職場体験当日。
雄英高校の最寄り駅は、これから各々の戦場へと散っていくヒーローの卵たちで溢れかえっていた。
コスチュームケースを片手に期待と不安を語り合うA組の面々。
その喧騒の中で緑谷出久の視線は一点に釘付けになっていた。
人混みをかき分け、少し早足で改札へと向かう長身の背中。
飯田天哉だ。
「飯田くん!」
緑谷は思わず声を上げた。
数日前、保須市で起きた「ヒーロー殺し」によるインゲニウム襲撃事件。
その被害者が飯田の兄であることはニュースで知れ渡っていた。
本来なら最も冷静で、クラスの委員長として皆を送り出すはずの彼が、今日は誰とも視線を合わせようとしない。
振り返った飯田の表情は、どこか張り付いたようだった。
「……何かあったら言って欲しい。僕たち、友達なんだから」
緑谷は精一杯の言葉を投げかけた。
兄が下半身麻痺という重すぎる現実。
それに対して、自分ができることなど何もないかもしれない。
それでも言葉にせずにはいられなかった。
飯田は一瞬足を止めた。
眼鏡の奥の瞳が揺らいだように見えたが、すぐに口元に笑みを浮かべた。
「ああ、もちろんだ。……心配ないよ、緑谷くん」
それは完璧な笑顔だった。
あまりにも完璧すぎて感情の色が抜け落ちているような、能面の如き笑み。
「じゃあ、行ってくる」
飯田はそれ以上何も言わせない空気を作り出し、保須方面へ向かう電車へと消えていった。
緑谷はその背中に言いようのない寒気を感じていた。
あれは吹っ切れた者の顔ではない。
何か危うい決意を固め、それを他人に悟られまいとする者の張り詰めた背中だ。
「……追わないのか?」
隣で同じ方向の電車を待っていた難羽が低い声で尋ねた。
「え……」
「まあ、止めたところで無駄だろうな。今のあいつは、導火線に火がついた爆弾みたいなものだ」
難羽は淡々と言い放ち、緑谷の肩を叩いた。
「行くぞ、緑谷。他人を心配するのもいいが、これから向かう場所も大概だぞ」
「あ、うん……そうだね」
緑谷は不安を無理やり飲み込み、難羽の後を追った。
電車の揺れに身を任せながらも、脳裏には飯田のあの不自然な笑顔がこびりついて離れなかった。
電車を乗り継ぎ、辿り着いたのは山梨県の寂れた市街地だった。
かつては賑わっていたであろう商店街を抜け、地図アプリが指し示す場所へと足を運ぶ。
そこにあったのは想像を絶する光景だった。
「こ、ここ……?」
緑谷が絶句するのも無理はない。
目の前に立つ3階建てのビルは外壁の塗装が剥げ落ち、コンクリートがむき出しになっている。
さらに建物の半分以上が枯れた蔦に覆われており、窓ガラスは埃で白く曇っていた。
「グラントリノ」という表札さえなければ、廃墟マニアが喜びそうな幽霊屋敷にしか見えない。
「住所……間違えたのかな? オールマイトの師匠の事務所だよね? 伝説のヒーローだよね?」
緑谷は何度もスマホの画面と建物を見比べる。
あの煌びやかなオールマイトを育てた人物の拠点としてはあまりにも落差がありすぎた。
「間違っていない。ここだ」
難羽は建物の劣化具合を冷ややかに観察しながら、ため息交じりに言った。
「緑谷、現実を見ろ。……ヒーローも『職業』だ」
「え?」
「現役を退いて久しい老人が、どうやって事務所の維持費を捻出する? 彼はランキング圏外、メディア露出も皆無、グッズ収入もない。年金と過去のわずかな功績給だけで、この規模のビルの修繕費が払えると思うか?」
難羽の指摘は、夢見る少年にはあまりにも世知辛い現実だった。
「隠居生活がメインなら、活動資金なんて入ってこない。……強さや伝説だけでは建物の老朽化は止められない。これが清貧を貫いたヒーローの末路というわけだ」
