シャーレの決戦兵器   作:わんぱくフォックスですまない

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注意

キャラ崩壊が激しいと思われます。苦手な方はここでブラウザバックをお勧めします。(今更

前後編に分けさせていただきます。特に後編はキャラ崩壊、原作シナリオから大きく外れた部分が出てきます。苦手な方は(以下略


第18話 えっ、ヘルプミー?前編

ぶんぶん、はろー、きゔぉとす。

高級ロールケーキで舞い上がっている百合園家のリトルシスター、サエカちゃんです。

悪くなる前に早速とアビドスで皆でいただいています。

味は高級の名に恥じぬ絶品も絶品。今まで食べていたコンビニのロールケーキが、クソに感じちゃうくらいおいしい。

おいしい。おいしいんだが…

 

 

 

「わっ、サエカ!これすごくおいしい!どこのお店で買えるの!?」

 

「ん、これは絶品。ホシノ先輩はこれを食べれないなんて勿体ない。」

 

「おいしいです…!こんなおいしいものいただいてしまっていいのでしょうか…?」

 

「おいしいですねー!これってトリニティの限定高級ロールケーキですよね?よかったんですかー?」

 

 

各々初めて食べる高級ロールケーキに舌鼓を打ち感動に震える。そのままロールケーキ信者になってくれ。ロールケーキは良いぞ。*1

 

 

 

「えっ、ノノミ先輩知ってるんですか?高級っていくらよ…なんか食べるのが怖くなってきたんだけど…。」

 

「お気に、なさらず―。先ほど差し入れとして、貰ったのですが、シャーレに戻る前に、悪くなっても、勿体ないので。それに、ロールケーキの、布教活動の一環、でもありますから。」

 

「んんー、いくらでしたっけこれ…。あ、ありました。月曜の朝だけの販売で限定5個のみ、値段は1ロール…280万ですね。」

 

 

 

スマホで検索したノノミさんのその言葉に全員が固まる。うそだろ?

 

 

 

「これは新手の罠。先に食べさせておいて、後から請求してくる巧妙な手口。もう引っかからない。(もぐもぐ」

 

”私の給料何か月分なんだろ…”

 

「え、は?うそでしょ?このスプーンに乗った一口で数十万もするの??このひと切れで私のバイト代…。」

 

 

とんでもねぇ値段のロールケーキをPON☆とくれるとは。これが大人の余裕というやつか!?

大人の人っていつもそうですよね…!子供のこと何だと思っているんですか!?

こんなので言いなりになんて…ちょっとくらい聞いちゃいそう。

先生は先生でこのお土産をくれた相手が”アレ”なのですごい顔になってる。ウケる。

さて、現実逃避はここまでだ。ロールケーキの入った紙袋には1枚の紙が同封されており、そこには追加の情報が書き込まれていた。

 

 

 

 

【これを読んでいるということは、お土産のロールケーキに喜んでもらえたということでしょうか?】

【おいしかったでしょうか?手に入れるのに苦労したので、次に会うことがあれば、感想をいただけると幸いです。】

 

【さて、前置きはここまでにして先生、あなたには私からの友好の証しとして、ささやかなプレゼントがあります。それは、小鳥遊ホシノを救出する際にぶつかるであろう敵戦力の予想です。】

【残存するカイザーPMCの戦力は、歩兵3万、戦車1,500両、攻撃ヘリなどの航空戦力300機、デカグラマトン大隊が2個大隊(約1,200人)です。】

【本来であれば、文字通りすべての戦力を投入してくることはありませんが、先のアビドス高校に対する侵攻で理事の立場が危うくなり、その立場を盤石にするために死にもの狂いで攻めてくるでしょう。】

【この程度の戦力であれば、サエカさんのなりふり構わない、全力戦闘で犠牲を払いながら、跳ね返せることでしょう。】

 

【しかし、厄介なことに、それだけの大部隊がアビドス砂漠で動くことを良しとしない者がいます。】

【その名はビナー。異名は「違いを痛感する静観の理解者」。】

【神の存在証明を行うために作られたAI、デカグラマトンの第3セフィラであり、長い年月をかけて自分自身が神であると裁定したうちの1体です。】

【彼のものは、アビドス砂漠を守る挙動が確認されています。前述のカイザーPMCの戦力をもってしても、未だに排除どころか撤退まで追い込むことができない、正真正銘の化け物です。】

【サエカさんの主兵装のオリジナルであり、その火力は絶大。】

 

【よって、警告します。生半可な戦力で小鳥遊ホシノの救出に向かい、カイザーPMCと全面戦争になれば、まず間違いなく現れるでしょう。】

【もし救出に向かわれるのであれば、前述の兵力とは別に、ビナー討伐も視野に入れた戦力を展開することをお勧めします。中途半端に相手取ると、アビドスそのものがなくなりかねない事態に発展します。】

