そんなIFでの呪術廻戦第一話の再構成です。
過去:宮城県仙台市
「おい!!救急車はまだかよ!!」
「だれか、手当できるやついないか?!」
つい先ほどまで共に歩いていた少女が血塗れにうずくまっているのを、少年は呆然と眺めていた。
そして背後から飛び込んできた車に気づき、無意識に少女の手を引いた。
結果少女の体が下敷きになることこそ無かったが、車に跳ね飛ばされた少女の体は少年の腕を振りほどき、地面に強くたたき付けられた。
少年の瞳がはっと焦点を結ぶ。
地面に座り込んで、ピクリともしない少女の手を握る。
少年はいびつに曲がった自分の右腕にも気づかない様子で、少女の名前を呼び続ける。
「リカちゃん、リカちゃん!!」
悲しみ、嘆き、生まれた負の感情が少年の体に渦巻き、身に秘めた力が波打つ。
だが、それだけ。
少年は力の扱いも、存在すら知らず、力は膨れ上がるだけ。
そこに、糸が触れた。
『里香と憂太は、大人になったら結婚するの。約束だよ』
声が聞こえた。
少女から伸びる不可視の糸を、少年の意識は必死に握る。
切れそうな糸に少年の力が流れ込む。
見る者が見れば、流れ込む力が瀕死の少女の体を賦活していることに気づくだろう。
サイレンの音が近づくにつれ、糸はさらに細く、脆くなっていく。
だから、最後に糸を強く手繰った。
抵抗はなかった。
まるでスポン、と乾いた音がするように抜けた糸の先を、少年は自らの中へ捕えた。
二人の時間が、そこで混線した。
2018年6月:宮城県仙台市 杉沢第三高校
夕刻の校庭に落ちる影は、林に遮られた西日でいびつに見えた。
それでも、周辺を闊歩する、影も落とさぬ呪いほどではない。
校舎の3階、一人分の影しかない教室で乙骨憂太は虚空へ話しかけた。
「リカちゃん。どうかな、わかる?」
『うーん、難しいね。封印から漏れた分だけだから、滲んで塗りつぶされて雲みたいに広がってる。学校から出ては無いみたいだけど』
空気を揺らさぬ答えが脳へ直接返ってくると、深くため息をついた。
「特級呪物なんだからちゃんと管理してほしいよ、ホント……」
特級呪物<両面宿儺の指>の回収、それが今回言い渡された任務だ。
一度厄災が起きれば、同じ市内にある憂太の実家だって被害想定範囲。
珍しくも手が空いていたこともあり、この任務を押しつけられた。
しかし行ってみれば、受け取り場所だった百葉箱はもぬけの殻。
憂太は
『……高校の中に居る呪霊を間引いて空白地帯を作るのはどう? 呪霊の探知能力はかなり凄いから、逆に呪物まで案内してくれるかも』
憂太の視界にだけ映る小さな少女。
その肉体は数百kmも離れた病院で眠り続けているが、今は憂太の右肩にちょこんと座り、ピッと指を立てて提案してくる。
姿は11歳のままだが、服装は場所に合わせてか、この学校のブレザーを着ていた。
「あー……。確かに帳を下ろさなかったときは、戦闘中に次々呪いが乱入してくるね。それを利用しよう、ってことか」
同じように高校の呪霊を祓うのでも、帳を下ろして虱潰しという手もある。
ただ、それでは数日はかかるから
面倒くさがりの五条悟から渡される仕事は、元が特級呪術師向けだけあって報酬が良い。
"接続"の都合上、平時は東日本でしか活動できない憂太にとっては割の良い稼ぎだ。
なにせ、
一度町中に戻り、休息と準備をしてから高校へ戻り、林の木々にもたれて人気が無くなるのを待つ。
スマホを触るのもいいが、憂太にはいつでもどこでも話し相手がいる。
