マブラヴ オルタネイティブー最良の未来を掴み取るためにー   作:桜大尉

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第8話

10月24日 ブリーフィングルーム

そこには横浜基地が誇る最強部隊A01中隊の面々が揃っていた

「大尉〜いきなり呼び出しなんて副司令何考えてるんですかね〜?」

そう言うのはA01の突撃前衛長、速瀬水月だった。

「さぁ、副司令の思いつきはいつもいきなりだからな」

実はみちるはもう知っているのだが夕呼から他の隊員に言わない様に口止めされていた。何故かと理由を問うと、(だってそっちの方が面白いじゃない)となんとも夕呼らしい理由だった。

そんなこと知らない他の隊員は何が起こるのかととても興味津々だった。

隊員たちがいろいろな意見を出し合っているとそこに夕呼とピアティフが入ってきた。

「敬れ「だから要らないって言ってるじゃない、今日あんた達に集まってもらったのは見てもらいたいものがあるからよ、ピアティフ」

「はい」

そういうとピアティフは、プロジェクターに映像を映し出した。

「これは、ある奴のヴォールクデータの攻略と防衛戦の記録よ」

そう言われて見てみた隊員たちは絶句した。なぜなら単機で自分たちでも行くことの出来ない下層に到達し、反応炉さえも破壊してしまったのだから、それに注目すべきはあの機動だ。どうしたらあんな機動ができるのだ。と皆が思った。

次に防衛戦の映像を見たがハイヴ攻略の映像より驚かされた。

何度もいうがこの世界は光線級の出現によって人類は空の自由を奪われた。だが目の前の光景は違う、戦術機が空を自由に飛び回っているではないか。人類が夢見た光景をあのパイロットはやってのけたのだ。

防衛戦の映像が終わると皆の様子は三者三様だったが、この考えは一致していた、「一体どんな奴がパイロットなのか」と、それを一番最初に口にしたのはやはり速瀬であった

「副司令!一体あれはなんですか!?どうしてあんな機動が戦術機にできるんですか!?」

「落ち着きなさいよ、速瀬、みんなも口に出していないけど速瀬と同じ考えね。いいわ、教えてあげる。あの機動を可能にしているのは新OS XM3よ」

「「「「「「「「「エクセムスリー?」」」」」」」」」

「そう、このOSは3次元機動を実現することができるの」

「このOSは副司令が考案したのですか?」

「残念、宗像、作ったのは私だけど考案したのは私じゃないのよ」

「?じゃあ誰がこのOSを考案したのですか?」

「今日はそいつを紹介するためにも集まってもらったの、入ってらっしゃい」

「はい」

そう夕呼が言うと男の返事が聞こえブリーフィングルームの扉が開いた。

そこには、自分より年下あるいは同い年くらいの少年がいた。

「紹介するわ、彼は白銀武中佐、今日からこのXM3をあんたたちに教える教官よ」

「この度A01中隊の教官を務めることになった白銀武中佐だ。よろしく頼む」

「A01中隊隊長、伊隅みちる大尉です」

「A01中隊B小隊隊長、速瀬水月中尉です」

「A01中隊C小隊隊長、宗像美冴中尉です」

「A01中隊、風間祷子先任少尉です」

「A01中隊、涼宮茜少尉です」

「A01中隊、柏木晴子少尉です」

「A01中隊、築地多恵少尉です」

「A01中隊、高原未来です」

「A01中隊、麻倉三笠です」

「A01中隊CPオフィサー涼宮遙です」

「さっそくみんなにお願いなんだが、任務や正式な場以外では敬語なしで話してくれないか?」

「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」

「はぁ〜」

「あははは、白銀、あんたやっぱり最高だわ!」

「俺まだ19なんでみなさんより年下か同い年なんですから」

「「「「「「「「「19!?」」」」」」」」」

「その年齢で中佐って一体どんな経験を?」

「速瀬中尉、それはneed to knowです」

「失礼しました」

「ですから敬語はいりませんから」

「そう、なら遠慮なく、私も敬語使うのは苦手なのよね〜、白銀とは気が合いそうだわ」

「もう、水月ったら」

「それはよかった、他の皆さんも敬語なしで話してくれていいですから、俺も香月博士と同じで堅苦しいのが嫌いなんですよ。」

「分かりましたわ、そうゆうことなら仕方ないですわ」

「そうだな」

「えぇ〜いいのかな?」

「中佐本人が言ってるんだからいいんじゃない」

「私もどちらかといえば敬語苦手だからありがたいな〜」

「私慣れる気がしないっぺよ」 

「多恵、なまっちゃてるよ」

「自己紹介はそこまでにしておいて、今日はみんなにXM3を体験して欲しいんだ」

「じゃあ、私たちにもあの機動ができる様になるんですか?」

「えぇ、その通りです、風間少尉」

「でも、その前にXM3に慣れてもらわなければなりません、なので今日は複座型のシュミレーターに乗っていただいて、XM3を体験してもらいます。誰から体験しますか?」

「私よ」

「速瀬中尉ですか、分かりましたでは行きましょう」

「望むところよ!」

この時誰が予想できたか、これが地獄の入り口だと

 

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