「そ、そんな……」
緑谷は言葉を失う。
難羽は「やれやれ」と首を振りながら、錆びついた鉄扉に手をかけた。
「行くぞ。鍵は開いているみたいだ」
ギィィィ……と、蝶番が悲鳴を上げるような音と共に、重い扉が開かれた。
建物の中は薄暗く湿った空気が漂っていた。
一階はガランとしており物が散乱している。
そしてその奥。
薄暗い廊下の真ん中に、それはあった。
「!!?」
緑谷の喉が引きつった。
床一面に広がる、鮮血のような赤。
その中心に小柄な老人がうつ伏せに倒れている。
ピクリとも動かない。
そしてあろうことか、老人の腹の下からはピンク色の臓物のようなものがはみ出しているではないか。
「ぐ、グラントリノさぁぁぁん!!!」
緑谷の絶叫が廃ビルに木霊する。
頭の中が真っ白になった。
オールマイトの師匠が死んでいる。血溜まりの中で、腹を裂かれて。
「だ、大丈夫ですか!? 誰か、救急車!!」
緑谷が駆け寄ろうとしたその時だ。
「待て、緑谷」
難羽が冷静に緑谷の襟首を掴んで止めた。
「な、何言ってるの難羽くん! まさか、ヴィランの襲撃!? オールマイトの師匠を殺せるなんて、どんな奴が……!」
パニックに陥る緑谷の横で、難羽は鼻をひくひくと動かした。
そして呆れたように言い放った。
「……臭うぞ」
「え? 死臭!?」
「いいや。……酸味の効いた、トマトと酢の匂いだ」
難羽は緑谷の手を離し、倒れている老人の元へスタスタと歩み寄る。
そして躊躇なくその「血溜まり」を指先で拭い匂いを嗅いだ。
「これはケチャップだ。そしてこの臓物に見える物体は……」
難羽は床に落ちていたピンク色の物体をつまみ上げた。
「ただのソーセージだな」
「え?」
緑谷の動きが止まる。
難羽は倒れている老人の肩を掴み、よっこいしょと無造作に引っくり返した。
「おい、酉野。いつまで寝てるんだ。飯を持って転んだだけだろう」
仰向けになった老人の口元には、べっとりとケチャップがついていた。
手には半分かじったソーセージと潰れたケチャップの容器が握られている。
「……あ」
緑谷の顔から血の気が引き、次の瞬間真っ赤に染まった。
死体だと思った。
ヴィランの襲撃だと思った。
それがただの「ドジな老人」の転倒事故だったとは。
「う、うわぁぁぁ! すみません! 僕、早とちりして……!」
緑谷は顔を覆ってしゃがみ込む。
その横で難羽は汚れた手袋を払いながら、冷めた目で老人を見下ろした。
(とはいえ、私が近づくまで呼吸音すら完全に消していたな。わざとか)
「んん……?」
老人がゆっくりと目を開けた。
焦点の定まらない瞳が難羽と緑谷を行き来する。
「誰じゃ……?」
「雄英高校から来ました、緑谷出久と難羽輪太郎です!」
緑谷が直立不動で叫ぶ。
老人は「ああ……」と気のない返事をすると、よろよろと立ち上がった。
「そうか……ワシは、ソーセージを温めようとして……」
その姿を見て緑谷の中にあった「伝説」への期待が、音を立てて崩れ去っていく。
(やっぱり……無理なのかな。オールマイトの話は大昔のことだし、今のこの人から何かを学ぶのは……座学が中心になるのかな……)
緑谷がそう思い、口を開きかけた時だった。
「——で?」
老人の雰囲気が、一瞬で変わった。
「肉体的に限界? 実践は難しい? ……そんな顔をしとるのぉ、お前さん」
ゾクリと緑谷の背筋に悪寒が走った。
次の瞬間。
爆発音のような音と共に老人の姿が消えた。
いや、消えたのではない。
速すぎるのだ。
床から壁へ、壁から天井へ。
狭い室内を黄色い閃光が縦横無尽に跳ね回る。
「!?」
緑谷の動体視力では追いきれない。
これは「個性」によるジェット噴射。
