破滅フラグしかないボンボンに転生してしまった件 〜グフに踏み潰される運命なんて、全力で回避してやる!〜《完結》 作:kiakia
「オーブ……だと!? クソ、付けられていたのか!」
「起動しろ!ウィンダム、全機起動!叩き落とせ!」
血走った瞳のパイロットたちが、自分たちの機体であるウィンダムのコックピットへ向かって脱兎のごとく走り出す。ハッチが閉まり、パイロットの操作によって各機が電子音と共に覚醒を始めた。
広場には、まだ調整の済んでいないザムザザーやゲルスゲーといった巨大なMAが鎮座しているが、それらを動かす時間はなかった。本来であればここからアドゥカーフの社員によってパイロット毎に調整を施した上で出撃する手筈であったというのに、その時間もないからだ。
だが、テロリストたちは鼻で笑う。相手は使者団の護衛のオーブ軍MS。例えムラサメであったとしても精々三機程度が関の山ならば自分達ならば負けないと信じきっていたのだ。
汎用性に優れたウィンダムが六機もあれば、返り討ちにしてその首を「手土産」にできるはずだと。だが、上空から死神のごとき速度で飛来する、その「紅い影」を視界に捉えた瞬間、彼らの傲慢は凍りついた。
「なっ……あれは、コンパス所属機か!? なぜ、こんな辺境に……!」
その特徴的なシルエット。かつて多くの同胞を冷徹なまでに排除し、戦場を支配してきた怪物の再来。コンパスという組織が誇る、理不尽なまでの暴力の象徴。
恐怖が彼らの指先を強張らせる。ウィンダムのライフルが上空を向くよりも早く、その影が二つの「光」を放った。
それは、見たこともない形状だった。機首を形成する二枚のフラットな板――その隙間から、まるで大気そのものを削り取るような凄まじいエネルギーの奔流が溢れ出したのだ。
「えっ……」
一機のウィンダムが、自慢のシールドを構える暇もなく、コックピットにビームの直撃を受けてしまう。
削岩のような振動音と共に螺旋の奔流はウィンダムの装甲を一瞬で磨り潰して貫通していき、鋼鉄の巨体は、コックピット周辺を綺麗に消失させ、物言わぬ鉄屑となって地面へ転がった。
「散れ! 散開して狙えッ!」
生き残った五機のウィンダムが、恐怖を振り払うように四方へと散った。彼らは訓練された動きでビームライフルを連射し、夜の森に幾筋もの光跡が走る。だが、上空の「紅い影」――セイバー改にとって、それは止まっている標的が放つ、鈍い光に過ぎなかった。
従来のセカンドシリーズをベースにしたこの機体はエース。それもスーパーコーディネイターとして作り出されたキラやカナード専用機として改良されており、その機動力は最早通常のフリーダムに匹敵……いや凌駕しているのだ。
セイバー改は物理法則を無視したかのような鋭角的な機動で全ての射線を回避し、即座に反撃へと転じた。二枚板のバレルが磁界制御によって瞬時にその間隔を狭め、収束率を極限まで高めていく。
ヴェスバーの技術をC.E.世界で再現しようとした野心的な試作機であるこの機体のドッズライフルの貫通力は最早他の機体を凌駕しており、やがて空気を震わせる重低音と共に放たれた奔流は回避運動に入っていた二機目のウィンダムを捉える。
それは射撃攻撃というよりは、最早消滅に等しい一撃だ。ウィンダムが掲げたシールドは意味すら成さず、胴体の中央部を螺旋が削り取り、爆発の余韻すら残さず機体を再び沈黙させた。
「化け物が……ッ! 構うな、数で押せ!」
残る四機のウィンダムが、死への恐怖をかき消すように一斉にビームライフルを連射する。だが、赤き機影――セイバー改は、その全弾を嘲笑うかのように空中を舞った。
攻撃が当たらない。何をやっても避けられる…!
