破滅フラグしかないボンボンに転生してしまった件 〜グフに踏み潰される運命なんて、全力で回避してやる!〜《完結》   作:kiakia

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第二十一話 新人類の調律

 

 

 

 事後処理をトダカに、そして現場の隠蔽をイザークとディアッカに強引に委ねると、ユウナはたった一人基地のハンガーに待機させていた高速連絡艇へと乗り込んで(勿論トダカには猛反対されたが逆に隠し持っていたスタンガンでかつての意趣返しと言わんばかりに無力化した)はや数日。目的地はプラント本国、最高評議会ビルに隣接する特別拘留施設だ。

 

 

 漆黒の宇宙を切り裂いて進む連絡艇の中で、ユウナは一度も窓の外を見なかった。ただ、前世の記憶にある凄惨な「意志の剥奪」のイメージが、今の世界の不穏な空気と混ざり合い、彼の胃を不快にかき回す。

 

 

 

 

 

 プラント本国、首都アプリリウス市。

 

 

 

 

 やがてたどり着いたユウナは、困惑するプラント側の要人への挨拶も程々に、厳重な警備を誇るその施設の最深部に足を向ける。そこは「囚人」を閉じ込める場所というよりは、歴史の断片を強制的に隔離しておくための、静止した時間の檻のようであった。

 

 

 幾重もの電磁ロックと網膜認証を経て、イザークが用意した護衛たちを入り口に残し、ユウナはたった一人でその「部屋」へと足を踏み入れる。

 

 

 そこは、戦火の絶えない外の世界が嘘のように、静謐で、洗練されていた。壁一面には貴重な古書が並び、隅には温度管理の徹底されたワインセラーが鎮座している。柔らかなクラシック音楽が、高解像度の音響設備から微かに流れていた。

 

 

 裁判を待つ身でありながら、かつての最高権力者としての尊厳を保つことを許された、いわば「黄金の鳥籠」。部屋の中央、優雅な革張りのソファに深く腰掛け、一冊の詩集を捲っていた男が、静かに顔を上げる。

 

 

「……やあ。こんな時間に珍しいね、ユウナ君。どうかしたのかね?」

 

 

 鳥籠の主。ギルバート・デュランダルは、まるで旧友を迎えるかのような穏やかな微笑を浮かべた。

 

 

 メサイア攻防戦の末に拘束され、今は被告人としてプラントの司法を待つ身であるはずの男が今は憑き物が取れたかの様に穏やかな表情を浮かべているが、その瞳は、今なお世界をチェスボードのように眺める冷徹な光を失っていない。

 

 

 なおつい先日、タリアと再会したと同時に開幕土下座をかましてすまなかったと地面に頭を擦り付けた事は秘密だ。

 

 

 

 

「……アンタに、聞きたいことがあって来た」

 

 

 

 ユウナは部屋の空気感に飲まれぬよう、努めて鋭い声をぶつけた。高級な絨毯を不躾に踏みしめ、デュランダルの対面に立つ。

 

 

 

「ストライクフリーダムが強奪された。奪ったのはザフトの赤服……なんだけど多分だが、ただの裏切りじゃない。パイロットの脳を書き換え、意志を奪い、人間をただの『部品』として使い潰す……。そんな外道な技術に、アンタは心当たりはないか?」

 

 

  

 

 以前この「鳥籠」を訪れる時のユウナはもっと気楽であった。 デュランダルもまた、自身の間違いを指摘した理解者を友人の様に扱い、こうして安寧を与えたユウナには、かつての野心を削ぎ落とした、穏やかで好意的な態度を崩さない。

 

 

 だが、今のユウナの放つ空気はあまりに切迫していた。デュランダルは手にした詩集をゆっくりと閉じると、それを傍らのテーブルに置いた。穏やかだった瞳の奥に、かつて全宇宙を導こうとした指導者の、冷徹なまでの理性が宿る。

 

 

 

「……ユウナ君。その目は冗談ではなさそうだね。なぜ、私にそのようなことを聞くのかね?」

 

 

