あれから数週間…
ロコのスマホが鳴る…
ロコ「はい、はい…えっ!?2317が!?」
「「「「!?」」」」
ルミ「おいおい…冗談だろ?」
ベル「そうだぞ、ロコ。冗談はよせ…」アセダラダラ
ロコ「冗談なわけないじゃん!ちょっと待ってよ…?ここがテネシー州で…あっちがマサチューセッツだから…大体1300キロっ!?」
シャロ「まっ、まさかっそれを…!」
ロコ「うん、私たちでどうにかしろって」
イナミ「まぁ、やるしかないってことなら、済ませてしまおう。ちなみにオブジェクトクラスは?どうせkete「無意味」
イナミ「…えっ?無意味?」
ロコ「今O5から教えてもらった」
イナミ「…どうするの?」
ルミ「1300キロっつったら…わたしが本気で走っても1時間くらいか…イナミの瞬間移動でどうにかならないのか?」
イナミ「だめ、わたしの瞬間移動は見えるところにしか移動できない」
ブォン
「「「「「!?」」」」」
スイ「あぁ、よかった」
突如部屋の中央に裂け目が生まれ、そこから見守るものが出てくる。
見守るもの「なんだ?スイ」
スイ「私たちをマサチューセッツ州まで送って」
見守るもの「わかった。それだけでいいのか?」
スイ「うん」
見守るもの「そんじゃ、みんなこんなかに入ってくれ。」ブォン
みんなが中に入ると、裂け目は閉じられ、次に裂け目が開けた時には、マサチューセッツ州のどこか、崖の上に立っていた。
見守るもの「あと、ほいっ、なんか要りそうだったから持ってきたぜ。たく、くれぐれも、世界滅ぼされるなよ?」
スイ「わかってる」
ブォン
ルミ「よし、銃弾準備しろぉ!」
スイ「持ってない」
イナミ「持ってない」
ベル「持ってねぇ」
ロコ「あっ、忘れてきちゃった!」
ルミ「持ってない…はぁ」
シャロ「あの…1発だけなら…」
ベル「でかしたぁっ!」
ロコ「で、見守るものさんが持ってきてくれた銃があるんだけど…」
イナミ「…なんでよりによってスナイパー?」
ロコ「えーっと…スナイパー使える人ぉ…」
イナミ「使えない」
ロコ「使えない」
スイ「使えない」
ベル「無理」
ルミ「無理だな」
シャロ「ちょっとだけなら…」
スイ「じゃあシャロちゃん頼むっ!」
ロコ「ごめぇんシャロちゃん!何から何まで任せっきりで…」
シャロ「あはは…」カチャッ
スイ「あれ?というかなんでリボルバーでも拳銃でもスナイパーでも弾合うの?」←ご都合主義じゃ殺すぞ
ベル「一撃かぁ…行けるか?」
シャロ「まぁ…頑張ってみる…」
ロコ「さて、じゃあ行こっ…ドゴオオオオオン
ロコ「…ふぇっ!?に、2317が…」
ルミ「シャロォッ!撃てぇ!こんなもんは勢いだぁぁ!」
シャロ「は…はいっ!」カチッ バァァァン
全長200kmを超す異形の巨人に、直径数cmの銃弾が吸い込まれる。
その銃弾は、巨人を巻き込み、突風を起こし、やがて収束する。
イナミ「おわっ…た?」
ルミ「すまん、多分あっちにいるはずだから連れて来るわ」シュンッ
数分すると、深緑の角を持った、緑髪の青い目をした小柄な少女を連れてルミは帰ってきた。
ベル「ほう…名前、どうする?」
ロコ「決めたっ!世界を貪「る」も「の」だから、ルーノちゃんね!」
ルーノ「うっ、うん!いい名前!」
ルミ「なぁ、一回本気で私を殴ってみてくれないか?」
ルーノ「えっ、えぇっ!?」
ルミ「いいからいいから!」
ベル「品定めのつもりか」
ルーノ「わっ、わかったよ…えいっ!」シュッ
その瞬間、空気が爆ぜた。そして、ルミは確かに感じ取った。数多のダメージを耐えきり、適応してきたルミですら、そこに明確な『死』の危険を感じ取った。
グシャッ パァン!
派手な音が響き渡り、周りに鮮血が…舞わない。だが、それはルミが耐え切ったからではなかった。
ただの打撃ではない。この状況は殴るというより、抉るという表現の方が適切なようにさえ思えた。
それなのに血液が落ちていないのは、おそらく抉られた部分が猛スピードで奥へ飛んでいったからだろう。
ルミ「…」
ロコ「る…ルミちゃ「最高だよ」
ルミは右半身が抉られ、右側に直径30cmほどの半円形に抉られた穴が空いていた。
シャロ「なっ…内臓が…おえっ…」
ルーノ「あっ…あぅ…ごめ…なさ…ひっぐ…」
ルミ「なんだよ、みんなして。ちょっと内臓が出たくらいじゃ「せぇいっ!」ドゴォォン
いきなりルミの横顔にドロップキックが刺さる。
ロコ「可愛い子を泣かせる輩、滅ぶべしっ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そんなこんなで、それからさらに数ヶ月が経ち…
ロコ「ふーん…」
イナミ「ここか…」
ルミ「なんだよ、点検のためって。」
ロコ「さっ、じゃあ行こうか!」
別の場所のように偽装されたサイトに、アノマリーたちは入っていく。
そこにはこう書かれていた。
『除外サイトー06』
season2へ続く
次回予告
なっ、なにっ!?
なんだよ…なんだよこれっ!?
人類への…宣戦布告…!?
行こう、私たちの家へ、そしてミカちゃんのところへ。
次回、season2