『不思議だよねー。宿儺を封印したのって平安時代とかなんでしょ? 千年持った強固な封印が、今更弱まるって逆にわかんない』
"呪力が吹き出し、封印が弱まった懸念があるから回収する"のが今回の経緯だが、そこにリカは疑念を持ったようだ。
「案外、元々定期的に封印し直してたとか……いや、ないな。それだったら絶対結界内の呪庫において定期検査するね」
憂太も首をかしげた。
定期的に確認しなければならない様なものは、原則高専の呪庫に封印されている。
虫除けに使う程度の低級呪物も世の中には山ほど有るのだ。
いつ封印が解けるかも知れない、しかも特級呪物となれば、たかだが毒をもって毒を制する為に持ち出す様な物ではない。
『しっかり封印されて安全だったハズの物が安全で無くなったか、それとも安全で無いから持ち出さないハズの物が持ち出されたか。……ワルモノが安全と嘘ついて持ち出したとか?』
とはいえ結果として封印が解けかけている以上、そこを考えても仕方が無い。
話を切り替えながらも憂太とリカは雑談を続けた。
外から見れば一人でボソボソしゃべり続ける気味の悪い風景だが、幸いにも気づかれることはなかった。
やがて、下校時刻をとうに過ぎ、最早人気の無い校庭にゆっくりと足を踏み入れる。
学校というのは、もとより負の感情が残りやすい環境だ。
宿儺の指に惹かれた呪いは、しかし周囲の負の感情に馴染んで安定してしまっている。
それでは困るのだ。
泥を掻き出してかき混ぜて、詰まった排水口を探し出す。
今からするのはそんな作業だ。
呪力を抑えた憂太の気配に惹かれた魑魅の類いを、手刀で撫で切りにする。
まばらな照明の上に止まった呪いを跳躍して蹴飛ばす。
百葉箱に集る雑魚を、呪力を込めた柏手の衝撃でまとめて祓う。
そのうち校庭に溜まった呪霊の残骸に引き寄せられ、校内から出てきた呪霊を、鞘に入れたままの刀でなぎ払う。
そろそろ新たな呪霊が入ってくるだろうか。
惰弱にすぎる呪霊では、呪物の呪力に惹かれて集まりはすれど、呪物そのものに触れるとかき消えてしまう。
呪物の位置を割り出す本命は、ラグビー場にいた2級呪霊だ。
ビリヤードの様に、あるいはドミノ倒しのように。
どこかのタイミングであの呪霊が動き出すだろう。
この後どうしようか逡巡した刹那。
味を感じるほど濃厚な呪力が噴出する。
『……サイアクー』
呪物の封印が完全に解かれた。
それに引き寄せられた、新たな呪霊の気配も感じる。
爆発的な呪力の余波で、校舎の窓ガラスがビリビリと共振する。
「リカちゃん?!」『なんとなく上、多分4階!』
あうんの呼吸で情報を聞き出し、姿勢を整える。
体内にあふれかえる呪力を整流し、足と体幹へ。
一歩、二歩、三歩、そして跳躍。
校庭に深い足跡を残し、最短距離で校舎の4階の窓に飛び込む。
ガラガラと音を立てて入り込み、受け身をとりながら今更気づいた。
「なんだか人、いるね……」
『めちゃくちゃ叫んでるねー……。学生かな?』
封印が解けたのだから、それを行った人間がいるのはおかしな話でもないのだが。
人の声マネをする呪霊など珍しくもないが、おそらくは巻き込まれた学生だろう。
強化した聴力で叫び声を聞き分け、廊下を踏み壊さない程度の踏み込みで走る。
”心霊現象研究会"の張り紙が見えた。
バン、と音を立てて扉を開けば、おびえながら床にへたり込む、女生徒と男子生徒。
部屋に漂う濃厚な呪力と、それによって一般人の目に映るほど顕在化した呪霊の数々。
机の上には、蝋燭とともに解けた呪符。
