破滅フラグしかないボンボンに転生してしまった件 〜グフに踏み潰される運命なんて、全力で回避してやる!〜《完結》   作:kiakia

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 鹵獲したフリーダムどうしよう…セイバーと比べて使い道も思いつかないしいい感じに調整するか…


第五十一話 史上最悪の一日

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジブリールを引き渡してから数日後。事態は俺の予測を遥かに上回るスピードで、かつ最悪で衝撃的な方向へと転がっていった。

 

 

 

 プラントから世界に向けて発信されたのは、ジブリールの「公開裁判」、および即時の「死刑判決」と「公開処刑」の実施。

 

 

 

 議長は、ヘブンズベースで流された多大な血の対価として、この「絶対悪」の死をエンターテインメントのように世界に供したわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

「……やりすぎだ。いくらなんでも、これは……」

 

 

 

 執務室のソファで、カガリが青ざめた顔でモニターを見つめていた。そこには、世界中の憎悪を一身に浴び、檻の中で憔悴しきったジブリールの姿が映し出されている。前回会議に参加してなかったのもあって、アスランをケアしつつも今回は俺たちと公開処刑を眺めてる訳だ。無理しなくてもいいんだけどな…。

 

 

 

「カガリ様の仰る通りです。法治国家としての手続きを完全に無視した、ただの『なぶり殺し』だ。これを世界に中継するなど、狂気の沙汰としか言いようがない」

 

 

 傍らに立つトダカも、苦々しい表情で腕を組んでいた。だが、俺はデスクの椅子に深く沈み込み、冷めた目でその光景を眺めることしかできなかった。

 

 

 

 

「カガリ、トダカ。……感情的には同感だが、これが今の『世界の声』なんだよ。議長は、ヘブンズベースでデストロイ8機に焼き払われた兵士たちの家族や、ロゴスに搾取されてきた民衆の怒りを、この一人の男の死で買い取ったんだ……安いもんだ」

 

 

 

 カガリは何かを言い返そうと唇を震わせた。だが、言葉が形になる前に、彼女は自分たちが選んだ「中立」という立場を思い出し、喉の奥でそれを飲み込んだ。

 

 

 オーブは血を流さなかった。ヘブンズベースの地獄で、仲間を、家族を焼き払われた者たちが抱くドロドロとした怨嗟……それを否定する権利が、今の自分にあるのか。彼女は拳を握りしめたまま沈黙する。カガリは清廉潔白でなければいけないという気持ちが強すぎるんだ。それが美点の一つでもあるんだけどな。

 

 

 

 

 

 モニターの中では、狂気の祭典が最終局面を迎えていた。

 

 

 

 処刑台の周囲を固めるのは、ユーラシア、東アジア、大西洋連邦、そしてプラント。対ロゴス同盟に参加した各国の代表兵士たちが、銃を手にジブリールを包囲している。それは「法」による執行ではなく、被害者たちによる「復讐」の儀式だった。

 

 

 

『……さあ、間もなくです! 世界を蝕んだ病原体、ロード・ジブリール! その終焉を、全人類が見守っています!』

 

 

 

 

 実況するアナウンサーの目には、明らかな狂気が宿っていた。周囲に集まった民衆も、画面越しに熱狂する視聴者も、一様に「殺せ」と叫び、そのコールは地鳴りのように執務室のスピーカーを震わせている。

 

 

 

 

 

(……すごい光景だなこりゃ。ガンダムシリーズ最高レベルで民度最悪のコズミック・イラの全てが一番悪い形で煮詰まってるぞ……)

 

 

 

 俺は内心で激しくドン引きしていた。正義という名の集団リンチ。それを世界中で共有する悦楽。吐き気がするほどの熱狂だ。

 

 

 ふと横を見ると、カガリの顔はもはや紙のように白くなり、今にも倒れそうに小刻みに震えていた。そりゃMSで敵を撃ち殺すのと、これは全く別の話だから仕方ないか…。

 

 

 

 

「トダカ、悪いがカガリを別室へ連れていってくれ。これ以上見せる必要はない」

 

 

 

「ユウナ、私は平気だ! 代表として、最後まで……!」

 