【この情報をガセネタとして切り捨てるのも結構です。どのように捉えるかは、お任せします。

微力ながら、作戦の成功を祈っています。___黒服より】

【PS:ゲマトリアはいつでも先生の加入をお待ちしていますよ。】

 

 

 

こんなことが書かれていた。

ロールケーキの値段といい、情報といい。色々ぶっ飛んでいる。できる大人の悪ふざけに付き合っている気分だ。その悪ふざけの矢面に立たされている先生だが、眉間を抑えて形容しがたい表情をしていた。あとでいっぱい甘やかしてあげよう。きっと私の母性溢れる抱擁に骨抜きになること間違いないだろう。うん、きっとそう。

 

その戦力予想を一応、対策委員会の皆とも共有する。

 

 

 

「そんなに…!?この前のは氷山の一角もいい所じゃない!」

 

「うーん…流石に、私たちだけじゃどうにも…。」

 

”大丈夫だよ、諦めずなんとかしてみよう。使える手はなんでも使って、なんとしてでもホシノを助けよう。勝手に家出しちゃうような悪い子には皆で説教しないといけないからね!”

 

「でも、どうするんですか…?現状アビドス高校にあるのはヘリが3機だけです…。」

 

”それはもちろん、”みんなで”力を合わせるんだ。成功するか分からないけど、やれるだけのことはやってみよう。少しだけ当てはあるから。”

 

「そうだよね…!よし!じゃあ私は便利屋を当ってみる!散々迷惑かけてきたんだから絶対手伝ってもらうから!」

 

「ん…じゃあ私は敵の監視をする。」

 

「じゃあ、私は念のために住民の一時避難の誘導と、兵站の確保をしておきますね!」

 

「では私は連絡を密にしながら、ヘリを攻撃仕様にアップデートしておきます!」

 

 

各々やることが決まったみたいだ。善は急げということで皆、寝ずに行動を開始するのだった。

 

 

 

 

 

ところ変わって場所はゲヘナ自治区。

先生の当てはどうやら風紀委員会らしい。確かにこの前のことで借りがある。

風紀委員長であるヒナさんに直接交渉を持ちかけるつもりのようだ。

しかし…

 

 

 

「お、おまえは!な、何しに来た!?この前の報復か!?あれ、死ぬかと思ったんだからな!?」

 

「ちがいます。今回は、風紀委員長の、空崎ヒナさんに、お話があってきました。まだ完全に、許したわけでは、ありませんが今回、戦闘の意思は、こちらにはありません。」

 

”サエカの言う通りだよ。私たちは別に戦いに来たわけじゃないからね。サエカは私の護衛で来てくれているだけだから、大丈夫だよ。”

 

「そ、そうか。だけど風紀委員長に会いたいって言ったって、アポもなしに容易く会えるとおもってるのか?」

「そうだな…、土下座して、私の足でも舐め―――」

 

 

 

その時、私の視界に残像が映る。その速さはシャーレ奪還の日の、ワカモさんを超える理解の埒外にある速さ。超常のスピードでありながら、ぬるりと動く矛盾。

その速度から繰り出されるは、突然の足舐め(変態行為)

少しだけ見えた先生は一瞬で距離を詰め、ブーツと靴下を脱がせ、丁寧に畳んだのちにその褐色の御御足を舐め、しゃぶる。時折指の間に舌を滑り込ませ、膝から下を丁寧にねぶる。

私は勿論、被害者であるイオリさんも時が止まる。

 

 

 

……?????キッショ!?!?!?!?なんだその動き!?

肌の上を蛇が這っているみたいな悪寒を感じ、思わず我が身を抱きしめ後ずさる。先生じゃなかったら思わず撃っていた。

 

 

「ひゃあああああ!?ちょ、ちょっと!?話の途中―――んぅ!ひゃう!」

「大人としてのプライドとか、人としての迷いとか、そうゆうのはないのか!?」

 

”そんなものはない!”

 

「言い切るなよ!?お前も見てないで助けろよ!?ひゃぁぁぁ!?スカートの中を覗くなぁ!!」

 

 

ええ…自業自得ですやん…。というか私にこのキモイ生命体を、引きはがせとおっしゃるか。

めちゃくちゃきもいことこの上ないけど、被害にあっているのがこの前の風紀委員だと思うとまだ微妙にくすぶっていた鬱憤が晴れていく。…もう少しこのままでもいいんじゃないかな?

