「それにしてもシャーレまで巻き込むなんてね。諦めが悪いわよ。」
「けど残念ね。たとえシャーレであっても、連邦生徒会長であっても、各学園の部活に対する口出しはできない。裁量は生徒会に一任されてるんだから。」
「ま、まだ存続させる手はあるもん!」
「存続って、部員の規定人数か成果のこと?厳しいこと言うけどできるの?残り少ない期限で。」
「う……。でもちゃんとゲームだって作って……。」
「それってTSCのこと?確かにあれは成果の一つね。唯一と言っていいもので、それもだいぶ前の話だけど。」
”TSC?”
「ああ、先生は知らなくても仕方ないですよね。TSC……「テイルズ・サガ・クロニクル」はとあるコンテストで、1位の受賞をしたゲーム開発部の唯一の成果物よ。」
”1位!?すごい!”
「クソゲーランキングの第一位ね。」
”………そ、それは逆にすごいんじゃないかな……??”
おっふ、1位のくだりでモモイさんが胸を張っていたものだから、そんなすごいことを成し遂げた部活を廃部にするなんて、ミレニアムは結構厳しいんだなぁ、なんて思っていたのにまさかの逆1位かぁ。擁護のしようがない。
試しにスマホで検索をかけてみる。すると出るわ出るわ、ユウカさんが顔をしかめるに足るだけの内容とレビューが。プレイはしていないので現時点での個人評価はないが、なんだ「このゲームに最も足りていないのは正気」って。逆に気になってくるのはある種の才能か。ゲームって前世も含めてやったことないけど、何も知らないで口を出すわけにはいかないから、いい機会だと思って後でプレイしてみるか。
「とにかく。クソゲーにせよ、神ゲーにせよ、あなた達の成果、ないしは結果が何も出ていない。そんな部活に部費を回せる余裕なんてないの。それならもっと意義のある研究をする部活に部費を回した方が生徒たちのためになる。」
「だから、自分たちの活動に意義があると証明したいのなら、「結果」を出しなさい。」
厳しいことを言っているようだが、ユウカさんの言っていることは正しい。
あれだ、権利を主張するなら義務を果たせってやつだ。働かざるもの食うべからず。どこの世界も変わらないものだね。
私としては感性は昔のままだから、学生たるもの勉強して遊んで、人との距離感を覚え、青春を謳歌する。これぞ学生の特権であると思っている。だから今回の事に対しては納得と不服の感情が行ったり来たりだ。
まぁ、私達シャーレは超法規的な力を持つと同時その使い方には慎重にならなければならない。
力づくで助けることは勿論できる。だが軋轢を生むだけなのは火を見るより明らかだ。
今回はあくまでも「支援」組織としてルールに則り「お手伝い」していこうと思う。
もし、この考え方にゲーム開発部が賛同せず、ただ助けて、というスタンスなら残念だがここで私は帰ろうと思うが、はたして。
私が考え込んでいる間に、モモイさんとユウカさんの話に決着がついたようで、この話し合いに結論を出す。
「わかった。「結果」で示すよ。そのための準備だって出来てるんだから!」
「へぇ?」
「そうなの!?」
「なんでミドリが驚くのさっ!?」
へぇ、「結果」で示す、ね。ただシャーレに何とかしてほしくて呼んだわけではなく、ちゃんと自分たちで頑張るからそのお手伝いをしてほしいという、気持ちがあったんだ。
私はその決意に疑惑の目を向けていたことを反省し、モモイさんの評価を上方修正する。
「わかったわ。じゃあ「ミレニアムプライス」までの凡そ2週間。そこまでは待ってあげる。シャーレの先生もいるこの場で啖呵を切ったんだから、大言壮語は許されないわよ。」
「ああ、もう…シャーレの二人の前でこんな嫌な役やらなきゃならないなんて。でもこれは生徒会の仕事だから仕方ない……。」
最後にぶつぶつと言いながら部室を後にしていったユウカさん。ユウカさんも先生好きなの??
