バグのヒーローアルカディア   作:胡麻蝉あぶら

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日間、復活!

難羽の死に方を変更しました。
年齢を考えた結果辻褄が合わなくなったからです。
駆藤は悪くないよ。


108話 難羽の始まり(No.1)

 

西暦2000年。

穏やかな陽光が車内を照らす、ありふれた午後のことだった。

 

一台の乗用車が高速道路を走っていた。

 

運転席でハンドルを握る夫の横。

助手席の妻は、自身の大きく膨らんだ腹部を温かな手つきで幾度も撫でていた。

 

定期健診からの帰り道。

医師からは「もういつ生まれてもおかしくない」と告げられ、二人の間には隠しきれない喜びと、新しい命を迎えるための心地よい緊張感が漂っていた。

 

 

「元気に育ってくれているみたいで、本当によかった」

 

 

妻の言葉に、夫は前を向いたまま優しく頷く。

エコー検査で男の子だと判明してから、二人は夜な夜な名前の候補を出し合ってきた。

そして、ようやく一つの名前にたどり着いたばかりだった。

 

 

(はじめ)

難羽創(なんば はじめ)

 

 

新しい時代を自らの手で切り拓いていってほしい。

そんな願いを込めた名前だった。

 

もうすぐこの世界に新しい息吹が産声を上げる。

三人での生活が始まる。

誰もが疑わなかった、輝かしい未来の確証がそこにあった。

 

しかし、運命は唐突に牙を剥く。

 

前方を走っていた大型トラックが突如としてバランスを崩した。

轟音と共に巨体が横転し、金属が激しくひしゃげる絶叫のような音が周囲の空気を切り裂く。

 

回避する猶予など微塵もなかった。

数台の一般車が次々と巻き込まれ、凄惨な玉突き事故へと発展していく。

難羽夫妻の乗る車も例外ではなく、無情な質量の暴力に飲み込まれた。

 

 

 

けたたましいサイレンの音が鳴り響く。

救助隊が駆けつけた時には全てが終わっていた。

 

大破した車内から助け出された夫婦は、共に帰らぬ人となっていた。

だが、現場の救急隊員たちを何よりも戦慄させたのは、別の事実だった。

 

 

亡くなった妻の腹部は平らになっており、どこを探しても、そこにいるはずの赤子の姿がなかったのだ。

 

 

それがすべての始まりだ。

難羽創となるはずだった赤子は、生まれる前にこの世を去った。

正確には、「宿していた異能が、生誕というシステムにおいて致命的なバグを引き起こした」と言うべきか。

 

 

彼は死という産道を通ってこの世に生まれ落ちた。

 

 

遥か未来へと続く果てしない輪廻の旅が、誰に知られることもなく幕を開けたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

遠く離れた異国、アメリカ。

肌寒い夜の空気が街を包み込む中、ある孤児院の古びた扉の前に赤ん坊が一人、裸のまま置き去りにされていた。

 

泣き声ひとつ上げず、ただ静かに夜空を見つめていたその赤ん坊こそが、矛盾した生誕を果たした彼だった。

 

親の顔も、自身の本当の名前も知らぬまま、彼は施設で幼少期を過ごした。

周囲の子供たちと馴染めないわけではなかったが、彼の内側には常に、自分はどこか決定的に世界とズレているという言い知れぬ空虚感が付きまとっていた。

 

なお、それは単純に彼が生まれながらの天才ゆえのズレであり、生まれの違和感に気付いたとかそういうことではない。

彼はロマンチストだった。

 

 

やがて成長した彼は自身のルーツである日本へと渡り、社会人として働き始めた。

 

彼が心の拠り所としたのは日本のサブカルチャー、とりわけ特撮作品であった。

 

画面の中で泥臭く闘い、決して諦めず、人々のために立ち上がるヒーローたち。

その熱量に当てられた彼は立派なオタクへと成長し、余暇のすべてをコスプレ衣装の制作に注ぎ込むようになっていた。

 

手先の器用さと探究心は並外れていた。

 

彼は本業で介護用パワードスーツの開発に携わっていた。

金属の骨組みやモーターの制御、人工筋肉の構造といった最先端の技術を、惜しげもなく自身の趣味である特撮スーツの制作にフィードバックしていた。

いつか、本当に動くヒーローの装甲を作れるのではないか。

そんな空想と現実の境界線を反復するような日々は、彼にとってかけがえのない平穏だった。

 

しかし、そのささやかな平穏も、世界そのものの変革によって踏みにじられることになる。

 

2014年7月。

中国の軽慶市で光る赤子が誕生したというニュースが世界中を駆け巡った。

 

 

超常黎明期の始まりであった。

 

 

