破滅フラグしかないボンボンに転生してしまった件 〜グフに踏み潰される運命なんて、全力で回避してやる!〜《完結》   作:kiakia

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 先に言っておきます。

 お前らが望んだ物語だろ(アンケート的な意味で)


第四十七話 アスラン錯乱

 

 

 

 

 前大戦の英雄アスラン・ザラには最近、奇妙な「日課」ができていた。

 

 

 

 それは、ミネルバの全クルーに対し、「何か悩み事はないか?」「情報の共有に滞りはないか?」と一人一人に声をかけて回ることだ。

 

 

 

 カガリとユウナのタッグにより破壊されたメンタルはデュランダルのカウンセリングや、ミネルバ隊との関わりで回復した後とはいえ、それは変わらない。今のアスランは、かつての優柔不断な戦士ではなく、「報連相(報告・連絡・相談)の化身」と化していたのだ。

 

 

 

「メイリン。今日の通信ログの進捗はどうだ? 無理な残業はしていないか。何かあればすぐに相談してほしい」

 

 

 

「あ、アスランさん! いえ、大丈夫です、ただ……」

 

 

 

 

 いつも通り、メイリン・ホークに声をかけたアスランは、彼女の端末に映る異常な文字列に目を止めた。それは、議長の執務室から極秘裏に送出されている、巨大な演算データ。

 

 

 

「……メイリン。これは何だ? 通信経路が完全に秘匿されている。……ハッキングしているのか?」

 

 

 

 

 

「ごめんなさい! でも、暇つぶしに議長のPCでも調べようとしたら、このデータに行き当たって……」

 

 

 

 何が暇つぶしなのだろうか?それはともかくとして、メイリンが震える指で解析を進めると、そこには衝撃的な文字列が並んでいた。

 

 

 

 

【デスティニープラン:遺伝子に基づく適性職業の完全固定と社会管理案】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……遺伝子で、人の一生を決めるというのか? 議長は、これを……」

 

 

 

 

 報連相を信条とするアスランにとって、これは最大の「隠蔽」であった。

 

 

 

 

 

 

 議長は、全人類に関わる重大な事実を、国民にも、そして自分たち兵士にも「連絡」も「相談」もなしに進めていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここでアスランに変なスイッチが入ってしまった。議長への不信感の増大により、アスランの中で何か得体の知れないものが目覚めてしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 そう、それは報連相の化身が今覚醒したのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ダメだ。これは看過できない。メイリン、このデータをコピーしろ。俺達は今すぐここを出る」

 

 

 

 

「えっ……脱走、ですか!?」

 

 

 

 

「いいや、適切な場所への『現場報告』だ。つまり……最高責任者への直接の事実確認だ」

 

 

 

 

「ええっ!? 脱走じゃないんですか!?」

 

 

 

 

 驚愕するメイリンを余所に、アスランは迷いなく議長執務室へと向かった。その足はまっすぐで何処までも軽やかなものだ。

 

 

 

 

 かつてのアスランなら、一人で悩み、迷い、闇夜に紛れて逃げ出そうとしただろう。だが、今の彼は違う。徹底した「報連相」の精神に基づき、疑義が生じれば即座に上司へ確認。それが組織人としての、そして今の彼の流儀だった。

 

 

 

 

 

 

 ――バァン! と、音を立てて執務室のドアが開く。

 

 

 

 

 

 

 

「議長! 失礼します! 緊急の確認事項があります!」

 

 

 

 

 

 そこには、ギルバート・デュランダルと、彼に付き従うレイ・ザ・バレルが会議を行っていた。

 

 

 普段は何事にも動じないデュランダルが、手に持ったティーカップを微かに震わせ、レイに至っては「アスラン……!?」と、そのあまりに堂々とした「不法侵入(相談)」に言葉を失っている。

 

 

 

 

「……おや、アスラン。まさか君が、そんなに慌てて直接私の元へ来るとは思わなかったよ。普通は、もう少し……隠密に動くものではないのかな?」

 

 

 

「議長。単刀直入に伺います。メイリン・ホークの端末で確認したこの『デスティニー・プラン』の各種データについてです!これは何かの間違いですか? それとも、あなたの本心による真実の政策なのですか!?」

 

 

 

 

