バグのヒーローアルカディア   作:胡麻蝉あぶら

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107話 夢想現実(Visionary Reality)

 

 

「……少年。緑谷少年!」

 

 

深く重い泥の底から引き上げられるような感覚の中、緑谷は自身の頬を連続して軽く叩かれる感触で意識を取り戻した。

 

重い瞼を押し上げる。

 

視界のピントが合うより先に、ひどく焦燥しきった見慣れた顔が飛び込んできた。

 

 

「……オールマイト?」

 

 

寝起きの掠れた声で呟くと、オールマイトは安堵の息を長く吐き出す。

しかし。依然として困惑と焦りの色を顔中に張り付かせたまま、緑谷の肩から手を離した。

 

緑谷は上半身を起こし、自分が置かれている状況を把握しようと周囲を見渡した。

 

そこは、彼の知るいかなる場所とも異なっていた。

 

朽ち果てたコンクリートが剥き出しになった、どこかの廃墟の一室。

天井の大部分は崩落し、ひび割れ、ぼろぼろになった壁には無数の大穴が空いており、そこから外の景色が見える。

いや、外など存在しなかった。

 

壁の向こうに広がっているのは果てしない虚無。

 

空も、大地も、光さえもない。

完全な黒とも白ともつかない曖昧な空間が無限に広がっているだけである。

まるでこの狭い廃墟の部屋だけが、この世界のすべてから切り離されて存在しているかのような異様さがあった。

 

そして緑谷はその部屋の中に、自分とオールマイトを含めて「九人」の人間が存在していることに気がついた。

 

 

「気が付いたかい?」

 

 

不意に、穏やかで凛とした女性の声が響いた。

 

 

「はい、お師匠……」

 

 

隣にいるオールマイトが、畏まった態度でそう返事をした。

 

『お師匠』

 

オールマイトのその言葉が鼓膜を震わせた瞬間、緑谷の意識の底に沈んでいた靄が一気に晴れ渡った。

そして彼は息を呑み、声の主を直視して驚愕に目を見開く。

 

以前、オールマイトは自身の師匠が緑谷の母親と似ていると、懐かしそうに語っていたことがあった。

 

黒髪をハーフアップにまとめ、強さと優しさを同居させた瞳を持つ女性。

平和の象徴を育て上げ、先代のワン・フォー・オール継承者としてその命を散らした伝説のヒーロー、志村菜奈。

 

その本人が今、確かな輪郭を持って緑谷の目の前に立っているのである。

 

その事実に気づき、緑谷は改めて部屋の中にいる他の者たちへと視線を巡らせた。

 

崩れかけた廃墟には到底似つかわしくない、不気味なほど重厚な装飾が施された玉座に深く腰掛ける者。

壁の片隅で腕を組み、背中を向けて無言のままじっと虚空を見つめ続けている者。

 

彼らの姿を見るのは、緑谷にとってこれが初めてであった。

しかし理屈ではなく、魂の奥底で繋がっている何かが、彼らの正体を緑谷に強く確信させていた。

 

彼らは、ワン・フォー・オールの継承者たちだ。

 

自分が背負った力の歴史そのものがこの奇妙な空間に集結している。

 

緑谷がその事実に震えを覚えた、まさにその時であった。

 

空間の外側。

何もないはずの虚無の空間の奥底から、突如として異変が起きた。

 

巨大な樹の幹が、まるで見えない大地から急速に養分を吸い上げるようにして上方へと伸びてきたのだ。

 

それは禍々しくも神聖な漆黒の樹木である。

太い幹から無数の枝葉が急速に広がり、崩落していた廃墟の部屋の天井を覆い尽くすほどの巨大な屋根を形成したところで、ピタリとその成長を止めた。

 

 

「な、なんだこれ……?」

 

 

