破滅フラグしかないボンボンに転生してしまった件 〜グフに踏み潰される運命なんて、全力で回避してやる!〜《完結》 作:kiakia
戦場を東から包囲する形で展開していたのは、龍を模した壮麗なエンブレムを掲げる東アジア共和国の機動艦隊であった。
その中心に鎮座する旗艦、アガメムノン級二番艦「曹操(ツァオツァオ)」のブリッジでは、歴戦の面構えをした艦長が、無数の光点が激突するモニターを冷徹に凝視していた。
「頃合いか……」
艦長が短く呟くと同時に、全艦の通信回線が開放される。その声は、静かながらも戦士たちの魂を震わせる重厚な響きを伴っていた。
「総員、出撃! 各員、己が力を示して奮闘せよ! 我らが龍の爪が、偽りの救済を掲げる逆賊を、宇宙(そら)の塵へと変えるのだッ!!」
命令一下、艦隊の全カタパルトが同時に火を噴いた。ハッチが開き、内部に蓄えられた膨大な熱量が真空へと放出される。その光の渦の中から、次々と影が放たれていく。主軸となるのは、かつて連合の主力として名を馳せたウィンダムだが、その姿は従来のものとは似て非なる「怪物」へと進化を遂げていた。
昨今、戦場を席巻し始めたドッズライフルの普及は、モビルスーツの装甲概念を根底から覆しており、螺旋を描きながらあらゆる装甲を穿つその破壊力の前では、どれほど分厚い鉄板を重ねようが無意味な死重でしかない。
そのため各国では、極限まで回避性能を高めた機体や、ビームリーマーやビームディフェンスロッドによるビームの弾き飛ばしを前提とした特殊シールドの開発が急ピッチで進められていたのだ。
だが、東アジア共和国が導き出した答えは、そのどちらとも異なる、現存の主力機体であるMSに関してはより攻撃的で苛烈な「火力の追求」への特化である。
カタパルトから飛び出した新型ウィンダムの姿は、優雅さとは無縁の、工業製品としての無骨さを煮詰めたような形状をしており、宇宙空間での戦闘効率を最優先した結果、脚部や腕部の装甲は必要最低限にまで削ぎ落とされ、代わりに背部と肩部には、機体サイズに見合わない巨大なスラスターベーンがいくつも増設されている。
ユウナたちオーブが行った技術デモンストレーションに強い衝撃を受けた東アジアの軍部が、局地仕様のコンセプトを独自に突き詰めて完成させたこの機体。開発者たちは、戦場を蹂躙し、すべてをなぎ倒していくその機動性から、畏怖を込めて「暴風」と名付けたのである。
各部には隙間なく配置された多目的ミサイルポッド、そして右肩部に装備された巨大なマガジンドラムが異彩を放っている。そのドラムからは太い給弾ベルトが這い出し、主武装である専用80mmガトリングガンへと次々に弾丸を送り込む、自動装填システムにより常に撃ち続けることが可能だ。
これだけの重武装を全身に施せば、当然ながらMSとしての機動性は致命的なまでに犠牲となるが、彼らはそれを機体各部の大型スラスターベーンから放たれる圧倒的な推力によって、強引にベクトルを固定し加速させるという、強引な手法で解決している。
もしもこの機体の設計図をユウナが見れば、その過剰なまでの火力と大推力のシルエットに「こいつらの頭ゼク・ツヴァイか?」と、ガンダムセンチネルに登場する重装モビルスーツを引き合いに出して呟くことだろう。
流石にサラミス級に搭載すら不可能な馬鹿機体と称されたゼク・ツヴァイ程の巨躯ではないが、それでも強化された内部フレームと外装式の増加ユニットにより、通常のウィンダムと比べて一回りは大きく、その威圧感は量産機の域を完全に逸脱している。
現代の戦場において、なぜ東アジア共和国が時代遅れと見なされた実弾兵器を優先し、主流となりつつあるドッズライフルを全機に装備しないのか。
その理由は、東アジア共和国が長年堅持してきた「火砲を一点に集中させ、濃密な弾幕によって敵を圧砕する」という一貫した軍事ドクトリンにある。一撃必殺の精度に頼るのではなく、「面」の制圧の重視。数百、数千という実弾の嵐を絶え間なく叩きつけることで、敵に回避の隙すら与えず、その防壁ごとすり潰す事を主目的としているのだから。
