マブラヴ オルタネイティブー最良の未来を掴み取るためにー   作:桜大尉

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6話

横浜基地 副司令執務室

「さぁこれからの話をしましょう」

「はい」

「「「??」」」

「私と白銀はこのOSをA01、207B、斯衛軍、最終的には世界に配備していきたいと考えているの」

「本当ですか、香月副司令!?」

「えぇ、本当よ月詠中尉、でもただで渡すわけにはいかないわ」

「もちろんです、あの様な素晴らしいOSを何の要求もなしに渡してくる方が逆に不審に思えます」

「そう、ならとりあえず、この件を殿下に報告してもらえるかしら?」

「最初からそのつもりでした。この件は私だけでは、決めかねます故」

「A01に関しては明日から白銀が教導に入るわ、207B分隊に関しては、

鎧衣が退院次第、総戦技演習をやってもらうわ」

「了解しました」

「待ってください!退院後すぐは早すぎます!」

「まりも、訓練生を遊ばせているほどの余裕はないの」

「でも...」

「大丈夫ですよ、まりもちゃん、あいつらならきっと総戦技演習に合格できますよ、何てったて貴方の教え子なんですから!」

「白銀...」

「ゴホン!そこ何いい空気になってんのよ〜」

「「はっ!」」

「白銀お前に聞きたいことがある」

「何ですか伊隅大尉?」

「どうしてお前は教官のことをまりもちゃんと呼んでいるんだ?」

「それは...俺の知り合いに軍曹と似ている人がいてその人が教師をやっていたものですからつい癖で」

「そうか...その方は今どうしてるか聞いてもいいか?」

「今はもうこの世にはいません、BETAの横浜侵攻の際、BETAに殺されてしまいましたから...」

「そうか...すまない、嫌なことを思い出させて」

「いいえ、大丈夫ですよ、こちらこそすいませんこんな暗いこと話しちゃって」

「気にするな、誰にもそういうのあるものだ」 

「ありがとうございます、月詠中尉」

「とりあえず、この話はここで一旦終わり、みんな戻っていいわよ、月詠中尉だけは残ってちょうだい」

「「「了解」」」

横浜基地 地下施設廊下

みちるside

「教官、白銀中佐についてどう思いますか? 教官?」

「え?そうね、彼は多分、私が経験した地獄より地獄を今まで見てきたんだと思うわ、でなきゃあの歳で中佐なんてありえないもの」

「同感です。しかし我々をみる目が何か懐かしいものを見る様な目でした。彼は我々と会ったことがあるのでしょうか?」

「だとしたら、私たちが忘れるわけないわ、あんな機動は絶対忘れるはずないもの」

「ですよね」

「「はぁ〜」」

「あまり考えない方がいいのかもね」

「そうですね、教官久しぶりにお話しできて嬉しかったです!」

「よしてちょうだい、もう貴方の教官じゃないのよ〜」

「いいえ、我々はいつでも教官の教え子であり、教官は我々の母親なのですから」

「もう、私も話せてよかったわお互い頑張りましょう」

「はい!」

副司令執務室

「副司令なぜ私を残したのでしょうか?」

「それは月詠中尉に調べてほしいことがあるのよ」

「そこの白銀のことについて何だけど」

「白銀中佐について?」

「そ、なぜか一般人の筈の白銀のデータが城内省にあったのよね〜」

「それは不自然ですね、分かりました、殿下に報告するために一度帝都に戻ります。その時に調べてきます。」

「よろしくお願いします、月詠中尉」

「さぁこの話はここで一旦終わり、月詠中尉も下がっていいわ」

「はっ、失礼します」

月詠の足音がしなくなった後

「どうなりますかね、夕呼先生」

「さぁね、てかあんた私に隠し事あるでしょ?」

「何のことです?」

「とぼけないでちょうだい、あんたのことを改めて調べてみたの、そしたらKIAじゃなくてMIAになっていたのよ」

「やっぱり夕呼先生には隠し事は無理か〜そうですよ俺はこの世界のシロガネタケルですよ。でも記憶はないんですよね〜」 

「そう、でも何でこの世界の白銀は死んでなかったのかしら?」

「それは多分、前の世界の俺は純夏を守ろうとして兵士級に殺されたんですけど、今回の世界ではそこで何か違うことが起こったのかも知れません」

「違うことって?」

「たとえば俺が純夏を助けようとして兵士級にかかって行った時に殴られて気絶したせいで、俺が死んだと思ってBETAが無視していったとか」

「ありえなくないわ、でもよかったじゃないこれで死人扱いされなくて済むわよ」

「はい、でも不審なことに変わりありませんよ、いきなり現れた奴が中佐なんて。」

「まぁそれはこっちで何とかするからあんたは気にしなくていいの」

「お願いします。後それと夕呼先生に相談なんですけど」

 

 

 

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