緑谷が困惑の声を上げる。

しかし玉座に座る者や壁を見つめる継承者たちもまた、予期せぬ事態に顔を見合わせ、明らかな警戒と困惑の色を浮かべていた。

この精神世界において絶対的な主導権を握っているはずの彼らでさえ、未知の現象であったのだ。

 

緊迫した空気が部屋を満たす中。

 

コンクリートの壁の向こうから、ノックの音が三回響き渡った。

 

全員の視線が音のした方向へと一斉に突き刺さる。

音の発生源は、この廃墟の部屋の出入り口であったであろう、古びた分厚い鉄の扉である。

 

扉の向こうは完全な虚無の空間である。

誰もいるはずがなく、歩いて近づくことすら不可能なはずだ。

 

しかし、扉の中央に備え付けられた錆びついたハンドホイールが、軋むような重い金属音を立ててゆっくりと回転を始めた。

重いロックが外れる音が響き、分厚い扉が内側へと押し開かれる。

 

扉の向こう側に広がる暗闇の中から、一人の男が部屋の中へと足を踏み入れた。

 

一番奥の席。

白い髪を長く伸ばした痩せた男──初代継承者である死柄木与一(しがらき よいち)がその侵入者の姿を認めた瞬間、信じられないものを見るように目を見開き、弾かれたように立ち上がった。

 

 

「……本当に……本当に、あなたなんですか……」

 

 

与一の震える声。

入ってきた男の名を、懐かしむような響きを込めて短く呟いた。

 

 

 

「難羽さん」

 

 

 

現れた男は三十代ほどの年齢に見える。

ひげを無精に生やした、ひどくくたびれた雰囲気を持つ男だった。

 

しかし、その銀色の瞳に宿る冷徹な知性の光と周囲を圧迫するような異様な存在感は、緑谷の知る難羽のそれと完全に一致していた。

 

難羽は立ち上がった与一を一瞥した後、部屋の中にいる継承者たちの顔をゆっくりと見渡した。

そして、その視線がある二人の男の上でピタリと止まると、彼の瞳に微かな怒りのような色が浮かんだ。

 

次の瞬間、難羽は突然床を強く蹴ってその二人に向けて駆け出した。

 

標的となったのは、バンダナを額に巻き、髪を後頭部で無造作に結んだ男──三代目継承者のブルースであった。

 

難羽の拳が空気を切り裂き、ブルースの腹部へと一直線に突き刺さる。

 

 

しかし、その一撃が命中した瞬間、難羽の肉体に不可解な現象が起きた。

 

 

彼の姿が、三十代のくたびれた男から、小学校低学年程度の幼い少年の姿へと一瞬にして切り替わったのだ。

渾身の力で放たれたはずの拳はリーチも質量も全く足りず、ブルースの腹筋にポスッと弱々しく当たるだけで一切の威力を発揮しなかった。

 

 

「……チッ」

 

 

難羽は自身の短くなった腕を見て忌々しげに舌打ちをし、すぐさま二人目の標的へと方向を転換した。

顔の下半分から首元にかけて、ひび割れのような痛々しい傷跡が走る男──四代目継承者の四ノ森避影(しのもり ひかげ)である。

 

難羽の姿が小学校高学年ほどの年齢へと少しだけ成長した。

 

彼は四ノ森の顔面を的確に狙って鋭いストレートを放ったが、四ノ森はまるでその攻撃の軌道が完全に視覚化されているかのように、最小限の動きでするりと首を傾けて回避した。

難羽はそのまま苛立ちに任せてラッシュを叩き込もうとしたが、四ノ森にはそのすべての攻撃の初動が見切られ、空を切るばかりである。

 

数秒の無意味な攻防の後。

 

難羽はため息をつき、構えを解いて動きを完全に止めた。

 

 

 

「……結果論だ……多くの人間が死んだぞ」

 

 

 

そして冷徹な声で言い放った。

それは普段の彼を知る者からすれば珍しい、明確な怒りを込めた言葉である。

 