そして女生徒の手には、
生徒達は、音にびっくりした表情で憂太を見やった。
小さくため息が漏れる。
『心霊現象研究会かぁー。察するところがあるね』
オカルト好きの高校生。見るからおどろおどろしい宿儺の指。
人気の無い学校。弱まっており、今解かれた封印。
状況証拠は十分だ。
「あー……。安心して、助けに来たんだ」
安心させるように笑みを浮かべながら、右手で刀の柄を握りこむ。
揺れる蝋燭の明かりが刀身に滲むより先に、白刃が背後の空間をはらった。
ぼとりと音を立てて、目玉の飛び出た呪霊の残骸が地面へ落ちる。
「「ヒっ?!」
おののいた生徒達が身体を引きずって下がろうとするのをみて、慌てて刀を納めて
両手を小さく挙げる。
刃物を持った得体の知れない侵入者。それは呪霊と同じくらい恐ろしいだろう。
「僕は、呪術師。わかりやすく言えばお祓いとかそっち系の専門家。見当ついてると思うけど、それってホントに危ない代物なんだ。……回収に来てたから、渡してくれないかな」
身をかがめ、女生徒に手を差し出す。
女生徒は一度男子生徒を顔を見合わせた後、おずおずと呪物を差し出した。
にっこりと笑みを浮かべながらそれを受け取った憂太だが、内心で冷や汗をかく。
『封印、完全に解けちゃってるね。どうやって持ち帰ろうか』
里香が首をかしげる。
これだけの呪力を垂れ流しながら新幹線や飛行機に乗るわけにもいかない。
受け取った指を取り急ぎ懐にしまいながら憂太は机の上を見やったが、かろうじて封印していた呪符からは完全に呪力が抜けている。
再び巻き直したところで意味は無いだろう。
(持ち込んだ呪符で多少は封印し直せると思うけど……)
符術と封印術は汎用術式だ。
憂太も念のため、いくらかの触媒は持ち込んでいる。
ただ、いやでも使い慣れる
腰を据えてやってみるか諦めて応援を呼ぶか、いずれにしても時間が必要だ。
再び寄ってきた呪霊を打ち払いながら、部屋の端でガタガタしている生徒達を見やる。
自分一人なら帳に籠もってしまえば良いが、生徒達を巻き込むわけにもいかない。
二人を逃がしてやりたいが、宿儺の指を標的に呪霊が寄ってきている以上、それを持ったままでは護衛にならない。
かといって放置するわけにもいかない。
『もうちょっと動ける感じなら、"手伝って"あげても良いんだけどねー』
窓際に腰掛け、足をぶらぶらさせながらリカがぼやく。
腰が抜けた二人に自分で出て行ってと言うのは酷だろう。
校内には顕在化した呪霊がまだまだ徘徊しているのだ。
帳を下ろさない限り外から補給されるし、かといってそうすれば外に連れ出すこともできない。
「なんとも手が足りないな・・・」
そうぼやく憂太の耳に、豪快な足音が届く。
人の足音だ。
呪力こそ感じないが、近づいてくる速さは常人のものではない。
「先輩達っ、大丈夫か?!」
派手な髪色の少年が、部屋の入り口の呪霊を蹴飛ばしながら部室に姿を現す。
少年は部屋の隅の生徒達を見つけて小さく息を吐いたかと思えば、憂太に胡乱げな表情を向けた。
「……あんたは?」
「呪術師。ここの呪いを祓いに来たんだ。……君は?」
「じゅじゅつし……? オレは虎杖悠仁、このオカ研の部員だよ。先輩がお札剥がすって言ってたの思い出して、来てみたら、なんかすっげーやばい感じだったから」
頬をかく虎杖。
しどろもどろに話す言葉を聞けば、正につい先頃、唯一の
徘徊する呪霊を蹴飛ばしながら部室まで直行してきたらしい。