突如として、人類の遺伝子に組み込まれていた未知のスイッチがオンになったかのように、世界各地で不可思議な能力を発現する者が現れ始めた。

 

空想は現実を侵食し、日常の風景は一変した。

 

街角で突然口から炎を吹き出し、自身でも制御できずにパニックに陥り怯える男。

ある日を境に異形の姿へと変貌してしまい、昨日まで挨拶を交わしていた隣人から化け物と罵られ、石を投げられる女。

 

人々は未知の力に恐怖し、社会の秩序は音を立てて崩れ去っていった。

 

終末論が叫ばれても、フィクションのように都合よく世界を救ってくれるメシアはどこにも現れなかった。

すがりつくはずの既存の宗教は、目の前で起きている神の御業のような超常現象を前に教義の矛盾を突かれ、その多くが支持を失い壊滅状態に陥った。

 

そして、彼が愛してやまなかった特撮という文化も、この絶望的な時代の波に飲み込まれていった。

 

かつて人々は画面の中の作り物であると理解した上で、ヒーローの姿に勇気をもらい、心を躍らせてきたはずだった。

 

だが、本物の異形と超常の力が日常を脅かす暗黒の時代において、人々の心からはそんな余裕が完全に失われていた。

 

 

「あんな偽物を崇めるのは欺瞞だ」

 

「怪人という存在自体が、異形型の能力者に対する差別的な表現だ」

 

「勧善懲悪などという幼稚な思想が、今の社会の分断を生んでいる」

 

 

ネット上や現実社会で、特撮に対する苛烈なバッシングが始まった。

 

それは真に特撮を愛し、その歴史を理解している者からの批判ではなかった。

 

特撮というジャンルは、過去数十年間にわたり「正義とは何か」「ヒーローとは何か」という問いと真摯に向き合い、時には自己否定すら内包しながら戦い続けてきた深い土壌がある。

一般の人間がしたり顔で指摘するような薄っぺらい挑戦など、とうの昔に通り過ぎているのだ。

 

しかし、恐怖と不満に支配された大衆にそんな文脈を読み解く知性も理性も残っていなかった。

 

彼らはただ、叩きやすいサンドバッグを求めていた。

知っていれば口にしないはずの的外れなレッテルがありったけ貼り付けられ、特撮文化は人々のストレス解消のための生贄とされたのである。

 

自身の心の支えであった世界が、無知と悪意によって理不尽に破壊されていく。

彼はただ、自作のパワードスーツが置かれた薄暗い部屋の中で、狂っていく世界を静かに見つめることしかできなかった。

 

 

 

後世の歴史書や現代の教育は、この超常黎明期と呼ばれる凄惨な時代を、ひどくあっさりと総括している。

 

突然変異による個性を持つ者への差別と、無個性との対立。

人類の姿が大きく変わったことによる社会構造の混乱が各地で巻き起こった。

残された記録自体が極端に少ないことも起因しているが、上記のように記されている。

 

だが、そんな表面的な言葉で片付けられるほど、現実は単純なものではなかった。

狂っていく世界を静かに見つめ続けていた彼は、その本質的な絶望を肌で理解していた。

 

 

例えば、ある街で凄惨な連続放火事件が起こった。

 

犯人として吊るし上げられたのは、炎を操る個性を持った気の弱そうな男だった。

男は群衆によって広場に縛り上げられ、理不尽な私刑の末に命を奪われた。

 

しかし、実際には男に火を放った暴徒たちの中に、真の放火犯が紛れ込んでいたのである。

 

彼らの目的は、火事の混乱に乗じて家々の金品を奪うことだった。

彼らは個性を恐れたから暴動を起こしたのではない。

己の欲望を満たし、罪をなすりつけるためのスケープゴートとして炎の個性を持つ者がひどく都合が良かっただけなのだ。

 

また、ある有名な漫画家は白昼堂々、街中を歩いている最中に個性持ちの凶行の犠牲となった。

 

捕まった犯人が供述した殺害の動機は、「俺が頭の中で温めていた最高の設定をパクったから」という常軌を逸したものだった。

犯人はその設定をどこかに書き留めたわけでも、誰かに語ったわけでもない。

つまり、社会不適合者が暴力を振るっただけ。

 

漫画家は訳もわからず命を落とした。

 

 

つまるところ、超常黎明期を血で染め上げた悲劇の多くは、単なる差別と被差別の問題ではない。

人類が長い歴史の中で築き上げ、かろうじて保ってきた倫理の壁を、個性という圧倒的な力が物理的に破壊してしまったことに起因している。

 

金がないからといって、普通の人間がいきなり強盗や殺人を犯すだろうか。

 

多くの者はやらない。

罪悪感があるから。

警察に捕まるから。

そして何より、素手で銀行の金庫をこじ開け、大勢の人間を制圧する手段がないからだ。

 