 

 

 強がるカガリの肩に、トダカが静かに、だが拒否を許さない強さで手を置く。心なしか俺より優しくないか?まぁ別に構わんが…。

 

 

「代表。……覚悟を決めるのと、無理をするのは別です。貴女がここで心を病むことは、オーブの民も、そして亡きウズミ様も望まれますまい」

 

 

 

 トダカのその静かな諭しに、カガリは折れた。やはり亡きウズミ代表の言葉にアイツは弱い。彼女は一度だけ俺を、助けを求めるような、あるいは責めるような複雑な目で見つめ、トダカに支えられるようにして退室していった。

 

 

 静まり返った執務室に、モニターから聞こえる「殺せ」の合唱だけが響く。

 

 

 

 

 その熱狂が頂点に達した瞬間、画面が切り替わり、ギルバート・デュランダル議長が姿を現した。その穏やかで、しかし確固たる意志を感じさせる声が、スピーカーを通じて部屋の空気を支配する。

 

 

 

 

「市民の皆さん。今、私たちは歴史の転換点に立っています」

 

 

 

 議長は淡々と、しかし情熱を込めてジブリールの罪状を読み上げていった。アーモリーワンから始まったこの大戦の悲劇、そしてあの『ブレイク・ザ・ワールド』……。

 

 

 

「……あの時、空から降り注いだ絶望。ユニウスセブンの破砕作業に当たり、命を懸けていた者たちの背後から、卑劣な妨害工作を命じたのは誰だったのか。その答えが、今、皆さんの目の前に存在しているのです!」

 

 

 

 その言葉が引き金だった。会場のボルテージは一気に沸点を超え、怒号と歓喜が混じり合った異様な熱気に包まれる。もはやそれは政治の場ではなく、神託を待つ祭典のようだった。

 

 

 

 

(……相変わらず、とんでもないペテン師だよ)

 

 

 

 

 俺は冷めた目で見つめながら、背筋に冷たいものが走るのを感じていた。議長の演説は巧妙だ。彼は決して「殺せ」とは命じない。「皆さんは、この悪をどう裁くべきだと思いますか?」と、あたかも民衆に選択肢を与えているかのように問いかける。

 

 

 だが、その語り口、情報の出し方、間の取り方、そのすべてが、民衆をたった一つの「解」へと、暴力的なまでの確信を持って誘導している。強制はしていない。だが、そう思わせることこそが彼の最大の武器だ。

 

 

 

 民衆は自分の意志で「正義」を選んだと錯覚し、その狂気に酔いしれている。自らの意思で引き金を引こうとする者に、もはやブレーキなど存在しない。

 

 

 

 

「……ロゴスの終焉は、新しい世界の始まりです。私たちが二度とこのような悲劇を繰り返さないために、何が必要なのか。それを決めるのは、他ならぬ皆様なのです」

 

 

 

 

議長の慈愛に満ちた微笑。その裏で、彼は「ロゴスなき後の世界」という巨大な空白を、自分の色で塗りつぶす準備を完全に整えているはずだ。

 

 

 

「これじゃあ、ジブリールを引き渡した俺たちの功績もあいつの掌の上で転がされているに過ぎねぇか…」

 

 

 

 画面の中では、いよいよ各国の代表兵たちが一斉に銃を構えた。地上の憎悪が一点に収束し、世界が固唾を呑んでその瞬間を待っている。

 

 

 

「……撃て」

 

 

 

 議長の静かな、それでいて冷酷な号令が響いた。

 

 

 

 次の瞬間、凄まじい銃声の連鎖がスピーカーを突き破らんばかりに鳴り響く。画面の中のジブリールは、縛り付けられつつ踊るように跳ねている。

 

 

 

 ……各国の制服を着た兵士たちが、すでに命を失ったジブリールの死体に向かって憎悪のままに引き金を引き続けている。モザイクも、カットも、一切ない。至近距離から放たれた弾丸がジブリールの四肢を千切り、腹を裂き、最後には頭部を容赦なく破壊した。

 

 