その一瞬の怯みが命取りであったのか、セイバー改の二枚板のバレルが僅かに開き、ジェネレーターからの電力を全開放した広域拡散射撃が放たれた。ドッズの奔流は扇状に広がり、回避しようとした三機目と四機のウィンダムの四肢を一瞬にして引き裂いていく。
メインカメラと推進部を奪われた巨体は、断末魔のような電子音を撒き散らしながら、森の奥へと崩れ落ちていく。コックピット周辺は無論無惨に穴だらけとなっており、確実にパイロットの命はないだろう。
「くそっ、これでも食らえッ!」
五機目が岩陰から飛び出し、不意を突く形でビームライフルを至近距離から放とうとする。しかし、セイバー改の追従性はパイロットの思考をすら超えていた。
カナードは操縦桿を叩き込み、背面のスラスターを爆発的に噴射。急上昇で射線をかわすと、即座にバレルを狙撃モードに収束。振り返りざまの一撃が、ウィンダムのコックピットを無慈悲に貫通した。
残るは、最後の一機。
「死ね! 死ねぇぇぇッ!!」
唯一の生存者となったテロリストのパイロットは、もはや恐怖で回路を焼き切られている。半狂乱の叫びと共に、ウィンダムのブースターを限界まで吹かし、ビームサーベルを振りかざして無理やり肉薄する。
中距離では逃げ場がないと本能で悟ったが故の、死を覚悟した捨て身の特攻に近いものだが、その絶望に染まった輝きを、カナードは冷徹な眼差しで射抜いていた。
「ふんっ…身の程を知れ」
カナードが操縦桿を叩き込むと同時に、セイバー改が滞空したまま滑らかに、かつ瞬時に飛行形態へと変形する。
この機体の真骨頂である独立可動式の二枚板バレルが前方に突き出され、機首カウルを形成。その隙間――「砲身の間隔」を磁界制御でミリ単位にまで調整した瞬間、これまでの狙撃とは次元の違う濃密なエネルギーが溢れ出した。
バレル自体を巨大なビームサーベルの基部とし、破壊の奔流を、物理的な質量を持つ「ドリル」のように回転させながら固定する。
――『ドッズ・ランス』。
夜の闇を鮮やかな光で塗り潰す螺旋の槍。MA形態特有の爆発的な加速を乗せたセイバー改が、大気を引き裂く凶器となって突進を開始した。
発生する衝撃波を左右へと逃がし、空力抵抗を皆無にしたその神速の突撃は、ウィンダムのパイロットがサーベルを振り下ろすよりも遥かに早く、その胴体を完璧に捉えた。
大気を磨り潰すような悍ましい金属音が森の奥深くまで響き渡る。
バシレウスのブリッジでその光景を眺めていたユウナが、内心で「スイカバーアタック」と揶揄したその一撃は、ウィンダムの最新装甲を熱したナイフでバターを裂くように容易く蹂躙し、そのまま機体を背後まで貫通した。
回転しながら内側のフレームを粉砕し、回路という回路を焼き切っていくドッズの渦。五分前まで誇らしげに立っていたはずの最後のMSは、爆発する暇さえ与えられず、ただのねじ切れた鉄の破片へと変貌を遂げた。
静寂が、再び森に降りた。
広場を埋め尽くしていたテロリストのMS部隊は、わずか数分の間に、全機がコックピットを消失させられ、あるいは四散して物言わぬ屍を晒している。
MA形態から再びMS形態へと変形したセイバー改が、膝を折ったウィンダムの残骸の上に、勝利を誇示することもなく静かに降り立った。VPS装甲が月光を弾き、血のように紅い機影を浮かび上がらせる。
モニター越しに広がる無残な解体現場を見下ろしながら、カナードは操縦桿からゆっくりと手を離し、心底退屈そうに鼻を鳴らした。
「……弱いな。技術の無駄遣いだ」
ユウナが提案し、エリカが調整を施し、そしてキラが実戦で磨き上げたオーブの新世代機。その結晶であるセイバー改にとって、旧時代の亡霊たちが縋り付いた数的優位という優位性など、打ち砕かれるのは妥当であったのだろう。
