トクトクトク…
輝夜
「はい妹紅、あんたのお茶」
コトッ…
妹紅
「ん、あんがと(ズズ…)アッチ!」
輝夜
「冷ましながら飲めばいいのに(ズズ…)ふう…ねえ妹紅」
妹紅
「ん?」
輝夜
「麟と小鈴ちゃん、調べ物があるからって
妹紅
「いや、相手のプライバシーに関わるからって詳しい事は聞いてないな。ほんと端的に教えてもらったくらいだ」
輝夜
「ふ~ん、あんたもそんな感じなのね?一体どうしたのかしら…あの2人?」
妹紅
「さあ?とにかく私達が詮索するような話でもなさそうだから、詳しく知ろうとするのはご法度だな」
輝夜
「そうね。あ、おせんべい食べる?」
妹紅
「おっ!いいね♪お茶
~永遠亭書物庫~
バサッ…バサッ…バサッ…
麟「これも違う…こいつも違う…」
小鈴
「これはただの解体新書…こっちは薬剤の配合を記した本…」
てゐ
「…(汗)」
(あーあー…これは後片付けがめちゃくちゃ大変な事になるぞぉ…?)
てゐに書物庫まで案内をしてもらった2人は、書物庫に入るやいなや書物庫にある書記全てを読み漁り始め、阿求の容態を快方に進める事の出来る手がかりを探し始めた。
麟「どれもこれも薬学系ばかり…。あいつは薬に頼らないから、もっと他の方法が必要だってのに…」
小鈴
「ここは人里の病院ですから、薬学系の書物ばかりなのは仕方のない事だと思いますよ?」
麟「それはそうだろうけどよ…病院ってのは病人の私生活へ対する指導とかもするだろ?だからそういった類の本もあるだろうよ」
小鈴
「例えば…治療後のリハビリの仕方とかですか?」
麟「あとは食事系とかだな」
ガサゴソ…
てゐ
「…2人共さ、調べ物の為にうちの書物庫を漁りまくるのは良いけど…ちゃんと後片付けは手伝ってくれるんだよね?」
麟「何言ってんだ当たり前だろ」
小鈴
「こ、ここまで散らかしておきながら放置なんて事はしないですよ!?」
てゐ
「なら良いけど…で?そもそも2人は何を探し求めてるんだい?」
麟「身体を動かす、薬で治療する以外の方法で…つまり食事系で衰弱した身体を治す方法を探してる…って言えば良いのか?」
小鈴
「まあ…それが一番分かりやすい伝え方なんじゃいですかね?」
てゐ
「ふ~ん…てことは薬膳料理系の書物を探してるのかい」
麟「薬膳料理…!そうそう!そんな感じのを探してんだ!」
てゐ
「つ・ま・り(ゴソゴソ… スッ…)2人が探してい書物はこれって事かい?」 バサッ
麟・小鈴
「「…それだ!」」
てゐは麟と小鈴が血眼になってまで探している種類の本を一瞬で探し出し、2人の前に持って来てみせた。
小鈴
「薬膳料理の書物…!(ペラッ…ペラッ…)これですこれ!これを求めていたんです!」
麟「流石だぜてゐ!」 ワシャワシャ~!
てゐ
「[ワシャワシャ~!]もっと褒めてくれて構わないんだよ♪」
麟「最高だ!」 ワシャワシャ!
てゐ
「~♪」
小鈴
「(ペラッ…ペラッ…)これって、どういう料理が一番効きやすいとかあったりするんですか?」
てゐ
「薬膳料理ってのはその人その人の体質や体調に合った食事を提供する物だから、どれを与えれば一番効く!とかじゃなくて、この人の症状にはこれ!って食事を提供するのが良いんだよ」
麟「あいつの身体は衰弱している…つまり滋養強壮系だ…!」
小鈴
「分かりました!早速調べてみましょう!」
てゐ
「の前に、まずは片づけをしてもらおうか?私と一緒にね」
麟「あ…そうだったな」
小鈴
「麟さん、私はてゐさんと一緒に片付けてますので、麟さんはこの本で調べてもらってても構いませんよ!」
麟「よし…!んじゃ任せたぞ小鈴!」
小鈴
「はいっ!てゐさん、よろしくお願いします!」
てゐ
「任せとけ~」
麟「待っとけ阿求…!必ず俺が何とか治してみせる…!」 スタスタ…
てゐのおかげで遂に薬膳料理の書物を手に入れた麟と小鈴、果たして阿求の身体を回復させる事の出来る薬膳料理を見つける事は出来るのか?