「……とりあえず確率は低いかもしれないけど、今からゲーム作るより部員を増やした方がいいんじゃない?」
「それならこの1カ月散々やったでしょ……結局だれも見向きもしてくれなかったし。」
「もう「古いゲーム」ってバカにされるのはうんざり。」
「ユウカの卑怯者―!私たちみたいなオタクには、友達が少ないってわかってるくせにー!」
「それはユウカさんじゃなくて100%私たちの自業自得じゃないかな……。」
おっと、友達問題はいまだ私にも刺さるぞ。先日私に友達が沢山いたことが発覚したが、自惚れるほど私は自己肯定感が高くない。
「だから今回は「切り札」を使うよ!」
「切り札?」
「それは先生とサエカちゃんだよ!」
”私たちが?”
「話を戻すとね、その存続させる手―――「切り札」は廃墟にあるんだよ!」
廃墟―――元々は連邦生徒会長が出入りを制限していた、ミレニアム近郊の危険地帯であり、調査があまり進まず半ば放置された土地。
―――そして私が初めて”キヴォトス”で目覚めた場所だ。
確かに危険地帯だ。もう一度あの機械群とやりあえと言われたら正直嫌だ。
「危険だから制限してたらしいけど、制限していた連邦生徒会長は現在行方不明。そして危ないからと言われても、具体的に何が危ないのか知られていない。」
「誰も入ったことがないのか、そもそも入れないのか、帰ってこれないのか何も知られていない。そうゆう謎に包まれた場所が、ミレニアムの近くにあるの。」
「お姉ちゃん、どこでそんな危ない場所と今の話がつながるの?」
「そこにね、「G.Bible」っていう最高のゲームを作るためのソフトがあるんだよ!!」
「どこでそんな話聞いたの……?」
「ヴェリタス!最後に稼働が確認されたのが廃墟だったんだって。そこで、サエカちゃんの出番ってわけ!!」
「私ですか?私はその「じーばいぶる」?とかいうのは知りませんよ。」
「ちっちっち、サエカちゃんは一時ミレニアムにいたでしょ?なんでも、廃墟の奥から大規模な戦闘音を察知して、対応に向かった連邦生徒会長とSRTの生徒が発見したのが、何を隠そうサエカちゃんなんだってね!ヴェリタスから聞いたよ!」
「つまり!サエカちゃんならある程度廃墟の情報もあって、戦闘力も申し分ないから最高の助っ人って訳なんだよ!!」
なるほど。なんで私が廃墟から救出されたことが外部に知られているのか気になるけど、どうせヴェリタスの彼女たちの事だ、面白半分だろう。
一見モモイさんの読みは正しい。だが残念かな、私の記憶にあるのは深部と言われる場所だけで、他はサッパリ知らないのだ。
戦闘に関しても、あの時は黒服のバックアップを十分に受けていたから継続的な戦闘もできた。
だが手持ちのバッテリーと
最悪盾役しかできない事を上記の理由を合わせて説明すると、モモイさんは当てが外れたと言わんばかりにがっかりする。
だが、最後の望みである「G.Bible」を諦める事が出来ず先生を含めた4人で廃墟に向かうことになったのだった。
私たちは廃墟にて、瓦礫の裏で息を殺して様子を窺う。
廃墟というにふさわしく、ビルや民家などの建物が並ぶが人の気配は一切せず、荒廃していた。
その中でまるで我らの土地だと言わんばかりに、ロボットたちが何かを探して歩きまわっていた。
「おねえちゃん!あれなに!数えきれないくらいのロボットが歩き回ってるんだけど!?」
「ミドリ、しー!バレちゃう!」
慌ててミドリさんは口を抑え姿勢をさらに低くする。幸い察知できる範囲に敵はいなかったようで事なきを得る。
……今更ながら思うけど私ってこの手のスニーキングミッション不向きじゃない??