 アスランは隠しもせず、コピーしたデータ端末を議長のデスクに叩きつけた。

 

 

 

 

 

 本来なら、裏切り者としてその場で射殺されてもおかしくない場面だ。レイが反射的に腰の銃に手をかける。だが、アスランの瞳は「反逆」のそれではなく、純粋に「仕事上の重大な食い違い」を正そうとする、誠実すぎる部下のそれだった。

 

 

 

 

 

「アスラン……!?自分が何しているのか分かっているのか……!」

 

 

 

 

 レイの絞り出すような声にも、アスランは動じない。

 

 

 

 

「分かっている。だからこそ『相談』に来た。議長、あなたは平和のために遺伝子で人を管理すると仰る。だが、それは全人類にとって極めて重要な『連絡事項』のはずだ。なぜこれを秘密裏に進めたのですか? 報連相が徹底されていない組織は、必ず崩壊します。!」

 

 

 

 

 デュランダルは、呆れたような、それでいてどこか愉快そうな笑みを漏らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ふふ。ユウナ君の教育が行き届いているようだね。……いいだろう、アスラン。これは真実だ。私の考える、究極の『安心』の形だよ。君が求めていた平和への『報告書』だと思ってもらって構わない」

 

 

 

「……真実、ですか」

 

 

 

 

 

 

 アスランは低く呟き、叩きつけた端末をじっと見つめた。その表情は、裏切られた悲しみというよりも、重大なコンプライアンス違反を発見してしまった監査役のような、冷徹な厳しさを帯びていた。

 

 

 

 

「議長。改めて伺いますが……この規模の政策を、誰にも、それこそ国防の現場を預かる我々にも一切の『報連相』抜きで進めるというのは、組織の長としてあまりに強権的過ぎませんか?」

 

 

 

 

「……強権的、かね?」

 

 

 

 

「そうです。あなたが提示しているのは『安心』ではない。情報の非対称性を利用した『支配』です。具体的に例を挙げるのであれば、オーブのユウナ・ロマ・セイランは、自分の打算や欲を周囲に隠しません「自身が生き残りたいからその為に周囲を利用している」と。だからこそ、現場は納得して動けるんです」

 

 

 

 

 

 アスランの言葉は、デュランダルの喉元に刃のように突き刺さる。ちなみにこの言葉はカガリ経由で送られたものだ。本人はお前らちょっと最近おかしいぞ!?と言いつつも頷いたが。

 

 

 

 

「だが、今のザフトはどうだ! トップであるあなたが情報を独占し、部下に疑念を抱かせたまま戦わせている。これは組織として健全ではない。報告も連絡も相談もないまま、一方的に下される『幸福』に、一体何の価値があるというのですか!」

 

 

 

 

 

 デュランダルは、そのあまりに真っ当すぎる、かつてのアスランからは想像もできないほどロジカルな「組織論」による批判に、思わず絶句した。

 

 

 

 

「いいですか議長、サプライズが許されるのは誕生日のパーティーとクリスマスプレゼントだけです! 国家の根幹を揺るがすプランにおいて、情報の出し惜しみは不信感という名のコストを増大させるだけだ!」

 

 

 

 

 アスランの正論が、静まり返った執務室に響き渡る。デュランダルは、こめかみを押さえながらも、どこか楽しげに、あるいは酷く厄介なものを見るような笑みを浮かべた。

 

 

 

 

「……ふふ、手厳しいね。だがアスラン、今の情勢でこれを発表してみたまえ。世界はさらなる混乱に陥る。ロゴスという共通の敵を討伐し、人々が真に安らぎを求めたその瞬間に提示してこそ、このプランは受け入れられるのだよ。これは政治的な『タイミング』の問題だ」

 

 

 

 

「いいえ、それはただの『事後報告』の押し付けです! 本当に正しいと思うのなら、今すぐ予告を出し、国民の信を問うべきだ。混乱を招くというのなら、その混乱を収めるための説明責任を果たすのがリーダーの仕事でしょう!」

 

 

 

 

 アスランは一歩も引かない。その姿は、もはや迷える戦士ではなく、ブラック企業の放漫経営を糾弾する辣腕コンサルタントのようであった。

 

 

 

 

 傍らで銃を構えていたレイは、あまりにも「思想」ではなく「組織論」や「実務論」の次元で議長と渡り合うアスランを見て、完全に困惑していた。

 

 

 

 

 

 

 

(……何だ、この会話は? 正義だとか、平和だとか、もっと高尚な話ではないのか? なぜ会議の進め方の話になっているんだ……?)