緑谷には、難羽の放ったその言葉が何を意味しているのか理解できなかった。

 

しかし、言われた当人であるブルースと四ノ森は理解できたのか、難羽の理不尽な暴力を咎めることも反論することもなく、ただひどく苦い顔をして視線を伏せた。

そして押し殺すような声で、すまないと呟いた。

 

部屋の中に奇妙な空気が流れる。

その息の詰まるような沈黙を破ったのは、唯一の女性継承者である志村菜奈であった。

 

彼女は子供となった難羽の顔をじっと見つめ、確信と戸惑いの入り交じった声で問いかけた。

 

 

「……まさか……お師匠、ですか?」

 

 

その言葉を合図にしたかのように、難羽の姿がまた切り替わる。

 

オールマイトのもう一人の師である、グラントリノを鍛え上げた時代の姿へ。

老境に差し掛かった肉体を文字通り機械化し、サイボーグとなって志村菜奈と共にオールフォーワンという絶対悪に立ち向かった、黄金の死神ガイツの重厚な装甲姿となる。

緑谷が雄英高校の教員として認識している、難羽解次のヒーローの顔であった。

 

ガイツの装甲を纏った状態の難羽は、肩をすくめて長いため息をついた。

彼の背後の空間が歪み、一脚のチープなパイプ椅子が出現する。

 

難羽はそのパイプ椅子にドカッと腰を下ろすと、顔を覆っていた黄金の骸骨マスクに手をかけた。

マスクが外された瞬間、彼の全身を覆っていた黄金の装甲が光の粒子となって霧散する。

 

その下からは雄英高校の指定制服を着た十代の少年の姿──サポート科の難羽輪太郎の肉体が現れた。

 

彼が手に持っていた黄金の骸骨マスクは瞬く間に黒い靄に包まれ、形状を変化させていく。

靄が晴れた後、彼の手の中に残っていたのは仮面アクターの黒いマスクであった。

 

 

「……さて。挨拶はこれくらいにしておこう」

 

 

難羽は黒いマスクをパイプ椅子の背もたれに引っ掛け、足を組んで緑谷とオールマイトを見据えた。

 

 

「それでは、私がわざわざこの場所に干渉してきた理由について話そうか」

 

「ま、待って! ど、どういうこと!?」

 

 

話を一方的に進めようとする難羽に対し、緑谷は両手を前に出して激しく待ったをかけた。

 

あまりにも情報量が多すぎる。

 

姿を次々と変える難羽、継承者たちとの関係、そしてこの謎の空間。

何一つ理解が追いついていないのだ。

 

そんな緑谷の必死の制止に対し、難羽はひどく怪訝そうな、まるで「こいつは今まで私の話を全く聞いていなかったのか」とでも言いたげな顔をして眉をひそめた。

 

難羽は緑谷から視線を外し、隣にいるオールマイトへと助け舟を求めるように目を向けた。

しかしそのオールマイトもまた、緑谷と同じように困惑とパニックの表情を浮かべて固まっている。

 

その二人の様子を見た難羽は自身の顎に手を当て、思考を巡らせた。

 

 

「……なるほど。直前の記憶を忘れているのか……薬の影響か?」

 

 

難羽は一人納得したように頷くと、組んでいた足を解き、姿勢を正した。

 

 

「仕方がない。では、改めて最初から説明してやろう」

 

 

難羽が右手の指をパチンと鳴らすと、緑谷の背後にもう一脚のパイプ椅子が音もなく出現した。

難羽は視線で緑谷にそこに座るように促す。

 

そして、立ったまま硬直しているオールマイトに対しては顎をしゃくり、部屋にある空の玉座の一つに座るように指示を出した。

オールマイトは偉大な先代たちが集う神聖な玉座に自分が座ることに微妙な居心地の悪さを感じながらも、難羽の有無を言わせぬ圧力に押され、巨大な体を縮こまらせて両足をきちんと閉じて静かに腰を下ろした。

