瞬撃のクールストライカー(表向き)   作:K19

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初バトル回


やってしまった

 さてさてさて。思いもよらない展開に有頂天になりそうだが、事が事だけに反射的に返事はせずに慎重に考えなければならない。

 ガジェット・バトルを教えてほしい。これは僕にとっては喜ばしい内容である。色々あってガジェット・バトルから距離を置いてしまったが、今もガジェット・バトルの普及と発展を心の底から願っている。だからこそ、この子のように経験が浅い内からどっぷりとガジェット・バトルの魅力に入り込んで、二度と脱け出せなくなるぐらいにハマって欲しい。その為ならガジェット・バトル第一主義の僕はこの子を堕とす悪魔にもなろう。

 ふふふふ。君もガジェット・バトルに夢中になり、四六時中カスタムのことで頭がいっぱいになり、バトルで脳を焼き、それを通じて沢山の友達を作るんだ! 

 引き受けた、と快諾しようとした瞬間に僕は重大なことを思い出した。僕、今はガジェット持ってないじゃん。

 しまった……教えるどうこう以前の問題だ。まあ、家が焼けたり、引っ越ししたり、ガジェット・バトル断ちをしていたことが原因なんだろうが。

 どうする? この子のガジェットを借りて教えるか? いや、でもなぁ……あんまり自分のガジェットって他人にベタベタと触られたくないよなぁ? さっきまでメンテナンスで触りまくっていた僕が言うのはどうかとは思うが。触るにしてもよっぽど信頼している人にしか触らせたくない。僕も相棒のガジェットに触れることを許可した人は数人しかいなかった。

 

「教えても問題無いが……今手元にガジェットが無いんだ」

「え? あんなに詳しいのに?」

 

 当然の疑問だ。久しぶりにガジェットに触れてテンション上がって意気揚々とメンテナンスをしておいて自分は持っていない。とても格好がつかないね。

 

「事情があってね……」

 

 放火で焼失しましたー、何て会って間もない子供に聞かせるような話じゃないね。そんな人間のいやーな部分を知るのはもう少し大人になってからでいいでしょ? 一ノ瀬翠君には申し訳ないけどあんまり触れて欲しくない雰囲気を出す。

 

「ご、ごめんなさい……!」

 

 どうやら怒っていると勘違いをさせてしまった。怒ってないよー、僕の方がちょっと以心伝心に難があるだけだよー。

 

「じゃあ、代わりを用意するから! それなら教えてくれるよね!?」

 

 代わりって、君もう一体ガジェットを持っているの? それは都合が良い。

 まあ、ガジェット・バトラーたるもの予備を一体、二体所持しているのは基本──らしい。僕は一体しか持っていなかったけど。でも、決して家が貧乏だからという訳ではなく、もう一体持っていたら注ぐ愛情が分散するのが嫌で……これなら家が貧乏だからという理由の方がマシだったかもしれない。

 玩具とはいえ自分でも思い入れが強過ぎる。でもね、仕方ないよね。二十四時間一緒にいる生活を毎日繰り返して、その内の何時間を注ぎ込んだ存在だからね。自分の時間を相手に与えるのって魂とか命を吹き込むようなものじゃない? そしたらもう玩具じゃなくて半身だよ、半身。

 と心の中で思っていても口に出すことはしません。僕の中の理性がそれを口に出した瞬間、本当にガジェットだけが友達になるというのが分かっているからです。

 

「どう、かな?」

 

 別のことを考えていると一ノ瀬翠君が不安そうな眼差しで下から見てくる。じっと見つめてくる大きな瞳に映るのは僕の顔と恐れの色。断られることに強い恐怖を感じている。

 僕が目を合わせながら思ったことは「君、顔が良いね」というしょうもないもの。相手は真剣なのにこう考えるのは本当に失礼なんだが、思ってしまったのでどうしようもない。

 子供の少ない過疎地だから良かったかもしれないが、もっと同年代が多い場所だったら男女問わず周りの初恋を奪い取っていただろうね、本当。

 僕は流石にときめかないよ、年齢差もあるし。良いものを見たという気持ちにはなるけど。

 さて、どうでもいいこと考えていないでちゃんと返事をしよう。いつまでも黙っていると余計に不安にさせるだけだ。

 

「──分かった。君がそれでいいなら」

 

 ここは好意に甘えさせて貰います。

 久しぶりにガジェットに触ったせいで欲が出てしまった。触るだけでは満足出来ず、動かし、戦わせたいというガジェット・バトラーとしての欲が。

 すまない、今は亡き相棒。これから他所のガジェットを使います。浮気じゃないからね、本命はお前だけだからね。

 僕の答えに一ノ瀬翠君の表情がパアッと明るくなる。

 

「じゃあ今から取って来る!」

 

 そう言うと一ノ瀬翠君は凄いスピードで家から出ていった。てっきり明日以降だと思っていたけど今日からとは……夏休みだから幾らでも時間はあるというのに行動が早い。

 まあ、折角出来たガジェット・バトルの相手だから居ても立っても居られないんだろうね。僕も四六時中ガジェット・バトルとライバルのことしか考えていなかった時もあるし。

 戻って来るまでの間に冷たい飲み物でも用意しておこう。ジュースがあれば良かったが、生憎僕も父もジュースは飲まない。代わりにアイスコーヒーはあるが無糖と微糖の二種類。あの年頃の子は微糖のアイスコーヒーは好きなのだろうか? 