 

しかし、個性はその手段がないという最大のストッパーを、いとも容易く取り払ってしまった。

 

 

「自分は化け物だと差別されているのだから、社会に復讐してもいいはずだ」という自己正当化。

 

「あいつが憎いが、殺す手段がない」と燻っていた者への、凶器の授与。

 

そして決定的な暴力を持たない無個性たち。

彼らは集団という暴力に身を包み、力を持った無実の者を加害者に仕立て上げることで自衛と略奪を行った。

 

 

群れで生きるために何千年もかけてすり合わせてきた人間の社会システムは、個人の力が極端に強大化したことで瞬く間に崩壊したのである。

 

 

そんな倫理も道徳も灰と化した社会。

難羽も泥水にまみれながら生き延びていた。

 

ある時、わずかに機能していた医療機関のデータベースをハッキングし、自身の遺伝子情報から本来の名字が難羽であることを突き止めた彼は、難羽始郎(なんば しろう)と名乗るようになる。

 

特撮スーツや介護用パワードスーツの開発で培った彼の技術は、この地獄のような世界で皮肉にも大きな価値を持った。

 

難羽は横暴な個性持ちや暴徒に対抗するための自警団──レジスタンスに所属し、彼らのための武装やサポート機材を設計・開発する役割を担った。

 

レジスタンスを率いるリーダー、駆藤の特殊な装備を作り上げたのも難羽である。

 

難羽は自身の経歴を多くは語らなかったが、その職人的な手腕と冷静な頭脳は、組織にとって不可欠なものとなっていた。

 

そんなある日のこと。

 

この一帯を荒らしている巨大な犯罪組織の拠点を襲撃した駆藤は、ひどく痩せ細った白髪の青年を保護し、アジトへ連れ帰った。

 

 

青年は怯えた様子ながらも、死柄木与一(よいち)と名乗った。

 

 

そして深い絶望を宿した瞳で、難羽と駆藤にすべてを語り始めた。

 

自分は、あの凶悪な組織を束ねる男の弟であること。

 

兄の本名は死柄木(ぜん)であり、現在は「オールフォーワン」と名乗っていること。

 

兄が他者の個性を奪い、与えるという神のごとき力を手に入れ、今や人間を自分のための玩具や盤上のゲームの駒としか見ていないこと。

 

そして自分は、そんな兄の暴走を止めることができなかったのだと。

 

 

涙ながらに語る与一の言葉を駆藤の傍らで聞いていた難羽は、直感と論理的な思考によって、背筋が凍るような危機感を抱いた。

 

死柄木全という男は弟である与一に対し、異常なまでの執着と支配欲を抱いている。

与一を保護したということは、単なる善意の救出劇ではない。

 

 

この小規模なレジスタンスが、最悪の化け物の標的に完全にロックオンされたということを意味していた。

 

難羽の予感は、最悪の形で的中する。

 

 

二か月後。

レジスタンスの拠点はオールフォーワンの直属の部隊によって苛烈な襲撃を受けた。

防衛線は紙切れのように突破され、仲間たちは次々と蹂躙されていく。

 

絶望的な叫び声が響き渡る中、オールフォーワン本人が悠然と拠点の中枢へと足を踏み入れた。

 

彼の視線の先。

最奥に位置する、何重もの厳重なロックが掛けられた分厚い扉の倉庫がそこにはあった。

 

自身の愛する弟が、あのような無骨な檻の中に隠されている。

そう確信したオールフォーワンは容易く扉を破壊し、暗い倉庫の中へと足を踏み入れた。

 

そこにはうずくまるようにして背を向ける、長い白髪を伸ばした青年の姿があった。

 

 

「さぁ。帰ろう、与一」

 

 

絶対的な支配者としての余裕と弟への歪んだ愛情を込めて、男が優しく声をかけたその瞬間。

 

ずるり、と。

青年の頭から長い白髪が滑り落ちた。

露わになったのは、本来の短い茶髪。

 

 

精巧なメイクとカツラで与一に変装した、難羽の姿だった。

 

 

驚愕に目を見開くオールフォーワンに向かって、難羽は口角を歪めて笑いかけた。

 

 

 

「やぁ、兄さん。寂しいから一緒に地獄に行こうよ」

 

 

 

手元の起爆スイッチを押し込む。

 

 

倉庫の床、壁、天井。

そのすべてに限界まで仕掛けられていた大量の火薬が、難羽の命を代償にして一斉に炸裂した。

 

 

視界が純白に染まり、鼓膜を突き破る轟音。

すべてが灼熱の爆炎に飲み込まれる。

 

 

