カポーンッ…
チャプ…
麟「ふぅ…作戦は明日決行…。無事に欲しい物が全部手に入るといいけど…」
美鈴
「中国は広いですからね〜、今回手に入れたい材料によっては都会から離れて農村部系の田舎に行く事になるかもしれませんね」
麟「それで欲しい物が全部手に入れられるなら…安いもんだ」
美鈴
「…麟さん、どうして貴方はそこまでして阿求さんの為に危険を犯すんですか?」
麟「ん?どした急にそんな事聞いたりして」
美鈴
「いえ…同じ屋根の下で寝てる人の為とか、そんな理由だったら今回の件は理解出来るんですけど、阿求さんとはそういう関係でもないのに…どうしてなのかなってふと思いまして」
麟「別に…ただ阿求には元気でいて欲しいと思ったから事を起こす、理由はそれだけしかないが?」
美鈴
「貴方ならそうとしか答えませんよね、聞くだけ愚問でした」
麟「まあ強いて言うなら…あいつ、俺より年下なのにもう人生を諦めようとしてる事にイラッとしたからってとこかな」
美鈴
「イラッときたから人助け…面白い事言いますね」
麟「ぜってぇあのスープ作って、稗田家の呪縛を断ち切ってやるって決心するくらいにはな」
美鈴
「まあ、ありがた迷惑な決心」
麟「ちなみに阿求の拒否権はない」
美鈴
「まあ可哀想」
麟「阿求が生きる事を諦めかけたのが悪い」
美鈴
「あはは…麟さんは本当に頑固ですね?」
麟「悪いか?手を差し伸べるのが」
美鈴
「悪いとは言いませんけど、その善意が必ずしも良い方へと進むかどうかは別の話ですよ?」
麟「良い方に傾くようにやる、それだけだ」
美鈴
「ふふっ♪なら私も誠心誠意込めてサポートさせてもらいます♪」
麟「美鈴には今回かなり迷惑かけるな。すまない」
美鈴
「いえいえ♪私に出来る事であれば、なんでも頼ってください♪麟さんから頼み事をされるなんて、私からしたら狂喜ものですよ♪」
麟「…そんなに?」
美鈴
「少なくとも私はそうですね♪貴方の前でこそスンとしてますけど、人目のつかないところではもう感情がドロッドロですよ」
麟「…そんな瞬間の美鈴を見ないように気をつけとくわ。なんかそんな瞬間を見たら色々と幻滅しそう…」
美鈴
「いやー、私も気をつけますw」
麟「とりあえず…明日はよろしく頼むよ美鈴。あとスープ作りの時もよろしく」
美鈴
「ええ♪私も出来る限りの協力はしますので、麟さんは大舟に乗ったつもりでいてください♪」
麟「その大舟が泥舟だったら、お前をぶっ飛ばすけどね」
美鈴
「そ、そこは気をつけます…あ、そろそろ身体を洗いますか?」
麟「だな、あんまり長風呂し過ぎると後が詰まるしな」
美鈴
「じゃあ、ちゃちゃっと洗って出ちゃいましょう!」
麟「おう」
ザバァッ…