 数十分後、一ノ瀬翠君が戻って来た。急いでいたらしく息を切らし、全身が汗だくになっている。

 喉が渇いていると思い、冷えた微糖のアイスコーヒーを差し出す。一ノ瀬翠君は飛びつくようにアイスコーヒーを手に取り、一気飲みし、次の瞬間口から噴き出した。

 

「に、苦い……」

 

 どうやらアイスコーヒーをコーラだと勘違いをして飲んでしまったらしい。そうだね、炭酸の刺激と甘い味が口に広がる筈が、感じたのが甘苦いコーヒーの味だったから脳が混乱して噴き出してもおかしくはない。

 これは僕の判断ミス。ごめんねー。だから謝らなくてもいいから。

 教えて貰う相手の家で派手にコーヒーをぶちまければ──しかも口から──申し訳なくなっても仕方がない。でも、もう一度言うけどこれはこっちの判断ミスだから怒っていないよー。

 一ノ瀬翠君を宥め、本題に入る。家から持って来てくれたもう一体のガジェットを見せてもらう。

 気まずそうに出してきたそのガジェットは、パーツを一切付けていない素体状態のガジェットであった。

 あー、成程。使い分け用じゃなくて片方が壊れた時用の予備って感じのやつか。予備にパーツを付けておくのは勿体無いからね。

 素っ裸状態のガジェットを眺めている僕を一ノ瀬翠君はチラチラを見てくる。顔色を伺っているようだ。ガジェットを用意すると言ったのに何のパーツも付けていないガジェットを渡して失礼だったかもしれないと思っているのかもしれない。

 いやいや、そんなことないよ。ガジェット・バトラーの中には敢えてパーツを付けずにフレーム剝き出しで戦うのが好きな人たちもいるから。

 そんなポリシーを持つ人たちはスケルトンと呼ばれているんだけど、ガジェットを飾らずに素の力で戦うのが美しいと思っているんだとか。まあ、パーツを付けずに戦うとかなり身軽に動けるよね。防御力はゼロに等しくなるけど。

 因みにスケルトンの方々を揶揄する呼び方として裸族というのもあるらしい。言ったらリアルファイトに発展するかもしれない危険なワードとのこと。

 パーツ無し状態のガジェットを持ちながら関係無いことを考えつつ、同時にガジェットの感触を確かめる。

 フレームも最新型かー。旧式を使っていた身からするとかなり軽くなったなー。それでいで強度は変わらないなんて技術の発展は本当に驚かされるなー。

 うん、いいガジェットだ──くっ! 新しいガジェットに触れて僕の中の購買欲が湧き上がって来る! 鎮まれ、鎮まってくれ! 一年が過ぎるまで新しいガジェットは買わないと亡き相棒に誓ったんだ! 

 心の中で葛藤しながら一ノ瀬翠君から渡されたバイザーを装着する。サングラスに似た形状をしたバイザーを両耳に掛けると手に持っているガジェットを見つめる。

 ガジェットとバイザーの同調が開始され、レンズ部分にロード中のマークが表示される。時間にすれば十秒にも満たない時間でガジェットとバイザーの同調が完了した。

 バイザーにはガジェットの状態が表示されている。数値化された攻撃力や防御力、重量、ジャンプ力、特殊能力の有無などが細かに映し出されている。

 視線を動かすと同調しているガジェットが映され、頭部、胴体、四肢にメーターが当てられており、それらは各部のHPを示している。このメーターがゼロになると機能停止になる。ガジェット・バトルのルールでは頭部のメーターがゼロになったら負けだ。

 バイザーの読み込みが早い。つくづく自分の扱っていたガジェットが古いのを思い知らされる。

 バイザーに映し出されているコマンドの中から操縦に関するコマンドを選ぶ。目線に反応してボタン入力なども出来るからとても便利。作った人は本当に頭が良いんだろうなー。

 操縦を選ぶとバイザー越しに新たな映像が映される。左右に半円形のプレートにいくつものボタン配置がされた映像。これがガジェットのコントローラーだ。映像の中のボタンに触れるとそれに反応してガジェットも動く。実際には無いものに触れても物が動く。本当にどういう仕組みなんだろ? 一度設計図を見せてもらったことがあるが、全く理解出来なかった。まあ、気にはしていないけど。僕はあくまで遊ぶ側ですから。