足の裏から空気を噴出し、その反動で超高速移動を行っているのだ。
「遅い遅い!! 目で追うな!! 肌で感じろ!!」
天井に張り付いたグラントリノが、ニヤリと笑った。
その表情は先ほどのボケ老人ではない。
獲物を狩る猛禽類のような鋭く、若々しい覇気に満ちていた。
「さぁ、かかってきな。オールマイトの有精卵!!」
空気がビリビリと震える。
これが、全盛期のオールマイトを叩き上げた男のプレッシャー。
緑谷の表情が、驚愕から武者震いへと変わる。
失望などしている暇はない。
この人は、「本物」だ。
「……はいッ!! 望むところです!!」
緑谷が構えを取る。
一方、その横で。
難羽はひとり、壁の隅に移動していた。
「……やる気満々なのは結構だが」
難羽は部屋の惨状——飛び散ったケチャップと踏み潰されたソーセージ——を見渡した。
「まずは掃除が先だろう……」
難羽は近くにあった用具入れを開け、モップとバケツを取り出していた。
「着替え終わったか、有精卵」
グラントリノの野太い声が薄暗い事務所に響く。
更衣室として借りた埃っぽい物置部屋から、緑谷出久が姿を現した。
「はい! お待たせしました!」
緑谷の姿は、入学当初の母の手作りスーツから改良された「コスチュームβ」。
濃緑のフルボディスーツに無骨なマスクとグローブ。
そして難羽から渡された、鮮やかな緑色と円状の白いラインが塗装され、中心に白い星の意匠が描かれた盾。
緑谷は盾の感触を確かめるように拳を握りしめた。
「ワン・フォー・オール」の出力制御が未熟な自分にとって、肉体の損壊は常に隣り合わせのリスクだ。
だがこの盾があれば、咄嗟の防御時に骨を折るリスクを減らせる。
(ありがとう、難羽くん。これを使いこなして、僕は強くなる!)
緑谷が決意を新たに隣にいるはずの難羽の方を向いた。
「難羽くんも準備は……え?」
緑谷の言葉が宙に浮いた。
そこにいたのは戦闘用ジャケットを着込んだ友人の姿ではなかった。
「どうした緑谷」
難羽は頭に白い三角巾を巻き、衣服の上から業務用の防水エプロンを装着していた。
手にはピンク色の厚手ゴム手袋。
右手に構えるのは、先ほど用具入れから引っ張り出してきた年代物のモップ。
左手には洗剤が泡立つバケツ。
「えっ……あの、難羽くん? その格好……」
「見ればわかるだろう。戦闘態勢だ」
難羽は真顔で答えた。
その瞳はヴィランと対峙する時以上に鋭く、床のシミを睨みつけている。
「この事務所は衛生的に限界を超えている。埃、カビ、そしてさっきのケチャップとソーセージの残骸……。こんな環境で激しい運動を行えば、粉塵を吸い込んで呼吸器系にダメージを負うぞ」
難羽はバケツをドンと床に置いた。
「戦場における環境整備は基本中の基本だ。お前がグラントリノとじゃれ合っている間に、私がこの『魔窟』を人が住めるレベルまで浄化する。老朽化は外も中も汚染していくんだ」
「いや、戦わないの!? 僕たち、職場体験に来たんだよね!?」
緑谷が思わずツッコミを入れた、その瞬間だった。
「よそ見してる暇があるのかい!!」
「ぐえっ!?」
緑谷の顔面に黄色い閃光が突き刺さった。
グラントリノの飛び蹴りだ。
反応する間もなく吹き飛ばされ、緑谷は部屋の隅の段ボール山へと突っ込んだ。
「いったぁ……!」
「戦場じゃ敵は待ってくれんぞ! 掃除屋に気を取られている場合か!」
グラントリノは天井に張り付き、ニタリと笑った。
その全身から放たれるプレッシャーは先ほどのボケ老人とは別次元のものだ。
小さい体躯が巨大な猛獣のように見える。
「……はいッ!!」
緑谷は痛む頬をさすりながら立ち上がった。
意識を切り替える。
相手はオールマイトの師匠。
一瞬の油断が命取りになる。
