三輪の兄貴   作:器用貧乏ならっこ

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アニメで投射呪法って絶対扱い難しいのに直毘人も直哉もサラッと使いこなしててすげえって思いました。(小並感)
あ、オリ主の術式は投射じゃないです。禪院じゃないのでね…


天与呪縛
プロローグ 三輪の兄貴


呪術高専。日本にある4年制の呪術教育機関のことで東京校・京都校の2つが存在している。多くの呪術師がこの学校を拠点にして活動しており、教育だけでなく任務の斡旋・サポートも行っている呪術界の要。

 

そしてここはその2つの片割れ。呪術高専東京校の一角。

そこには2年生の3人。秤金次、星綺羅羅、三輪霧矢の3人が屯していた。

 

「そういやお前ら聞いたか?」

 

「何が……ってああ、もしかして転校生のことか?」

 

「ワタシも聞いたよ! 特級過呪怨霊っていうのに取り憑かれてるらしいじゃん。アッちゃんがあんまり刺激すんなって言ってた」

 

「特級過呪怨霊!? マジかよ初耳だわ……」

 

「そりゃさっきの授業爆睡してたからな。お前そのままじゃ留年の危機だぞって日下部先生が言ってたぞ」

 

「そうだよ金ちゃん! 留年したらワタシ達寂しいよ!」

 

「綺羅羅も金次ほどじゃないけど危ないらしいぞ。来年は下手したら俺1人かもな」

 

「だって授業つまんねえじゃん……まあお前がいたらまたなんとかなるって! それよか今日新台出るらしいぞ。行こうぜ綺羅羅」

 

「うん! ってことでじゃあね霧ちゃん! また明日!」

 

「パチンコはほどほどにしろよ。また明日な2人とも」

 

「今日は熱い日なんだよ! ほどほどじゃ止められねえぜ! また明日な!」

 

(熱い日か……そういや金次の口癖は『熱は熱いうちに叩け』だったっけ)

 

新台入荷したというパチンコ店に行く2人と別れて俺は男子寮に足を進める。

 

「お、霧矢じゃねーか。今日は任務ないのか?」

 

「おかか」

 

と、そこには2人……いや3人の後輩が。

 

「は、はじめまして。乙骨憂太です……よろしくお願します……」

 

「お疲れ棘、パンダ。それと、はじめまして乙骨憂太くん。俺の名前は三輪霧矢、よろしくね。3人とも任務帰りだろ? 夜ご飯まだなら一緒に行かないか?」

 

「憂太だけずりーぞ! 俺たちも行かせろ!」

 

「しゃけ!」

 

「分かってるよ。真希も誘って行こうぜ、もちろん俺の奢りだ」

 

「よっしゃー! 寿司! 寿司!」

 

「回転寿司なら奢ってやってもいいぞ。回らないのはナシだ。乙骨もそれでいいか?」

 

「あ、いや……奢ってもらわなくても……」

 

「何言ってんだ憂太。霧矢は滅多に奢ってくれねーんだからチャンス逃したらダメだ!」

 

「こんぶ」

 

「そんなに言うなら乙骨と真希だけでもいいんだぞお前ら」

 

調子のいいことを言うパンダにそう言い返しながら真希に連絡をする……って返信はや、もう返ってきた。どうやら真希も行くらしい。

 

「ごめんなさいなんでもないです霧矢様。奢ってくれてありがとうございます霧矢様」

 

「分かればよろしい。真希に連絡したら来るってよ。乙骨はどうする?」

 

「それじゃ……ご一緒させていただきます……」

 

「そんなに堅くならなくていいよ。別に取って食ったりしないし。今まで君が居た学校とは違うんだから。そんじゃ行こうぜ」

 

「おー! そういや金次達は?」

 

「明太子!」

 

「あいつらはパチンコ行ってる。新台入荷したらしくてな、多分そのまま食べてくるんじゃねえか」

 

「パチンコ……? あの、その先輩達って未成年ですよね……?」

 

「おう、まあ五条先生も日下部先生……俺達の担任な。その人も別に何も言ってこないからいいんじゃないか。まあ多分注意するのめんどくせえからだろうけど」

 

「ええ……それでいいんですか呪術界って……」

 

「しゃけ」

 

(うん、俺もそう思うよ乙骨……)

 

入学してきた当初は夜蛾先生が結構注意してたけど最近は言ってこなくなったから多分諦めてるんだと思う。日下部先生はそもそも面倒くさがりだから注意しないし。

 

それにしても乙骨の呪力量半端ないな……五条先生より多いんじゃねえか。

特級過呪怨霊がどうたらって話だけど……ま、今は気にしなくていいか。

 

「霧矢。飯どこ行くんだ」

 

「お、真希か。パンダと棘が寿司行きたいって言うからりっぱ寿司行こうかと。それでいいか?」

 

「おう」

 

「霧矢! 悟が送ってくれるって。早く行こうぜ〜」

 

「しゃけ」

 

「おう。行くぞ乙骨」

 

「は、はい……」

 

この後結局五条先生も入れて6人でお寿司を堪能した。代わりに俺の財布はすっからかんになった。

ちなみに金次の財布は潤ったらしい、何この格差。悲しいね。

 

 

 

 




【三輪霧矢】
・オリ主。三輪霞の一個上の兄貴。
8歳くらいからちょくちょく呪霊退治してた。霞がそれ見て怯えてたのが理由だったりする。お兄ちゃんだからね。

高専に来た経緯は五条先生が担当した一級相当の呪霊を霧矢が危なげなく倒したから。
呪力操作が綺麗なのと、めちゃくちゃスピードが速かったらしい。そういう術式。

家が貧乏だから高校の特待生取るために一生懸命勉強してたけど、高専に来たら呪霊退治でお金貰えるの聞いて迷う。

痛いの嫌だし死にたくないけど、同じ時期に霞がシン・陰にスカウトされたのを聞いて呪術師になることを決意した。まあまあシスコン。

結構頻繁に家族と連絡取ってる。霞からは任務頑張ったみたいな報告が来てほっこりしてる。

三輪ちゃんは、お友達のメカ丸くんが天与呪縛で動けないことを知って兄貴に相談してるらしい。兄貴は解決策を考え中で文献漁ってるとか何とか。

続くといいなあ(白目)
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