 

たっぷり舐め回すこと30秒強。さすがに少し可哀そうになったのと、私の留飲が下がったので助け出す。次に柴関吹き飛ばしたらこの妖怪を解き放つからな。

 

 

 

「ほ、ほら先生…こんな、往来のど真ん中で、恥ずかしいので、見えないところで、お願いします。」

 

「ちがうだろ!?見えないところでやれって意味じゃなくて、行為そのものをやめさせてくれよ!?」

 

「んうぅ…注文が多い…。先生、後で私の、足舐めたり、スカート覗いても、いいですから、今は目的を、果たしましょう?」

 

「お前らそうゆう関係なのか!?ちゃんとこの変態の手綱握っててくれよ!?私を巻き込むな!!」

 

 

ん?私今、変なこと言ったっけ??

 

 

”サエカにそこまで言われちゃ仕方がないね。「今回は」ここまでにしておこうかな”

 

 

……今回は???

私が正気度ロールに失敗して(SANチェックにファンブって)いると、校門前で騒いでいたため、目的の人物が現れる。

 

 

 

 

「なんだか楽しそうね?」

 

「委員長ぅ…!!」

 

「自分の望みのために膝をつく人間はたくさん見てきた。だけど生徒のために膝をつく先生を見たのは初めて。」

「教えてちょうだい、先生。私に何をしてほしい?」

 

「あの、委員長…先生は跪いていたんじゃなくて、その、足を舐めて…。」

 

 

おっと、ヒナさんまでフリーズした。そうだよね、そうなるよね。誰だってその情報の濃さに処理できずオーバーフローを起こす。先生のスタンドはザ・ワールドだったのか。

そして時は動き出す!

 

 

 

「……??…!?!?!?!?」

 

 

……印象は最悪だったかもしれないが、ヒナさんは借りを返すということで風紀委員の協力を約束してくれた。

 

 

 

 

 

 

「先生…風紀委員会と、便利屋68だけでは、まだ戦力的に、心もとないと思いますが、どうしましょう?」

 

”次はミレニアムに打診してみるよ。黒服の話を信じるならビナーは未知の存在だから、それの研究を交渉材料に掛け合ってみようと思う。”

”でもゲヘナと違って借りがあるわけでもないから、分が悪い賭けになるかな。だからサエカには悪いんだけど、やってもらいことがある、かな?もちろん無理強いはしないけど。”

 

「なんでしょう?この際、選り好みは、していられません。連邦生徒会に、頭を下げに―――」

 

”トリニティ総合学園に支援要請をお願い。”

 

「ん?すいません、耳が遠く、なりました。もう一度、お願いできますか?」

 

”トリニティ”

 

「……。」

 

 

 

こんなところで死刑宣告されるとは思わなかった。無慈悲過ぎない?私の事嫌いか??

足舐めとスカート覗きだけじゃ足りなかったか??もっと??だ、だめですそれ以上は!?

 

 

”なんかあらぬ誤解を受けている気がするけど、戦力的な問題と地理的な問題、時間的な問題からしてトリニティくらいしか、打診できそうなところがもうないんだ。一応サエカの地元だし頼みやすいかなって…少し卑怯なのはわかってるつもりだけどね。”

”治安的な問題で、ゲヘナには一緒に来てもらったけど、時間的な問題でここからは別行動かな…。”

 

「わ、私がミレニアムに、いくので先生が、トリニティを…。」

 

”うん、それが出来たらよかったんだけど、連絡してみたら門前払いを食らいそうでね…”

”サエカなら、って思ったんだけどまだ難しそう?無理はしなくていいからね?”

 

 

 

う、そう言われると、私がわがまま言って、大人を困らせているみたいで気が引ける。

いや、事実そうなんだけど。

でも絶対、姉とやらに会うよなぁ…電話じゃダメかなぁ…駄目だろうなぁ…。

 

…背に腹は代えられない…ってやつだね。いずれ向き合わなければいけない問題だし、それがたまたま今日だったってことだ。ネェちゃん!明日って今さ!!!

 

 

 

「はい…わかりました…。いってきます…。」

 

”わぁ…何処かのしわしわピカ〇ュウみたいだ…頑張ってね…。”

 

「先生は一人で、大丈夫、ですか?」

 

”大丈夫大丈夫!ミレニアムは治安がいい場所だし、ユウカにアポはしっかりとれているから、一人でも問題ないさ。”

 

「さっきの変態行為、しちゃダメ、ですよ?いくらユウカさんが、優しくても、限度があります、から変態行為、だけでなく、問題行動も、慎んでください、ね?」

 

”そんなに心配しなくても、私は立派な大人さ。TPOは弁えて―――”

 

「イオリさんの下着、何色でしたか?」

 

”白のレース(՞ةڼ◔)”

 

 

 

だめかもしれない。

*1
脳死

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