カナードは苛立ちを隠すように鼻を鳴らし、メインモニターの端で明滅する通信アイコンに視線を移した。
「カナード、全員潰したか?」
バシレウスのブリッジから、雇い主であるユウナの声が届く。その声には驚きも高揚もなく、ただ当然の結果を確認するような事務的な響きがあった。
カナードは頷きながら、残存するブルーコスモスの兵士達を威嚇するようにライフルを構え直した。彼らの瞳は恐怖に凍りつき、反撃の意志すら失われている。
絶望と憎悪に歪んだ彼らの瞳を冷たく見下ろしながら、カナードは挑発的に唇を歪めた。
「どうするボンボン? 全員消すか?」
「そいつら参考人にするから無し。死ぬなら法廷で決着をつけてか…ら…」
「……ボンボン?おい、どうした」
「取……ユー……が来るまで……待……… ……」
スピーカーから聞こえていた声が、激しい砂嵐のようなノイズに変質する。ザーッと無機質な音がコックピットに鳴り響き、モニターに表示されていた「ENCRYPTED CONNECTION」の文字が赤く点滅し、やがて無機質な「SIGNAL LOST」の警告へと切り替わった。
「ボンボン? おい、ユウナ!?」
カナードの手が瞬時に操縦桿を握り直した。直感。スーパーコーディネイターとしての研ぎ澄まされた感覚が、脳裏に警鐘を鳴らす。周囲の森のざわめきが止まり、世界が不自然なほど静まり返る。
――そこへ、肌を灼くような強烈な「殺気」が飛来した。
「……ッ!?」
思考が脳を叩くより早く、反射が肉体を支配していた。カナードはスラスターを爆発的に噴射し、セイバー改を真横へと跳ねさせる。
背面の大型スラスターが夜の闇を血のような紅で切り裂き、重力を無視したかのような鋭角的な急加速が、本来ならば彼を消し去っていたであろう死の光軸を紙一重でかわした。
直後、先ほどまで彼が立っていた地点を、凄まじい「光の螺旋」が貫く。それは、通常のビームライフルのような単なるエネルギーの奔流ではない。回転する光のドリルが空間そのものを磨り潰しながら突き進む、ドッズ技術特有の破壊の軌跡。
着弾した地面は爆発する暇さえ与えられず、直径数メートルの円状に抉り取られ、周囲の土砂を分子レベルで霧散させた。
「なんだと……ドッズライフルだと!?」
緊急回避の慣性に抗いながら、セイバー改のセンサーが上空を捉える。テロリストの多くはドッズライフルではなく整備性に優れた通常ライフルを使用しており、ユーラシア連邦の部隊もまだドッズライフルの普及は後回しになっている。つまり、所属不明機の正体は…。
そこに浮遊していたのは、これまでの地球連合軍製MSの無骨な設計思想とは一線を画す、洗練されながらも禍々しいフォルムを持つ異形のMSであった。
闇に溶け込む漆黒の装甲を、挑発的なネオンピンクのラインが走り、複雑な形状の頭部が月光を浴びて冷たく光る。複数のディンを従え、悠然と夜空を支配するその姿は、まるで深淵から現れた死神のようであった。
「所属不明機に告げる。こちらはオーブ連合首長国、使者団の護衛機だ。直ちに武装を解除し、所属を明らかにせよ」
カナードの警告を、二発目の光の螺旋が遮った。
回避。再び回避。
沈黙を守ったまま、ただ確実に、精密に獲物のコックピットを仕留めることだけに特化したその射撃。相手には、対話の意志など欠片も存在しない。
通信を遮断し、目撃者も、実行犯も、そして不測の介入者である自分たちをも、まとめて闇に葬り去る。それが、この場に隠された不都合な現実を根こそぎ抹消するために差し向けられた冷徹な粛清役…!
