マブラヴ オルタネイティブー最良の未来を掴み取るためにー 作:桜大尉
「相談って何かしら白銀」
「戦術機のことに関してなんですけど、腕自体は前の世界のままなんですど、何か機体が思い通りに動かない感じがするんですよね」
「私も見ていて思ったわ、確かに少しぎこちない気がしたわ」
「何が問題なんでょう?」
「多分だけどあんたの機動に不知火がついていけてないのよ、やっぱりもっと機動力のある機体が欲しいわね」
「そんな機体あるんですか?」
「今アラスカのユーコン基地で日米で合同開発している不知火の改修型があるのよ、そいつならあんたの機動にもついていけるかも知れないわね」
「聞いたことがあります、確か名前は不知火弍型、機動性と追加兵装の拡張に成功したという不知火の完成形だと」
「今はまだ開発途中だけどね、日本側の開発主任は、斯衛軍篁唯依中尉」
「篁中尉...」
「何?知ってるの?」
「はい、自分が持ってる記憶の中に斯衛軍にいた記憶もあるんですよ。その時、何回か一緒に戦ったことがあるんですよ。」
「改めて思ったけど、あんたいくつ記憶持ってるのよ」
「覚えてる限りでは10以上はありますよ」
「10以上!?」
「その記憶の中には、帝国軍や斯衛軍に所属していた記憶もあります」
「...あんた今まで..いや何でもないわ、てか斯衛軍に居たってことは殿下にも会ったことがあるの?」
「ありますよ、なんなら殿下と恋人になった世界もありましたね〜」
「殿下と恋人!?全く、あんたの恋愛原子核にはつくづく驚かさせれるわ、他に誰と恋人になったのよ〜正直に話しなさい」
「はい、俺が覚えてる限りでは、純夏、霞、冥夜、委員長、彩峰、たま、美琴、まりもちゃん、夕呼先生、伊隅大尉、速瀬中尉、涼宮中尉、柏木、茜、風間少尉、宗像中尉、月詠中尉、篁中尉...「ちょっと待って、あんたどんだけいるのよ、てか今あんた私の名前も言った!?」
「はい、そうですよ、夕呼先生とは夫婦になった世界もあるんですからね」
「夫婦!?全くその世界の私は何考えてるのかしら」
「短い間でしたけど、幸せな日々でした。」
「...そう、ありがとう白銀、別の世界とはいえ私を幸せにしてくれて」
「どうしたんですか、いきなり夕呼先生らしくないですよ」
「そうよね、私らしくなかったわね」
「そうですよ、夕呼先生にはいつも笑顔でいて欲しいんですから」
「っっ///」
「この世界ではみんなを幸せにしてみせる」
「...白銀、そうね、あんたにはハーレム帝国でも作ってもらおうかしら」
「な"ぁ、なんでそうなるんですか!?」
「いいじゃない〜、減るもんじゃないんだし」
「そういう問題じゃないんですよ!倫理観ちゅうもんが無いのかあんたは!?」
「ちっ、何よつまんないわね」
「ところで戦術機の話に戻るんですけど、不知火弍型は入手できるんですか?」
「ちょっと難しいわね、日米共同とはいえその技術の半分以上はアメリカのものだから、アメリカとしては反オルタネイティブ5を掲げている横浜基地に渡したく無いわよね、まぁそれは XM3をちらつかせれば嫌でも食いついてくるでしょうね、そうなった時はあんたと社にはユーコンに行ってもらうわ」
「了解しました、あと11月11日のBETAの新潟上陸についてなんですけど」
「それに関してはまだ時間があるわ。もう少ししてから話しましょ。今日はもう休みなさい、明日からA01で教導なんだから」
「そうでしたね、分かりました。この件はまた今度。あ、そういえば今日の夜、XM3を作ってくれたご褒美に霞に一緒に寝て欲しいって言われてたんでした。霞を俺の部屋に連れてってもいいですか?」
「特にすることもないしいいわよ、間違っても襲わないでね」
「そんなことするわけないじゃないですか!」
「面白くないわね〜、早く行きなさいレディーを待たせるんじゃないわよ」
「わかってますよ、それじゃあ失礼します」
執務室隣の部屋
「霞〜居るか?」
ぴょこぴょこ
「お、いたいた。」
「...どうしたんですか、白銀さん?」
「忘れたのか、霞が言ったんじゃないか〜俺と一緒に寝たいって」
「...そうでした」
「よし、じゃあ俺の部屋に行くか」
こく
武部屋
「よし、じゃあ寝るか」
「...はい」
「おやすみ霞」
「おやすみなさい白銀さん」
ここで終わらないのが恋愛原子核、次の日夕呼が武の部屋に行くと、そこには武のシャツの中に潜り込んでいる霞の姿があった。