 その声は、もはや引退した政治家でも裁きを待つ罪人でもなかった。ユウナは生唾を飲み込み、核心を口にする。

 

 

 

「……『ファウンデーション王国』」

 

 

 

 その名が出た瞬間、デュランダルの眉が僅かに動いたが、ユウナは構わずに続ける。

 

 

 

「ユーラシアから独立し、アンタの掲げた『デスティニープラン』を正式に導入した国だ。強制ではなく任意での採用という触れ込みだが……今回の騒動の際、そこの使節団が『偶然』にもMSを伴って基地からそう遠く離れてない所に待機していた。あまりにもタイミングが良すぎる」

 

 

 

 ユウナは前世で知った「マブラヴ」のような、人間を部品化するおぞましいイメージを振り払うように一息ついた。

 

 

 考えてみればムウだってネオの記憶を植え付けられており、特別な手術や装置を使えば人に記憶を書き換える技術は存在する。ならばそれらを小型化し携行する。または別のアプローチから記憶どころか人格すらを操作する催眠能力を彼は知ってるのではないか?と。

 

 

 

「ただの推測だ。水掛け論でしかない。だが……あの時俺が見た、パイロットの異常なOS書き換え速度と、本来ナチュラルを軽視していた筈の男がブルーコスモスと肩を並べる違和感。そして、最後は一切の躊躇もない機械的な自決。あれがもし、プランの行き着く先にある『技術』だとしたら……。ダメ元でアンタに聞きに来たんだ。アンタのプランを理想として掲げる連中が、その裏で何をやっているのかを」

 

 

 ユウナの声は、広々とした部屋の静寂に吸い込まれていった。デュランダルは手にしたクリスタルグラスを指先で弄びながら、しばし沈黙に沈んだ。

 

 

 

 部屋の隅のスピーカーから流れるバッハの旋律が、この場の張り詰めた空気とは裏腹に、不気味なほど鮮明に、そして優雅に響き渡っている。

 

 

 

「……懐かしい名だ。彼女は確かに熱心だった。私の理想に共鳴し、遺伝子が導く幸福な社会を体現しようとしていた。その情熱だけは、疑いようのない真実だったろうね」

 

 

 

 デュランダルは琥珀色の液体を一口含み、喉を鳴らした。その視線は目の前のユウナを通り越し、窓の向こう側に広がるプラントの、どこか作り物めいた人工の空へと向けられている。

 

 

 かつての最高評議会議長として、全人類の運命をその手に握ろうとした男の横顔は、今はただ遠い日の追憶を辿っているかのようだった。

 

 

 

 

「ユウナ君。デスティニープランとは、本来『適材適所』によって争いを無くすためのものだ。役割を与え、迷いを消し、幸福を定義する……。だが、もしその適性を『見極める』のではなく、外郭から強制的に『作り出す』者が現れたとしたら……。君の危惧する意志の不在は、彼らにとっては不確定要素の排除という名の救済なのかもしれないね」

 

 

 

 その淡々とした、それでいて逃れようのない真実を含んだ言葉に、ユウナは背筋が凍るのを感じた。

 

 

 

 マブラヴの世界でも語られていた「意志の書き換え」――あの悍ましい技術が、デスティニープランという美名の下で、論理的な帰結として肯定し、利用されているのではないか。そんな最悪の予感が、現実味を帯びて迫ってくる。

 

 

 

 

「……やっぱり、アンタ知ってるんだな?」

 

 

 

 

 

 ユウナが絞り出すように問うと、デュランダルはグラスをそっとテーブルに置いた。硬質な音が静かに響く。

 

 

 

 

「知っている、というよりは……懸念していたよ。かつてメンデルの研究所で残された負の遺物、行き過ぎた調律の記録。人が人として在るための境界線を踏み越え、精神を直接的に制御しようとする試み……。それを紐解き、自らの正義のために行使する者が現れたとしても、不思議ではない」

 

 

 デュランダルは椅子から立ち上がることなく、ユウナを真っ直ぐに見据えた。

 

 

