変な弾丸
O5評議会。
財団の中で最高権力を持つ彼らは、今現在最大の危機に着面していた。
1人が口を開く。
「まさかこのようなことになるとは…」
彼らの前に映し出されているモニターには、収容室の中に設置されたベンチに座っているクリーム色のロングヘアの、身長160cmくらいの少女であった。
時は1日前に遡る。
O5評議会は1人の博士…ジャック・ブライト博士にSCP-914の実験を許可した。
今思えばこれが最大の間違いであったのかもしれないが…
ブライト博士は、弾薬箱を持ってきてその中からリボルバー弾を一掴みし、20発ほどをSCP-914の入力ブースに投げ入れる。
そしてノブをvery fine に設定し、かぎを回す。
そして5分ほどの時間が経ち、弾薬箱を元の場所に戻してきた博士は出力ブースを覗き込む。
そこには金色のリボルバー弾が合計24発あった。
ブライト博士は「すごい!これはどのような効果があるんだ!?」
とどこからか持ってきたリボルバーに1シリンダー分だけ弾を装填した後、いきなり研究室を出ていく。
そしてサイト-19内を移動し、SCP-173の収容ブース前に到着する。
そしてこれまたどこからか持ってきたかわからないC4を投げ、起爆させる。
その中にいたのはEuclidクラス、目を離すと首を折ってくる『彫刻-オリジナル』
ブライト博士は笑顔で弾丸を発射する。
173に当たった弾丸は173を巻き込み爆発を起こす。
煙が立ち込めると同時に、ブライト博士はシリンダーを覗き込む。
それは銃弾の形をした銀の空洞の殻であり、フタが付いていて、中に何かを入れられるようになっている。
煙が晴れる。
そこにいたのは床に座り込んでいる先ほどの少女。
目は緑色で、まだ状況が飲み込めていないようである。
「これは…すごい!」
ブライト博士はサイト内を走り回り、さらにSCP-049に対し発砲したところで機動部隊員に取り押さえられた。
SCP-049はペスト医師の仮面の髪飾りをつけた黒髪ミディアムの少女になっていた。
時は今に戻る。
「残りの弾は22発…これをどうするか。」
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審議の結果、取り敢えず2人にインタビューを取ってみることになった。
インタビューの結果、2人は人間に対し非常に有効的であり、自分の異常性を理解しているようであった。
これを踏まえて、もう一度審議をし、友好的になるのなら、どうにかその力を使えないかと言うことで、巨大すぎて収容が難しいSCP-169、終了宣言が出されているSCP-682,SCP-096に発射されることになった。
まずはSCP-096に撃ってみる。
銃声が響き、煙が晴れると、白髪のロング、非常に人見知りの性格の少女が出てきた。
少女は非常にシャイであるが、元のように顔を見ても殺すことはなく、写真などで顔を見ても気づかない。
少女は非常に高い身体能力を有し、恐怖を感じた場合には泣き叫びながら身体能力が倍増する。
彼女ら3人を一同に介してみる。
全員がとても打ち解けあった様子であり、異常化アノマリー同士での交流は積極的に行うべきと判断された。
日本支部への移動は混乱を避けるため凍結された。
現在、異常性の確認のためSCP-096のSCP-087への第四次調査が開始された。
タイトル: SCP-096 - "シャイガイ"
作者: Dr.dan
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-096
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル:SCP-049-ペスト医師
作者: Gabriel Jade、djkaktus、wired990
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-049
ライセンス:上記
タイトル:SCP-173-彫刻-オリジナル
作者:Moto42
ソース: http://www.scp-wiki.net/scp-173
ライセンス:上記
タイトル:SCP-914-ぜんまい仕掛け
作者: Dr Gears
ソース: http://ja.scp-wiki.net/scp-914
ライセンス:上記