 コントローラーを前に僕は左右の手の指を一本ずつ折り曲げていく。小指から曲げていき最後は親指を曲げた後、今度は逆に親指から立てていく。操作前の指の軽い運動だ。僕的には長期間コントローラーに触れていないのでちゃんと動かせるようにしておく。

 波打つように指を曲げた後、左右の指を別々に立てていく。左の薬指を立てたら右の中指、右の小指を立てたら左の人差し指。これを被らせず曲げたり立てたりする。

 久しぶりだけど順調順調、問題無し。相手の方も既に用意は終わっている。

 

「待たせたね──やろうか」

 

 久しぶりのガジェット・バトルに僕の心は高揚していた。

 

 

 ◇

 

 

 一ノ瀬翠君は初めてのガジェット・バトルに緊張していた。ただ、この緊張感は初バトルだからという理由だけではない。氷真がガジェットの準備を完了した瞬間。まるで何倍にも膨れ上がったような存在感に圧倒されての緊張であった。

 何のパーツも付けていない裸状態のガジェットだというのに異様に恐ろしく感じる。

 

「場所は何処にしようか……畳でも机の上でもいいよ」

 

 喋りかけられてハッとする。意識が完全にガジェットの方へ持っていかれていた。

 普通のガジェットが帝氷真という人間と繋がることで全く別物に感じてしまう。そんなオカルトなどある筈がないのに。

 

「このままでいいよ……」

 

 翠は短く答える。畳の方が有利不利、机の上でのメリットデメリットなど考える余裕が無くほぼ反射の回答。戦う前から氷真に呑まれてしまっている。

 

(一体何なんだこの人は……!?)

 

 最初の印象は怖そうな人だった。上から見下ろされる迫力でそう思った。次の印象は優しい人であった。壊れたと思ったガジェットを丁寧に掃除してまた動かせるようにしてくれた。三度目の印象は得体の知れない人であった。ガジェット・バトルの準備が終わっただけで異様な緊張感を与えてくる。

 

(思っていたのと違う……)

 

 翠の頭の中ではじゃれ合うようにガジェットを戦わせるようなイメージであった。しかし、そんなイメージなど完全に吹き飛んでしまっていた。

 まるで大きな大会に出場したかのような息苦しさ。心臓の鼓動が段々速まっていき、呼吸も苦しくなっていき、体が熱いのか冷たいのか分からなくなる。

 

「先ずは簡単に手合わせをしよう。好きに動かしてくれ」

 

 簡単に言わないでくれ、と心の中で嘆く。バトルは初めてでどう攻めていいのか全く分からない上に強烈なプレッシャーをかけてくるので頭が混乱してくる。

 

(何でもいいから動かさないと……!)

 

 改めて自分のガジェットの特徴を思い出す。

 ストリームシリーズの最新型であるフォーミュラー・エアロ。F1マシンをモチーフとしたデザインで見た目通りスピードを重視したガジェット。ストリームシリーズはバトルフィールドを走るのではなく『切り裂く』。そう称される程の鋭い動きが売りである。

 それに対して相手は何のカスタマイズもしていないガジェットの素体。普通に戦えば負ける道理はない──ない筈なのだが。

 

(と、取り敢えず攻撃!)

 

 指で投影されたコントローラーを叩く。フォーミュラー・エアロは踏み出すと共に急加速。瞬間加速により一気に相手との距離を詰めた。

 

「し、しまっ──」

 

 これに慌てたのは翠本人。実戦でダッシュさせるのは初めてだった為、自機のスピードと相手との距離間を完全に見誤っていた。

 このままぶつかる、と思われたが予想していた衝突音は無くフォーミュラー・エアロはあっさりと通過していく。

 

「──え?」

 

 目の前立っていた筈のガジェットをすり抜けたように感じた。そんなこと起こる筈がないのに翠の目にはそう見えた。

 フォーミュラー・エアロを急停止させて振り返る。氷真のガジェットは先程とやや横にずれた位置に立っている。

 

(避けた……?)