 

 

「まず、この空間について……ここは、ワン・フォー・オールの歴代継承者たちの意識が集う精神世界だ」

 

 

難羽は、教師が生徒に理科の法則を教えるような口調で語り始めた。

 

 

「個性が継承される過程で、ワン・フォー・オールに各継承者の記憶と人格のデータが情報として焼き付けられている。その影響で構築された擬似的なクラウド空間だ……ここにいる彼らのオリジナルはすでに死んでいる。この場合は因子の奥底に保存されていたバックアップの記憶が復活し、自律的に活動している形だな。精巧なコピーのようなものだ」

 

 

難羽は言葉を区切り、緑谷とオールマイトを指差した。

 

 

「……無論、お前たちは現在進行形で生きている人間だ。死んでここに来たわけではない」

 

 

その言葉を聞き、緑谷は本当に自分たちが生きているのかを確認するように自身の手のひらを見つめ、周囲の景色を改めて見渡した。

この世かあの世かで言えば、あの世にしか見えない。

 

 

「忘れているようだから言うぞ……お前たちの現実の身体は今、私のラボで仲良く眠っている」

 

 

難羽は手品の手順を明かすように事実を並べていく。

 

 

「お前たちの肉体に、睡眠薬と個性因子を強制的に覚醒させる活性剤を投与した。その上で私と八木、そして緑谷の身体を特殊な機器で直接接続させた。……システムに対し、我々三人の身体が一つの入れ物であると誤認させている。個性因子に宿る意識を通して、緑谷の因子の中に構築されているこの世界へと入り込んでいるというわけだ。八木の身体に個性因子はもうないが、継承者としてリンクしているから入れる」

 

「なっ……そんな無茶苦茶なことを……!」

 

 

オールマイトが驚愕の声を上げるが、難羽は遮った。

安全性の根拠などお前はわからんだろうと半目で見ている。

 

 

「安心しろ。ちゃんとお前たち二人には許可を取っている。ブルースたちもそのやり取りを見ていたはずだ。私が嘘をついていないことは知っているだろう?」

 

 

難羽が視線を向けると、緑谷もつられるようにして継承者たちの顔を見た。

継承者たちは無言のまま静かに頷き、難羽の言葉が真実であることを肯定する。

 

 

「……それはとりあえず分かったけど……えっと……難羽、さん?」

 

 

緑谷が難羽に対し、どう呼ぶべきか迷いながら恐る恐る口を開いた。

 

同年代の友人と思っていたが、実は年齢はずっと上。

先ほどの会話から察するに、彼はオールマイトの師匠のさらに師匠そのもの。

清掃員のおじさんが実は社長だったような感覚に陥っていた。

 

 

「前と同じでいい」

 

 

難羽は短く切り捨てた。

 

 

「見た目がどうあれ、年齢が上だからと敬えなどと言うつもりはない。面倒くさい」

 

「じゃあ……難羽くん……なんで、難羽くんはワン・フォー・オールについてそこまで詳しく知ってるの? さっきの会話だと、七代目と知り合いだったみたいだけど、そこから教わったの?」

 

緑谷の純粋な疑問に対し、難羽は再びこめかみに指を当てる。

そして心底疲れたような深いため息をついた。

 

 

「……夢という不安定なものを扱うには、既存の設備じゃ無理があるな。大幅なシステムの改良が必要だ」

 

 

難羽は呆れたように緑谷を見た。

 

 

「私の経歴については校長室で話したはずなのだが。まあいい、もう一度説明してやろう」

 

 

難羽が手を上げると、緑谷たちの前に一枚のモニターが突如として出現した。

精神世界という曖昧な空間に、異物が入ったことで妙にデジタルな概念が持ち込まれている。

 

 