「ワン・フォー・オール……フルカウル!!」
緑谷の全身を、赤色の血管のようなラインと緑色の電光が包み込む。
体育祭の時はまだ不安定で短時間しか維持できなかった「常時身体許容上限」の状態。
それをこの数日の自主練で維持できるように調整してきた。
「5%!!」
床を蹴る。
今の緑谷にとって制御可能な最大出力。
身体能力が飛躍的に向上し、グラントリノの動きを目で追えるようになる。
「ほぅ……」
天井からそれを見ていたグラントリノが目を細めた。
(俊典とは違うな。あいつは最初からスイッチを入れるか入れないかだったが、この小僧は……力を『纏って』おる)
「行きます!!」
緑谷が跳んだ。
直線的なスピードなら今の彼も負けていない。
しかし、グラントリノは鼻で笑った。
「遅い!」
グラントリノの姿が掻き消える。
個性『ジェット』。
足の裏から空気を噴射する単純な推進力。
だがその真価は「壁や天井を利用した三次元機動」にある。
床、壁、天井。
ピンボールのように跳ね回り、緑谷の視界を撹乱する。
(落ち着け……動きを予測するんだ!)
緑谷は目を凝らす。
光の軌跡が見える。
次は——。
「そこだッ!!」
緑谷は反射的に左腕を突き出した。
装着された緑の盾が突き出される。
グラントリノの突進軌道上に完璧なタイミングで盾を合わせた。
(防げる! この盾なら!)
難羽がくれた合金製の円盤。
その防御力には絶対の信頼があった。
直撃すれば骨が砕けるような衝撃も、これなら受け流せる。
しかし。
「甘い」
ボソリと老人の声が耳元で聞こえた気がした。
フワッ。
激突するはずだった衝撃が来ない。
盾の目の前で、グラントリノの黄色い影が急停止したのだ。
慣性の法則を無視したような急制動。
個性『ジェット』は進行方向に向かって逆噴射することで、空中でのブレーキや方向転換を可能にする。
「えっ……」
緑谷が盾の隙間から覗き込んだ時、そこにはグラントリノはいなかった。
彼はあろうことか緑谷が突き出した「盾の縁」に、ふわりと着地していたのだ。
「盾ってのはなぁ、ただの壁じゃねぇ。相手にとっては『足場』にもなるんだよ!!」
「しまっ——」
緑谷が気づいた時には遅かった。
盾の上を足場にしたグラントリノが至近距離から緑谷の懐に飛び込んでくる。
盾は正面からの攻撃には無敵だが、盾の上に乗られてしまえば、その裏にいる術者は無防備だ。
「がはっ!!」
短いリーチから繰り出された強烈な掌底が、緑谷の顎を打ち抜いた。
脳が揺れ、視界が明滅する。
緑谷は受け身も取れず無様に背中から床に倒れ込んだ。
「道具に使われてるうちは半人前だ! その盾をどう使うか、相手がどう利用してくるか、そこまで読んでこそのヒーローだろうが!!」
グラントリノの叱責が飛ぶ。
床に這いつくばる緑谷の横で、シュウシュウと音を立ててジェットの排熱をする老人。
その視線は倒れた緑谷から外れ、部屋の隅で淡々とモップがけをしているもう一人の少年へと向けられた。
「……で? そっちの掃除屋はどうなんじゃ?」
グラントリノの姿が再び掻き消えた。
壁を蹴り、天井を蹴り、変則的な軌道を描いて難羽に迫る。
その速度は先ほど緑谷を翻弄したものよりさらに一段階速い。
「油断してる暇はないぞ!!」
背後からの急襲。
死角からのジェット噴射による強烈な一撃。
緑谷なら反応すらできなかっただろう。
だが、難羽は動かなかった。
「……甘い」
難羽はエプロン姿のまま手にしたモップの柄を、背後の空間へ向かって無造作に突き出した。
「ぬっ!?」
空中で軌道を変えようとしたグラントリノの顔面の直前に、汚れたモップの先端が迫る。
(見えている、予測か!?)
