106への射撃の日…
「ねぇ、起きて〜。はやく〜」
イナミが呼びかけるが反応はない。
「んぅぅ…まだねむい…」
レヴィアは寝返りを打ってイナミから離れる。
そう、レヴィアは睡眠時に射撃されたからかたまに睡眠欲が強くなる時がある。
そういえば、レヴィアは元の時、巨大すぎるが故少し動くだけで世界の壊滅の危機があった。
「これ、世界何回滅んでるの?」
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そうしてSCP-106への射撃は完了した。
煙が晴れると、それまで目を擦っていたレヴィアも眠気が弾ける。
「これが106…」
そこにいたのは、身長1.8mほどの茶髪で真っ黒の瞳をしたショートヘアの女性である。
「肌の色だったり性質だったり、だいぶ元とは変わってる気がするけど?」
後に腐食を意味するcorrosionから付けられたロコが口を開く。
「はじめまして。私が何をすればいいか知ってる?」
のちの調査により、ロコには任意で相手をポケットディメンションに引き摺り込め、任意で両腕からなんでも腐食させる液体を分泌することが可能であることがわかった。
今回も敵意はなかったため、本格的にketerクラスオブジェクトへの異常性を残した無力化の最終手段として本部で注目されることになった。
ポケットディメンションは仲間を入れて隠したり逃げたりする時に使いやすいため、現在ヒューマノイド化アノマリーだけの機動部隊結成計画が進められている。
そんな時に、SCP-076-2…通称アベルの収容違反が起きた。
ルミとイナミは海底へ向かう。
2人が収容サイトにつくと、エレベーターが開いた通路の向こう側にアベルがいるのが見えた。
即座にルミが接近し、右ストレートを打ち込む。
アベルはガードするが、少し後ろに下がる。
その一瞬のうちにイナミが背後に周り、首を直角に折り曲げる。
ゴキッ
その間にイナミが発砲し、アベルは消える。その少し後に、SCP-076-1があった方面から灰色の眼をした黒髪の少女がやってきた。
「ほう…いいだろう、力量は把握した。はじめまして、私は…まぁ…ベルとでも呼んでくれ。」
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アノマリーたちの部屋にて
「仲間が増えるのは嬉しいことだけど…次は誰に撃つ?」
「keterか…では、1048はどうだ?私は報告書を読んだ感じあいつの残虐性が好みで…ん?」
その時、突然電話が鳴った。
近くにいたレヴィアが電話に出る。
「もしもし?どうして私たちに…はい、わかりました…」ガチャッ
「レヴィア?誰だ?」
「評議会から。撃って欲しいオブジェクトがいるから、明日イエローストーン国立公園に来てくれだってさ。」
「イエローストーン国立公園か…サイトにいないなんて珍しいな…そう言えばレヴィア、お前とロコだけは財団に関する秘密情報を教えられていたよな?あれに関連することか?」
「…この際だからみんなに教えるね。まず、こんなに異常存在を収容している財団が、万が一世界が滅びてしまったとして…世界を立て直す術を持っていないと思う?」
「その世界を立て直す術こそが、今回撃つアノマリー。」
タイトル:オールドマン
作者:Dr.gears
ソース: http://ja.scp-wiki.net/scp-106
タイトル:アベル
作者: Kain Pathos Crow
ソース: http://ja.scp-wiki.net/scp-076