「私の個性は、簡単に言えば転生だ。死ぬと記憶以外のすべてがリセットされ、人が近くにいるエリアに出現する……私は超常黎明期以前に生まれ、何度も死にながら、現代まで生きてきたということだ」

 

 

モニターに年表が表示され、デフォルメされた難羽の顔が表示されている。

その言葉に緑谷が唖然とするが、一部の継承者たちも同じような反応を示していた。

どうやら彼が深く関わってきた人間たちも、その事実は知らなかったらしい。

 

 

「なんで、教えてくれなかったんだ!」

 

 

与一が玉座から立ち上がり、難羽に向かって叫んだ。

しかし、彼はすぐにその危険性を考えて唇を噛んだ。

 

 

「我々レジスタンスが潜伏しているところに、あいつは必ず現れる。私の個性の本質がばれる可能性のほうが危険だったんだ、与一」

 

 

与一は顔を歪める。

そして彼が言おうとしたことを、難羽が先んじて口にした。

 

 

「私がワン・フォー・オールを継承すればよかった、か? ……私の個性が保存するのは記憶のみだ。死ねば、蓄積した個性はそこに置いていかれる」

 

それに、と難羽は続けた。

 

 

「私は、魔王が永遠に君臨することを警戒したわけじゃない。あいつが私の個性を手に入れたとしても、オール・フォー・ワンは死と共に消滅する……私が本当に警戒したのは、お前に私の個性が渡ることだ」

 

「僕に……?」

 

 

与一は自分に理由があるとは全く思っていなかったため、難羽の言葉に戸惑いを隠せなかった。

 

 

「もし私の個性がお前に与えられれば、お前は永遠にあいつの玩具だ」

 

 

難羽の個性は、強くてニューゲームではない。

ただステータスを初期化してのニューゲームが選択できるだけだ。

 

これは強者として君臨し続けることには向いていない。

しかし、弱者を永遠に生かして弄ぶことには、これ以上なく向いている。

 

絶対に壊れない玩具を手に入れたオールフォーワンは、愛する弟である与一を逃がすことはないだろう。

 

 

「……そういうことか」

 

 

ブルースが納得の声を呟いた。

難羽に殴られた男である。

 

 

「道理で、似た顔の人間が現れたと思ったんだ……ガキだったから、血縁程度にしか考えなかったが」

 

「私は駆藤の近くにいたからな……虐殺の後、レジスタンスに戻ってくるのは本当に大変だったぞ。出現場所が日本じゃなかったらまず戻ってこれなかった」

 

 

駆藤が深く苦い顔をする。

 

オールフォーワンの弟であり、最高のお気に入りである与一を逃がした駆藤は、オールフォーワンの凄まじい怒りを買った。

 

彼は駆藤本人だけでなく、血縁や関係者、隠れ家をすべて探し出し、殺し尽くした。

難羽は元々レジスタンスの中でも上位の立場におり、与一や駆藤と深い関わりがあったため、その虐殺の対象の中に入っていたのである。

オールフォーワンの個性によって一瞬で消し飛んだため、彼の顔をオールフォーワンは覚えていなかった。

 

 

「ちょっと待ってくれ! 君──大師匠様は、継承者の方々と生前から面識があったのですか!?」

 

 

オールマイトが玉座から身を乗り出して叫んだ。

この空間に連れてこられたはいいが、理解できないことが多すぎる。

聞きたいことは山ほどあった。

 

 

「……お前、それも──いや、それは言ってなかったか」

 

 

難羽は腕を組み、静かに語り始めた。

 

自身の果てしない過去。

超常黎明期の混沌の中で、彼がレジスタンスの一人であった時のことを。

 

彼が如何にして今に至ったかを。

 

 

 

 





短編書いたのでダイレクトマーケティングします。

呪術廻戦の短編です。
英雄の中の人

現在句点ごとに改行していますが、通常の文章の書き方に直したほうがいいですか?

  • 段落を使った普通の文章のほうが良い
  • 今の文章の方が良い
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