デカい装備ってだけでも隠蔽率は下がるし、チャージなんてしようものなら音でバレる。
もしバレたら一切合切を薙ぎ払うしかないね。
「いやー、進入禁止っていうくらいだからある程度の危険は覚悟していたけど……。」
「冷や冷やするよ……それにしてもあのロボット……なんでこんなに集まってるんだろ?それだけの理由が「廃墟」にはあるのかな。」
「進めばもしかしてとんでもないお宝が出てきたりして?」
「そんなゲームじゃないんだから……って何かあのロボットたちこっち見てない?」
”ほんとだ、気のせいじゃなければ先生、命の危険を感じるなって。”
「先生にかすり傷一つ負わせませんよ。安心してください。」
先生は銃弾1発で死ぬ可能性がある外の世界の人間だ。身体こそキヴォトス製の私だが中身は先生と同じ外の人間。1発の銃弾の脅威は良く知っている。
故にたった1発の直撃もあってはならない。万一流れ弾や跳弾でなく、「故意に」先生を狙った弾丸があったとすれば、私は許すことはできないだろう。
「すでにバレているのなら私が蹴散らします。3人はあの工場?の中にひとまず逃げてください。」
”わかった、サエカも気を付けてね。”
3人が走っていくのを見送った後、私は敵が撃ちやすい遮蔽物のない大通りへ、その身をさらす。
すると何か機械言語のような、聞き取れない言葉を発すると同時、無数にあった重火器が私に向けて火を噴く。
勿論生身で受けてやるつもりはなく盾で受け止める。が―――軽い。神秘は乗っていないのは分かるが攻撃が軽すぎる。これならカイザーの奴らの方がまだ攻撃らしい攻撃をしてきた。
時間をかけて合流が遅れても悪いので軽くチャージしてビルごと薙ぎ払う。
一切の抵抗も受け付けずにすべてのロボット群が塵も残さず消え去ったのだった。よわぁ……。
拍子抜けするほどあっさり終わったので先生たちと合流する。だが私はここでかすかな違和感を感じる。
「お待たせしました。ん……?なんかこの工場、荒廃した外と違って小綺麗ですね?まるで”今も稼働している”みたいに。」
”おかえり。やっぱりサエカもそう思う?少しだけだけどどうやら通電もしているみたいなんだよね。”
「「お、おかえりなさいませ……。」」
「どうしたんですか、いきなり畏まって。」
”ああ、どうやらさっきの戦闘を見て思うことがあるらしくて。私は慣れちゃったけど確かに初見だとびっくりしちゃうよね。”
ああ、そうゆう。でも安心してほしい。悪意がなければ、誤射であっても私は生徒に手を上げたりはしない。もし敵対する生徒が出てもヘイローにダメージのない、気絶で終わらせるつもりだ。
しばらく二人の畏まった態度はとれなかった。
”よく分からないけど敵もいなさそうだし、ちょっと進んでみよっか。”
異論を出す者はおらず、機械の稼働音を聞きながら目的もなく歩く。私は方向音痴気味なので既に帰り道は分からない。なので直感で進んでいるらしいモモイさんについて歩く。遭難しそうになったら上をぶち抜いて飛んで帰ろう。力こそパワーだ。
しばらく進んでいると突然機械音が鳴り響き各自警戒態勢をとる。
『接近を確認。』
「えっ、なに!?」
「部屋全体に声が響いてる…?」
『対象の身元を確認します。……才羽モモイ、資格がありません。』
『対象の身元を確認します。……才羽ミドリ、資格がありません。』
「えっ!?なんで私たちの事知ってるの!?」
「いったい何……?」
『対象の身元を確認します。……百合ぞn……エラー。管理権限を行使できません。』
おい、何だエラーって。ぶっ飛ばすぞ。
『対象の身元を確認します。……シャーレの先生。資格を確認しました。入室権限を付与します。』
「えっ!?どうゆうこと!?先生、いったいいつの間に建物と仲良くなったの!?」
先生だけが入室許可がある、ということは連邦生徒会長の絡みか、シッテムの箱か。
『才羽モモイ、才羽ミドリの両名を先生の生徒として認定。同行者である生徒にも資格を付与します。確認しました。下部の扉を開きます。』
「株?下部か。目の前のおっきな扉じゃなくて??」
「床?どう見ても普通だけど……落ちるなんてそんなベターな展開―――」
ガシャン!