 その瞳に宿るのは、かつての同志が自らの理想を歪め、暴走させていることへの深い悲しみか。あるいは、自らがなし得なかった「完成された世界」を別の形で実現しようとする者への、冷やかな好奇心か。

 

 

 

 どちらにせよ、その眼差しは、この不条理な事態の裏に潜む「本物の怪物」の存在を暗に肯定していた。

 

 

 

 

「彼らは、私が成し遂げられなかった『答え』を、より過激な形で証明しようとしているのかもしれない。……ユウナ君。君がもし、その流れに抗おうというのなら、それは遺伝子の声に逆らう以上の苦行になるだろうね」

 

 

 

 

 ユウナは拳を固く握りしめた。やはり、ファウンデーション王国は「黒」だ。そして、その背後には、デュランダルですら懸念を抱くほどの、底知れない闇が広がっている。

 

 

 デュランダルは再びグラスを口にし、その視線をゆっくりとユウナへ戻した。その瞳には、歴史の裏側に埋もれた禁忌を暴く者の、酷く冷ややかな光が宿っている。

 

 

 

「ユウナ君。君は『アコード』という名を聞いたことがあるかね?」

 

 

 

「アコード……? いや、初耳だ」

 

 

 

「デスティニープランを管理し、人々を正しく導く者。そのために造られた、究極のコーディネイター……。いや、もはや『新人類』と呼ぶべき存在だ。彼らは他者の心根を読み、意志を繋ぐ能力――いわばテレパシーに近い力を備えている」

 

 

 

 

 デュランダルの言葉が、ユウナの脳内にじわりと不快な熱を持って広がっていく。

 

 

 他人の心を読む力。意志を繋ぐ能力。それがもし、ストフリを奪ったあの「書き換え」と地続きだとしたら。

 

 

 

「かつてメンデルで、ユーレン・ヒビキとヴィア・ヒビキが人工子宮の研究を完成させた。君は、彼らがなぜそれを作ったか知っているかね? 優秀なコーディネイターを量産するため……カナード・パルスを保護したユーラシア連邦はそう思っていたそうだが本質は違う」

 

 

 

 デュランダルは立ち上がり、壁に並ぶ古書の一冊に指を滑らせた。

 

 

「本来、人工子宮は母胎による遺伝子組み換えのエラーを防ぐために考案されたものだ。……思い描いた通りの目の色にならない、髪の色が違う。そんな些細な『エラー』を理由に親が子を捨て、忌み嫌う……。コーディネイター社会が抱える、そんなあまりに身勝手な悲劇を終わらせるための、救済の技術だったのだよ」

 

 

 

 その声には、かつて医師として生命の現場に立ち、人々のエゴに絶望した男の、消えない傷跡のような響きがあった。

 

 

 

「……なら、キラは愛されていたんだな。少なくとも、彼の両親には」

 

 

 

 ユウナがポツリと漏らした言葉に、デュランダルは否定も肯定もせず、ただ静かに頷いた。

 

 

 

「間違いなくね。……だが、当時のメンデルはあまりに広大で、研究派閥も複雑に絡み合っていた。受精卵の段階で本来処分されるはずだった『失敗作』……カナード・パルスの存在を、あの夫婦は知らなかったはずだ。もし知っていれば、彼らは間違いなく、彼もまた息子として保護していただろうね」

 

 

 

(……絶対に、あいつらには言わないでおこう)

 

 

 

 

 ユウナは内心で強く決意した。キラ、カガリ、そしてあの荒くれ者のカナード。

 

 

 今更そんな「親の愛」の欠片を知ったところで、何になるというのか。残酷な真実は、この監獄の空気と一緒に、ここで腐らせておけばいい。

 

 

 言ってくれなきゃ分からない。伝えてくれなきゃ分からない。そして今更伝えた所でどうしようもないというのなら無理に曝け出すことだけが正義ではないと信じて。

 

 

 

 デュランダルは窓の外からゆっくりと視線を戻すと、本棚の一角に整然と並ぶ古い資料――その背表紙のいくつかを、慈しむように、あるいは遠ざけるように見つめた。

 

 