 

 ガジェットの視線と同調させた主観視点だったので何が起こったのか翠は把握し切れていないが、状況から見て紙一重で躱されたということだけは分かった。

 

「初めてのうちはダッシュする時コントローラーを叩くよりも沈める感じで押した方が良い。その方がスピードの調整が出来る」

 

 フォーミュラー・エアロのスピードに慣れていないことを見抜いてアドバイスをする余裕を見せる。経験者なのは分かっていたが、翠の予想を遙かに上回る熟練者であることを直感した。

 このまま一挙手一投足に逐一アドバイスを貰うのもいいかもしれない。ただ、翠は氷真の実力がどれほどのものなのか実際に体験したくなった。

 

「──これ、バトルだよね?」

 

 だからこそ敢えて生意気な態度で今はチュートリアルではなくバトルだと告げた。

 

「うん? ああ、ごめん」

 

 氷真はあっさりと謝罪する。バトル中にアドバイスなど相手を下に見た行為だと受け取られ、不快にさせてしまったと思ったのだ。

 翠は格上であることを一発で理解させられたが、それに不快感は覚えない。あるのは純粋な好奇心のみ。

 

(次はもっと慎重に……)

 

 アドバイスに従い、ダッシュのボタンを沈めるように押す。ある程度の力が加わるとフォーミュラー・エアロは急発進するが、翠の力加減により七割程の速度に抑えられている。この速度なら翠も反応出来る。また、ダッシュの距離も短くなっており、丁度良く氷真のガジェットの目の前でダッシュが切れた。

 

(ここっ!)

 

 ダッシュ解除と同時にフォーミュラー・エアロはパンチを放つ。

 

(──え?)

 

 パンチが空を切る。目の前に立っていた筈の氷真のガジェットがいない。

 次の瞬間、バイザーが天井を映した。

 

(え? え?)

 

 いきなり変わる視界。バイザーに映し出される頭部のダメージの警告。気付かない内に頭部を攻撃されていた。

 

(う、動かないと!)

 

 動かそうとする前に次なる衝撃がフォーミュラー・エアロを襲う。

 

(足!?)

 

 バイザーに表示される両脚へのダメージ。見上げていた天井が遠のく。今の攻撃により膝が折れ、移動がキャンセルされてしまった。

 

(何が起こって──ッ!?)

 

 顔を覗き込むように見下ろして来る氷真のガジェット。何かしなければと思いながらもその無機質な視線に射抜かれ、何も出来なくなる。

 肘が振り上げられ、フォーミュラー・エアロの額へ振り下ろされた。

 ハンマーのような肘打ちが額に命中し、頭部へのダメージが表示。続けてもう一度頭部へのダメージが表示されるとダメージ限界量に達し、フォーミュラー・エアロは機能停止した。

 

「……」

 

 自分が何をされたのか分からず翠は呆然とする。バイザーに表示される『LOSE』という文字が敗北を教えてくれるが、何で負けたのかも理解出来ないので目に入らない。

 

「──さて、もう一度」

 

 氷真は何事もなかったかのように次戦に誘ってくるが──

 

「ちょ、ちょっと待って!」

 

 翠は声を荒げてそれを待ってもらい、急いでバイザーを操作する。

 何が起こったのか把握しなければまた同じ事を繰り返すだけ。翠は慌ててバイザーを一人称視点から三人称視点へと切り替える。バイザーには録画用のカメラも備わっており、これによりバトルを記録することが出来た。

 先程録画したばかりのバトルをすぐに再生する。

 見下ろす角度から映される氷真と翠のガジェット。倒される場面まで倍速で進める。

 フォーミュラー・エアロがダッシュする直前で倍速を解除。ここからが問題のシーンである。

 フォーミュラー・エアロがダッシュして距離を縮め、パンチを繰り出す。氷真のガジェットはその動きを予測していたのかパンチが放たれる前にフォーミュラー・エアロの側面に移動していた。

 目標がいないのに空しく拳を突き出すフォーミュラー・エアロ。死角に立っている氷真のガジェットは側面からショートアッパーでフォーミュラー・エアロの顎を突き上げた。急に視界が変わったのはこれが原因である。

 フォーミュラー・エアロが仰け反っている間に背面へ移動。フォーミュラー・エアロの両膝裏に回し蹴りを打ち込み、足にダメージを与えることでダッシュを封じつつバランスを崩させる。

 後ろへ倒れ込んで来るフォーミュラー・エアロの額に肘を下ろしながら後頭部を膝で突き上げる。これが頭部への二度のダメージの理由。しかも、頭部を挟み込んで攻撃なので通常時よりも威力が増していた。

 流れるような連続攻撃に翠は啞然とする。攻撃すれば相手がどう動くのか全て理解している上での無駄の無い攻撃に背筋が寒くなった。

 帝氷真の数ある異名の中で有名なものに『クールストライカー』という名がある。これはある大会で実況が氷真の戦い方を讃えた際に出したもので、それを切っ掛けにして広まった。

 対戦相手は無駄の無い冷静な戦い方に、冷徹で隙の無い戦い方に、冷酷で容赦無い戦い方に寒気を覚える。

 しかし、同時に相手に相反するものも与えた。

 言葉を失っていた翠は、やがてポツリと零す。

 

「カッコいい……」

 

 こんな風に動かしてみたい。こんな風に戦ってみたい。こんな風に強くなってみたい。

『クールストライカー』の戦いは憧れという熱を生み出す。

 

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