うそでしょ!?下の床が一瞬にしてなくなったんだけど!?まずい!!
床がなくなれば重力に引かれて落下を開始するのは自明の理。こんなところでトラップに引っかかるとは思わなかった。
下が何メートルあるのか全く分からないが、間違いなく言えるのは先生にとって命の危険がある高さということ。だというのに、この一瞬で泡を吹いている二人の生徒を抱え込んで、自身が下敷きになろうとしている。何してんのこの人!?
私は壁を蹴って下方へ加速する。そこでスラスターを点火し、3人を受け止めることに成功してゆっくり降下するのだった。
「先生。先生の体は脆いんですから、身を盾にしようとか考えないでください。冷や汗が出ます。」
”あはは、ごめんね、体がとっさに動いちゃった。次から気を付けるね。”
ほんとにこの人は…。
そこで泡を吹いていた二人が再起動する。
「うーん、ここは誰、私はどこ……?」
「し、死ぬかと思った……!!」
「にしても暗いね。ここ何処だろ…?あっ。」
モモイさんが薄暗い中、辺りを見渡し何かを見つけたような声を―――あっ。
”むぎゅ!?なになにサエカ!?先生の頭を突然抱きしめてどうしたの!?”
「あっ、先生喋らないで、くすぐったいです。ちょっと男性である先生には刺激の強いものがあったので、視界をふさごうと……。」
「あのなんて言うか……裸の女の子が……。」
「眠ってるのかな……?うーん、返事がない、ただの死体の様だ。」
「お姉ちゃん不謹慎すぎるよ……。それにしても眠っているというより…なんか「電源が入ってない」って感じしない?」
私のお腹で視界をふさいでいる先生が、何かをフゴフゴと言うがくすぐったいだけで聞き取れない。そんな私たちの背後で人形のような女の子を突いたり触ったりして観察する2人。
「とりあえず服着せよっか。ちょうど私の予備があるから、お姉ちゃん手伝って。」
「いいけど、予備持ち歩いてたの……?」
「廃墟なんて訳わからない場所、何日で帰ってこれるか分からないでしょ。」
「ごもっともでございます‥‥。」
背後で布すれの音が聞こえる。するとその音を聞いた先生が私のお腹で深呼吸をする。
それによりびっくりして先生を放してしまう。
”すぅぅぅぅぅぅう!!”
「ほぁぁぁぁあ!?何するんですか先生!?いきなりお腹の匂い嗅がないでください!?」
”いい匂いでした。”
「変態!?そうゆうのは人がいないところでやってください!?」
「人がいないところならいいんだ……??」
幸いと言うべきか眠っている少女に服は着せ終わっていたらしく、先生にその裸体を見せないというミッションは成功したのだった。先生は少しうれしそうな残念そうな何とも言えない微妙な顔をしていたのだった。教育者ぇ…。
「ねぇ、漫才やってないでここ、何か書いてあるよ。「AL-1S」……アリス?」
「いや、お姉ちゃん、これ全部ローマ字じゃなくて数字も交じってる…エー、エル、ワン、エス?」
「にしてもロボットは沢山いるし、トラップドアはあるし、名前は知られて資格がどうのとかいうし、挙句には全裸の女の子が寝てるし……「廃墟」ってホント何なんだろ…。」
それは私も同意するところだ。私の時は機械群に追い回され、球体のやたら固い敵と出会った。
そして今回は敵こそ大したことはなかったが、順調とは言えずにこれである。
ほんと何なんだろ、ここ。掘ればたくさんの厄ネタが溢れてきそうだ。
「とりあえず先生、この女の子が誰なのか分からないので調べてくれますか?」
”わかった。こんなところで一人にしておくわけにもいかないからね。”
私はシッテムの箱で身元を調べる先生の横で少女の頭をやさしくなでる。
すると警報音のような異音が響き渡った。
「えっなになに、何の音!?」
「お姉ちゃん何か触った!?」
「いや、「この子から」音が鳴ったような気がします……。」
とすれば何かを起動させたのは私か?撫でただけだが……静電気でも発生しただろうか??