 脳漿と鮮血が石畳にぶちまけられ、一国の、いや世界の支配者層を自称していた男の末路が、無修正のまま全世界の茶の間にリアルタイムで流された。

 

 

 

 

(……正気かよ……こんなもん、子供が見てたら一生モンのトラウマだぞ……)

 

 

 

 俺は胃の底からせり上がってくる不快感を必死に抑え込んだ。だが、同時に理解してしまった。これこそがデュランダルの狙いなのだと。

 

 

 

 あまりにも残酷で、あまりにも「絶対的な死」を見せつけることで、民衆の心に「旧時代(ロゴス)は完全に死んだ」という事実を暴力的に刻み込んでいる。そして、その残酷なカタルシスを共有させたことで、世界を「共犯者」にしたのだ。

 

 

 

「ひでぇな……これじゃあもう、誰も議長に逆らえないじゃないか」

 

 

 

 だが、狂宴はそれだけでは終わらなかった。蜂の巣にされ、もはや肉塊と化したジブリールの遺体の前へ、地響きを立てて一機のモビルスーツが進み出た。

 

 

 

 

 地球連合軍の主力機、ウィンダムだ。

 

 

 

 

 ロゴスの象徴とも言えるその機体が、右腕のビームライフルをゆっくりと、足元の「かつての主」へ向けて下げていく。

 

 

 直後、目も眩むような光が画面を白く染めた。

 

 

 

 至近距離からのビーム照射。肉も、骨も、ジブリールが着ていた服の繊維に至るまで、その熱波によって一瞬で蒸発させられた。地面にはただ、高温でガラス状に溶けた石畳が残るのみ。文字通り、肉片一つ、細胞一つ残さず、この世から消去された。

 

 

 

「……徹底してるな」

 

 

 ロゴスという概念そのものを焼き尽くした。そう思わせるための、完璧な演出だ。

 

 

 

 アナウンサーが再び絶叫し、世界中から地鳴りのような歓喜の声が聞こえてくる。だが、その熱狂の裏で、俺はこれ以上ない冷たさを感じていた。

 

 

 

 

 議長は今、世界という巨大な怪物を完全に手なずけた。そして、この「正義の味方」たちが次に牙を剥く先が、自分たちの思い通りにならない「異分子」であることは明白だった。

 

 

 

 

 

 だが、冷静に考えろ。オーブを攻める理由なんて何一つもねぇぞ!

 

 

 

 確かにヘブンズベースの時にホスピタルアストレイしか送らなかったのは、今から思えば政治的に消極的すぎたかもしれない。だが、あのジブリールを自力で捕まえ、わざわざミネルバまで呼び寄せてザフトに直接引き渡したのは俺だ。

 

 

 その功績については、議長も今日のセレモニーの初期に「オーブの迅速な協力により……」と、さらっと、本当にさらっとだが言及していたじゃないか。

 

 

 

 そう思って、ようやく一息つけると安堵した瞬間。議長が再び重々しく口を開き、背後の巨大モニターに「ある資料」を映し出した。

 

 

 

 

「……ですが皆さん。私たちは、表面上の協力という仮面に騙されてはなりません。ロゴスの毒は、私たちが信じていた隣人の中にも、これほど深く根を張っていたのです」

 

 

 

 

 

 モニターに映し出されたのは、一枚のカラー写真だった。

 

 

 

 

 

 

 そこには、サングラスをかけて不敵に笑うジブリールの隣で、シャンパングラスを片手に持ち、これ以上ないほど親密そうに肩を並べてニヤついている二人の男の姿があった。と言うかこれって……!!

 

 

 

 

 

 

 

「ここに、ある時期のセイラン家とロゴスの密談の記録があります。オーブの現政権……セイラン家は、口では平和を唱えながら、その裏ではロゴスと強固な協力関係にあり、彼らの私欲を満たすための手先となっていた。このような二枚舌を、世界は断じて許すわけにはいかない……!」

 

 

 

 

 

 は……?

 

 

 

 

 はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??