「全機、撃てぇッ!!」
通信回線に響く号令と共に、「暴風」の構えた銃口が一斉に火を噴いた。
真空の宇宙において、本来音は伝わらない。しかし、コクピットを激しく揺らす凄まじい振動と、給弾ベルトがマガジンドラムから弾丸を高速で引き抜く機械的な唸りが、パイロットたちには確かな手応えとして伝わっていた。
80mmガトリングガンの銃口から放たれたのは、点ではなく「線」、そして瞬く間に空間を塗り潰す「面」となって広がる鉛の奔流だ。
前方のザフト反乱軍。その先陣を切っていたザクやグフの隊列が、その鉛の嵐に飲み込まれていく。コーディネイターとしての常人を超える空間認識能力と反射神経を以てしても、回避する隙間そのものが存在しない弾幕の前では、それは無意味なあがきでしかなかった。
彼らがどんなに鋭い機動で一発を避けたところで、その隣、その斜め上、その背後を、残りの数千発の質量弾が埋め尽くしている。
装甲を火花と共に削り取られ、カメラを潰され、スラスターを砕かれた機体が、宇宙の闇に次々と爆光を咲かせていく。
これに乗っているパイロットたちの多くは、遺伝子調整を受けていないナチュラルだ。個々の操縦技術や、土壇場での反応速度の差――それらコーディネイターとの歴然とした個体としての性能差を、彼らは己の腕に頼るのではなく、火砲の絶対的な信頼性と、圧倒的な投射弾量によって力業で埋めていた。
「くそっ!!あんなのに近づけるかよ!!」
「この、下賎なナチュラル共がぁぁぁ!!」
通信機越しに響く反乱軍兵士たちの、怒りと屈辱に満ちた絶叫。自分たちが「旧人類」と見下していた者たちが放つ、愚直なまでの実弾の雨。だが、その呪詛の言葉も、次なる鉄の嵐によって次々とかき消されていく。
80mmもの巨大な弾頭が装甲を叩き、内部機構をズタズタに引き裂くたびに、ザフトの誇る名機たちが次々と無惨な鉄屑へと変わり果て、宇宙の塵へと帰っていく。
東アジア共和国が掲げる火力の追求が、集の暴力としてコーディネイター達を完全に圧殺した瞬間である。
「弾切れが近い機体は後方に下がって第二部隊に任せ、補給に専念しろ。弾薬は幾らでもある! 」
艦長の声が響くと同時に、最前線で火を噴き続けていた「暴風」の一団が、整然とした動きで後退を開始する。それと入れ替わるように、弾薬を満載した次なる一陣が戦線の穴を埋め、再び凄まじい鉄の嵐を宇宙に形成していった。
今回の戦闘は多国籍軍による大規模な合同任務であり、東アジア共和国が受け持っている戦域は限定的だ。本来なら広大な宙域をカバーしなければならない軍事力を、この一点にのみ、それも短時間の決戦にすべて注ぎ込める。
だからこそ、彼らは後先を考えずに贅沢に、文字通り「湯水のように」弾丸をばら撒くことができるのだ。
「……ふん、一角の戦果としては十分だが。仮に我が国単独の戦線であったならば、こうはいかぬか」
艦長はモニターに映る濃密な火線を眺めながら、内心で独りごちた。もし単独でこれほどの広域戦を強いられれば、この火線はもっと薄く、バラけたものになっていたはずだ。
現状の優勢は、この特殊な包囲網という状況下でのみ成立している危ういバランスの上に成り立っている。慢心はせず、改善すべし。胡座を描いて進歩する事を忘れた軍は敗北する事を忘れず次に活かす。
「弾幕の密度と補給サイクルの最適化……まだ改善が必要だな」
「艦長! 『流星』の準備が整いました。全機、射出シークエンスに移行。エネルギー充填、オールグリーンです!」
艦長が冷徹な軍人としての視線で戦術のブラッシュアップを思考していたその時、副長が鋭い声で割り込むその報告を聞き、艦長は椅子に深く腰掛け直すと、目の前の通信回線を即座に開いた。
「よし。流星隊は出撃せよ! 引導を渡してやれッ!!」
命令が下った瞬間、旗艦「曹操」の側面ハッチが音もなくスライドし、そこから異質なシルエットを持つ航宙戦闘機「流星」が次々と弾き出される。