「だが……『アコード』は、ヒビキ博士たちの目指したものとは、根本からその設計思想が異なるのだよ」

 

 

 

 

 彼はそう言って、部屋の静寂をより深く彩るように言葉を紡ぎ始めた。その声は穏やかだが、語られる内容はあまりに冷酷で、歴史の裏側に淀んだ暗い真実に満ちていた。

 

 

 

「ユーレン・ヒビキ博士。彼は確かに狂気的な探究者ではあったが、その根底にあったのは『普及』のための技術だった。人工子宮によって遺伝子の組み換えによる不確定な要素を排除し、誰もが望んだ姿で、望んだ能力を持って生まれてくることができる世界。コーディネイターという技術を、特権的なものではなく、人類すべてに等しく与えられる権利へ。彼は、人類という種そのものを次なるステージへ底上げしようとしていたのだよ」

 

 

 

 

 デュランダルは一度言葉を切り、クリスタルグラスに残った琥珀色の液体を飲み干した。氷がカランと乾いた音を立てる。

 

 

 

「対して、ライバルであった女性……アウラ博士は、その真逆を征こうとした。彼女にとってのコーディネイター技術とは、大衆を救うためのものではなく、混沌を統べる『絶対者』を創り出すための手段だった。個々の人間を均一に強化するのではなく、種の上に君臨し、導き、管理する資格を持つ特別な個体……。ユーレンが人類の『平均値』を上げようとしたのに対し、彼女は『頂点』のみを求めたのだ」

 

 

 

 

 ユウナは、自分の中で氷のような戦慄がゆっくりと広がっていくのを感じた。

 

 

 前世の記憶にある、あの絶望的な世界――『マブラヴ世界』で、人類が存亡を懸けて踏み越えた禁忌の数々。個を捨て、感情を切り離し、効率的な「部品」へと成り下がることでしか生き残れなかったあのソ連や東ドイツの凄惨な光景が、アウラという女が目指した地平と重なって見える。

 

 

 

「そんな折、私と彼女は出会った。当時の私は、この不条理に満ちた世界を、あらかじめ定められた幸福へと導く『デスティニープラン』の構想を抱いていた。そして、彼女はそのプランという名のシステムを完璧に回すための、生きた管理端末を必要としていた。私と彼女の理想は、あまりに美しく、そして残酷なまでに噛み合ってしまったのだよ」

 

 

 デュランダルは微かに目を細め、かつて自らも夢見た「完璧な世界」の設計図を思い描くように空を見上げた。

 

 

 

 

「そうして誕生したのが、すべてにおいて卓越した能力を示し、かつ、他者と完璧に融和できる能力を備えた子どもたち……あのジョージ・グレンも望んだであろう調停者として生み出されたのがアコードだ。彼らは単に優秀なだけではない。他者の心を感じ、その深層意識に干渉し、波立つ意志を一つの方向へと束ねる力を持っている。彼らにとって他人の意志とは、尊重すべき人格などではなく、世界という音楽を美しく奏でるための、調律すべき楽器の弦に過ぎない」

 

 

 

 ユウナは拳を固く握りしめた。

 

 

 

 あのストライクフリーダムで見せた、人間業とは思えない機械的な機動。そして、一切の躊躇もなく自らの頭を撃ち抜いたレオナード少尉の最期。それらはすべて、この「調律」という名の精神改竄によるものだったのだから。

 

 

 

「意志を剥奪し、役割だけを強制する。それがアコードにとっての調和であり、救済なのだよ。ユウナ君……君が感じたその不気味さは、正解だ。彼らが牙を剥く時、そこには『説得』も『対話』も存在しない。あるのはただ、上書きされるだけの無機質な結末だ」

 

 

 デュランダルの影が、柔らかい間接照明に照らされて、ユウナの足元まで長く、重く伸びていた。それはまるで、これから訪れるであろう底知れない闇を予兆しているかのようだ。

 

 

 

 デュランダルは静かに椅子から立ち上がると、窓際まで歩み寄り、背後でユウナの気配を感じながら言葉を継いだ。その声には、かつての同志へ向ける複雑な情愛と、それを上回るほどの冷徹な諦念が混じり合っていた。