 

 

 

 一瞬、思考が真っ白になった。

 

 

 

 

 画面の中では、ジブリールの肩に馴れ馴れしく近づき、いかにも「俺たち親友だよな!」と言わんばかりの満面の笑みを浮かべる、やけに顔のテカった紫髪の男。

 

 

 

 

「俺の!!!憑依転生する前の写真じゃねぇかぁぁぁぁ!!!??」

 

 

 

 

 俺は執務室で、頭を抱えて絶叫した。

 

 

 

 そうだ、思い出した……! かつてのユウナ・ロマ・セイランは、ロゴスという権力の後ろ盾を得るために、パーティーだの密談だので、こうやって媚を売りまくっていたんだ!!というかアレだ!!これ原作でも見たことある写真じゃねぇか!!!

 

 

「ユウナお前! 何やらかしてんだよ、このクソがぁぁぁぁ!!!! 証拠写真なんて残してんじゃねぇよ、このアホがぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 俺がどんなに死ぬ気でオーブを改革しようが、ジブリールを直接捕縛して差し出そうが、議長にしてみればそんなの関係ない。

 

 

 

 「元々はズブズブだった」という過去の事実一枚あれば、オーブを「ロゴスの残党」「裏切り者」として世界中のヘイトの矛先にするには十分すぎる。

 

 それに加えてこの公開処刑で皆の心は一つになっている。全ての元凶をぶち殺したあと、ソイツの腰巾着らしき男の写真なんて公開してみろ!同時に駆除しろコールになるに決まってんだろ畜生!!!!

 

 

「ふっざけんじゃねぇ!?ふっざけんじゃねぇぞぉぉぉ!!!!」

 

 

 

 

 俺はデスクをこれでもかと叩き、叫び散らした。

 

 

 

 あの種無し浮気チンポ野郎、やりやがった! 最高のタイミングで、俺の……いや、「ユウナ」の最大にして最悪の弱点を世界中に晒しやがった!

 

 

 

 俺は忘れていたんだ。

 

 

 

 確かに今の俺は「ユウナ・ロマ・セイラン」として生きている。だが、俺がこの身体に憑依する前の、あの救いようのないボンボン時代のことなんて、知ったこっちゃなかったんだ。

 

 

 

 カガリの髪をアスランの目の前でこれ見よがしに触ったり、他にも鼻持ちならない特権階級ムーブをこれでもかと繰り返してきたあの男。

 

 

 

 自分は、ユウナに憑依する前の「本物」と言えるユウナ・ロマ・セイランが過去に何をしでかしていたのかを、都合よく頭の中から消し去っていた。

 

 

 

「……そうだ。俺の中では『別人』の記憶でも、世界にとっちゃ『ユウナ・ロマ・セイラン』は地続きの一人の人間なんだよ……!」

 

 

 

 あの写真の俺は、これ以上ないほど幸せそうにジブリール相手にリラックスした表情を浮かべており。「ジブリール様!ロゴスさん、一生ついていきます!」と全身でアピールしているような、救いようのない間抜け面。

 

 

 

 今の俺がどれだけ必死にオーブの泥を被ろうが、あの写真一枚で「こいつは身の危険を感じてジブリールを売っただけの、薄汚いロゴスの仲間だ」と定義されてしまう。

 

 

 

 

「クソっ……あのアホが残したツケを、なんで俺がこの土壇場で払わなきゃならないんだ!」

 

 

 

 

 ……そこまで吐き捨てて、俺は喉の奥に冷たい氷を流し込まれたような感覚に陥った。

 

 

 

 点と点が最悪な形で線となって繋がったんだ。

 

 

 

 なぜジブリールは、ダイダロス基地という鉄壁の要塞へ逃げ込まず、わざわざ、わざわざこのオーブに。俺に会いに来た?