グラントリノは舌を巻きつつ、空中で無理やりジェットを吹かし急制動をかける。
モップの突きを紙一重で回避し、そのまま難羽の頭上を飛び越えて背後へ回り込もうとした。
「死角が相手の対応出来ない範囲とは限らん」
難羽の声は冷徹だった。
彼は振り返りもしない。
ただ突き出したモップを引き戻す動作の中で、手首をクルリと返しただけだ。
慣性の法則に従い、引き戻されたモップの先端が鞭のようにしなって逆方向から襲いかかる。
突きを避けた直後、着地しようとしていたグラントリノの顔面を、汚れた布束が強襲した。
「!!」
バシンッ!!
乾いた音が響く。
グラントリノは空中で身をよじり、直撃こそ避けたものの、頬をモップの房で撫でられる形となった。
そのままバランスを崩して着地し、数歩下がる。
「……」
グラントリノは頬についた埃を指で拭い、ニヤリと笑った。
その目は完全に獲物を見る猛獣のそれだった。
「視線だけで追い、あえて隙を見せて誘い込んだか……魔技じゃな」
「急速移動が出来ても、移動は直線だから予測される。空気の噴射音で勢いと挙動で見なくともわかる」
難羽はモップをバケツですすぎながら、淡々と答えた。
その背中には一切の隙がない。
緑谷は呆然とそれを見ていた。
(すごい……! あのグラントリノの動きを、最小限の動きだけで……!)
「流石だ。お前さんは自分の戦い方を既に持っておる。……ワシが教えることは、掃除の仕方くらいか」
グラントリノは楽しそうに笑うと、再び姿勢を低くした。
その矛先は再び未熟な「有精卵」へと向けられる。
「さて、掃除屋は放っておいて……」
ギロリと緑谷が睨まれた。
殺気にも似たプレッシャーが、再び部屋に満ちる。
「おい、有精卵。さっきの動き、5%とか言ったか? ……まだ馴染んでねぇな」
「ッ!!」
「思考と身体がバラバラだ! 盾に頼りすぎて足が止まっとる! 動き続けろ! 考え続けるな! 感じて動け!!」
「ぐわぁぁぁ!!」
再び始まった超高速の蹂躙劇。
緑谷は必死にフルカウルを維持し、盾を構え、パンチを繰り出すがその全てが空を切る。
壁に叩きつけられ、天井から踏みつけられ、床を転がる。
「遅い! 遅い! 判断が遅い!!」
「くっ……うぅ……!」
緑谷のコスチュームは見る見るうちに汚れ、ボロボロになっていく。
だが、その瞳の光だけは消えていない。
殴られるたびに、蹴られるたびに、何かを掴もうと必死に食らいつく。
その横で、難羽は黙々と床を磨いていた。
時折緑谷が吹っ飛んでくると、「邪魔だ」とモップで押し返す。
その日は緑谷出久にとって、人生で一番長く、そして一番痛い一日となった。
伝説のヒーローによる、理不尽なまでの「体で覚える」教育。
そしてそれを涼しい顔で掃除し続ける友人の姿。
職場体験初日は、強烈な洗礼と共に暮れていった。