それが難羽の、2回目の死だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肺に冷たい水が流れ込み、もがく間もなく意識が途切れる。

溺死。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスファルトの上。

けたたましいクラクションの音と共に、巨大な質量の塊が全身の骨を粉砕する。

轢死。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冷たく暗い水底へと沈んでいく。

溺死。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1、2日が経過しただろうか。

うっそうと茂る見知らぬ森の中を這い回ったのちに、飢えた野生の獣の群れに引き裂かれ、生きたまま肉を貪られる。

捕食による死。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むせ返るような埃の匂い。

身を寄せ合う人々のすすり泣き。

 

そこは世界が崩壊した後の避難区域、雨風をしのぐのが精一杯の廃墟の中だった。

 

 

難羽は赤ん坊──0歳の姿となって、その廃墟の片隅に唐突に出現した。

 

 

周囲の大人たちは、廃墟の片隅に突然現れた赤ん坊に驚愕した。

誰の子かもわからない、産着一つ身につけていない赤子。

 

通常であれば見捨てられてもおかしくない極限状態だったが、幸い、難羽は一人の心優しい女性に拾われ、わずかな配給食料を分け与えられながら生き延びることに成功した。

 

 

そして5年の月日が流れた。

 

彼が一人で行動できる程度の体力を得た頃。

難羽は育ての親や周囲の大人たちに、突如として自身の素性と知識の多くを理路整然と告白した。

5歳の子供が発する言葉とは到底思えない、冷徹で理知的な語り口。

 

最初は気狂いか何かと疑われたが、彼がその辺りの廃材を組み合わせて実用的な浄水装置や簡易の防衛用スタンガンを作って見せると、大人たちの態度は一変した。

 

難羽は知識を盾に恩を売り、彼らから食料や必要な機材の一部を譲り受け、その避難区域を後にした。

彼には向かうべき場所があったのだ。

 

難羽が目指したのはかつての仲間たちがいる場所。

あの襲撃を生き延び、今もなおどこかで抗い続けているはずのレジスタンスだった。

 

数ヶ月の過酷な放浪の末、彼はかつて所属していた組織の残党に接触する。

かつてリーダーだった駆藤の姿はなく、現在はブルースというが新たなリーダーとしてレジスタンスを牽引していた。

 

5歳の子供がレジスタンスのアジトに現れたことに誰もが警戒した。

難羽はメカいじりが得意な、通りすがりの天才少年という胡散臭い、しかしこの狂った世界ではあり得ない話でもない設定を押し通した。

イカれてなければ生きていけない時代だったからとも言える。

 

 

難羽がレジスタンスに合流してから3年。

 

彼が8歳になったある夜、ブルースは難羽を秘密裏に自室へ呼び出した。

 

そして、かつて与一が初代となり、駆藤へと受け継がれ、そして今ブルース自身が宿しているという、一つの個性にまつわる呪われた歴史を打ち明けた。

 

ワン・フォー・オール。

 

力を蓄え、次へと託す力。

オールフォーワンを打倒するための、唯一の希望の灯火。

 

ブルースからその詳細なメカニズムと因縁を聞かされた難羽は驚きと共に、自身の技術者としての血が騒ぐのを感じた。

難羽が個性の本格的な研究を開始したのは、まさにこの瞬間からである。

 

 

そして、その決意からさらに4年後。

難羽が12歳となった年のこと。

 

ブルースは難羽を伴い、深い森の中で一人の男を密かに見つけ出していた。

 

 

のちにワン・フォー・オールの4代目継承者となる、四ノ森避影であった。

 

 

隠れ家で四ノ森と対面したブルースは重く、沈痛な面持ちで口を開いた。

 

 

「今のワン・フォー・オールでは……俺たちがどれだけ足掻いても、オールフォーワンの力には到底敵わない」

 

 

ブルースの言葉は、決して諦めからくるものではない。

冷徹なまでの現実の分析結果だった。

 

 

 

「だから、お前にこの力を託す。戦うためではない。力を蓄えるために。さらに遥かな未来で、あの巨悪を討ち果たす者のために」

 

 

 

その提言を聞いた瞬間。

難羽の心臓は、氷の刃で貫かれたように冷え切った。

 

 

未来のために力を蓄える。

それは聞こえのいい言葉だ。

大義名分としては美しい。

 

だが。

それは裏を返せば、どういうことか。

 

 

「……それは」

 

 

難羽は震える声で呟いた。

 

未来への希望を託すということは、現在(いま)この地獄で苦しみ、死に絶えていく人間たちを、すべて見殺しにするという明確な宣言に他ならなかった。

 

現在句点ごとに改行していますが、通常の文章の書き方に直したほうがいいですか?

  • 段落を使った普通の文章のほうが良い
  • 今の文章の方が良い
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