 

 

 

 

 

 

 そして、隠れているはずのメイリンは、物陰から目を輝かせてアスランを見つめていた。

 

 

 

 

 

(……アスランさん、すごい。議長相手に本気でダメ出ししてる……。ちょっと不器用で優しい人だと思ってたけど、この『報連相への狂気的なこだわり』……おもしれー男……!)

 

 

 

 

 

 

「……なるほど。平行線のようだね、アスラン。君の理想とする組織に、私はなれそうにない」

 

 

 

 

 

 

「……そうですか。残念です。それでは、この情報を元にオーブへ帰らせていただきます」

 

 

 

 

 

 アスランは淡々と告げた。もはや迷いはない。ここには「報連相」の土壌がないのだから。レイが流石に理解不能なものを見る目で銃を構え直すが、アスランはそれすらも無視して議長へ向き直る。

 

 

 

 

「付きましては、ミネルバのクルー全員に、オーブへ帰ることになったという挨拶を一人一人にしてきます。仮に不許可というのであれば……実力を行使してでも、一人一人に挨拶して回らせていただきます!」

 

 

 

 

 挨拶をするための強行突破。

 

 

 

 

 もはや言葉の概念がゲシュタルト崩壊を起こしている。レイはいよいよ「何だこいつは……人間なのか?」という戦慄を瞳に宿し、物陰のメイリンにいたっては、あまりのシュールさに声も出せない様子でバシバシと机を叩きながら爆笑している。なお議長の机である。

 

 

 

 

 

「…………」

 

 

 

 

 

 デュランダル議長は、しばらくの間、魂が抜けたような顔で呆然としていた。

 

 

 

 

 だが、やがて肩を震わせると、クスクスと、そして最後には晴れやかに微笑んだ。

 

 

 

 

 

「ギル!? 何を笑って…アスランは脱走を……!」

 

 

 

 

 

「いいじゃないか、レイ。……ユウナ君も知っていることだ。彼が君に何を教えたのか、今のでよく分かったよ。アスラン……君のその『筋』の通し方、嫌いではないよ」

 

 

 

 

 

 

 議長は椅子に深く寄りかかり、優雅に手を振った。

 

 

 

 

 

「許可しよう。退職の挨拶回りは存分にやりなさい。通信も許可しよう……ああ、それからセイバーだが。あれは私からの退職祝いだ。オーブへ持って行きなさい」

 

 

 

 

 

「なっ……! 議長、それは流石に!」

 

 

 

 

 

 

 

 レイの叫びを無視し、アスランは深く一礼した。

 

 

 

 

 

「感謝します、議長!今までお世話になりました!!」

 

 

 

「あぁ今までよく頑張ってくれた。次に会うときは戦場だろうが…出来れば手加減してほしいな。メイリン?君はどうする?」

 

 

 

「あ、はいっ! アハハ、もう最高……!はい議長!もっちろん私もついていきます! こんな面白い退職劇、最後まで見届けないと損ですもん!」

 

 

 

 

 

 

 メイリンもノリノリでアスランの後ろについていく。

 

 

 

 こうしてアスランは、議長の公認(?)を得て、ミネルバの廊下で「お世話になりました」「オーブに転職することになった」「君も有給はしっかり取るんだぞ」と一人一人に声をかけて回り、全クルーに加えて、ミーアや警備員達を唖然とさせながら悠々と挨拶回りを済ませていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……という訳でルナマリア、シン。俺は今日付でザフトを退職し、オーブへ帰ることになった」

 

 

 

「何がという訳だよ!!!」

 

 

 

 ミネルバの居住区。唖然として固まりつつ、突っ込むシン・アスカと呆然とするルナマリア・ホークの前に、アスランは極めて事務的な、しかし、どこか晴れやかな顔で立っていた。

 

 

 

「た、退職って……アスラン、何を言ってるのよ!?戦争中なのよ!?」

 

 

 

「議長の許可は得ている。これは正規の手続きを踏んだ転職……いや復職だ。……それから、最後にお前たちに言っておきたいことがある」

 