「成程な……掃除屋ってわけか」
カナードは操縦桿を握り込み、口角を獰猛に吊り上げた。相手が言葉を持たぬというのなら、こちらも流儀を合わせるまでだ。
「まずは挨拶だ!」
引き金と共に放たれた光の螺旋。大気を削り取りながら突き進むその一撃は、通常のビームの概念を超えた速度で黒いMSへと迫る。だが、敵機は機体を僅かにロールさせただけで、その必殺の軌跡を霧のように回避した。
「……フン、これならどうだ!」
カナードは一撃で仕留められるとは露ほども思っていない。即座に追撃の連装ミサイルを射出し、広場の上空を無数の火線で埋め尽くす。
ディンたちが編隊を乱し、爆煙が視界を遮る。その一瞬のノイズ、狙い澄ました「隙」を突いて、カナードは再び二枚板のバレルを固定した。
「貰ったぁッ!」
再チャージされたドッズライフルが、先ほどよりも鋭く、より重い「螺旋」を描いて放たれる。逃げ場をミサイルで奪われた黒いMSは最早直撃は免れない――そう確信した瞬間だった。
黒いMSの背後に羽織られた、不自然に揺らめくビーム状のマント。その裏側から、まるで蜘蛛の脚のような四本のサブアームが突如として躍り出たのだ。
各アームの先端には、掌サイズの小型シールドが装備されている。それらが黒い機体の前面へと吸い付くように展開した直後、物理法則を無視した光景がカナードの網膜に焼き付いた。
直撃するはずだったドッズライフルの螺旋が、その四枚のシールドが形成する見えない力場に接触した瞬間、まるで磁石に弾かれるように、あるいは水流が岩を避けるように、グニャリと不自然に曲げられたのだ。
光の螺旋は黒いMSの輪郭をなぞるように逸れ、遥か後方の森を虚しく爆砕する。
「なに……!? 曲げただと!?」
カナードは驚愕に目を見開いた。周囲のディンが放つ牽制射撃を、機体を激しく反転させて回避しながらも、彼は自身の傭兵としての知識と経験によって推理を行う。その合間もディンを撃破しているのだからカナードもまた非凡なパイロットの一人と言えるだろう。
この現象、この光景。見覚えがある。
かつて地球連合軍が開発したG兵器の一角。ユーラシア連邦で過ごした忌々しいモルモット時代に最早名前も忘れたハゲ司令に渡されたデータに、そんな兵器の名を見たことあると。
「……あれは、『ゲシュマイディッヒ・パンツァー』か!」
フォビドゥンシリーズに搭載されていた特殊装甲『ゲシュマイディッヒ・パンツァー』
カナードの脳裏に、かつて地球連合軍が誇ったフォビドゥンシリーズのデータが閃光のように駆け巡る。
投射されるビーム類を、偏向装甲の外側に発生させた強力な磁場によって歪曲・逸らす特殊装甲――それは、直進するだけの旧来のビーム兵器を過去のものにした鉄壁の防御装甲であり。
そして今、貫通力に特化し、もはやモビルスーツ用ライフルの到達点とも言える「ドッズライフル」に理論上対抗し得る、数少ない技術の一つであった。
本来ならば、あのドリルの様なドッズの旋回エネルギーを真っ向から受け止めることなど不可能に近い。
例えば、カナードの駆るこのセイバー改に搭載された「ビームディフェンスロッド」であれば、シールド面そのものをドッズのドリルとは逆方向、あるいは干渉する方向へと超高速回転させることで対応する。それは、激突の瞬間に「貫通しようとする力」のベクトルを外側へと強引に逃がし、入射角を僅かにずらすことでドリルが装甲に「刺さらない」ようにする、極めて高度な受け流しの技法だ。
あるいは、ザフトのギャンが装備する「ビームリーマーシールド」のように、相手のドッズライフルとは逆回転のビームシールドを文字通りぶつけ、刺さろうとしている光のドリルを物理的にへし折るという力業もあるだろう。
だが、そのどちらにも共通する弱点がある。ドッズの圧倒的なトルクに対抗するために、機体のジェネレーターから膨大な電力を一瞬で吸い上げる、極めて燃費の悪い「贅沢な防御」であるという点だ。
対して、目の前の「黒いMS」が行ったのは、さらにその先を行く異質の防御であった。大型の専用ユニットという機体構造の制約をかなぐり捨て、サブアームによる四枚の小型シールドを連携させることで磁場の力場をフレキシブルに形成。ドッズのドリルが装甲に触れるよりも遥か手前の空間で、その進路を捻じ曲げてみせたのだ。
この「磁場によるドッズライフルの歪曲」という技術は、プラント、連合、そしてオーブにおいても極秘裏に研究は進められていた。しかし、その結果として導き出された結論は一様に運用難易度が高すぎるという絶望的なものだった。
通常のゲシュマイディッヒ・パンツァーをただ展開するだけでは、ドッズライフルの螺旋の奔流は磁場を強引に食い破り、そのまま装甲を貫通してしまう。防ぐためには、飛来するドリルの回転、速度、入射角をコンマ数秒単位で計算し、その瞬間に最適な箇所へ力場を多層的に形成。「ドリルが食い込む前」に、そのエネルギーを外周へと逃がす流体制御のような力場形成が必要不可欠となる。
