもそうだったけど、シャルも即決していいんですか?
「じゃあ、ラウラの水着見てくるね」
「うん、お願い」
シャルがラウラが着替えているであろう試着室のカーテンを少しだけめくり、中にいるラウラに話しかけている。
あとは大人組の水着か……。
「将冴君」
最初は山田先生のようだ。
手には黄色の水着が一着。
「これどう思いますか?」
随分とアバウトな……。
「いいと思いますよ。似合うと思います」
「そ、そうですか?それじゃ、これにしようかな……」
大した回答していないんですが……なぜみなさん即決なんでしょうか。
「あ……でも胸のサイズが……もう一つ上のサイズないか聞いてこないと」
僕から見たら、それでも十分大きい水着だと思うんですが!?
山田先生は店員さんのところに行って一つ上のサイズがないか聞いている。店員さんも呆気にとられた顔をしていた……。まぁ、山田先生はもう大丈夫だろう……
次は……
「来たな、将冴」
織斑先生だ。手には黒いビキニタイプの水着……ラウラよりも大人っぽいセクシーなタイプだ。そんなものを着るんですか……。
「その顔……私が着ているところでも想像していたか?」
「いえ、そういうわけじゃ……」
確かに一瞬想像したけれども……。
「ふふ、ならこれにしようか。臨海学校で実際に来ているところを見せてやろう」
「た、楽しみにしています……」
無難に答えておこう……最近の織斑先生は、いろいろと怖いから……。
「そら、クラリッサがさっきから待っているぞ。行ってやれ」
「わ、わかりました」
さっきからチラチラと困った顔で視線送ってたもんね、クラリッサ……。
クラリッサのところへ行くと、並んでいる水着の前で困り顔の様子。どんなのがいいかわからないっていう感じかな……。
「クラリッサ、困ってるみたいだね……」
「将冴……水着はどんなのを選べばいいんだ……」
正直、僕に聞かれても困る……。
「あ、アニメでは旧スク水がよく出てくるが……」
「それはアニメの中だけだからね!スク水なんてきたらダメだからね!?」
しかもなんで旧スク……。
「では何を着れば……」
「そうだな……」
しっかり選んであげないと、スク水を着かねない……。
「これなんかはどうかな?」
僕が手に取ったのは、白いパレオがついた水着。
なんとなく手に取ってしまったんだけど……。
「これを……」
「似合うかなって思ったんだけど……」
「うん……これにする……」
「もう少し選ばなくていいの?」
「将冴が選んでくれたものだから……これがいい」
ラウラと似たようなことを……でもまぁ、そう言われて悪い気はしない。
「か、会計してくる!」
「う、うん。いってらっしゃい」
なにやら顔を赤くしていたけど……やっぱり違う水着の方が良かったのかな……。
そのあと、みんな水着を買い終わり、教師3人、生徒3人の集団で帰るという、よくわからないことになった。
クラリッサの水着のイメージは、ペルソナ3の美鶴さんをイメージしていただけると。
クラリッサに着せたかったんです!