 

 

 

 アスランは一歩踏み出し、シンの肩に手を置いた。その目は、かつてないほど真剣で、かつ慈愛に満ちている。

 

 

 

 

「シン、ルナマリア。……子作りに関しては、しっかりと『計画性』を持って取り組むんだぞ。特にシン、お前は感情に任せて突っ走る傾向がある。だが、育児には徹底した現状分析と、パートナーとの綿密な報連相が不可欠だ。避妊の徹底、あるいは将来のライフプランニング。それを疎かにして『守りたい世界』など作れるはずがない。いいな、まずは基礎体温の把握からだ。そしてホーク夫妻への挨拶は迅速にな?」

 

 

 

 

 

 

「…………は、はぁぁ!!? 何の話を……ッ!!?」

 

 

 

 

 

 シンの顔がリンゴのように真っ赤に熟れ、ルナマリアに至ってはオーバーヒートした機械のように口をパクパクさせて硬直している。

 

 

 

 

 

 

「プーーッ!! アハハハハハハ!! 死ぬ、本気で死ぬ……!!」

 

 

 

 

 

 

 その背後で、いつの間にか荷物をまとめて抱き抱えたメイリンがついに床に崩れ落ち、お腹を抱えてバシバシと床を叩きながら爆笑していた。

 

 

 

 

 

「アスランさん最高!! 最後に言うのがそれ!!? クルー全員に挨拶して回って、〆が『子作りのコンプライアンス』って!!」

 

 

 

「メイリン、笑いすぎだ。これは重要なリスクマネジメントだぞ。……では、二人とも。次は戦場か、あるいはオーブの市役所で会おう。さらばだ!」

 

 

 

 

 背後で「な、なんなんだあの人はーっ!!」というシンの絶叫を浴びながら、アスランは清々しい足取りでメイリンと共にセイバーの格納庫へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 数日後、オーブ国防本部。

 

 

 

 

 

 

 「うな重」の香りに包まれ、地獄のような空気からようやくどこか弛緩したような空気に変わりつつあった会議室に、新たな爆弾が飛び込んできた。

 

 

 

 

 

「失礼します!!前職を円満退職し、本日付でオーブ国防軍に復職いたしました。アスラン・ザラです!退職祝いのセイバーと及び同時に円満退職をさせて頂いた元ザフト軍所属のメイリン・ホークと共に、ただいま報告に参りました!」

 

 

 

 

 完璧な姿勢で敬礼するアスランを見て、ユウナは持っていた箸を落とし、キラは口からうな重をこぼし、カナードは「……おい、この組織、ヤバい奴しかいねえのか?」と本気で戦慄した表情を浮かべた。

 

 

 

 

 

 

「……そうです。議長には今後のキャリアプランについても相談し、円満に送り出していただきました」

 

 

 

 

 アスランは微塵の揺らぎもない、一点の曇りもない正義の瞳で言い放った。正直怖かった。

 

 

 

 

 その後ろで、メイリン・ホークが「えへへ……」と、いかにも「頼りない上司に巻き込まれて、仕方なくついてきちゃった可憐な下級士官」という完璧な猫を被って会釈する。

 

 

 

「あの、メイリン・ホークです。アスランさんが急に『挨拶回りに行くぞ!』って言い出して、なんだかそのまま脱走……あ、いえ、転職する流れになっちゃって。怖かったですぅ」

 

 

 

 

 

 

「……アスラン、貴様。女を連れて、しかもそんな……」

 

 

 

 

 

 

 カガリが頭を抱え、絶望的なものを見る目でアスランを睨む。だが、アスランはそこでも「報連相の化身」としての本領を発揮した。

 

 

 

「カガリ、誤解しないでくれ。メイリンには、君が俺の婚約者であることは既に出発する一時間前に報告済みだ。機内でも、君がどれほどオーブの未来を憂いているか、そして俺たちがどれほど深い信頼関係にあるか、三十分かけて共有してある」

 

 

 

 

「ええ、カガリ様! アスランさんから『カガリは時々猪突猛進になるから、君のような冷静なオペレーターのサポートが、将来の家族ぐるみでの付き合いにおいても重要だ』って、みっちりレクチャーを受けました!」

 

 

 

 

「…………キラ、カナード…私を殺してくれ」

 