「状態の変化、および想定外の接触を確認。緊急起動し、休眠状態を解除をします。」
「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!」
「お姉ちゃんうるさい!」
「状況把握、難航。会話を試みます。説明をお願いできますか。」
「えっ、説明をしてほしいのはこっちの方なんだけど……あなたは誰なの?」
「本機の自我、記憶、目的は喪失状態であることを確認。データがありません。」
「えっ、敵対もあるって事‥‥?いきなり攻撃してきたりしないよね?」
「肯定。接触許可対象への遭遇時、本機の敵対意思は発動しません。不可解な対象への遭遇時のデータ……プログラムにありません。エラー。暫定処理として接触許可対象と同じプログラムを適応します。」
「うーん、先生、どうしましょう?」
”とりあえず調べてみた感じ該当する生徒のデータはないね。どうしようか…??”
「ふふふ、工場の地下、廃墟で全裸な上、記憶喪失っぽい感じ。いいこと思いついちゃった!」
「いや、今の言葉の羅列からは嫌な予感しかしないんだけど……。」
「ねぇ…お姉ちゃん…。」
「何かな?」
「この子を部室まで連れ帰って……まさかと思うけど。」
「ミドリのような勘のいい妹は大好きだよ。」
「確かに、あんな危ない所に置いておくわけにもいかないけどさぁ!ってああ!私のゲーム機を口に入れないで!!」
彼女―――「AL-1S」ちゃんは私達生徒と変わらない見た目なのに、ロボットのような発言をする不思議な子だった。いや、そうゆう”キャラ付け”をしている可能性もあるが、それならそれであんな人が来ない場所で全裸でいる理由がない。
ヘイローもしっかりあるが機械にもヘイローが付くことは「ビナー」でよく知っている。
つまりはこの子は意志ある者でただの機械ではない。
しかし、正体不明の女の子を連邦生徒会やヴァルキューレに通報するでもなく、連れ帰った理由は何だろうか?ただほっとけないというのは分かるが。
「さて、とりあえず名前は必要だよね!「アリス」って呼んでもいい?」
「本機の固有名称「アリス」に設定。確認をお願いします。」
「それってお姉ちゃんが勝手に読んだ誤読でしょ!?「AL-1S」ちゃんじゃないの?」
「いやぁ、それだと呼びにくいじゃん!どうかな、アリス!かわいいと思うけど!」
「………肯定。本機、アリス。」
「ねぇねぇ見た見た?これが私のネーミングセンス!」
「本人がいいなら、まぁ、いんだろうけど……。」
「で、お姉ちゃん。名前まで付けてここに居るってことは、やっぱりそうゆうことだよね?」
「そ!この子の学籍を改竄して、ゲーム開発部の部員として迎い入れるの!」
おおう、連邦生徒会の下部組織である「シャーレ」の前で不正を堂々と…。
先生にどうするのかと顔を向けるとニコニコと眺めているだけで、今のところ口出しするつもりはないようだ。不正であっても誰も不幸にならないなら清濁併せ呑むということかな?
いずれにせよ上司である先生が何も言わないのであれば、私も何も言うことはない。
こうしてゲーム開発部は新たな部員を獲得し、本来の目的であった「G.Bible」をすっかり忘れるのであった。
百合園サエカという生徒は存在していますがDivi:Sion SystemやAL-1Sはシステム上、上手く認識できません。若干のバグを引き起こします。
アリスは視覚情報などの肉体情報でしかサエカを認識できません。
Divi:Sion Systemが辛うじてシステム的に認識できていたのは、1話、2話でケセド君とバチバチやったので、解析情報があるためです。