シャインポスト Be your family 作:陽HARU
**デキ婚後、約8ヶ月目。**
小夢さんのお腹はもうかなり目立つようになってて、
事務所のレッスン室では「マタニティダンス講師」みたいなポジションに自然となってる。
朝イチの事務所。
俺(マネージャーくん→今はもう「パパ」呼びが増えた)は書類仕事しながら、
隣のソファで小夢さんがストレッチしてるのをチラチラ見てる。
小夢さん「にゅふふ…見て見て、マネージャーくん。
今日のお腹、昨日よりちょっと大きくなった気がするよ?」
俺「…昨日よりじゃなくて、毎日ちょっとずつ大きくなってるだろ。
ちゃんと座って休めって、何回言ったらわかるんだよ」
小夢さん「えー、動いてた方が楽なんだもん。
昔、アイドルやってたときも臨月近くまで踊ってたし〜」
俺「それは昔の話だろ。今は俺の大事な…家族なんだから、無理すんな」
小夢さん、ぷくっと頰膨らませて、でもすぐに猫みたいに目を細めて笑う。
「…ふふ。『家族』って言われると、まだ慣れないね。
嬉しいけど、照れる」
そしたらタイミング悪く(良く?)、
レッスンに来たアイドルたちがドヤドヤ入ってきて、
一斉に小夢さんのお腹に視線集中。
「小夢ママ〜! 今日も赤ちゃん元気ですかー?」「触っていい?」「名前もう決まったの!?」
小夢さん「にゅふふ、みんな優しいねぇ。
まだ性別は秘密だけど…名前はね、マネージャーくんと毎日相談中なの♪」
俺「…お前ら、レッスン前にそんなベタベタ触るなよ。
小夢さん疲れるだろ」
アイドルA「えー! パパ、ケチー!」
アイドルB「でも小夢ママが『触って〜』って言うから〜!」
小夢さん「だって気持ちいいんだもん。
みんなの手、あったかくて…赤ちゃんも喜んでるみたい」
(…この光景、いつまで経っても慣れないな)
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**夜。帰宅後、自宅リビング。**
小夢さんがソファに座って足を俺の膝に乗せてくる。
「ねえ、マネージャーくん。マッサージして?
ふくらはぎがむくんじゃって…」
俺「…はいはい。言われなくてもするって」
足を揉みながら、ふと小夢さんが真面目な顔になる。
「…私ね、昔は『アイドルを辞めたら、もう二度とステージには立てない』って
本気で思ってたの。
武道館立ったことあるのに、結局グループ解散して…
それからは裏方しかできないって、どこかで諦めてた」
俺「…」
「でも今は違うよ。
君と一緒に事務所作って、みんなの夢を支えて、
そして…自分たちの新しい家族の夢も作ってる」
小夢さん、俺の手を自分の膨らんだお腹に導いて。
「この子が生まれたら、きっと
『ママは昔、キラキラしてたんだよ』って自慢できるよね?
パパは…『昔からママのマネージャーやってた超有能な人』って(笑)」
俺「…超有能かどうかは置いといて。
少なくとも、お前のマネージャーは一生辞めないって決めたよ」
小夢さん「にゅふふ…約束だよ?」
そっとキスしてくる小夢さん。
お腹の赤ちゃんが、まるで反応するみたいに軽く動く。
「…あ、動いた。
『パパとママ、ずっと一緒にいてね』って言ってるみたい」
俺「…ああ。
ずっと、だ」