それはMSとは一線を画す、プラントが開発したMSによって旧式と化したはずの戦闘機群だ。
かつて戦場の支配者であったメビウスの血を引く機体群は青白いプラズマの尾を引きながら、弾幕の隙間を縫い、爆発の渦巻く最前線へと、その名の通り瞬く間に吸い込まれていく。
迎撃に回ったザフト反乱軍のMS隊は、突っ込んでくる小柄な機体を見て「今更戦闘機など!」と鼻で笑い、ビームライフルを構える。反乱軍も馬鹿ではない、艦艇には護衛機のMSが多数配備されており多数の火線を仕返しと言わんばかりに集中させる。
しかし、彼らが照準を固定しようとした瞬間、流星たちは鋭角的な軌道を描き、センサーの予測円から一瞬で消え去った。
「当たらない……!? この速度、ただの戦闘機じゃないぞッ!」
驚愕するコーディネイターのパイロットたち。その秘密は、流星のコックピットに鎮座するパイロットたちが纏う、異様なほど重厚な特注のパイロットスーツにあった。
このスーツは、モルゲンレーテ社との技術交換によってもたらされた最新の対G防御システムを内蔵している。
四肢を機械的に圧迫して脳への血流を維持し、さらにゲル状の衝撃吸収材を全身に循環させることで、常人なら即座に内臓が破裂し、ブラックアウトを引き起こすような数十Gに及ぶ超加速機動を可能にしていたのだ。
無論パイロットを選ぶのは当然であり、試作機な為その数は1ダースにも満たない。しかし、逆にいえば彼らは「流星」のパイロットとして選ばれた精鋭揃いであり、死を恐れずに闇を切り裂き宇宙をかける。
流星に与えられた役目は、ただ一つ。「大物喰らい(シップ・キラー)」。
敵陣に深く突き刺さる流星の編隊。だが、どれほど回避に特化し、常軌を逸した機動を誇ろうとも、全方位から放たれる弾幕を完全に無効化することは不可能だった。
「三番機、被弾ッ!!」
編隊の端を飛んでいた一機が、ザフト反乱軍のガナーザクウォーリアが放ったオルトロスの直撃を受ける。極限まで軽量化された流星の装甲は、一撃でその翼を奪われ、パイロットの絶叫を飲み込みながら宇宙の火花と化した。
さらにもう一機、艦艇の懐に潜り込もうとした瞬間にCIWSの濃密な弾幕に捕まり、その機首を粉砕される。
「……貴様らの意志は受け取った!」
二機、三機と、瞬く間に光の粒となって消えていく。だが、リーダー機を駆るパイロットが、血の混じった唾を飲み込みながら叫ぶ。
友軍の撃墜によって生じたわずかな射線の空白、そして爆炎によるセンサーの攪乱。そのコンマ数秒の隙を見逃さず、残された流星たちが敵艦隊の急所へと牙を剥き、仇を取らんと突撃をかける。
ターゲットは、敵艦隊の中核を成すナスカ級そして重厚な陣を敷くファウンデーション軍のネルソン級だ。流星たちはMSによる迎撃を嘲笑うかのように、あえて艦艇の機関部へと最短距離で突っ込んでいく。
「ツインドッズ、最大出力! 撃てぇッ!!」
機体中央に配置された二連装のドッズビームが、臨界点を超えて白熱する。螺旋を纏った光の奔流が、一機につき二条、計十数条の槍となって宇宙を貫いた。
狙いは一点。艦尾に鎮座する巨大な推進機関だ。回避運動を試みるナスカ級の巨体だったが、流星の放ったドッズビームは、その分厚い装甲ですらも螺旋の回転で抉り取り、内部の熱核エンジンを直接焼き抜いた。
直後、断末魔のような閃光がナスカ級の艦尾から噴き上がる。爆発は連鎖し、巨大な船体を内側から引き裂いていく。
「次だ! ネルソン級を沈めるぞ! 逃がすなッ!!」
一撃離脱。獲物の爆沈を確認することもなく、流星たちは再び数十Gの超加速へと移行する。
ナスカ級一隻、ネルソン級二隻。わずか数分の強襲で、ザフト反乱軍の右翼を守っていた大型艦艇が次々と沈黙し、光り輝く残骸へと成り果てていく。
必死に食い止めようとするザフト反乱軍の対空火器が、宇宙の闇を無数の光条で縫い潰していく。その苛烈な迎撃網の中を、流星たちは対Gスーツの限界を超えた挙動で、文字通り「死の舞踏」を演じながら突き進んだ。