 

 

「……だがユウナ君。私とアウラは、どこかで決定的に道を違えてしまった。いや、最初から見ていたものが違ったのかもしれないね」

 

 

 

 彼は窓ガラスに映る己の顔を見つめ、自嘲気味に口角を上げた。

 

 

 

「アウラという女性は、アコードたちが誕生したその瞬間から、彼らを、そしてデスティニープランを自らの才能の正当性を証明するための道具としてしか見ていなかった。彼女にとって、世界が平和になるか、誰が支配者になるかなどという問題は、本質的にはどうでもいいことなのだ。彼女が求めているのはただ一つ、自分がいかに科学者として、創造主としてユーレン・ヒビキよりも優れているかという『証明』だけだ」

 

 

 

 ユウナはその異常な執着に、背中が粟立つのを感じた。人類の救済という大義を掲げながら、その実、根底にあるのは一個人の肥大化した自己愛。

 

 

 マブラヴ世界や翠星のガルガンティア世界の様な極限状態で人間性を捨て去る狂気とはまた別の、あまりに身勝手で幼稚な、ゆえに救いようのない悪意。

 

 

「君はかつて、私を『神官』のようだと言ったね。……だがアウラは違う。彼女はアコードという完成された個体を『神』として世界の頂点に置き、自分はその神を産み出した真の『創造者』になろうとしているのだ。その狂気は、もはやデスティニープランの枠にすら収まってはいない」

 

 

 

 かつての青春の日々を思い出してたのであろうデュランダルは一度言葉を切り、重い溜息を吐き出した。その吐息は、静謐な室内で驚くほど明瞭に響く。

 

 

 

 神官になろうとした男がドン引きする程の女性。果たしてどれ程の狂気をまだ若かった彼に与え、そんな彼女の姿を見て果たして彼はどう思ったのであろうか?

 

 

 

「そんな彼女にも、かつて一人の同志がいた。同じ理想を抱き、自らの子をアコードとして誕生させる道を選んだ女性がね。……だが、彼女はアウラが子供たちに施す、あまりに非人間的な教育。帝王学をも超えた『世界は自分達のものである』という神になろうとする思想を目の当たりにするにつれ、徐々に後悔の念に苛まれていった。自分たちの犯した罪の深さに、彼女だけが気づいてしまったのだ」

 

 

 

「……その、後悔したって女性の名前は」

 

 

 

 

 デュランダルはゆっくりと振り返った。その瞳には、今度こそ逃れようのない真実を突きつける、残酷なまでの静寂が宿っていた。

 

 

 

「……クライン博士。あのシーゲル・クラインの妻であり、そして、君もよく知るラクス・クラインの母だ。そう、ユウナ君。ラクス・クライン……彼女もまた、アコードとして生を受けた存在なのだよ」

 

 

 爆弾を投げ込まれたかのような衝撃がユウナを襲う。オーブの、そして世界の平和の象徴とも言えるあの少女が、意志を奪い調律する側の「王」として設計されていたという事実。

 

 

 

 デュランダルの言葉が、ユウナの守ろうとする世界の足元を、音を立てて崩し始めていくのであった。

 

 





 デュランダルとアウラがどこまで繋がっていたのか?は独自設定。少なくともアウラが幼児化した後子供達を連れてデュランダルと接触した事や、オルフェがデュランダルを父親と呼ぶ事からメンデル崩壊後の接触は確定であった事でしょう。



 なおデュランダルは全面的にユウナの味方として情報を全部暴露してくれていますが、ユウナは「この種無し浮気チンポ野郎敵か?敵なのか?」と内心めちゃくちゃ警戒してるのは内緒です。あんなに一緒だったのに……デュランダルが何をしたっていうんだ。

ユウナのアコード対策について。果たしてユウナはアコードの無力化の為になりふり構わない外道な手段(ユウナ視点)を取るべきか?

  • 原作通り。
  • 平和の為に覚悟を決める。
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