 

 

 

 

 カガリは顔を真っ赤にして机に突っ伏した。

 

 

 

 

 その隣で、キラは口からこぼれたウナギを拾いながら「アスランが、……アスランが壊れちゃった……」と震え、カナードは箸を握りしめたまま「おいボンボ………ユウナ。……俺は戦場ならこいつを殺せる自信がある。だが、この部屋にあと五分いたら、俺の精神が死ぬ。……帰っていいか?」と本気で後ずさりしている。

 

 

 

 

 ユウナは、空になった胃薬の瓶をカチカチと虚しく鳴らしながら、死んだ魚のような目でアスランを見上げた。

 

 

 

 

 

「……アスラン。お前、本当に『挨拶』だけで議長から最新鋭機をカツアゲして、さらにその場のノリで女の子まで引き抜いてきたのかよ。……お前アレか?血が通ってない『コンプライアンスの怪物』か?相手が逃げ場のない正論で窒息死するまで追い詰めるタイプだろお前…」

 

 

 

 

「失礼な。俺はただ、議長に筋を通しただけだ。……さて、ユウナ代表代行。いえ、ユウナ様。本日からの俺のデスクはどこだ?溜まっている案件の共有と、今後のヘブンズベース攻略における参加の有無や各部署への事前通達を始めたい」

 

 

 

 

「……あー、もう好きにしろ! エリカさんのドックの横にでも机置いて、カナードとキラに『報連相研修』でもやってろ! 俺はもう寝る!」 

 

 

 

 

「ぶっ殺すぞクソボンボン!!!?」

 

 

 

 

「僕達は…どうしてこんな所に来てしまったんだろう…」

 

 

 

 

 こうして、キラが箸をカチャカチャし始めつつ、最強のMSパイロットであると同時に、最強の「面倒くさい社員」となったアスランが加わり、オーブ国防本部のカオスは極限に達するのであった。

 

 

 

 

 





 なおDPについてのデータをハッキング出来たのは意図的にアスランの性格ならまず間違いなくクラッキングするメイリン経由で情報を入手するはず。その上でどう反応するのかを見極める為でした(メイリンなら絶対ハッキングするわという予想がレイと議長にはあった)

 それはそれとしてここから入れる保険には入ってるので安心してますし、そもそもメイリンがハッカーとして超優秀だと判明するのは戦後ですので、本編でエターナルに乗って以降大人しくなる辺りあの女バレるまで、恐らく隠蔽してやがりますよ…



 とはいえアスランの斜め上の行動に議長も頭が宇宙猫になっており、史実よりアスランの事を嫌ってないレイもドン引きして、アイツは人間なのか…?と恐怖。メイリンも面白そうだったという理由でついていき、この世界のシンはアスランを撃退していないのでトラウマは軽減されましたが、代わりに史実と比べて慕っているアスランが円満退職したせいで戦場で会えば……強く生きてくれシン。


 ちなみにアンケートで普通のアスランの案が多かった場合。シンは史実よりめちゃくちゃ尊敬して優しくしてくれた理想の上司、アスランをデスティニーで撃とうとしてアスランは死ぬ(死んでない)間際までシンを気にかけて「達者でな…」と寧ろメイリンを巻き込んだ事を後悔して全く恨まず爆散。

 いよいよシンのメンタルが壊れて出撃以外ルナ(メイリンをシンに殺されてる)の胸に甘えてないといけなくなるレベルの幼児退行するルートもありました。シンはなんでこうも酷い目にあうんでしょうね…



 さて皆様にご報告ですが、実の所この後のお話は「報連相の化身と化したアスラン」をベースに執筆していましたが。

・空気が完全にアスランに掌握される、
・周りがアスランに染まる。
・戦場まで報連相の化身を発揮して最早アスランに包まれてシリアスが完全に死ぬ。

 などの理由で没となり現在修正版を執筆中。今日の19時にラストとしてIFルートで途中まで描いた「もしもアスランがずっと報連相の化身だったら?」というお話を没にするのももったいないので、ダイジェストで一話だけ投稿させて頂きますのでよろしくお願いします。多分これは没になっても仕方ないと思いますよアレは……

どっちのアスランが見てみたいでしょうか?

  • 通常の優柔不断アスラン
  • 報連相の化身と化したアスラン
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