一機の流星がビームに翼を焼かれ、独楽のように回転しながらデブリの山へと消えていく。さらに一機が、機体の至近距離で爆沈したバルドル級の爆炎に呑み込まれ、断末魔のノイズを残して通信が途絶した。
だが、残されたパイロットたちは、バイザー越しに充血した眼で標的を見据え、決して操縦桿を緩めることはなかった。友軍が撃墜されるたび、その犠牲によって生じた一瞬の死角とセンサーの空白を突いて、別の流星がさらに深く、敵の懐へと死神の鎌を突き立てていく。
最終的に、この無謀とも言える超高速突撃を敢行した流星隊のうち、母艦へと帰還できたのは出撃した数のわずか半数に過ぎなかった。しかし、その凄絶な犠牲と引き換えに彼らが残した戦果は、大型艦艇八隻以上の完全撃沈という一個モビルスーツ大隊ですら成し得ぬ驚異的な数字を叩き出したのだ。
この凄まじい戦果は、後に編纂される戦史において「戦闘機はMSに取って代わられた旧時代の遺物である」という、それまでの軍事的定説を真っ向から否定し、高度な機動性と特化された火力を有する戦闘機が、運用次第でMSを凌駕しうる戦略兵器であることを証明する決定的な証拠として記録されることになる。
そして、それまで他国に比して技術的に「落ち目」であると過小評価されていた東アジア共和国が、独自のドクトリンと実利を重んじる技術力をもって国際社会で再び躍進を遂げる、最大のターニングポイントとして永く歴史に刻まれることとなったのであった。
なぜ、遺伝子調整を受けていないナチュラルのパイロットたちが、最新鋭の機体とコーディネイターのパイロットがひしめく戦場でこれほどの戦果を叩き出せたのか?その答えは、彼らの経歴に深く刻まれていた。
彼らの多くは、かつて宇宙の支配者だった戦闘機「メビウス」やその派生機を愛し、誇りを持っていた旧時代の戦闘機乗りたちだ。
全世界がモビルスーツという万能兵器の熱狂に染まり、かつての戦友たちが次々と「人型」へと乗り換えていく中で、彼らは独り、苦渋を舐めながらも「翼」を捨てることを拒み続けた。
重力に縛られず、ただひたすらに加速し、宇宙を一本の光となって駆け抜ける感覚。その速度への渇望を忘れられなかった、時代遅れの「戦闘機馬鹿」たちが、この流星という「馬鹿の為の機体」を手に入れたとき、その情念は結実したのだ。
「人型が何だ。俺たちは、宇宙(そら)の走り方を知っているんだよ!」
そんな意地と執念が、数十Gの負荷で内臓を軋ませ、視界を赤く染めながらも、彼らを戦艦の心臓部へと導いた。MSの万能性など必要ない、ただ標的を射抜き、高速で離脱する。
その一点においてのみ、彼らはコーディネイターという「種」の壁を、長年の経験と執念で突破してみせたのである。
この戦いの後、流星は東アジア共和国の国防を担う象徴的な機体として、数多の改良を重ねながら長くその名を歴史に刻んでいくこととなる。
かつての「MSの引き立て役」という屈辱的な地位から、国家を守る「龍の牙」へと昇華したその翼は、東アジアの空と宇宙を象徴する誇りとなった。そして、この激戦において、自らの命を顧みず圧倒的な戦果を挙げたパイロットたちを称え、東アジア共和国は新たな勲章を制定した。
――シューティングスター勲章。
それは、最前線で不可能を可能にした者、そして「翼」に魂を預けた勇者たちにのみ贈られる、東アジア共和国最高の戦闘機乗り達の名誉であった。
後にシューティングスター勲章を初めて授与された流星乗りの一人は、退役後のインタビューで穏やかに、しかしどこか狂気を孕んだ瞳でこう語ったという。
「あの時は、ただただ楽しかったんですよ」
生と死の狭間、わずか数センチの操作ミスが文字通りの肉塊への変貌を意味する極限状態。モニターは重力加速度で赤く染まり、内臓は座席に押し潰され、意識の端々が火花を散らすような絶望的な苦痛。
だが、その瞬間にだけ感じられる純粋な「自由」があった。
万能という名の呪縛に囚われ、複雑な四肢の制御に追われる人型兵器が、自分たちの加速に追いつけず、スローモーションのように置き去りにされていく光景。