会話の最中にも寄ってきた呪霊を憂太が処分しているが、怖がりもせずに他の生徒達を庇う位置取りをしている。
思わず憂太は表情を緩めた。
「……君は、間違ってないよ。正しいことをしている」
そう言いながら虎杖の姿を眺める。
呪霊を振り払いながら来たという話だが、傷一つ無い。
実際走ってきた速度からして、運動能力はフィジカルギフテッド並みだ。
「虎杖君。二人を抱えて走ることってできるかな?」
「へ? できると思うけど……」
「じゃ、二人を避難させてもらえないかな」
虎杖に二人の生徒達を抱えてもらい、途中まで全員で移動。
見晴らしの良いところで憂太が後ろから援護しながら三人を逃がす。
この形であれば安全を確保できるはずだ。
十分離れたら帳を下ろせば良い。
簡単に説明して準備を促すと、虎杖は素直に頷いた。
「用心のために、僕の呪力を君に繋ぐ。身体能力が上がるのもだけど、呪霊に効果的にダメージを与えることができるはずだ」
よくわかって居なさそうな虎杖に苦笑しながら、小声でつぶやく。
「リカ、お願い」
『りょーかい!』
>
リカの生得術式、"接続"。
一般人の家系にも発現しやすい、ありふれた術式だ。
携帯通信が整備される以前は、遠距離での念話の使い手としてそれなりに重宝されたという。
だが、それは6年前の事故の影響で変質してしまった。
リカを接続点にして、憂太と誰かをつなぐ術式だ。
『……?』
「リカ? どうかした?」
『ううん……。何でも無い。なんか変な感じがしただけ……』
肩にそれぞれ生徒を抱えた虎杖に話しかける。
二人はいつの間にか気を失ってしまっていた。
体格の良い男子生徒と眼鏡の女生徒では、相当に重量差があるはずだが、虎杖の体幹は揺るぎもしない。
「虎杖君、走れるね」
「おう!」
足の速さも、やはり異常だった。
大人二人分の重量を抱えてなお、50mを数秒で駆けるスプリント力。
廊下を塞ぐ雑魚呪霊を、憂太が先回って撫で斬りにし、その切り開かれた血路を虎杖が風のように駆け抜ける。
『憂太、右! 次は左! あーもう、わらわらと!』
リカのナビゲートで校舎の出口へ。
昇降口を蹴破り、夜の校庭へと飛び出す。
「こっちだ!」
憂太はわざと呪力を放出し、校舎から溢れ出る呪霊たちの注意を自分へと引きつける。
有象無象の呪いが、光に群がる虫のように憂太へと殺到する。
その隙に、虎杖は校門付近――安全圏へと距離を稼ぐ。
(よし、これだけ離れれば……!)
憂太は刀を払い、群がる呪霊を衝撃波で吹き飛ばすと、印を結んだ。
被害をこれ以上拡大させないための、結界術。
「闇より出でて闇より黒く」
空からドロリとした闇の帳が降り注ぐ。
校舎と校庭を包み込み、外部と隔離する巨大なドーム。
これで一般人は守られる。
あとは内部の掃討と指の封印だけだ。
「その穢れを禊ぎ祓え」
帳が地面に落ち、結界が閉じる、その直前だった。
ラグビー場の方角から、巨大な多脚の呪霊が地面を走る。
「――しまっ」
憂太が舌打ちをするのと同時、閉じかけた闇のドームの隙間を、多脚の呪霊が滑るように躍り出た。
虎杖がポケットに突っ込んだままの空箱に残る残滓が、呪霊にとって絶好のエサと捉えられてしまったのだ。
「虎杖君!!」
憂太は即座に術式を解除。
展開しかけた帳が黒い霧となって霧散する。
全力で地面を蹴るが、距離が仇になった。
圧倒的な呪力と、それに支えられた身体能力が憂太の持ち味だが、遠距離攻撃能力には乏しい。
それが憂太の弱点だった。
彼の生得術式は、目の前で術式が使われていないと活用できない。