だが、激しい戦闘機動の最中にそんな精密制御を行うことなど、人間の反応速度ではほぼ不可能とされていた。だからこそ、現場では当たることを前提にエネルギーをぶつけて強引に受け流す「ビームディフェンスロッド」や「ビームリーマー」のような、比較的扱いやすい技術が主流となったのだ。
しかし、目の前の黒いMSは、その不可能を事も無げに、かつ完璧に遂行してみせた。
「ドッズライフルを力場で逸らしただと……? 戦闘機動中にそんな芸当を…!」
カナードは歯噛みした。相手の機体性能もさることながら、それを操るパイロットの技量が、自分と同じ、あるいはそれ以上の化け物であることを直感したからだ。
「アドゥカーフめ……!こんな隠し玉を飼っていやがったか!」
この場にいたブルーコスモスも、自分たちオーブの介入者も、そして不手際を演じた自社の社員さえも、この「黒いMS」の手によって根こそぎ消去し、闇に葬るつもりなのだ。
証拠も、記憶も、命も。すべてを「なかったこと」にするための、粛清部隊。カナードは冷徹な黒いMSに畏怖を感じると同時に一人のパイロットとしての高揚感に包まれる。あの機体を撃破すれば、撃破できれば状況は切り抜けられる。生と死の挟みに揺れる脳内のアドレナリンとドーパミンがミックスされ彼の口元には無意識に笑みが浮かんでいた。
「面白い。……掃除屋を気取ってるんなら、そのうす汚れた箒ごとブチ抜いてやる!」
カナードの咆哮と共に、セイバー改のエンジンが限界を超えた出力を叩き出す。目の前の敵を撃破して自身が最強であることを示そうと、かつてハイペリオン時代に行っていた彼の狩猟が今まさに蘇ろうとしていた。
なお、カナードは実はユウナによって情報が制限されており、ファウンデーション王国に関してはよく知らない。なのでカナード内のアドゥカーフ社へのヘイトが天元突破しているが、それは秘密だ。
・ドッズライフル対策
ファウンデーションが選んだドッズライフル対策。それは防御用のサブアームを四つ追加し、それを効果的に運用する事でドッズライフルを強引に晒すという技術でした。イメージ的にはサンダーボルトのフルアーマーガンダムが装備する四つの盾や、アシュラテンプルのサーカスバインダーに近いかもしれません。
たった一つの力場ではなく咄嗟に四つより小型シールドを組み合わせて力場を調整、演算して相手の攻撃を曲げるという選択。誘導プラズマ砲フレスベルグを使用していたフォビドゥンのビームを曲げるという部分に着目した選択。カナードの部隊でもフォビドゥンヴォーテクスの試験は行なっていますが、ビームを曲げるという部分はどの陣営もストップしている辺り相当な運用難易度なのかも知れませんね。
これに関してはもうアコード以外は使用する事は恐らく不可能でしょうし、並外れた頭脳や身体能力で強引に突破しているのは、ある意味ではどこまでも少数精鋭でアコード頼みのファウンデーション王国という国家の内情を示していると言えるでしょう。
ちなみにカナードの部隊は現在別行動をとっており、今回はカナード一人で割とピンチ。カナードなら30機くらいウィンダムがいても倒せる筈だと。そんな判断をしたボンボンをカナードは殴ってもいいと想います。
・アコードは何しに来たの?
次回触れますがネタバレをするとオルフェが「これ計画漏れてない?」と警戒した上で、万が一に備えて外付け式のミラージュコロイド発生装置を付けた(これに関してはゴールドフレームでもやってたりします)ルドラを派遣し、万が一引渡し現場にコンパスの人間がいるのなら始末しろという指令を同族のリューに命令し、彼ら夜倒しでぶっ飛んで虎の子のルドラと無人機隊を率いてユーラシアに国境侵犯していたというのが真相です。そんな事出来るわけないって?映画原作で他国に無断で侵入して暴れた赤い残像だっているんですよ!!!!!!
ちなみに例の赤い機体は一応はオーブ製らしいのですが、主に試験などはファクトリーで行ってたらしく実はユウナの知らない機体だったりします。本人が見たらどう思うのやら。
・セイバーのカラーリング
キラの時は青と白のブルーフレームに近いカラーでしたが最終的にカナードが運用する時は元のカラーに近いものに再塗装されています。カナード曰く、アイツと同じカラーリングはムカつくからといってたりしますが。実際にはドレッドノートイータの赤い部分を連想させるからでしょうね。
ユウナのアコード対策について。果たしてユウナはアコードの無力化の為になりふり構わない外道な手段(ユウナ視点)を取るべきか?
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原作通り。
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平和の為に覚悟を決める。