 

 

 

 あの時、あいつは俺のことを「セイランの倅」ではなく、まるで古くからの友人か何かのように「ユウナ」と馴れ馴れしく呼ぼうとしていた。

 

 

 

 

「……そういうことかよ、あのクソ野郎……!!」

 

 

 

 

 ようやく理解した。ジブリールは最初から、俺を助けてくれる唯一無二の「同志」だなんて思っちゃいなかった。

 

 

 

 あの狂人は、俺の――いや、元のユウナの過去の弱みを握ったままオーブに転がり込み、「自分の身の安全を保障しなければ、過去の関係をすべてブチ撒けてやる」と俺を脅そうとしていたんだ。

 

 

 

 俺が、あいつの口を封じるために会話すらさせず即座に鎮静剤をぶち込んだのは正解だった。だが、議長はもっと上手だったんだ。ジブリール本人が口を開くより先に、あるいはジブリールが持っていた「証拠」をどこからか回収していたのか、ジブリール本人から回収したのか、あるいは最初からこの瞬間のために隠し持っていたのか。

 

 

 

「あいつがダイダロスに行かなかったんじゃない……俺が必死にオーブをホワイトに見せようと足掻く姿を見て、議長が『ユウナを道連れにできるジブリール』を意図的にオーブへ誘導した可能性だってある……!」

 

 

 

 

 最悪だ。元の中身が残した「ロゴスとの黒い交際」という名の呪いが、ここに来て俺の首を絞めにきている。

 

 

 

 

「ふざけるな……ふざけるなよ……!!」

 

 

 

 俺が積み上げてきた信頼も、平和への足掻きも、あのクソったれな満面の笑みを浮かべた写真一枚で、すべて「保身のための演技」に塗り替えられていく。

 

 

 

 モニターの向こうでは、世界中の民衆が今度は俺を「次の標的」として認識し始めている。怒りの咆哮が、画面を突き抜けて俺の耳をつんざくく。

 

 

 

「……あのアホをぶん殴ってやりたいが、その身体は今俺なんだよな……。クソが…クソがぁぁぁ!!」

 

 

 

 俺は激しい目眩に襲われながらも、震える手でデスクの上の緊急通信ボタンを叩く。こうなれば、もうなりふり構っていられない。

 

 

 

 モニターの向こうでは、デュランダル議長が慈愛に満ちた、だがこれ以上なく冷酷な眼差しで、こちらを見据えているように見えた。

 

 

 

「自業自得だよ。ユウナ君」

 

 

 

 そんな幻聴まで耳に届くあたり俺はもうダメかもしれない。

 

 





 ちなみにデュランダル議長は別に誘導はしてません。ジブリールがオーブは医療部門以外の戦力は出さなかった事を見て、もしやオーブは脅せば屈するのでは?と殴り込んできた事やそこからミネルバによって送還されたことに関してはそこそこ驚いており、完全にアドリブで今回のお話につながりました。とはいえ本当なら

「オーブを攻めるのに過去のこの写真だけじゃなぁ…エンジェルダウンしてないから戦力は余裕があるとはいえザフトだけで攻めるのは不安なんだよねぇ…」

 と思ってる時に紫唇をオーブが届けてくれたせいで、公開処刑で盛りあげつつ対ロゴス連合の主導権を握って民衆の怒りをコントロールする事で、写真一枚で説得力をつけることに成功したのです(ずるいかもしれませんがユウナも暗殺謀略なんでもありだと言ってるので…)
 アニメでもユウナ、ウナト、ジブリールの揃った写真もちゃんとありますので是非調べてみてくださいな。


 今回ばかりはオーブの……いえユウナの完全な失敗といえますね。
 その理由の一つが序盤と違い、中盤以降のユウナは元の人格のユウナになり切ることもやめてしまい素の自分を出していたからというのが伏線の一つだったりします。

 自身がユウナ・ロマ・セイランになり変わっているという状況を理解しつつも、どんどん素の転生ユウナとして隠さず過ごしていくうちにそれが当たり前となってしまい、原作のフラグを折れば大丈夫。原作と違う行動をすれば大丈夫とどんどん環境に染まっていき、いつしか憑依前のユウナがどんな行動をしていたのか?を無碍にしてしまい、それが失策に繋がりました。ジブリールは原作でもセイラン親子と説得していたというのに。その対処ばかりを考えて、今の自分はあのボンクラボンボンと違う人格だからと。

 某イタリアのマフィアのボスの様に過去はミミズの様に這い出てくるのですから。



どっちのアスランが見てみたいでしょうか?

  • 通常の優柔不断アスラン
  • 報連相の化身と化したアスラン
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