事前に術式をストックするストレージなど、無いのだから。
「うわっ、なんだこいつ!」
「虎杖君、後ろ!」
虎杖は背負っていた二人を放り投げるように芝生へ逃がすと、反射的に振り返り、飛び出してきた呪霊の顎へと回し蹴りを叩き込んだ。
鈍い感触。
呪力の込められていない打撃は、呪霊に対して衝撃こそ与えてもダメージはない。
だが、今の虎杖には憂太とのパスが繋がっている。
「……硬ってぇなオイ!」
通用した。だが、浅い。
呪霊は数多の脚で虎杖の体を拘束しようと絡みつく。
一般人なら即座に押しつぶされるだろうが、虎杖は、ミシミシと骨が軋む音をさせながらも万力のような脚を腕力だけで押し返していた。
下手に攻撃すると虎杖を巻き込んでしまう。
その懸念を浮かべながらも憂太の思考は驚愕していた。
(嘘でしょ……。呪力による強化があるとはいえ、素の筋力が強すぎる。真希ちゃんの同類にしたて……)
追いついた憂太は、刀を抜きながらその光景に戦慄した。
呪術師の家系でもない、ただの高校生。
それが2級クラスの呪霊と力比べをしている。
「リカちゃん、出力上げて! 彼を援護する!」
『わかった! ……でも憂太、なんか変だよ!』「後だ!」
憂太は自身の膨大な呪力を、パスを通して強引に虎杖へと注ぎ込む。
虎杖の全身が、青白い呪力のオーラに包まれた。
「おおッ!? なんか力が湧いてきた!」
「今だ虎杖君! 振りほどいて!」
虎杖が強引に呪霊の拘束を振りほどき、バックステップで距離を取る。
その隙に憂太が懐へ飛び込む――はずだった。
ドクン。
冷たい四つの目が、
『いやああああああ!』
肩の上で、リカが悲鳴を上げて耳を塞ぐ。
呪力が麻痺したかのように粘つき、接続を切ることができない。
視界が明滅する。
虎杖悠仁という器に呪力を注ぎ込んだことで、その底に沈殿していた
泥。脂。血。
手足を縛られ、それでも死体の沼にくつろぐ、呪いの気配。
その瞳が、憂太の懐にしまった、己の指を見ている。
憂太は嘔吐感をこらえ、走る足を止めて虎杖を凝視した。
呪霊と対峙するその背中に、赤黒い四本腕の幻影が重なって見えた気がした。
「うらあああッ!」
虎杖の拳が、憂太の供給した呪力を纏って炸裂する。
黒閃にも似た、しかし不格好な呪力の爆発。
多脚の呪霊の上半身が、その一撃でトマトのように弾け飛んだ。
返り血ならぬ返り呪いに濡れた虎杖が、荒い息を吐きながら振り返る。
「……ふぅ。なんとかなった、か? 助かったぜ、呪術師」
ニカっと笑うその笑顔は、屈託のない善人のそれだ。
だが、憂太は刀を納めなかった。
切っ先をだらりと下げたまま、冷や汗を拭うことも忘れ、里香に小声で問いかける。
「……リカちゃん。あれって……」
『うん……多分そう。偶然なわけ、無いよね』
憂太は深く息を吐き出し、覚悟を決めた瞳で虎杖を見据えた。
「改めまして。僕は、東京都立呪術高等専門学校2年、1級呪術師、乙骨憂太」
「今から君を、保護させてもらう。……申し訳ないけど、拒否権はないんだ。ゴメンね」
原作0巻の展開へのツッコミで考えた一発ネタです。
何でド素人の乙骨がリカを呪縛できてるの?→リカの側からも干渉したんじゃ無いかなぁ
で考えてみました。
多分乙骨はドロー→はなつ で相手の術式にカウンターできます。
この流れだと
・「呪霊リカ」が存在しないので百鬼夜行も起きず夏油生存
・羂索的には「ジャンクション」は相当都合が良い術式
で三つ巴になるのかな