それは、種としての優劣やナチュラルの劣等感などという矮小な感情を超越した、魂の解放に近い快感だったのだ。
「私たちはコーディネイターに勝ちたかったんじゃない。ただ、誰よりも速くこの宇宙を駆け抜けたかった。あの瞬間、私たちは確かに星になっていたんです」
彼の言葉通り、戦場に刻まれた数多の白熱する光跡は、虐げられてきた戦闘機乗りたちの意地が昇華した、美しくも残酷な航跡図であった。
彼らが命を賭して切り開いたその道は、東アジア共和国という一国家の枠を超え、MS至上主義という歪んだ時代の天井を、流星の如く闇を切り裂き。暗闇を照らし、ただ駆け抜けていくのであった。
・暴風ウィンダム
イメージ的にはウィンダムに重武装を施してマブラヴのサンダーボルトⅡ、ガンダムセンチネルのゼク・ツヴァイの如く大型のドラムマガジンを搭載したガトリング砲を装備した形態。拠点防衛と面制圧を重視した機体でドッズライフル対策の一つの答えとして。
Qドッズライフルをどうする?
Aそもそも引き金を引かせないようひたすら機関銃をばら撒いて近づけさせなきゃいい。
という選択肢をとったもの。とはいえ今回は多国籍連合軍が戦線をわけて運用しており面制圧の密度が濃かったが為どうにかなったが、仮に東アジア共和国だけでは効果的な運用は不可能というデータを得ることに。今後はそれを解決するために更なる量産や軽量化、マガジンの増加など独自路線を突っ切っていくでしょう。なおなぜオーブのようなビームガトリングガンを使ってないのかと言えば、一瞬でガス欠になるので。ザクのビームガトリングガンのハイドラ程度ならともかく、集中運用でひたすらビームをばら撒くとなるとエタニティアストレイのようにケーブルを繋げる必要があり、仮に戦艦にケーブルをくっつけて運用すれば、稼働範囲が制限されると問題も多く、現時点では実弾での弾幕を優先しているのでした。
・流星
イメージ的にはコスモグラスパーにメビウスのパーツを流用して量産性を高めつつ、オーブからツインドッズライフルの技術をライセンス契約で取得して装備した機体。旧世紀の区分で言えば艦攻と言える機体であり、戦場をあちこち飛び回って気合いで敵の弾幕を避けながら艦艇の撃破に集中するシップキラーの役目を得ることに。
ユウナの国際情勢開発にも触れられていた彼らの機体の内、初期生産の12機の流星が今回の作戦で動員され、精鋭パイロットも含めて半数を失いつつ。大型艦艇8隻以上、それ以上の敵戦力への打撃を与え、戦闘機の時代は決して終わってない。寧ろドッズライフルか戦場の主役となった事で戦闘機にも役目が出来た事を改めてこの世界に示すきっかけを生み出すのでした。
作戦に参加し、生死を問わずに流星のパイロット全員に授与されたシューティングスター勲章は今回の作戦の後に制定されたもの。今後も東アジア共和国では戦闘機の開発が活発となって、進んでいくことになり。今回の作戦に参加した十二人のパイロット達は何度も映画や漫画、小説に登場することになるでしょう。
・描写
正直に申しますと大西洋連邦、プラント、ユーラシアの描写はほぼカットの予定。プラントはレイ以外はイザークやディアッカ達は原作通りでしょうし、ザフト軍もゲルググやギャンになってるかもしれませんが戦闘描写はほぼ変わらない。大西洋連邦とユーラシアもろくに新型をまだ開発してない以上ダラダラと描写するのも……となり思い切ってカットする事に。レイの描写はちゃんとありますのでお待ち下さいませ。なおユウナはデュエルとバスターを見て「ふざけんな!!博物館にあるんじゃねぇの!?」とキレてますがそのあたりもまた次回以降に。
ユウナのアコード対策について。果たしてユウナはアコードの無力化の為になりふり構わない外道な手段(ユウナ視点)を取るべきか?
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原作通り。
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平和の為に覚悟を決める。